JPH0617450Y2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JPH0617450Y2
JPH0617450Y2 JP1986021712U JP2171286U JPH0617450Y2 JP H0617450 Y2 JPH0617450 Y2 JP H0617450Y2 JP 1986021712 U JP1986021712 U JP 1986021712U JP 2171286 U JP2171286 U JP 2171286U JP H0617450 Y2 JPH0617450 Y2 JP H0617450Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパチンコ機の入賞装置の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、特定条件が成立したとき、特定入賞口と他の入賞
口とが配設された入賞空間を開閉部材を開動させること
により開放して、遊技盤上をパチンコ球の入賞し易い入
賞確率増大化状態にするとともに、該入賞確率増大化状
態中にパチンコ球が前記特定入賞口に入賞した場合には
該入賞確率増大化状態を繰り返すようにしたパチンコ機
の入賞装置がある。
このような入賞装置を具備するパチンコ機は、特定条件
を成立させるとパチンコ球が入賞し易くなるようにして
いるため、遊技者にパチンコ球の入賞とは別にそれとは
異った一種の痛快感を与えることができるとともに、そ
の入賞確率増大化状態中に開閉部材によって開放される
入賞空間内には特定入賞口と他の入賞口とが在って、こ
れら複数の入賞口の中の特別のものに入賞したときは更
に利益が増大されるという特典まで付加されており、極
めてゲーム性に富んだ魅力的なものとなっている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この種入賞装置の従来のものは、入賞空
間と遊技盤上の遊技空間とを連通させる開口部を閉塞す
るように扉様の開閉部材が設けられ、この開閉部材を遊
技盤面前方に突出する方向に回動させて前記開口部を開
くとともに、該開閉部材の回動をその回動支点部から自
由端部にかけて上昇傾向となる傾斜状態で止めて、この
開閉部材によりパチンコ球を捕球し、入賞空間内に導く
ようになっているものがあり、このものの場合には、開
閉部材が入賞空間の面前に位置し、該入賞空間内の入賞
口は、その奥方に存在することとなるため、開閉部材が
邪摩になって入賞口への入賞が視認しずらいものであっ
た。このことは、遊技者にしてみれば、特定入賞口に入
ったのかどうか不安に思いながら遊技を続けなければな
らないことになるので、放置しておけない問題である。
このような不安は、特定入賞口に入賞した直後、即座に
入賞確率増大化状態が更新されれば幾分かは解消される
ものの、この更新に係る処理の応答性が良好でない構造
の場合、上記不安は増大し、入賞確率増大化状態が更新
されないときの失望感をさらに大きくする。また入賞装
置の構造によっては、入賞確率増大化状態中にあって
も、入賞空間への入賞もれが比較的多いものもあり、こ
のような構造では入賞確率増大化状態中における上述し
た痛快感が減少するという問題があった。
したがって、本考案の目的は、入賞空間内の入賞口への
入賞を視認し易くするとともに入賞確率増大化状態の更
新処理の応答性を良好にし、しかも入賞確率増大化状態
中における入賞空間への入賞もれを抑止することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) そのため、本考案は、入賞空間の両側に開閉部材として
の一対の羽根部材を遊技盤面に沿って回動可能に設け、
入賞禁止状態には解磁され該解磁に基き前記羽根部材の
各々によって前記入賞空間を閉動するための原位置復帰
用ばねを備え入賞確率増大化状態には前記羽根部材の各
々によって前記入賞空間を開動させ該開動状態にある一
対の羽根部材間のすべてのパチンコ球を前記入賞空間に
流入させるために励磁されるソレノイド装置を設け、前
記入賞確率増大化状態における前記入賞空間に入賞した
パチンコ球のいずれかを前記特定入賞口に直接誘導する
ための入賞受入部を前記入賞禁止状態にある各羽根部材
によって囲まれた遊技盤面から突設させたことを特徴と
している。
(作用) この構成において、開閉部材を遊技盤面に沿って回動さ
せるようにしたため、該開閉部材を入賞空間の面前から
除くことができることとなり、入賞空間内部が視認し易
い。
また、特定入賞口に係る入賞受入部を遊技盤面前方に突
設したことから、特定入賞口への入賞が確認し易い。
入賞受入部を遊技盤面前方に突出させたことから更に、
従来、内部にあったためにスペース等の関係上不可能で
あった偶然性を持たせるための工夫などが可能になる。
また入賞空間は一対の羽根部材間に形成され、羽根部材
の開閉動によって入賞禁止状態および入賞確率増大化状
態をとり、このときソレノイド装置は解磁され、羽根部
材の各々がばねの弾性力によって入賞空間を閉動する。
そして励磁状態にあるソレノイド装置が解磁されると、
解磁直後に羽根部材の各々はばねの弾性力によって入賞
空間を即座に閉動する。他方、入賞禁止状態からソレノ
イド装置が励磁されると、励磁直後に羽根部材の各々は
ばねの弾性力に抗して入賞空間を即座に開動する。そし
て入賞確率増大化状態には一対の羽根部材間のすべての
パチンコ球が入賞空間に流入される。
さらに入賞受入部は各羽根部材で囲まれた遊技盤面に直
接突設されているので、遊技盤の製造時に入賞受入部を
容易に形成でき、特定入賞口への入賞球は遊技盤面から
入賞受入部を通って裏側に直接誘導される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1は本考案の入賞装置が備え付けられ
たパチンコ機の遊技台であり、2はその前面枠であっ
て、この前面枠2には、遊技盤3と、打球槌(図示略)
を駆動してパチンコ球を遊技盤3内へ打ち込むためのハ
ンドル4と、前記打球槌までパチンコ球を導く打球待機
樋5と、この打球待機樋5に賞品球を払い出すための賞
品球払出口6と、打球待機樋5内が満杯の場合その余剰
賞品球を払い出す余剰賞品球払出口7と、その受け皿8
と、後述する電気的可変表示器の表示態様可変状態を停
止させるための停止指令スイッチ9とが配設されてい
る。
遊技盤3上には、図示しない障害釘と、ランプ付風車1
0,11と、通称チューリップと言われる入賞具12,
13と、入賞口14〜16にパチンコ球を導く入賞具1
7〜19と、センター役物20と、役物開閉装置21と
が配設されている。入賞口14〜16に続く図示しない
球通路には各始動球検出スイッチ22〜24が設けられ
ている。特に、スイッチ23は、賞品球払い出しの他に
特別の機能を有するが、これについては後述する。
第2図及び第3図に示すように、センター役物20は、
基体25とデコレーション装置26と表示装置27とか
ら大略構成されている。
基体25はケース部28と固定用鍔部29とを有し、デ
コレーション装置26及び表示装置27は、ケース部2
8に装着されている。このケース部28の前後端はそれ
ぞれ開口する構成とされ、固定用鍔部29は、このケー
ス部28の前端周部に外向きに形成されているもので、
木ねじにより遊技盤3上に止着される。この固定用鍔部
29の上部には天穴入賞口30が穿設されており、この
天穴入賞口30の下端にはパチンコ球を捕球して該天穴
入賞口30へ誘導するとともに遊技盤3裏面の入賞球寄
せ室へ誘導する誘導部31が形成されている。固定用鍔
部29の下部には、パチンコ球を入賞具18及び役物開
閉装置21の在る側へ誘導する誘導部32,33が間隔
を置いて設けられている。これらの誘導部31〜33の
前面には飾り板34が取付けられる。
デコレーション装置26は、取付け板35とモータ36
と模様板37と彩色板38と穿孔板39とランプ40と
スクリーン43とからなっており、取付け板35は基体
ケース部28の後端に固着されている。モータ36はそ
の本体36Aが取付け板35の裏面に取付けられている
もので、このモータ36の回転出力軸36Bは取付け板
35を遊貫して基体ケース部28内に突出しており、そ
の先端部には支軸41が固着されている。ランプ40は
取付け板35にゴム製のブッシング42を介して取付け
られており、ランプ40の電球40Aは基体ケース部2
8内に位置している。模様板37は第4図に示すように
適所に模様孔37A、37B、…が打ち抜かれているも
のであり、彩色板38は複数色に染色された曇りの無い
板あるいは無色透明板に染色されたビニールシールを貼
着したものなどからなっていて、これら模様板37及び
彩色板38は重合され、模様板37側から見ればその各
模様孔37A、37B、…に彩色板38の色彩が覗ける
ようになっている。支軸41は、回転出力軸36Bに固
着されている側よりも先端部の方が段状に縮径されてい
て大径部41Aと小径部41Bとからなっており、模様
板37と彩色板38との重合体は彩色板38が電球40
A側にされて大径部41Aに固着され、モータ36によ
り回転駆動されるようになっている。穿孔板39は取付
け板35の底部に立設され、模様板37の前側に配置さ
れており、その略上半分に多数の小孔39A、39A、
…が打ち抜かれているもので、前記重合体の模様はこれ
らの小孔39A、39A、…によるドットで形作られ、
また該重合体が回転することにより移動する。スクリー
ン43は穿孔板39における小孔39A、39A、…が
穿設されている部分にその前方で間隔を置いて対面する
ように設けられており、かつ、このスクリーン43は、
レーザーの光の干渉を利用してできたミクロン単位の縞
模様に、光を反射、あるいは透過させることにより、プ
リズムと同様な美しい虹色の回折効果が得られるもので
あって、スペクトラスターと呼ばれる。したがって、ス
クリーン43上に重合体のなす色模様が例えば八方に広
がった状態などを見ることができる。
表示装置27は、スクリーン43よりも下方かつ前方で
あって、ケース部28内に設けられており、取付け板4
4と電気的可変表示器45と始動球記憶表示器46とか
ら大略構成されている。
取付け板44はケース部28に固定されているもので、
表示盤部47を有し、この表示盤部47に大開口部48
と小開口部49〜52が形成されていると共に、後端部
にスクリーン43の下端部が接着されている。
電気的可変表示器45は5個のドットマトリックス表示
器53〜57を横一列に配列した構成のもので、表示盤
部47の裏面側に設けられ、大開口部48内に視認し得
るように配置されている。ドットマトリックス表示器5
3〜57は全て同じ構成のものであり、第6図に示すよ
うに一つ一つが多数のドットd,d,…の組合せで
文字、記号等を表示するものである。これによって、従
来一般に使われていた7セグメント表示と違い、表示態
様の可変に自由度が格段と増して色々なメッセージを遊
技者に与えることができる。各ドットd,d,…は
LEDで構成される。ここでは、3桁の数字からなる識
別情報、遊技状態に応じたメッセージ、役継続回数など
の表示に用いられる。
始動球記憶表示器46は4個のLED58〜61を各小
開口部49〜52に割り当てて配置した構成のもので、
後述するように、本機は始動球を4個まで記憶保持でき
るものであるが、その記憶保持数に応じた数だけLED
58から順に点灯し、LED61から順に消灯する。
第7図〜第10図において、62は役物開閉装置21の
基板であり、この基板62は遊技盤3上にその図示しな
い取付用孔をふさぐようにネジ止めされるもので、その
表面は遊技盤3面の一部を構成する。
この基板62の両肩部には始動入賞口63,64が設け
られ、かつ、パチンコ球を捕球してこれらの始動入賞口
63,64に導く入賞具65,66がそれぞれ形成さ
れ、該入賞具65,66には、その検出信号が賞品球払
出し用の信号になる入賞球検出スイッチ67,68がそ
れぞれ配置されている。入賞具65,66の各下部には
装飾レンズ69,70が取付けられ、各装飾レンズ6
9,70の裏方にはランプ71,72がそれぞれ配置さ
れている。
基板62の中央部には役物開閉部73が設けらている。
この役物開閉部73は、開口部74と装飾レンズ75と
開閉部材である羽根部材76,77と入賞受入部78と
を有する。
開口部74は、基板62の中央部に形成されており、装
飾レンズ75はケース状に形成されて、レンズ部75A
と枠部75Bとからなり、この開口部74にかぶさるよ
うに固着されているものである。レンズ部75Aの裏方
にはランプ84,85が設けられているとともに、この
装飾レンズ75全体および一対の羽根部材76,77に
よって画定される空間は入賞空間79とされており、こ
の入賞空間79内には、特定入賞口80と他の入賞口8
1とが設けられており、一対の羽根部材76,77は入
賞空間79の両側に遊技盤3面に沿って回動可能に設け
られている。特定入賞口80は他の入賞口81の真上に
間隔をあけて配置されており、その間隔はパチンコ球が
余裕をもって通れる位のものである。他の入賞口81は
枠部75Bの底部によって形成されているものであり、
この底部における入賞口81の両側は該入賞口81に向
って下傾しており、入賞空間79内に入ったパチンコ球
は全て最終的には他の入賞口81を通過するようになっ
ている。
特定入賞口80に継続球検出スイッチ82が設けられ、
この継続球検出スイッチ82は、特定入賞口80に入賞
したパチンコ球を検出するものであり、その検出信号が
出ると後述の役物動作が繰り返される。他の入賞口81
には入賞球検出スイッチ83が設けられており、ここで
は継続球検出スイッチ82は入賞球検出スイッチとして
の役割は果たさないものとされていて、入賞球検出スイ
ッチ83の検出信号により賞品球が払い出されるように
なっていると共に、この入賞球検出スイッチ83の検出
信号は後述する10カウント用の信号にもなる。
86,87は支軸であって、これらの支軸86,87
は、基板62における開口部74の下方部分と装飾レン
ズ75のレンズ部75Bとをほぼ垂直に且つ回転自在に
貫通しており、羽根部材76,77は、各支軸87,8
7の先端部に固定保持されているもので、これにより開
口部74の前方で遊技盤面に沿う方向であって、図中矢
印A−A′方向に回動するようになされている。これら
の羽根部材76,77は、その自由端部同志が開口部7
4の頂点部よりも若干上方で当接し合うようにされてお
り、かつ中間部が互いに離間する方向にほぼ「く」の字
状に曲成され、それらの屈曲部を境にして支端側におけ
る開口部74側の側部には補助板88,89が形成され
ている。これらの補助板88,89は、羽根部材76,
77によってパチンコ球に対し開口部74のふさぎきれ
ない部分を蔽うようにされていると共に、基板62の表
面上に摺接している。この基板62表面の該補助板8
8,89が摺接する部分は該補助板88,89の移動軌
跡に合せて凹状に形成されている。
基板62の裏面側には、これらの羽根部材76,77を
回動駆動する羽根部材駆動機構90が設けられている。
この羽根部材駆動機構90は、ソレノイド装置91,9
2とクランク93,94とリンク95,96とからなっ
ている。ソレノイド装置91,92は、コイルが装着さ
れている本体91A、92Aと、プランジャ91B、9
2Bと、該プランジャ91B、92Bを突出付勢する原
位置復帰用ばねとしての円錐台状のコイルばね91C、
92Cとからなっている。各クランク93,94の一端
部は、支軸86,87の後端部に固着され、同他端部は
それぞれリンク95,96の一端部に軸着され、各リン
ク95,96の他端部はソレノイド装置91,92のプ
ランジャ91B、92B先端部に軸着されている。これ
により、ソレノイド装置91,92のコイルが通電され
ると(励磁)、即座にプランジャ91B、92Bが吸引
されて、クランク93,94がA方向に回動し、これら
クランク93,94に固定の羽根部材76,77もA方
向に回動する。このとき羽根部材76,77は一対の羽
根部材76,77間のすべてのパチンコ球を入賞空間7
9に流入させることにより、遊技盤3上をパチンコ球の
入賞し易い入賞確率増大化状態にする。
またソレノイド装置91,92が励磁されると、羽根部
材76,77の各々はコイルばね91C,92Cの弾性
力に抗して励磁直後、入賞空間79を即座に開動するた
め、特定の条件(後述)の成立時に後述する入賞禁止状
態から即座に入賞確率増大化状態に移行するので、状態
変化に係る良好な応答性が得られる。そして、ソレノイ
ド装置91,92のコイルの通電がされると(解磁)、
即座にプランジャ91B、92Bがコイルばね91C、
92Cの付勢力で突出して、クランク93,94がA′
方向に回転し、羽根部材76,77もA′方向に回動す
る。これにより羽根部材76,77は通常時いいかえれ
ばソレノイド装置91,92の非励磁時において、羽根
部材76,77の各々がコイルばね91C,92Cの弾
性力によって入賞空間79を閉動し、入賞空間79への
パチンコ球の流入を禁止することにより、遊技盤3上を
パチンコ球の入賞し難い入賞禁止状態にする。
また励磁状態にあるソレノイド装置91,92が解磁さ
れた場合、羽根部材76,77の各々はコイルばね91
C,92Cの弾性力によって入賞空間79を解磁直後、
即座に閉動する。これによりパチンコ球が入賞空間79
内に入賞し易い状態から入賞しにくい状態に即座に移行
するので、良好な応答性が得られる。
入賞受入部78は、羽根部材76,77の開成時、パチ
ンコ球を捕球し且つ特定入賞口80へ直接導くもので、
基板62の表面上に突出している。これにより、入賞受
入部78は入賞禁止状態にある各羽根部材76,77に
よって囲まれた遊技盤3面から突設させることができ、
パチンコ球の特定入賞口80への入賞は、この特定入賞
口80を直接見なくても確認でき、しかも視認し易くな
っている。
基板62の上部には10カウント表示部97が設けられ
ており、この10カウント表示部97は、10個のLE
D98〜107を横一列に配列し、その夫々の前方に、
各LED98〜107の位置に対応して「1,2,…,
0」の数字が順にプリントされた表示プレート108が
設けられる構成とされ、他の入賞口81へパチンコ球が
入賞する毎に、LED98〜107がLED98からL
ED107に向け順に増加点灯されて「1〜0」の数字
が順に浮き上がるようになっているものである。つまり
「1〜0」の数字は入賞球個数に対応する。そして、そ
の増加点灯動作は、LED107からその入賞球個数に
対応する数字が打たれたLEDまで点灯が移動して停止
する動作が繰り返されるというものである。例えば、ま
ず、1個目の入賞があると、LED107が点灯し、次
いでLED107が消えてLED106が点灯するとい
う具合に点灯が移り、最終的にLED98が点灯して、
その点灯の移動が止まる。次に、2個目の入賞がある
と、またLED107から点灯が移動し、最終的にLE
D99が点灯してその移動が止まる。この時点では、L
ED98,99が点灯していることとなる。このように
して、LED98〜107が順次増加点灯されてゆくの
である。なお、前の入賞球の増加点灯動作中であって
も、その入賞時に直ちに増加点灯動作が開始されるもの
で、非常に美しく、また華やかである。109はLED
98〜107が取付けられている回路基板である。
入賞具65,66における夫々羽根部材76,77が当
接する部分にはゴムなどからなる緩衝材110,111
が取付けられており、これらの緩衝材110,111に
よって羽根部材76,77の保護を図っている。
次に、第11図において、112は中央演算処理装置
(以下CPUという)、113は該CPUを作働させる
ためのプログラム及びデータが格納されているメモリー
(以下PROMという)、114はクロック回路、11
5は電源リセット回路、116は分周回路、117はリ
セット回路、118は入出力制御装置、119はLED
デコーダ回路、120はLEDドライブ回路、121は
LED表示桁選択回路、122はLED接続回路、12
3は始動入賞スイッチ回路、124はタッチ回路、12
5はソレノイドドライブ回路、126は電子音発生回
路、127はスピーカ、128はランプ駆動回路、12
9はランプ群、130は継続入賞スイッチ回路、131
は10カウントスイッチ回路である。
CPU112、PROM113、クロック回路114、
パワーオンリセット回路115、分周回路116、リセ
ット回路117および入出力制御回路118はマイクロ
コンピュータシステムを構成する。CPU112は、図
示しないRAMを備え、PROM113に記憶されてい
るプログラムに従った処理を行うもので、その内容につ
いては後述する。クロック回路114は4MHzパルス波
形のクロック信号を出力する。このクロック信号はCP
U112に入力されるようになっている。パワーオンリ
セット回路115は電源がONした時にCPU112に
リセットをかけるためパルス波形のリセット信号を出力
する。分周回路116は、CPU112を介してクロッ
ク回路114からのクロック信号を受け、このクロック
信号を分周して、CPU112の暴走を防止するための
割込みリセットをかけるためパルス波形のリセット信号
を出力する。リセット回路117にはパワーオンリセッ
ト信号と割込みリセット信号とが入力されるようになっ
ており、このリセット回路117は、これらのリセット
信号のうち少なくとも何れか一方が入力されたときCP
U112にリセット信号を入力するものである。入出力
制御回路118は、CPUと上記マイクロコンピュータ
システムに含まれない周辺の回路とのインターフェース
として機能する。
LEDデコーダ回路119、LEDドライブ回路12
0、LED表示桁選択回路121およびLED接続回路
122はCPU112と共に電気的可変表示器27の駆
動制御を行う。LEDデコーダ回路119は、CPU1
12から出される表示器53〜57に対しての4ビット
BCD信号を受けて表示器53〜57における各ドット
,d,…に対応するデコーダ信号(各ドット
,d,…に対して点灯の有無を表す信号)に変換
し、このデコーダ信号をLEDドライブ回路120に入
力する。LEDドライブ回路120は、このデコーダ信
号を各ドットd,d,…が点灯するに充分なだけ電
流増幅等を行いLED接続回路122に供給する。LE
D表示桁選択回路121は、CPU112から一定周期
で出される表示桁選択信号を受け、この表示桁選択信号
に基づいてLEDドライブ回路120からの増幅デコー
ダ信号の供給を受けさせるべきものを表示器53〜57
の中から選択指令する信号を出力するもので、その各表
示盤53〜57に対しての表示桁選択信号の出力時間の
割合(デューティー)により各ドットd,d,…の
明暗度合が同時に決定されるようになっている。
始動入賞スイッチ回路123には始動球検出スイッチ2
2〜24からの検出信号が入力されるようになってお
り、この始動入賞スイッチ回路123は、この始動球検
出信号を受けると、表示器53〜57における表示の明
暗度合を明るく切換えるための明暗度合切換信号を出力
する。この明暗度合切換信号はCPU112に入力され
るようになっている。
タッチ回路124には停止指令スイッチ9からの停止指
令検出信号が入力されるようになっており、このタッチ
回路124は、この停止指令検出信号を受けると、これ
を波形整形してCPU112に入力するようになってい
る。
ソレノイド駆動回路125はCPU112から励磁指令
信号が出ているとき励磁信号を出力することによりソレ
ノイド91,92を励磁するものである。
電子音発生回路126およびスピーカ127は遊技状態
に応じた各種の効果音を出すためのものであり、電子音
発生回路126はCPU112からの各効果音に対応し
た効果音発生指令信号に基づいて効果音発生電力信号を
スピーカ127に供給し、このスピーカ127を駆動す
る。
ランプ駆動回路128は、点灯電力信号を供給すること
でランプ群129を駆動するものである。このランプ群
129とは遊技盤3上の各種ランプを総称したものであ
る。ランプ駆動回路128にはランプ群129を遊技機
の遊技状態に応じた点灯状態とするための点灯状態指令
信号がCPU112から入力されるようになっており、
このランプ駆動回路128は、この点灯状態指令信号に
基づいてランプ群129を駆動するようにされている。
継続入賞スイッチ回路130には継続球検出スイッチ8
2からの検出信号が入力されるようになっており、この
継続入賞スイッチ回路130は継続球検出信号を受ける
と継続指令信号を出力するもので、この継続指令信号は
CPU112に入力されるようにされている。
10カウントスイッチ回路131は、入賞球検出スイッ
チ83からの検出信号が入力され、この10カウント用
検出信号を受けると、これを波形整形してCPU112
に入力するものである。
モータ駆動回路132はCPU112からのモータ駆動
信号を増幅等して、その電力をモータ36に供給し、該
モータ36を駆動するものである。
以上の構成において、電源が投入されればCPU112
は初期化処理を行い、その後、回路119〜122を制
御してドットマトリックス表示器54〜56にて最低限
残像効果のある程度の明るさで3桁の数字からなる識別
情報の可変表示を行なわせ、またランプ駆動回路128
を制御して所要のランプを点灯させ(例えば、デコレー
ション装置26のランプ40はこの時点灯開始され
る。)、さらにモータ駆動回路132を制御してモータ
36を駆動させ、デコレーション装置26を起動させ
る。
そして遊技が行なわれ、入賞口にパチンコ球が入れば所
定の賞品球が払い出され、その入賞が入賞口14〜16
以外の普通の入賞口への入賞であれば電気的可変表示器
27及び役物チャッカー装置21には何も起らない。一
方、入賞口14〜16への入賞であったときには、始動
入賞スイッチ回路123から信号が出るため、LED関
係回路119〜122を制御してドットマトリックス表
示器53〜57に例えば、ゲーム開始といった意味で
「Let′s」といったようなメッセージを表示させた
のちに当該表示器54〜56の明るさを明るく切換えて
可変表示を行なわせる。その後、所定時間経過後あるい
は停止指令スイッチ9が触れられると、表示器54〜5
6の明るさはそのままで可変表示が停止される。その停
止時に表示された数字が特定の組合せでないと何も起ら
ず、数秒間その停止表示が継続されて可変開始され、一
方停止時に表示された数字が特定の組合せであると、電
子音発生回路126が制御されスピーカ127が駆動さ
れて、ファンファーレ音が鳴ると共に役動作に入る。
すなわち、ソレノイド装置91,92のコイルが励磁さ
れ羽根部材76,77がA方向に回動して入賞空間79
が開放され、この入賞空間79内に入ったパチンコ球は
スイッチ83からの信号に基いてカウントされる。そし
て、そのカウント値が「10」になるか或いは所定時間
が経過すると、ソレノイド装置91,92のコイルへの
通電が断たれ、羽根部材76,77がA′方向に回動し
て入賞空間79が閉塞されるというものである。この役
動作中、LED98〜107において10カウント値の
アップに応じて増加点灯動作が行なわれる。
この間における、特定入賞口80へのパチンコ球の入賞
は、入賞受入部78に捕球されたか或いは捕球されずに
その下に落ちたかを見ればはっきりと確認できるもので
あり、遊技者に安心して遊技を行なわせることができ
る。
また入賞受入部78は各羽根部材76,77によって囲
まれた遊技盤3面の基板62からに直接突設されている
ので、遊技盤3の製造時に入賞受入78を容易に形成す
ることができる。さらに特定入賞口80への入賞球は遊
技盤3面から入賞受入部78を通って、裏側に直接誘導
されるので、この入賞球に対する所定処理を即座に実施
できる。このためソレノイド装置91,92を主構成と
する羽根部材76,77の駆動源とともに入賞確率増大
化状態の繰返し処理を即座に更新でき、同処理の更新の
応答性が良好になる。
そして、この役動作中に、特定入賞口80への入賞が有
れば、CPU112は再度役動作を繰返させる。この繰
返し数は表示器55で表示され、この繰返し数が「1
0」になると、その10回目の役動作中に特定入賞口8
0への入賞が有っても、役動作の繰返されずに、この1
0回で終了ということになる。
このような、始動入賞口14〜16に入賞があってから
その終結がつくまでの間、これら始動入賞口14〜16
に入賞があったときには、その入賞はCPU112のR
AMに4つまで記憶され、その記憶数が表示器46によ
って表示される。そして、その終結がついた時に、始動
入賞が記憶されていなければ、ドットマトリックス表示
器54〜56にて暗い可変表示が開始され、一方、始動
入賞が記憶されていれば、再び明るい可変表示が開始さ
れる。
尚、パチンコ球が特定入賞口80に入り継続球検出スイ
ッチ82に検出された場合において、その検出時から所
定時間以内(例えば1秒以内)に10カウント用入賞球
検出スイッチ83からの検出信号が出ないときには、そ
の特定入賞口80への入賞が無効となるように構成され
ている。こうすることにより、スイッチ83を取外し1
0カウント機能を排除して賞品球を規定以上に多量に獲
得せんとする不正を防止できるというものである。ま
た、この場合、特定入賞口80への入賞を無効とする以
外にも、始動球検出スイッチ22〜24の作動を停止さ
せたり、警告音が発生されたりするようにもなってお
り、そして、再起するときには電源を再投入しなけれ
ば、これを行なえないようにされている。
第12図及び第13図は、本発明の入賞装置の要部たる
チャッカー装置の変形例を示すものである。これらの図
に示す役物開閉装置133は上記の役物開閉装置21と
同じ構成の部分を多々有しているため、ここでは、その
特徴部分を明確にするため、同様の部分については適度
に図示を省略し、あるいは図示したものについては同一
の符号を付して、特徴部分について重点的に説明するこ
ととする。
図において、まず、この実施例では、特定入賞口80が
入賞受入部78の入口部分に設けられており、継続球検
出スイッチ82は、この入賞受入部78に固定されてい
る。
基板62の裏面側であって、開口部74の後方にはユニ
ット板134が取付けられており、このユニット板13
4の開口部74に対向する部分には開口部135が形成
されている。基板開口部74の底部には誘導板136が
設けられており、この誘導板136は基板開口部74及
びユニット板開口部135を貫通し、特定入賞口80の
下方に臨むように基板62の表面前方に突出すると共
に、基板62の裏面側にも突出し、基板62表面側から
同裏面側に向い下傾状に延びている。ユニット板134
の下部には誘導板137が形成され、この誘導板137
は誘導板136の下方に位置し、先端部に向って下傾状
に延びている。ユニット板134の上縁ならびに側縁部
には囲い板138が設けられ、ここでは、この囲い板1
38の下端部と誘導板137先端部との間が他の入賞口
81とされ、さらに羽根部材76,77、誘導板13
6,137、囲い板138などで画定される空間が入賞
空間79とされている。これまでの構成において、羽根
部材76,77に拾われ或いは特定入賞口80に入賞し
たパチンコ球は誘導板136上に導びかれ、次いで誘導
板137上に落ちて他の入賞口81に入賞するようにな
っている。
ユニット板134には上記の他、図示はしていないが、
入賞口64に入賞したパチンコ球の誘導や電気部品から
出るリード線の処理などの機能を果たす部分が形成され
ているものである。
139は、羽根部材駆動機構で、ここでは羽根部材77
のものについてのみ図示しているが、羽根部材76につ
いても同じものが設けられている。この羽根部材駆動機
構139はソレノイド装置92の他、固定用板部材14
0と第1レバー141と第2レバー142とクランク1
43と引張コイルバネ144とねじりコイルばね145
とを有する。固定用板部材140は基板62裏面に固着
されており、ソレノイド装置92は、この固定用板部材
140に固着されている。固定用板部材140の一端部
には起立板部146が形成され、この起立板部146の
上端部には、ばね掛け部147が形成されている。第1
レバー141の一端部はプランジャ92Bに軸着され、
同中間部はソレノイド装置92の後端部側へ屈曲し、同
他端部は第2レバー142の一端部に軸着されている。
148はその連結軸であり、引張コイルばね144は、
ばね掛け部147と連結軸148との間に懸架され、プ
ランジャ92Bを突出付勢している。第2レバー142
の中間部は、基板62裏面に突設固定されている支軸1
49に回動自在に支持され、他端部はクランク143に
当接している。このクランク143は、その一端部が支
軸87に固定連結されているもので、ねじりコイルばね
145は、その連結部分に嵌合されており、一端部はク
ランク143の一部に差込み固定され、かつ他端部は基
板62裏面に突設されているストッパ片150に係止さ
れていて、羽根部材77をA方向に付勢している。この
構成において、プランジャ92Bが引込まれると、第1
レバー141がB方向に移動し、第2レバー142がC
方向に回動して、その他端部が下降し、その結果クラン
ク143がねじりコイルばね145の付勢力でA方向に
回動して羽根部材77もA方向に回動することとなる。
なお、ねじりコイルばね145を、その付勢力が、羽根
部材77のA方向回動途中で断たれるように設け、その
付勢力が断たれたあとは羽根部材77が慣性ならびに自
重で回動するように構成することができる。こうするこ
とにより、羽根部材77がそのA方向回動で入賞具66
に接近したときねじりコイルばね145の付勢力から自
由になるため、羽根部材77と該入賞具66との間にパ
チンコ球が挟まれて開成不良を起すことの防止化が図れ
るものである。そして、プランジャ92Bが突出すれ
ば、第1レバー141がB′方向に移動し、第2レバー
142がC′方向に回動して、その他端部によりクラン
ク143に押されてA′方向に回動し、羽根部材77も
A′方向に回動することとなる。このようにすることに
よって、ソレノイド装置92のプランジャ92B吸引時
の力が羽根部材77やクランク143に直接作用しない
ため、羽根部材77、支軸87、ストッパ片150など
の折れ等を防止できる。
クランク143の他端部と羽根部材77との間には補強
軸151が支軸87と平行に延びるように架設固定され
ており、これによって、羽根部材77と支軸87との連
結部における相対回転を防止している。基板62には、
この補強軸151の移動を許容する長孔152が穿設さ
れている。また、153は基板62裏面に突設されたボ
ス部であるが、第2レバー142の他端部側は、羽根部
材77を閉状態としているときに、このボス部153に
当接するようにされており、このボス部153は、第2
レバー142のストッパとして機能している。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、入賞空間内部が視
認し易く、また特に特定入賞口への入賞が確認し易いた
め、遊技者に安心感を与え、従来から在るこの種パチン
コ機の遊技をより一層楽しませることができるものであ
る。
また、遊技盤表面側でスペースに余裕をもって偶然性を
持たせるための工夫が可能になり、遊技の興趣を向上さ
せることができる。
また入賞受入部は各羽根部材によって囲まれた遊技盤面
に直接突設されているので、遊技盤の製造時に入賞受入
部を容易に形成でき、入賞受入部の製造工数の低減およ
び全体構成の簡素化が容易に図られ、コストアップを容
易に抑止することができる。
さらにまた入賞受入部は特定入賞口への入賞球は遊技盤
面から入賞受入部を通って裏側に直接誘導され、しかも
羽根部材がソレノイド装置の励・解磁とばねの弾性力と
に基いて入賞禁止状態および入賞確率増大化状態を即座
に形成する。このためいずれの状態への移行においても
良好な応答性を得ることができるので、遊技者には上記
更新を即座に知覚させられ、更新の成否に係る不安感を
特定入賞口への入賞直後、即座に取り除くことができ
る。
また入賞確率増大化状態にあっては一対の羽根部材間の
すべてのパチンコ球が入賞空間に流入されるので、入賞
空間への入賞球の取りこぼしに起因して、賞品球数の減
少に対する失望感を遊技者に抱かせることはなく、この
種の遊技意欲の低減は防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置が組込まれた遊技台の正面図、第2
図はセンター役物の正面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図、第4図は第2図及び第3図に示すセンター役
物に組込まれたデコレーション装置の模様板の正面図、
第5図は同彩色板の正面図、第6図は第2図及び第3図
に示すセンター役物に組込まれた電気的可変表示器の正
面図、第7図は役物開閉装置の正面図、第8図は第7図
の背面図、第9図は同IX方向矢視図、第10図は同X−
X線断面図、第11図は本考案装置が使用する回路のブ
ロック図、第12図は役物開閉装置の変形例を示す正面
図、第13図は同背面図である。 1……遊技台、3……遊技盤、15,63,64……始
動入賞口、20……センター役物、21……役物開閉装
置、27……電気的可変表示器、73……役物開閉部、
76,77……羽根部材、78……入賞受入部、79…
…入賞空間、80……特定入賞口、81……他の入賞口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面の一部に特定入賞口と他の入賞口
    とを有する入賞空間を形成し、通常時に前記遊技盤上を
    パチンコ球の入賞し難い入賞禁止状態にするために前記
    入賞空間を閉鎖し特定の条件が成立したときに前記遊技
    盤上をパチンコ球の入賞し易い入賞確率増大化状態にす
    るために前記入賞空間を開放する一対の羽根部材を設
    け、前記入賞確率増大化状態中に前記入賞空間に入賞し
    たパチンコ球が前記特定入賞口に入賞した場合に前記入
    賞確率増大化状態を繰り返すようにしたパチンコ機の入
    賞装置であって、 前記入賞空間の両側に前記一対の羽根部材を前記遊技盤
    面に沿って回動可能に設け、 前記入賞禁止状態には解磁され該解磁に基き前記羽根部
    材の各々によって前記入賞空間を閉動するための原位置
    復帰用ばねを備え前記入賞確率増大化状態には前記羽根
    部材の各々によって前記入賞空間を開動させ該開動状態
    にある一対の羽根部材間のすべてのパチンコ球を前記入
    賞空間に流入させるために励磁されるソレノイド装置を
    設け、 前記入賞確率増大化状態における前記入賞空間に入賞し
    たパチンコ球のいずれかを前記特定入賞口に直接誘導す
    るための入賞受入部を前記入賞禁止状態にある各羽根部
    材によって囲まれた前記遊技盤面から突設させたことを
    特徴とするパチンコ機の入賞装置。
JP1986021712U 1986-02-18 1986-02-18 パチンコ機の入賞装置 Expired - Lifetime JPH0617450Y2 (ja)

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