JP2005131315A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が操作する遊技に関する各操作部をケーシング内に集約してユニット化することで、コスト削減・組立及びメンテナンス容易化を図る弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技に関する表示を行うための可変表示装置を備え、カードユニット300を併設してなる弾球遊技機であって、該遊技機の前面側には、カードユニットに連係し、球貸操作をせしめる球貸スイッチ35、プリペイドカード返却を要求する返却スイッチ39及びプリペイドカードの有価価値残り度数を表示させる残り度数表示部41とで構成される球貸操作部34と、前記可変表示装置に表示される遊技に関する表示について操作する表示操作部44とを備え、前記球貸操作部および表示操作部は、一つのケーシング24内に収められて操作ユニット23を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリペイドカードなどの有価価値記録媒体を受け付けて、遊技球を貸し出す遊技機用装置を併設してなる弾球遊技機、詳しくは、前記遊技機装置に連係した球貸スイッチ、有価価値記録媒体返却スイッチ、有価価値記録媒体の有価価値残り度数表示部、あるいは演出操作部などの各種操作部や表示部を遊技機前面側に備えた弾球遊技機に関する。
昨今、弾球遊技機、いわゆるパチンコ機は、例えば、プリペイドカード(有価価値記録媒体)を用いて遊技球を貸し出すことが可能な球貸機(遊技機用装置)を備えた遊技機が市場に提供されている。このような遊技機であれば、プリペイドカードの金額情報に基いて自由に遊技球を借りることができるため、遊技球を借りるための小銭を遊技前に予め用意する必要がなく、また遊技の途中で遊技球が足らなくなったとき、小銭両替のため遊技機を離れなければならなかったという種々の煩わしさが解消され、遊技に集中できる割合が高くなってきている。
ところで、図9のような従来の遊技機では、遊技者が遊技機から離れることなく球貸機を利用できるように、遊技機600に球貸機300を一体化させると共に、該球貸機300に連係した球貸スイッチ700、カード返却スイッチ701、カード度数表示部702が、遊技機600の前面、例えば上皿601の表面などに備えているものがある。
また、昨今の遊技機は液晶表示装置などの可変表示装置を備えるものが多数市場に提供されており、このような可変表示装置は、例えば正面から見て、横方向の三列にわたって数字、記号等の識別情報からなる特別図柄(左特別図柄・中特別図柄・右特別図柄)を変動表示させたり、特別図柄の変動表示に併せて所定のキャラクタ画像や背景画像による演出表示等を行ったり、あるいは、遊技情報(大当たり回数など)を表示したりする。
例えば、遊技者は、遊技中にその表示を特別図柄から遊技情報に変えて大当たり回数・確率などを知りたいと欲する場合があり、これらニーズに応えるべく、表示操作スイッチ703を、遊技機前面、例えば上皿601の表面などに備えてなる遊技機は存在している(例えば特許文献1参照。)。
特開2001−652号公報(図1)
しかし、上記従来の構造では、これら球貸スイッチ700、カード返却スイッチ701、カード度数表示部702、表示操作スイッチ703などの各種操作部や表示部が、上皿601の表面部分などに夫々離れて別個に取り付け配設しているものであったため、次のような解決課題を抱えていたものであった。
従来のように各操作部や表示部を夫々離して別々に配置するように形成していたため、製造コスト・部品コストなどが高くついていた。
すなわち、夫々の操作部のスイッチ面及び表示部の表示面を上皿601の表面に配置するため、該上皿601の表面には夫々のスイッチ表面及び表示面に合った配置穴を個別的に穿設する必要があり、かつ形成した夫々の配設穴に操作部などを取り付け配置する作業と、夫々の電気的接続作業を個別に行う必要性があり、組立手間も要していた。
また、従来のように上皿601にこれら操作部を配置するのは、上皿601の内部空間が広く、殆んど空間状態のままであるため、単にこの空間を有効利用するものである。
しかし、このように上皿601の内部空間を利用して各操作部の配置を行うと、空間内に各操作部の機械的・電気的構造部分が収容される。上皿601は、一般に遊技機の前面パネルに固定されているものであるため、各操作部の修理・調整などの作業時には、前面パネルを開けて上皿の固定を解除してからでなければ作業ができずメンテナンスの点からも大変面倒であった。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的とするところは、遊技者が操作する遊技に関する各操作部をケーシング内に集約してユニット化することで、コスト削減・組立及びメンテナンス容易化を図る弾球遊技機を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、遊技に関する表示を行うための可変表示装置を備え、遊技に使用される遊技球の貸出しを行うための有価価値を記録する有価価値記録媒体を受け付けて、該有価価値記録媒体に記録された有価価値を遊技に使用する遊技球に変換するための貸出信号を遊技機に出力する遊技機用装置300を、併設若しくは一体的に設けてなる弾球遊技機であって、前記遊技機用装置300に連係し、球貸操作をせしめる球貸スイッチ35、有価価値記録媒体返却を要求する返却スイッチ39及び有価価値記録媒体の有価価値残り度数を表示させる有価価値記録媒体度数表示部41とで構成される球貸操作部34と、前記可変表示装置に表示される遊技に関する表示について操作する表示操作部44とを備え、前記球貸操作部34および表示操作部44は、一つのケーシング24内に収められて操作ユニット23を形成したことを特徴とする弾球遊技機とした。
このような手段によれば、球貸操作部34、表示操作部44などの各種操作部を一体化させてユニット化したため、単一のケーシング24と該ケーシング24が取り付けられる取付部52を形成するだけでよく、製造者側にとっても操作部を集中して組み立てでき、そのユニット化した一体物の操作ユニット23を遊技機に配置するだけで良いため、製造手間が掛からなくなる。
また、部品点数も減少され、部品管理が容易である。従って、コスト低廉となる。
また、メンテナンス時にもユニットを取り外して作業することができるため、作業容易である。
第2の発明は、第1の発明において、可変表示装置に表示される識別図柄を変動表示させ、該識別図柄の変動表示の結果、所定の停止表示態様となったことを条件に大当たり遊技を実行可能とするものであって、表示操作部44は、前記識別図柄の変動表示時間を短縮させるための変動時間短縮操作部45を含むことを特徴とする弾球遊技機としたものである。
本発明によれば、前記変動時間短縮操作部45を球貸操作部34などと共に単一のケーシング24内に集約できるため、変動時間短縮操作部45の組立及びメンテナンスが容易となる。
第3の発明は、第1の発明において、可変表示装置により遊技に関する演出表示をするものであって、表示操作部44は、前記演出表示の演出態様を変化させるための演出操作部48を含むことを特徴とする弾球遊技機としたものである。
本発明によれば、前記演出操作部48を球貸操作部34などと共に単一のケーシング24内に集約できるため、演出操作部48の組立及びメンテナンスが容易となる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明において、操作ユニット23は、遊技機の前面側に凹状に形成された操作ユニット取付部52に着脱可能に固定されていることを特徴とする弾球遊技機としたものである。
本発明によれば、操作ユニット23を、予め遊技機の前面側に形成してある操作ユニット取付部52に取り付け固定すればよいため、製造時の取り付け作業及びメンテナンス時の取り外し及び取り付け作業が容易となる。
また、操作ユニット取付部52は、遊技者方向に向けて突出状に設けているため、さらに上記作業性に優れる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明において、操作ユニット23は、組立可能な操作部カバー25と操作部ベース29とからなるケーシング24内に各種操作構造と有価価値記録媒体の残り度数表示構造を備え、前記操作部ベース29に備えた係合部31が、操作ユニット取付部52の内方に設けた被係合部58に係合されて固定されると共に、夫々の操作部34、44のコネクタ43、47、51と遊技機側のコネクタ55…とが相対向する位置に備えられ、前記ケーシング24と操作ユニット取付部52との固定時に同時に連結されることを特徴とする。
本発明によれば、組立作業時およびメンテナンス時に大変便利で作業性に優れる。
すなわち、組立時には、操作部ベース29に存する係合部31を、操作ユニット取付部52の内方に設けた被係合部58に係合させると同時に、各操作部34、44・表示部41のコネクタ43、47、51と遊技機側のコネクタ55…が連結されるため、夫々の操作部の電気的接合作業がかなり軽減され作業手間が解消される。また、これはメンテナンス時にも同様なことがいえる。すなわち、操作ユニット取付部52の被係合部58に係合している操作ユニット23の係合部31を外し、前方に引き出せば、同時に連結されていたコネクタ43…と55…の連結が解除され、操作ユニット23がそのまま取り外せる。そして、操作部カバー25と操作部ベース29を分離させれば容易にメンテナンス可能である。
本発明によれば、遊技者が操作する遊技に関する各操作部をケーシング内に集約してユニット化するものとしたため、コスト削減・組立及びメンテナンス容易化の図れた弾球遊技機を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
図1は、本発明を適用した弾球遊技機(パチンコ機ともいう)の一例であり、弾球遊技機は、遊技に関する表示を行うための図示しない可変表示装置を備えると共に、遊技に使用される遊技球の貸出しを行うための有価価値を記録する有価価値記録媒体を受け付けて、該有価価値記録媒体に記録された有価価値を遊技に使用する遊技球に変換するための貸出信号を遊技機に出力する遊技機用装置(以下、カードユニットともいう。)300を設けてなる。
本発明の弾球遊技機は、このように可変表示装置を備えると共に、カードユニットを設けてなるものであれば特に図示形態に限定されるものではなく種々の形態の弾球遊技機が適用される。
弾球遊技機の遊技枠1には、遊技機本体2が開閉可能に支持されている。
遊技機本体2の前面上部には、ガラス板4を嵌めたフロント扉3を有し、その内方に遊技盤18を備える。そして、図中、8は前記ガラス板4の外側に備えられている窓枠で、該窓枠8の前面下側の略中央領域に操作ユニット23が配設されている。
前記遊技機本体2の前面下部には、貸球及び賞球を受け止める上皿5、上皿5満杯時に球出口の内方で溢れた球を受け止める下皿6、そして発射装置のハンドル7を備える。
そして前記ハンドル7のレバー7aを時計方向に回転させることにより、例えば内蔵する発射ソレノイドを作動させて遊技球を遊技領域Aに打ち出すことができる。遊技枠1の内枠セット側には、図示しない液晶表示装置などの可変表示装置が配設されている。
なお、遊技盤ベース19の裏側には図示しない主制御基板などが配設されている。
可変表示装置は、例えば、正面から見て、横方向の三列にわたって数字、記号等の識別情報からなる特別図柄(左特別図柄・中特別図柄・右特別図柄)を変動表示させたり、特別図柄の変動表示に併せて所定のキャラクタ画像や背景画像による演出表示等を行ったりする液晶表示装置であるが、投影機からの動画又は静止画を、反射板で屈折して表示させる投影型画像表示装置も対象である。
遊技盤18は、遊技盤ベース19と、該遊技盤ベース19に備えられる各種遊技部材20とで構成されている。
前記遊技盤ベース19は、例えばそのベース全体を透光性部材で形成する。なお、遊技盤ベース19は、透光性部材で形成した領域を少なくとも一部に有するものであってもよく、また他の部材で形成されているものでもよく特に限定はされない。
例えば、遊技盤ベース19を形成する透光性部材は、遊技部材20を固定でき、かつ、容易に変形(曲がらない)又は変質しない程度の硬度・強度等を有し、かつ透明な材質のものを選択する。例えば、透明性の高い硬質の合成樹脂材が一例として挙げられ、さらに具体的には、無色透明のアクリル樹脂材、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂などが任意に選択される。
遊技盤ベース19の全体を構成する透光性部材は無色透明とするが、有色透明部材を採用することも可能である。また仕様によっては遊技盤ベース19を無色透明部材と有色透明部材とで構成したり、遊技盤ベース19に色彩・模様を施すことも可能である。この場合、模様は無色透明の線図が好ましいが、遊技盤ベース19裏面側に配設される表示装置9の構成によっては有色模様を施すことも可能である。
遊技部材20は、弾球遊技機において遊技に必要な全ての部材を言い、例えば、遊技領域Aを区画すると共に、該遊技領域Aに発射ソレノイドから打ち出される発射球を導くガイドレール21、遊技領域Aに打ち出された遊技球が当たり、遊技球の流下方向を転動案内する遊技球誘導部材22、前記可変表示装置の変動表示を起動すると共に、大当たりとするか否かの抽選処理を起動するチューリップ式の普通電動役物からなる始動口12、大当たり時に開放するアタッカと称する第一種特別電動役物の大入賞口13、一般入賞口となる左右の入賞口14、遊技領域での入賞を逃したアウト球を排出するアウト口16、遊技盤ベース19に打たれている図示しない多数の遊技釘などが一例として挙げられる。
前記カードユニット300は、例えば図1に示すように、図面に向かって遊技枠1の左側面に併設され、弾球遊技機と電気的に接続され、弾球遊技機との間で、有価価値記録媒体によって管理される遊技球貸出に必要な所定の制御信号がやり取りされる。
なお、図示したカードユニット300は、一例にすぎず何等限定されるものではなく、本発明の範囲内で他のカードユニットを適用することができる。
ここで、「有価価値記録媒体」とは、例えば、貨幣と引き替えに発行されるCR(Card Reader)カードなどのプリペイドカードや、貨幣と引き替えられた有価価値と遊技の結果得られた遊技媒体(遊技球・遊技メタル)の数に相当する有価価値の双方を記録可能な会員カードなど、遊技に使用される遊技球の貸出を行うための有価価値を記録する媒体の全てを総称するものとする。すなわち、カードに記録される有価価値を読み込み可能なカードリーダ、若しくは読み込み/書き込み可能なカードリーダ・ライタであればよい。
また、これらカードの形状は特に限定されず、一般的には矩形状カードであるが、コイン型などの任意の形状であってもよい。また、磁気記録式、IC(Integrated Circuit)チップとアンテナコイルからなるICカード式など任意である。
カードユニット300は、本実施例では、弾球遊技機の側面に併設させているが、弾球遊技機に一体的に設けてなる構成であってもよく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
操作ユニット23は、例えば図1乃至図6に示すように、球貸操作部34と表示操作部44を一つのケーシング24内に収めて形成されると共に、遊技機の前面側に凹状部54を備えて立設された操作ユニット取付部52に着脱可能に固定されて、遊技機前面の窓枠8内にあるガラス板4の下端4aよりも上方に操作ユニット23の操作面33若しくは球貸操作部34と表示操作部44の各操作スイッチ35、39…と有価価値記録媒体度数表示部41が配置されるものとしている。
操作ユニット23は、例えば、図3、図4に示すように、組立可能な操作部カバー25と操作部ベース29とからなるケーシング24と、該ケーシング24内に備えた球貸操作部34・表示操作部44などの各種操作部構造とで構成されている。
前記操作部カバー25は、例えば合成樹脂材からなる長尺平板状に形成され、変動時間短縮操作部の操作スイッチ用開口26aと、球貸スイッチ用開口26bと、返却スイッチ用開口26cと、演出操作スイッチ用開口26dが夫々横一列状に穿設されていると共に、球貸スイッチ用開口26bと返却スイッチ用開口26cとの間には、有価価値記録媒体度数表示部41の表示窓26eが形成されている。なお、各開口26a…と表示窓26eの形状は図示例に限定解釈されるものではなく、他の任意の形状に適宜変更可能である。また、これら各開口26a…と表示窓26eを設ける位置も特に限定はされないが、後述する操作ユニット取付部52との関係において、遊技機前面の窓枠8内にあるガラス板4の下端4aよりも上方にこれら各開口26a…と表示窓26eが配置されるものとする。
また、操作部カバー25の裏面25a側には、操作部ベース29に弾性を利用して係止する係止部27が複数箇所に垂設されている。
なお、特に限定はされないが、例えば操作部カバー25の前面上端25bよりも下端25cが前方に位置するように傾斜状に形成されているものとしてもよい。
前記操作部ベース29は、例えば合成樹脂材から前記操作部カバー25と合致する長尺平板状に形成され、各操作部34、44のコネクタ43、47、51を裏面32側に夫々突状に臨ませる穴部30…が設けられている。なお、各穴部30…の形状も図示形状に限定されず、他の任意形状に適宜変更可能である。
また、操作部ベース29の側面には、操作ユニット取付部52の内方に設けた被係合部58に係合される複数個の係合部31が突設されており、該係合部31を操作ユニット取付部52の被係合部58に係合させることにより、操作ユニット23が操作ユニット取付部52に一体的に係合固定される。
図3及び図4にて付号28で示す部材は、表示操作部44の一つである変動時間短縮操作部45を構成するタッチスイッチ47を、弾性を利用して操作部ベース29の裏面側に突状に保持固定する一対の保持片で、操作部ベース29の裏面側に相対向して突設されている。なお、この保持片28は本実施例では相対向する位置に一対備えているものであるが、その保持片の配設本数、形状などは任意で本発明の範囲内で設計変更可能である。
球貸操作部34は、球貸操作をせしめる球貸スイッチ35と、有価価値記録媒体返却を要求する返却スイッチ39と、有価価値記録媒体の有価価値残り度数を表示させる有価価値記録媒体度数表示部(残り度数表示部ともいう。)41を含めて構成され、これら球貸スイッチ35、返却スイッチ39、残り度数表示部41の制御は、すべてカードユニット300により、所定の通信信号の送受信によって行われる。
球貸スイッチ35は、カードユニット300のカード挿入口301に挿入された有価価値記録媒体の残高の範囲内で、1度を単位として遊技球を貸し出し要求するスイッチである。遊技球の貸出可能状態の表示は、後述する残り度数表示部41によって行われる。
球貸スイッチ35は、本実施例では、球貸ボタン36の押面36aを操作部カバー25の球貸スイッチ用開口26bから臨ませて備えると共に、キーラバー37を介在して前記球貸ボタン36の裏面36bを、度数表示基板38上に当接させてケーシング24内に備えられている。なお、前記キーラバー37は、本実施例では、後述する返却スイッチ39及び演出操作部48の操作ボタン49においても併用されるように長尺一体物に形成されている。またこの度数表示基板38は、後述の残り度数表示部41で説明するものである。
この球貸スイッチ35が遊技者により押されると、遊技球の貸出が行われる。すなわち、球貸スイッチ35が押されると、カードユニット300から遊技機の払出・発射制御回路126に出力され、払出・発射制御回路126が遊技球貸出処理を実行する。
返却スイッチ39は、例えばカード挿入口301に挿入された有価価値記録媒体をカード挿入口301から外部に引き出し返却することを要求するスイッチで、例えば遊技者が遊技を終了したいときなどにこのスイッチを押す。
返却スイッチ39は、本実施例では、返却ボタン40の押面40aを操作部カバー25の返却スイッチ用開口26cから臨ませて備えると共に、前記球貸スイッチ35にて用いられたキーラバー37を介在して前記返却ボタン40の裏面40bを、前記度数表示基板38上に当接させてケーシング24内に備えられている。
この返却スイッチ39が遊技者により押されると、有価価値記録媒体の返却処理が行われる。返却スイッチ39を押す動作に応じて所定の信号が遊技機の払出・発射制御回路126からカードユニット300に対して出力され、その信号に応じてカードユニット300側では挿入されている有価価値記録媒体の返却処理を行う。
残り度数表示部41は、カードユニット300に挿入された有価価値記録媒体に対応する金額の残高が表示される。
残り度数表示部41は、本実施例では、例えば、操作部カバー25に備えた透明の表示窓26eと、該表示窓26eに臨む7セグメントの発光ダイオードを用いた3列の表示構造42と、該表示構造42を表面に備えた度数表示基板38とからなり、度数表示基板38の裏面38a側に突設したコネクタ43を操作部ベース29の穴部30から裏面32側に臨ませている。
残り度数表示部41は、例えば、カードユニット300のカード挿入口301に挿入された有価価値記録媒体の残高を100の位まで度数単位で表示する。例えば、残り度数を一度/100円の計算で遊技者に表示するのが一般的である。
また、表示部41の表示は、本実施例の7セグメント表示に限らず、例えばLED(Light Emitting Diode)、液晶など数値表示が可能な表示部であればいずれの表示装置でもよい。
表示操作部44は、本実施例では、変動時間短縮操作部45と演出操作部48とで構成され、前記可変表示装置に表示される遊技に関する表示について操作する。
変動時間短縮操作部45は、識別図柄の変動表示の時間を短縮させることを要求するスイッチである。通常、始動口12に遊技球が入ってから、20乃至30秒程度、識別図柄が変動表示するが、遊技者が大当たり(例えば「777」)か、あるいはハズレ(例えば「123」)かを早く知りたい場合などに、この変動表示している時間を短縮させる。
本実施例では、変動時間短縮ボタン46と該ボタン46の裏面側に備えられるタッチスイッチ47からなり、該変動時間短縮ボタン46とタッチスイッチ47は、重ね合わせると共に、前記操作ユニット23の操作部ベース29の保持片28で一体的に保持固定し、変動時間短縮ボタン46の押面46aを前記操作部カバー25の操作スイッチ用開口26aから臨ませると共に、遊技機側のコネクタ55と連結するタッチスイッチ47の裏面47a側を前記操作部ベース29の穴部30から裏面32側に臨ませて備えられている。
演出操作部48は、遊技者によって演出態様を変化操作することを要求するスイッチである。通常、可変表示装置が、図柄可変表示などの遊技態様を表示しているが、この演出操作部48のスイッチを押すと、前記遊技態様における、例えばキャラクタや背景画面の切り換え、リーチ発生時の演出選択画面での操作、遊技情報(大当たり履歴表示や回転数表示)画面への切り換えなどが行える。例えば、遊技情報などは複数の情報が一回の押しボタン操作でスクロール表示されるなど、また遊技情報などの表示が終了すると一定時間後に元の遊技態様表示に復帰するように制御することもでき、本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
本実施例では、選択ボタン49bと決定ボタン49cを並設させた演出操作ボタン49と、演出操作基板50からなり、該演出操作ボタン49と演出操作基板50はキーラバー37を介在して操作部カバー25と操作部ベース29とからなるケーシング24内に配設し、演出操作ボタン49を操作部カバー25の演出操作スイッチ用開口26dから臨ませると共に、演出操作基板50の裏面50a側に突設させたコネクタ51を前記操作部ベース29の穴部30から裏面32側に臨ませて備えられている。
操作ユニット取付部52は、例えば、図1、図2及び図5に示すように、窓枠8の前面下側の略中央領域にて、例えば、前面53を遊技者方向に傾斜させて側面視略台形状に一体的に立設されており、遊技者方向に傾斜する前面53を嵌め込み口として開放すると共に、該開放状前面53から内方に向けて凹状部54を形成している。
このように前面53を傾斜させているのは、凹状部54に嵌め込まれて取り付けられる操作ユニット23の操作面33を、遊技者方向に向けて傾斜させて配置することで、操作面33の視認性を向上させるためである。なお、図6は遊技者の遊技中における一般的な視界領域を示す概略図である。この図によれば、遊技者の遊技中の視界領域に、操作面33は十分に入っているため、視認性が良いものといえる。
なお、操作ユニット取付部52の全体形状は図示形状に限定されるものではなく、遊技者方向に傾斜する前面53を備え持つものであれば他の任意形状であってもよい。
この操作ユニット取付部52は、球貸操作部34と表示操作部44を備えた操作ユニット23の操作面33が、窓枠8内のガラス板下端4aよりも上方に位置するように形成される(図1、図6参照)。すなわち、操作ユニット取付部52の前面上端53aは、前記ガラス板4の下端4aよりも上方に位置するように形成され、少なくとも前記各操作部34、44の操作スイッチ35、39、46、49と残り度数表示部41の表示面の一部が前記ガラス板下端4aよりも上方に配置されるようにする。図1・図2中矢印Xはガラス板4の下端4aを示す。なお、前記前面53の傾斜角度は特に限定されず、本発明の範囲内で最適な傾斜角度、すなわち、遊技者の遊技中における視点移動が少なくても操作ユニット23の操作面33が視認できるように適宜設計変更される。
そして、操作部ベース29の裏面32側と対向する凹状部54の対向面54aには、前記各操作部34、44側のコネクタ43、47、51を接続する遊技機側のコネクタ55が相対向する箇所にて凹状に配設されている。
また、凹状部54の底面54bと上面54cには、操作ユニット23の操作部ベース29から突設されている係合部31と係合される被係合部58が穿設されている。
なお、本実施例では、図示するように側面視三角形状に操作ユニット取付部52を形成するが、この取付部52の形状は特に限定されず遊技者方向に傾斜状の前面(嵌め込み口)53を有するものであれば、側面視半球形形状等任意である。
従って、操作ユニット23を操作ユニット取付部52の凹状部54に取り付けると、操作ユニット23に備えた係合部31が、操作ユニット取付部52に備えた被係合部58に係合されると同時に、操作ユニット23側のコネクタ43、47、51が、操作ユニット取付部52に備えた遊技機側のコネクタ55と連結される。このような本実施例の構成によれば、操作ユニット23の取り付けと同時に電気的な連結も行い得るため取り扱い性が大変優れている。
本実施例では、操作ユニット取付部52の対向面54aに遊技機側のコネクタ55を夫々一体的に配設した形態をもって説明するが、本実施例のような対向面54aを有しない操作ユニット取付部52であってもよく、この場合、例えば、操作ユニット取付部52の底面54bからコネクタを予め引き出しておき、このコネクタを操作ユニット23の裏面側のコネクタと連結させる構成であってもよい。
なお、図7は、本実施例の弾球遊技機の制御系のブロック図である。
遊技制御手段としての主制御回路60は、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66には、後述する各種の手段として機能することとなる。
メインROM68には、メインCPU66により遊技機の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を選択する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
なお、本実施例では、プログラム・テーブル等を記憶する媒体としてメインROM68を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジなどの記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードしてメインRAM70等に記録されるものでもよい。さらに、プログラムの夫々が別々の記憶媒体に記録されていても良い。また、本実施例においては、メインCPU66、メインROM68及びメインRAM70を別々に設けたが、これらが一体となっているワンチップマイコンを使用しても良い。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグ、カウンタ、タイマ、データの値を記憶する機能を有する。
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72を備えている。また、これらのリセット用クロックパルス発生回路62、初期リセット回路64、シリアル通信用IC72は、メインCPU66に接続されている。なお、このリセット用クロックパルス発生回路62は、システムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)毎にクロックパルスを発生する。なお、このシリアル通信用IC72は、各種のコマンドを副制御回路200(副制御回路200に含まれる各種の手段)へ送信する送信手段に相当する。
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されており、例えば、変動時間短縮手段400、V・カウントセンサ102、カウントセンサ104、一般入賞球センサ106,108,110,112、通過球センサ114、始動入賞球センサ116、普通電動役物ソレノイド118、大入賞口ソレノイド120、シーソーソレノイド122、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
変動時間短縮手段400は、始動口12に遊技球が入り、始動入賞球センサ116から始動口12に遊技球が入ったことによる所定の検知信号が主制御回路60に供給され、副制御回路200にコマンドが供給されることにより、可変表示装置の識別図柄を変動表示させ、その変動表示がされている時に、操作ユニット23に備えられた変動時間短縮操作部45の変動時間短縮ボタン46を遊技者が押すことにより、タッチスイッチ47の「入」信号が主制御回路60に供給され、副制御回路200にコマンドが供給されることにより、可変表示装置にて変動表示されている識別図柄の変動時間を短縮させる。
V・カウントセンサ102は、遊技盤上に備えられた大入賞口13における特定領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口13における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
カウントセンサ104は、大入賞口13における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口13における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
一般入賞球センサ106,108,110,112は、遊技盤上に備えられた一般入賞口14に設けられている。この一般入賞球センサ106,108,110,112は、各一般入賞口14を遊技球が通過した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
通過球センサ114は、遊技盤上に備えられた球通過検出器に設けられている。この通過球センサ114は、球通過検出器を遊技球が通過した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
始動入賞球センサ116、遊技盤上に備えられた始動口12に設けられている。この始動入賞球センサ116は、始動口12に遊技球が入賞した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
普通電動役物ソレノイド118は、リンク部材を介して始動口12に設けられた羽根部材に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材を駆動させ、始動口12を開放状態又は閉鎖状態とする。
大入賞口ソレノイド120は、シャッタに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタを駆動させ、大入賞口13を開放状態又は閉鎖状態とする。
シーソーソレノイド122は、板状態でシャッタ内部に設けられているシーソーに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、大入賞口13内の特定領域を通過し易くなるように、又は一般領域を通過し易くなるように切り替えることとなる。
バックアップクリアスイッチ124は、遊技機に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行う払出装置128、遊技球の発射を行う発射装置130、カードユニット300が接続されている。
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット300から供給される球貸制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行う。なお、払出装置128は、発射(投入)された遊技媒体が所定の領域を通過することにより遊技媒体を払い出す払出手段の一例として採用されている。
また、発射装置130には、上述した発射モータ、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドル7が遊技者によつて握持され、かつ時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射モータに電力が供給され、上皿に貯留された遊技球が発射モータにより遊技盤に順次発射される。なお、このような発射装置130は、遊技者の操作に応じて遊技媒体を発射(投入)する遊技機投入手段の一例として採用されている。
さらに、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、可変表示装置における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、保留ランプ、普通図柄保留ランプ、装飾ランプを含むランプ132の制御等を行う。
なお、本実施例においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給すると共に、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても問題ない。
演出制御手段としての副制御回路200は、可変表示制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置(可変表示装置)30における表示制御を行うための表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、保留ランプ(図示せず)、装飾ランプ(図示せず)を含むランプ132の制御を行うランプ制御回路240から構成されている。
副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
また、本実施例では、この副制御回路200に演出操作手段が接続されている。
演出操作手段は、遊技に関する演出表示をする液晶表示装置の前記演出表示の態様を変化させるもので、通常、可変表示装置が、図柄可変表示などの遊技態様を表示しているが、演出操作部の演出操作ボタンを押すことにより、その信号が副制御回路200に供給され、前記遊技態様における、例えばキャラクタや背景画面の切り換え、リーチ発生時の演出選択画面での操作、遊技情報(大当たり履歴表示や回転数表示)画面への切り換えなどが行える。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。サブCPU206は、後述する各種の手段として機能することとなる。
プログラムROM208には、サブCPU206により遊技機の遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、演出パターンが複数種類記憶されている。この演出パターンは、演出表示の進行に関するものである。演出表示は、識別情報の可変表示に応じて実行されるものである。
なお、本実施例においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶手段としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えばハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記憶されていても良い。もちろん、記憶手段としてメインROM68を用いても良い。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。さらに、プログラムの夫々が別々の記憶媒体に記録されていても良い。
また、本実施例において、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200と、を別々に構成したが、これに限らず、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをメインROM68に記憶させ、メインCPU66により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したメインROM68に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等各種の変数等が位置付けられている。
なお、本実施例においては、サブCPU206の一時記憶としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
表示制御回路250は、可変表示制御手段としての画像データプロセッサ(以下、VDPと称する。)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路220から構成されている。
上述したVDP212は、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM216、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ218、初期リセット回路220と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の回路を含み、液晶表示装置32に画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。
画像データROM216には、識別情報を示す識別情報画像データ、背景画像データ、演出用画像データ、普通図柄を示す普通図柄画像データ等の各種の画像データが別個に記憶されている。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令に応じて、画像データROM216から各種の画像データを読み出し、液晶表示装置32に表示させる画像データを生成する。VDP212は、生成した画像データをD/Aコンバータ218に供給する。このD/Aコンバータ218は、画像データを画像信号として変換し、所定のタイミングでこの画像信号を液晶表示装置32に供給することにより、液晶表示装置32に画像を表示させる。
音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
この音源IC232は、サブCPU206、初期リセット回路220、音声データROM234、AMP236と接続されている。この音源IC232は、スピーカ46から発生させる音声の制御を行う。
音源IC232は、サブCPU206から供給される音声発生命令に応じて、音声データROM234に記憶されている複数の音声データから一つの音声データを選択する。また、音源IC232は、選択された音声データを音声データROM234から読み出し、音声データを所定の音声信号に変換し、その音声信号をAMP236に供給する。AMP236は、音声信号を増幅させ、スピーカ46から音声を発生させる。
ランプ制御回路240は、ランプ制御信号を供給するためのドライブ回路242、複数種類のランプ装飾パターン等が記憶されている装飾データROM244から構成されている。
図8は、本発明の実施例2を示す。本実施例2は、操作ユニット取付部52を窓枠8と別体で成形し、該操作ユニット取付部52と前記操作ユニット23を予め組み合わせて一体化させることで操作ユニット構造体56を構成している。そして、該操作ユニット構造体56を、窓枠8に備えた配設領域8aに着脱可能に取り付けるものとする。なお、本実施例は、操作ユニット構造体56に特徴を有するものであって、その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためここでの説明は省略する。
操作ユニット構造体56の裏面56a側には、球貸操作部34・変動時間短縮操作部・45・演出表示操作部48などの夫々の操作部と連係されている図示しないコネクタが突状に備えられ、一方、窓枠8の配設領域8aには、前記各操作部の図示しないコネクタと連結されて接続可能な遊技機側のコネクタ8b…が備えられている。
なお、図示はしないが、この操作ユニット構造体56と窓枠8の配設領域8aには、着脱可能な係合構造が設けられている。例えば、操作ユニット構造体56に係合突起を、窓枠8の配設領域8aには、前記係合突起が係合される係合穴が形成されているものとする。
従って、本実施例によれば、操作ユニット構造体56を窓枠8の配設領域8aに係合固定すると同時に操作ユニット構造体側の図示しないコネクタと窓枠8に備えた遊技機側の8b同士が自然に連結されるため極めて取り扱い性に優れている。
本発明弾球遊技機の一実施例を示す概略斜視図。 操作ユニットと操作ユニット取付部を分離した状態を示す概略斜視図。 操作ユニットの分解斜視図。 操作ユニットを裏面側から見た斜視図。 操作ユニットを操作ユニット取付部に取り付けた状態の断面図。 遊技者の視界領域を示す概略図。 弾球遊技機の制御系のブロック図。 実施例2の操作ユニット構造体と窓枠を分離した状態を省略して示す概略斜視図。 従来技術の斜視図。
符号の説明
2 遊技機本体
3 フロント扉
4 ガラス板(ガラス面)
4a ガラス面下端
8 窓枠
12 始動口
23 操作ユニット
24 ケーシング
25 操作部カバー
29 操作部ベース
33 操作面
34 球貸操作部
35 球貸スイッチ
39 返却スイッチ
41 有価価値記録媒体度数表示部(残り度数表示部)
43 コネクタ
44 表示操作部
45 変動時間短縮操作部
48 演出操作部
51 コネクタ
52 操作ユニット取付部
53 前面
54 凹状部
55 コネクタ
300 遊技機用装置(カードユニット)

Claims (5)

  1. 遊技に関する表示を行うための可変表示装置を備え、
    遊技に使用される遊技球の貸出しを行うための有価価値を記録する有価価値記録媒体を受け付けて、該有価価値記録媒体に記録された有価価値を遊技に使用する遊技球に変換するための貸出信号を遊技機に出力する遊技機用装置を、併設若しくは一体的に設けてなる弾球遊技機であって、
    前記遊技機の前面側には、遊技機用装置に連係し、球貸操作をせしめる球貸スイッチ、有価価値記録媒体返却を要求する返却スイッチ及び有価価値記録媒体の有価価値残り度数を表示させる有価価値記録媒体度数表示部とで構成される球貸操作部と、
    前記可変表示装置に表示される遊技に関する表示について操作する表示操作部とを備え、
    前記球貸操作部および表示操作部は、一つのケーシング内に収められて操作ユニットを形成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 可変表示装置に表示される識別図柄を変動表示させ、該識別図柄の変動表示の結果、所定の停止表示態様となったことを条件に大当たり遊技を実行可能とするものであって、
    表示操作部は、前記識別図柄の変動表示時間を短縮させるための変動時間短縮操作部を含むことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 可変表示装置により遊技に関する演出表示をするものであって、
    表示操作部は、前記演出表示の演出態様を変化させるための演出操作部を含むことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 操作ユニットは、遊技機の前面側に凹状に形成された操作ユニット取付部に着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 操作ユニットは、組立可能な操作部カバーと操作部ベースとからなるケーシング内に各種操作構造と有価価値記録媒体の残り度数表示構造を備え、前記操作部ベースに備えた係合部が、操作ユニット取付部の内方に設けた被係合部に係合されて固定されると共に、
    夫々の操作部のコネクタと遊技機側のコネクタとが相対向する位置に備えられ、前記ケーシングと操作ユニット取付部の固定時に同時に連結されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の弾球遊技機。
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