JP2676146B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2676146B2 JP62197168A JP19716887A JP2676146B2 JP 2676146 B2 JP2676146 B2 JP 2676146B2 JP 62197168 A JP62197168 A JP 62197168A JP 19716887 A JP19716887 A JP 19716887A JP 2676146 B2 JP2676146 B2 JP 2676146B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機などで代
表される弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技者にとって
有利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる第2
の状態に変化自在な可変入賞球装置と、表示状態が変化
可能な可変表示装置とが設けられ、その可変表示装置の
表示結果が予め定められた特定の表示態様となった場合
に、前記可変入賞球装置が第1の状態に制御される弾球
遊技機に関する。 [従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知ら
れているものに、たとえば、打玉の始動入賞領域への入
賞に基づいて、可変表示装置が一定時間変動して停止
し、その停止時における識別情報が予め定められた特定
のものになれば可変入賞球装置を所定時間(たとえば30
秒間)経過するまでまたは打玉の所定個数(例えば10
個)の入賞まで第1の状態に駆動する特定遊技状態(大
当たり状態)の制御を行なうものがあった。そして、こ
の大当たり時において、たとえば、打玉が可変入賞球装
置内の特定の入賞領域(Vポケット)に入賞すれば、繰
返し条件が成立し、それを繰返し条件検出手段が検出
し、その出力に基づいて可変入賞球装置を再度第1の状
態となるように繰返し継続制御していた。 このような可変入賞装置を用いた弾球遊技機におい
は、ゲームの面白さを増加させることができるという特
徴を有している。 そして、この従来の弾球遊技機においては、上記特定
遊技状態(すなわち、大当たり状態)が発生したことを
遊技者に視覚的および聴覚的に知らせるために、ランプ
を点灯または点滅させるとともにスピーカから効果音を
報知させて大当たり状態になったことに伴なう満足感の
演出を行なっていた。 [発明が解決しようとする課題] しかし、大当たり状態になったときにランプを点灯ま
たは点滅させたり、スピーカから効果音を報知するのみ
では、遊技者に与える満足感が未だに不十分であった。 たとえば、この大当たり状態は、遊技者が繰返条件を
成立させることにより、再度更新されて比較的長時間に
わたって継続され得るものであり、遊技者の遊技次第で
非常に大きな遊技価値が付与されるものであり、自分が
獲得した遊技価値の大きさを他の遊技者に知らしめ、優
越感を感じ満足感を得たいという要望がある。それにも
かかわらず、従来の弾球遊技機では、たとえばこの点に
つき充分に機能しているとはいえなかったのである。 つまり、従来のこの種の弾球遊技機では、ゲームの面
白さを増加させることなどを目的として採用されている
可変入賞球装置などの諸機能を充分に活かし切れていな
いという問題があった。 本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、
その目的は、遊技者にとって有利となる第1の状態と遊
技者にとって不利となる第2の状態とに変化可能な可変
入賞球装置を含む弾球遊技機の機能を向上させることで
ある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、遊技盤面に出玉を打込んで遊技が行なわれ
る弾球遊技機であって、前記遊技盤面に配設され、遊技
者にとって有利となる第1の状態と遊技者にとって不利
となる第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な可変表示装置と、 該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表
示態様となった場合に、前記可変入賞球装置を第1の状
態に制御した後第2の状態にし、打玉が所定の入賞領域
へ入賞したことを条件として前記可変入賞球装置を再度
第1の状態にする繰返継続制御を行なう制御手段と、 前記可変入賞球装置が前記繰返継続制御により第1の
状態となっている旨を報知する報知手段と、 該報知手段の報知態様を切換可能な報知態様切換手段
とを含み、 該報知態様切換手段は、前記繰返継続制御の実行が複
数回行なわれて所定回に達した場合に、その前の回の第
1の状態になっている旨の報知とは異なった態様に前記
報知手段の報知態様を切換えることを特徴とする。 [作用] 本発明によれば、可変入賞球装置が、遊技者にとって
有利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる第2
の状態とに変化可能である。可変表示装置の表示状態が
変化可能である。制御手段の働きにより、可変表示装置
の表示結果が予め定められた特定の表示態様となった場
合に、可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の
状態にし、打玉が所定の入賞領域へ入賞したことを条件
として可変入賞球装置を再度第1の状態にする繰返継続
制御が行なわれる。報知手段の働きにより、可変入賞球
装置が繰返継続制御により第1の状態となっている旨が
報知される。報知態様切換手段の働きにより、前記繰返
継続制御の実行が複数回行なわれて所定回に達した場合
に、その前の回の第1の状態になっている旨の報知とは
異なった態様に前記報知手段の報知態様が切換えられ
る。 [実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図は、本発明に係る弾球遊技機の一例としてのパ
チンコ遊技機の全体正面図である。 パチンコ遊技機10の前面枠12には、遊技盤14が着脱自
在に装着されており、その遊技盤には、複数種類の識別
情報を可変表示して表示結果が変化可能な可変表示装置
16と、可変入賞球装置18と、始動入賞口20a,20b,20cと
が設けられている。そして、この始動入賞口20a,20b,20
cにパチンコ玉が入賞することによって、前記可変表示
装置16が一定時間変動して停止するように構成されてい
る。そして、この可変表示装置16が変動している最中に
遊技者がストップスイッチ28を操作することにより、そ
の可変表示装置16の変動を停止操作することができるよ
うに構成されている。なお、図中、30は報知手段の一例
としてのスピーカであり、後述する種々の情報を報知し
得るように構成されている。さらに、遊技盤14上および
前面枠12には、報知手段の一例であるランプ26a,26b,2
4,22が設けられており、後述する種々の情報が報知し得
るように構成されている。 なお、前記可変表示装置16は、パチンコ玉の始動入賞
に伴なって回転開始するものに代えて、常時回転してお
り、パチンコ玉の始動入賞に伴なっ自動停止するもので
もよい。 第2図は、パチンコ遊技機10の一部内部構造を示す全
体背面図である。 前記始動入賞口20a,20b,20cにパチンコ玉が入賞すれ
ば、始動入賞玉検出スイッチ32a,32b,32cにより検出さ
れ、その検出出力に基づいて、前記可変表示装置16が可
変表示される。また、この可変表示装置16の停止時にお
ける表示態様が予め定める特定の組合わせとなった場合
には、電気的駆動源の一例であるソレノイド34が励磁さ
れ、可変入賞球装置18が開成状態となる大当たり制御が
なされる。この開成状態にある可変入賞球装置18内に入
賞したパチンコ玉は、10カウント検出スイッチ36により
検出され、その検出出力が後述する遊技制御に用いられ
る。また、図中37は入賞玉集合カバーであり、遊技盤14
に設けられている種々の入賞領域から入賞したパチンコ
玉を集合させ所定の誘導経路にまで誘導させるものであ
る。なお、前記電気的駆動源は、ソレノイド34に限らず
モータでもよい。 第3図は、可変表示装置16の一部を分解した全体斜視
図である。 可変表示装置16の本体50は、ドラム収納ボックス52に
設けられている取付部60により、遊技盤裏面側に取付け
可能に構成されている。このドラム収納ボックス52の側
面には、ギヤ収納ボックス54およびモータ62が設けられ
ており、モータ62の駆動力をギヤ収納ボックス54内のの
伝達ギヤ66等により各ドラム70a,70b,70c(第4図参
照)に伝達し得るように構成されている。この各ドラム
70a,70b,70cの外周面には複数種類の識別情報が施され
ており、この識別情報は、本体50前方から各ドラム70a,
70b,70cの外周面を覆うカバーレンズ56の表示部58a,58
b,58cを通して表示される。また、図中77a,77b,77c(77
aおよび77bは図面上見えない)はラチェット部であり、
後述するようにソレノイド82a,82b,82cの作動によりド
ラム70a,70b,70cの回転を停止させてロックするための
ものである。 前記表示部58a,58b,58cの前方外周位置に、枠体400が
配設される。この枠体400は、中央が矩形に切抜かれた
突部44を有し、この窓部44から前記表示部58a,58b,58c
を視認できるように構成されている。さらに、この枠体
400の上方部分には、報知手段の一例であるランプ42a,4
2bが設けられており、後述する種々の情報を報知し得る
ように構成されている。さらに、この枠体400の下方部
分には、LED43が設けられており、パチンコ玉の始動入
賞の個数を最大4個まで表示し得るように構成されてい
る。なお、図中38は取付基板であり、枠体400を遊技盤
に取付固定するためのものである。また、図中40は包囲
枠であり、上方から落下してきたパチンコ玉をこの包囲
枠40に衝突させることにより、ランプ42a,42bなどにパ
チンコ玉が衝突しないようにするためのものである。 前記枠体400の上方前方部分には、ランプカバー46が
着脱自在に取付けられる。このランプカバー46には、デ
ィジタル表示器48が設けられており、前記可変入賞球装
置18(第1図参照)の開成回数(大当たり状態の継続回
数)を表示し得るように構成されている。 第4図は、可変表示装置16の本体50の内部構造を示す
断面図である。 ドラム収納ボックス52内には、ドラム70a,70b,70cが
シャフト68により枢支された状態で設けられている。さ
らに、本体50のボックス52の側面には、モータ62が設け
られており、このモータ62の駆動力が駆動ギヤ64および
伝達ギヤ66を介して前記シャフト68に伝達されるように
構成されている。前記ドラム70a,70b,70cは、そのシャ
フト挿通孔72a,72b,72cにシャフト68が挿通した状態で
シャフト68に遊嵌されており、スプリング74a,74b,74c
により、シャフト68に一体形成されたリングRに押圧さ
れるように構成されており、このリングRとの摩擦力に
より、シャフト68からの回転力がドラム70a,70b,70cに
伝達されるように構成されている。 ドラム70a,70b,70cの一側方にはラチェット部77a,77
b,77cが一体形成されており、ドラムソレノイドA(82
a),B(82b),C(82c)によって揺動されるストッパレ
バー83a,83b,83cがそのラチェット部77a,77b,77cに係合
するように構成されている。そして、ドラムソレノイド
A(82a),B(82b),C(82c)の作動により、ストッパ
レーバ83a,83b,83cが揺動してラチェット部77a,77b,77c
から係合が解除されることにより、ドラム70a,70b,70c
の回転が可能な状態となる。また、回転中のドラム70a,
70b,70cの回転を停止させるには、停止させようとする
ドラム(たとえば70a)に対応するドラムソレノイドA
(82a)の励磁を解除し、その復帰スプリング(図示せ
ず)の復元力によりストッパレバー83aを揺動させてラ
チェット部77aに係合させ、ドラム70aとリングRとの間
で滑りを生じさせることによりドラム70aを停止させ
る。 図中78は投光器であり、停止状態にあるドラム70a,70
b,70cに形成された透孔76a,76b,76c内に光を通過させる
ためのものである。そして、その通過光を受光器80によ
り検出し、どの位置を光が通過したかを検出することに
より、停止状態にあるドラムによって表示される図柄の
組合わせがいかなる組合わせになっているかを検出し得
るように構成されている。そして、この図柄の組合わせ
が予め定める特定の組合わせとなった場合には、後述す
るように特定遊技状態(大当たり状態)となるのであ
り、この投光器78と受光器80とにより特定遊技状態検出
手段が構成されている。なお、図中58a,58b,58cは表示
部であり、ドラム70a,70b,70cの外周に設けられている
図柄が遊技盤前面側から視認できるように構成されてい
る。また、図中54はギヤ収納ボックスである。 なお、可変表示装置16は、回転するドラム70a,70b,70
cに代えて、ディジタル表示式のものや複数の発光源が
選択的に点灯するもの、または液晶表示器やリーフ式表
示器であってもよい。 次に、可変入賞球装置18を第5図および第6図に基づ
いて説明する。 まず第5図に示すように、可変入賞球装置18は、取付
基板84により遊技盤側に取付可能に構成されており、そ
の取付基板84に長方形の切欠を形成することにより開口
部86が形成されている。この開口部86は、下縁を回動軸
89により枢支された開閉板88により、閉塞または開放す
るように構成されている。この開閉板88は、第6図に示
すように、ソレノイド34の駆動力がプランジャ98および
作動部材100を介して係合溝102から伝達されるように構
成されており、ソレノイド34が励磁状態のときに、作動
部材100が引き上げられ開閉板88が開放状態となり、ま
た、ソレノイド34の励磁が解除された状態で、復帰スプ
リングSの復元力により作動部材100が押し下げられ開
閉板88が開口部86を閉塞する状態となる。この開閉板88
が開口部86を開放した開成状態では、パチンコ玉が開口
部86内に入賞可能となり、遊技者にとって有利となる第
1の状態となる。また、開閉板88が開口部86を閉塞した
閉成状態では、パチンコ玉が開口部86内に入賞できない
状態となり、遊技者にとって不利となる第2の状態とな
る。 開口部86内の下方位置にはVポケット94が形成されて
おり、開口部86内に進入したパチンコ玉の一部がこのV
ポケット94を通過することにより、その通過をV入賞玉
検出スイッチ92により検出し得るように構成されてい
る。この検出出力は後述するように遊技制御に用いられ
て、大当たりの制御が行なわれる。すなわち、大当たり
の繰返し制御中にV入賞玉検出スイッチ92からの検出出
力があれば、その大当たりが新たに更新されて繰返し継
続されるのであり、このV入賞玉検出スイッチ92によ
り、繰返し条件検出手段が構成されている。前記開口部
86から入賞したパチンコ玉はすべて10カウント検出スイ
ッチ36により検出され、その入賞個数が検出され、その
検出出力が後述する遊技制御に用いられる。なお、図中
90a,90bは報知手段の一例であるランプであり、後述す
る種々の情報を報知するためのものである。また、図中
20aは始動入賞口であり、96はディジタル表示器であ
り、10カウント検出スイッチ36に基づいた10カウントの
表示を行なうものである。さらに、第6図中、15a,15b
は遊技盤14前面を覆うガラス板である。 第7図はこの発明の制御回路の全体の構成を示すブロ
ック図である。 マイクロコンピュータ104は以下に述べるような遊技
機10全体の動作を制御する機能を有する。このために、
マイクロコンピュータ104は、たとえば数チップのLSIで
構成されており、その中には制御動作を所定の手順で実
行することのできるMPU106と、MPU106の動作プログラム
データを格納するROM108と、必要なデータの書込および
読出ができるRAM110とを含む。 さらに、マイクロコンピュータ104は入力信号を受け
てMPU106に入力データを与える入力回路112と、MPU106
からの出力データを受けて外部に出力する出力回路114
と、MPU106から音データを受けるサウンドジェネレータ
116と、電源投入時にMPU106にリセットパルスを与える
パワーオンリセット回路118と、MPU106にクロック信号
を与えるクロック発生回路120と、クロック発生回路120
からのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMP
U106に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)12
2と、MPU106からのアドレスデータをデコードするアド
レスデコード回路124とを含む。 MPU106はパルス分周回路122から定期的に与えられる
割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を実行す
ることが可能となる。また、アドレスデコーダ回路124
はMPU106からのアドレスデータをデコードし、ROM108,R
AM110,入力回路112,出力回路114,サウンドジェネレータ
116にそれぞれチップセレクト信号を与える。 なお、この実施例では、ROM108は、その内容の書替
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU106のためのプログラムデータを変更することが
できるように、プログラマブルROMが用いられている。
そして、MPU106はROM108内に格納されたプログラムデー
タに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答
して、可変入賞球装置18などに対して制御信号を与え
る。 マイクロコンピュータ104には、入力信号として、次
のような信号が与えられる。 まず、始動入賞口20a,20b,20cに対応して背面側に設
けられた始動入賞玉検出スイッチ32a,32b,32cがONした
ことに応答して、始動入賞玉検出回路126から始動入賞
玉検出信号がマイクロコンピュータ104に与えられる。
ストップスイッチ28の操作に基づいて、ストップ信号が
ストップ回路128からマイクロコンピュータ104に与えら
れる。Vポケット94に対応して設けられたV入賞玉検出
スイッチ92がONしたことに応答して、V入賞玉検出回路
130からV入賞玉検出信号がマイクロコンピュータ104に
与えられる。10カウント検出スイッチ36の検出出力に応
答して、10カウント検出回路132から10カウント検出信
号がマイクロコンピュータ104に与えられ、可変入賞球
装置18内に入賞したパチンコ玉の個数情報がマイクロコ
ンピュータ104に与えられる。受光器80からの検出信号
に応答して、受光器回路134からの受光信号がマイクロ
コンピュータ104に与えられ、可変入賞球装置18内のド
ラム70a,70b,70cに形成されている透孔76a,76b,76c(第
4図参照)を通過した通過光の受光位置に関する情報が
マイクロコンピュータ104に与えられる。 また、マイクロコンピュータ104は以下の回路および
装置に制御信号を与える。まずモータ回路136を介して
モータ62にモータ駆動信号を与え、ソレノイド回路138
を介してドラムソレノイドA(82a),B(82b),C(82
c)のそれぞれにソレノイド駆動信号を与え、可変入賞
球装置18内のドラム70a,70b,70c(第4図参照)の回転
制御を行なう。また、投光器回路140を介して投光器78
を点灯させるための制御信号を出力する。さらに、ソレ
ノイド回路142を介してソレノイド34にソレノイド駆動
信号を与え、可変入賞球装置の開閉板88(第5図および
第6図参照)の開閉制御を行なう。このソレノイド回路
142およびマイクロコンピュータ104により、可変入賞球
装置の開閉板88を開成して第1の状態に制御した後閉成
して第2の状態にする制御手段が構成されている。次
に、ランプ回路144を介してランプ22,24,26a,26b,42a,4
2b,90a,90bそれぞれにランプ点灯のための制御信号を与
える。これらランプはLEDでもよい。また、LED回路146
を介してLED43を点灯させるための制御信号を出力し、
ディジタル表示駆動回路148を介してディジタル表示器4
8,96をディジタル表示させるための制御信号を出力す
る。さらに、アンプ150を介してスピーカ30から音を発
生させるための制御信号を出力する。なお、上記構成の
各回路には、電源回路152から所定の直流電流が供給さ
れる。 第8図ないし第11図にこの発明の一実施例の動作を説
明するためのフロー図であり、第12図は同じくタイミン
グ図である。 次に、第1図ないし第12図を参照して、このパチンコ
遊技機の具体的な動作を説明する。 まず、第8図において、電源が投入されると、マイク
ロコンピュータ106はイニシャライズされ、ステップS1
以降に示すプログラムを実行する。その最中に、第11図
に示す割込プログラムが所定の短時間ごとすなわち割込
パルスの発生ごとに繰返し実行される。この割込プログ
ラムは、まずステップS58により、始動入賞玉検出スイ
ッチがONになったか否かの判断がなされ、ONになってい
なければ割込は終了するが、ONになっていれば、ステッ
プS59に進み、可変表示装置が可変表示中か否かが判断
され、可変表示中でなければステップS61に進む。ま
た、可変表示中であればステップS60に進み、第12図に
示すように効果音Jを出力し、遊技者に可変表示中に始
動入賞があったことを報知する。そして、ステップS61
に進み、始動入賞記憶カウンタの値が「4」か否かの判
断がなされ、「4」であれば割込が終了し、「4」でな
ければ、ステップS62に進み、始動入賞記憶カウンタを
1インクリメントし、割込が終了する。 次に、第8図に戻り、ステップS1により始動入賞記憶
カウンタの値が「0」であるか否かが判断され、「0」
であれば待機し「0」でなくなればステップS2に進み、
始動入賞記憶カウンタを1ディクリメントする。次に、
ステップS3に進み、ドラムソレノイドA,B,CをONにし可
変表示装置18のドラム70a,70b,70c(第4図参照)が回
転し得る状態にする。そして、ステップS4に進み、第12
図に示すように、スピカー30から効果音Aを報知させる
とともに、ランプ22,24,26a,26b,42a,42b,90a,90bをa
の状態で報知させる。 この報知態様の変化としては、効果音の内容、たとえ
ば複数の音源を備えて、遊技状態に応じて複数の音源の
うち予め定められた音源からスピーカ30に効果音を出力
したり、音の速さ(テンポ)を変えたり、音の大きさを
変えたりするなどが考えられる。また、ランプ表示の内
容としては、ランプ消灯状態から点灯状態、また消灯状
態から点滅状態、または点灯状態から点滅状態、または
点滅状態からさらに速い点滅状態に変化させたり、ラン
プの明るさや色を変えたり、複数のランプのうち点滅す
るランプの組合わせを変えたり、点滅のタイミングを変
えたりする方法が考えられる。 次にステップS5に進み、時間T1を経過させる(第9図
参照)。この時間T1を経過させる処理は、可変表示装置
18内のラチェット部77a,77b,77cからストツパレバー83
a,83b,83cを完全に解除させるために必要な猶予期間を
経過させモータ起動時の負荷を軽減させるために必要な
ものであり、たとえば0.1秒程度のものである(第4図
参照)。次に、ステップS6に進み、モータをONにし、ド
ラム70a,70b,70cを回転させる(第4図参照)。 モータを作動させた後は、ステップS7によりストップ
スイッチ28(第1図参照)がONになったか否かの判断が
なされ、ONになっていないと判断された場合は、ステッ
プS8に進み、可変表示開始後5秒経過したか否かの判断
がなされ、未だに5秒経過していないと判断された場合
は、再び前記ステップS7に戻るDOループが形成されてい
る。そしてこのDOループの巡回途中で、ステップS7によ
りストップスイッチがONになった場合およびステップS8
により可変表示開始後5秒経過した場合は、ステップS9
に進み、T2(10通りの時間から選択された1つの時間)
を経過させる処理がなされる(第12図参照)。つまり、
このT2は10通りの時間からランダムに選択された任意の
時間であり、停止時の図柄の組合せがパターン化するこ
とを防止し、遊技者がストップスイッチなどの操作によ
り自己の希望する図柄の組合わせに可変入賞球装置を停
止させることを不可能にするためのものである。このT2
は例えば0.3〜1秒程度の範囲内のものである。T2を経
過させた後にステップS10に進み、ドラムソレノイドA
をOFFしドラム70a(第4図参照)を停止させるととも
に、ステップS11により、前記効果音Aとは異なる効果
音Bを出力し(第12図参照)可変表示装置の図柄の1つ
が確定したことを遊技者に報知する。このS9ないしS11
の制御と同等の制御を他のドラム70b,70cに対しても行
ない(ステップS12ないしS17)、すべてのドラムの回転
を停止させる。次に、ステップS18に進み、投光器をON
させ、ステップS19で、時間T5を経過させる(第12図参
照)。この時間T5を設けること、すなわち、ドラムソレ
ノイドが全てOFFしてからもしばらくモータをONさせて
おくことにより、ドラムの停止位置がずれるのを防止で
きる。この時間T5はたとえば0.4秒程度の短い時間であ
る。次に、ステップS20に進み、大当たりの図柄の組合
わせか否かの判断がなされ、大当たりの図柄の組合わせ
でないと判断した場合は、ステップS21に進み、投光器
とモータをOFFし、再び前記ステップS1に戻る。また、
ステップS20により、大当たりの図柄の組合わせである
と判断された場合は、ステップS22に進み、投光器とモ
ータをOFFし、第9図に示すステップS23に進む。ステッ
プS23では、第12図に示すようのに効果音Cを出力する
とともにランプbを出力し、ランプをbの状態で点灯さ
せる(第12図参照)。この効果音Cとランプbとの出力
により、図柄判定の結果、大当たりの図柄の組合わせに
なったこと(特定遊技状態になったこと)を報知する。
そして、ステップS24により、時間T6を経過させる(第1
2図参照)。この時間T6は、特定遊技状態になったこと
を遊技者に報知するための時間であり、遊技者の期待感
を向上させる利点があり、たとえば4秒程度のものであ
る。次に、ステップS25に進み、開閉板88(第5図およ
び第6図参照)を駆動するためのソレノイドをONさせる
ことにより可変入賞球装置を開成させて第1の状態に変
化させ、さらに、開成回数カウンタを1インクリメント
する。この開成回数カウンタを1インクリメントする処
理が行なわれるステップS25により、特定遊技状態検出
手段および繰返し条件検出手段の検出出力に基づいて可
変入賞球装置が第1の状態に変化した回数を計数する計
数手段が構成されている。次に、ステップS26に進み、
開成回数カウンタの値が「10」であるか否かの判断がな
され、「10」でないと判断された場合は、ステップS27
に進み、一方「10」であると判断された場合は、ステッ
プS39に進む。このステップS26により、前記計数手段の
計数値が一定数(この場合は10)に達したことを検出す
る一定数検出手段が構成されている。ステップS27で
は、効果音Dおよびランプcの各出力がなされる(第12
図参照)。この効果音Dおよびランプcの出力により、
ソレノイド34がONし、開閉板88(第5図および第6図参
照)が開成していることを遊技者に報知する。次に、ス
テップS28に進み、V入賞玉検出スイッチがONになった
か否か、すなわち、第1の状態に変化している可変入賞
球装置内に進入したパチンコ玉がVポケット内に入賞し
たか否かの判断がなされ、入賞したと判断された場合
は、ステップS29に進み、V入賞カウンタの値が「1」
であるか否かの判断がなされる。このV入賞カウンタの
値は、ステップS31および第10図に示すステップS52の処
理に基づいて定まるものであり、「1」でない、すなわ
ち、その回の第1の状態における初めてのV入賞である
と判断された場合は、ステップS30に進み、効果音Fを
出力する(第12図参照)。この効果音Fの出力は、開閉
板が開成しているときにV入賞玉検出スイッチ92がON
し、特定遊技状態(大当たり状態)を繰返して継続させ
るための繰返し条件が成立したことを報知するためのも
のであり、上述のように、その回の第1の状態における
初めてのV入賞時にのみ報知するように構成されてい
る。次に、ステップS31に進み、V入賞カウンタを1イ
ンクリメントし、ステップS32により、ランプdの出力
を行ない、第12図に示すようにランプをdの状態で点灯
させる。このランプdの出力は、ステップS31の処理に
より、繰返し条件が成立したことを記憶していることを
遊技者に報知するためのものである。このステップS32
の処理後に、ステップS33に進み、10カウント検出スイ
ッチがONになったか否かの判断がなされる。また、ステ
ップS28においてV入賞玉検出スイッチがONしていない
と判断された場合は、直接前記ステップS33に進む。さ
らに、特定遊技状態(大当たり状態)の最中にパチンコ
玉がV入賞したとしても、既にV入賞カウンタの値が
「1」であった場合は、ステップS29により、YESの判断
がなされ、直接前記ステップS33に進む。これは、V入
賞の記憶値の上限が1と定められているために、1以上
のV入賞の記憶を行なわないためである。但し、本発明
においては、必ずしもV入賞の記憶値の上限を1と定め
る必要はなく、2以上に定めてもよい。 次に、ステップS33により、10カウント検出スイッチ
がONであると判断された場合は、ステップS34に進み、
効果音Eを出力する(第12図)。この効果音Eの出力
は、開閉板が開成しているときに、10カウント検出スイ
ッチ36がONする毎に、入賞玉があったことを遊技者に報
知するためのものである。そして、ステップS35に進
み、10カウントカウンタを1インクリメントし、ステッ
プS36に進む。また、前記ステップS33により、10カウン
ト検出スイッチがONになっていないと判断された場合
も、ステップS36に進む。このステップS36では、10カウ
ントカウンタの値が「10」であるか否かの判断がなされ
る。「10」であると判断された場合は、ステップS38に
進み、ソレノイドのOFFし、開閉板が閉成され、可変入
賞球装置が第2の状態となり、第1の状態が終了する。
また、ステップS36により、10カウントカウンタの値が
「10」でないと判断された場合、ステップS37に進み、
ソレノイドがONになった後30秒経過したか否かの判断が
なされ、30秒経過したと判断された場合は、ステップS3
8に進み、第1の状態が終了する。すなわち、第1の状
態は、30秒間の経過または入賞玉数が10個に達するまで
のいずれか早い方が成立すれば終了する。すなわち、ス
テップS36とステップS37とにより、可変入賞球装置を第
2の状態に変化させるための所定の規制条件が成立した
か否かを判断する。一方、ステップS37により、NOの判
断がなされた場合、すなわち、10カウントカウンタの値
が「10」に達しておらず、しかも、ソレノイドがONした
後未だに30秒経過していない場合は、所定の規制条件が
成立していないために、再びステップ28に進み、第1の
状態の制御が続行される。 一方、前記ステップS26により、開成回数カウンタの
値が「10」であると判断された場合、すなわち、第1の
状態の繰返し継続回数が10回目であると判断された場合
は、ステップS39に進む。このステップS26の判断は、第
1の状態の繰返し継続回数の上限が10と定められている
ため、それ以上の繰返し継続を行なわないようにするた
めのものである。ステップS39では、第12図に示すよう
に効果音Hを出力するとともに、ランプfを出力し、ラ
ンプをfの状態で点滅させる。この効果音Hとランプf
の出力は、可変入賞球装置の開成回数(第1の状態の繰
返し継続回数)が一定数(この場合は10)に達し、その
一定数回目の開成を行なっていることを遊技者に報知す
るためのものである。次に、ステップS40に進み、10カ
ウント検出スイッチがONになった否かの判断がなされ、
ONになったと判断された場合は、ステップS41に進み、
効果音Eを出力する(第12図参照)。この効果音Eの出
力は、開閉板が開成しているときに、10カウント検出ス
イッチ6がONする毎に入賞玉があったことを遊技者に報
知するためのものである。また、ステップS42に進み、1
0カウントカウンタを1インクリメントし、ステップS43
に進む。一方、前記ステップS40により、10カウント検
出スイッチがONになっていないと判断された場合にも、
ステップS43に進む。このステップS43では、10カウント
カウンタの値が「10」であるか否かの判断がなされ、
「10」でないと判断された場合は、ステップS44に進
み、ソレノイドがONになった後30秒間経過したか否かの
判断がなされ、未だに30秒間経過していないと判断され
た場合は、前記ステップS40に戻るDOループが形成され
ている。このDOループの巡回途中で、前記ステップS43
により、10カウントカウンタの値が「10」であると判断
された場合またはステップS44によりソレノイドがONに
なった後30秒間経過したと判断された場合は、ステップ
S45に進み、ソレノイドをOFFし、可変入賞球装置を閉成
させて大当たり状態の制御を終了させる。このステップ
S43とステップS44により、可変入賞球装置を第2の状態
に変化させるための所定の規制条件が成立したか否かの
判断がなされる。次に、ステップS46により、効果音I
を出力するとともにランプgの出力を行ない、ランプを
gの状態で点灯させる(第12図参照)。この効果音Iお
よびランプgの出力は、可変入賞球装置の開成回数が一
定数(10)に達し、その一定回数目の開成が終了したこ
とを遊技者に報知するためのものである。次に、ステッ
プS47に進み、時間T8を経過させる。この時間T8は、特
定遊技状態(大当たり状態)の終了後、続けて特定遊技
状態になった場合に対処するために、景品玉払出処理を
進行させるための猶予期間であり、たとえば10秒程度の
時間である。次に、ステップS48に進み、10カウントカ
ウンタのクリアおよび開成回数カウンタのクリアの処理
がなされ、再び、第8図に示すステップS1に戻る。 前記ステップS38の処理後は、第10図に示すステップS
49に進み、効果音Gの出力およびランプeの出力を行な
い、ランプをeの状態で点灯させる(第12図参照)。こ
れはソレノイドがOFFとなり、可変入賞球装置の開閉板
が閉成したことを遊技者に報知するためのものである。
次に、ステップS50に進み、ソレノイドがOFFした後、V
入賞玉検出スイッチがONになったか否かの判断がなされ
る。これは、可変入賞球装置が閉成状態に切換わった後
に、可変入賞球装置内にある遅れ玉がV入賞する場合が
あり、その遅れ玉によるV入賞を検出するためのもので
ある。このステップS50により、NOの判断がなされた場
合は、ステップS51に進み、ソレノイドがOFFになった後
2秒経過したか否かの判断がなされ、未だに2秒経過し
ていないと判断された場合は、再び前記ステップS50に
戻るDOループが形成されている。このDOループを巡回す
ることにより、ステップS50の判断を繰返し行ない、こ
の巡回途中で、V入賞玉検出スイッチがONになったと判
断された場合は、ステップS52に進み、V入賞カウンタ
を1インクリメントし、ステップS53に進む。また、ス
テップS50により、V入賞玉検出スイッチがONになるこ
となくソレノイドがOFFになった後2秒経過したと判断
された場合も、ステップS53に進み、V入賞カウンタの
値が「1」であるか否かの判断がなされる。これは、V
入賞の記憶があるか否かの判断であり、入賞記憶がある
と判断された場合は、ステップS54に進み、ソレノイド
のOFF後、時間T7を経過させる。この時間T7は、開閉板
の開成後のV入賞玉検出を一定時間(たとえば2秒間)
有効化するための時間であり、たとえば3秒程度の時間
である。この時間T7を経過させた後に、ステップS55に
より、10カウントカウンタのクリアおよびV入賞カウン
タのクリアの各処理がなされる。そして再び前記第9図
に示すステップS25に戻る。また、ステップS53において
V入賞カウンタの値が「1」でない、すなわちV入賞の
記憶がないと判断された場合にはステップS56に進み、
ソレノイドのOFF後、時間T7を経過させた後に、ステッ
プS57により、10カウントカウンタのクリア、V入賞カ
ウンタのクリアおよび開成回数カウンタのクリアの各処
理がなされ、再び第8図のステップS1に戻る。 なお、前記実施例では、ステップS25およびステップS
39に示すように、可変入賞球装置の開成回数が10回目に
達した場合、すなわち、第1の状態の繰返しが最終回の
場合にのみ効果音Hおよびランプfの出力を行なうよう
に構成し、前回(第9回)以前の第1の状態のときの効
果音Dおよびランプcの出力と異なった出力を導出する
ように構成しているが、それに代えて、最終回に達する
以前の回数、たとえば、5回以上で報知態様を異ならせ
るように構成してもよい。 前記実施例では、遊技する際にパチンコ玉を借出し、
該パチンコ玉によって遊技するものを取上げたが、たと
えば磁気カードや光カード等の貸玉データが記録された
データ記録媒体を用い、該記録媒体をパチンコ遊技機に
適用し、パチンコ遊技機内蔵のパチンコ玉で遊技できる
ようにし、遊技者がパチンコ玉を持ち歩かないように構
成してもよい。また、この場合、パチンコ玉の入賞など
によって景品玉が払出される代わりに、点数が順次加算
された景品玉得点を表示するようにし、その得点すなわ
ち景品玉データを上記記録媒体に記録させることによ
り、持ち玉の代わりに構成してもよい。 第7図に示されたマイクロコンピュータ104,第8図お
よび第9図に示したフローチャートにより、可変表示装
置の表示結果が予め定められた特定の表示態様となった
場合に、前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後
第2の状態にし、打玉が所定の入賞領域へ入賞したこと
を条件として前記可変入賞球装置を再度第1の状態にす
る繰返継続制御を行なう制御手段が構成されている。ま
た、第5図に記載されたVポケット94により、前記所定
の入賞領域が構成されている。 第7図に示されたマイクロコンピュータ104および第
9図に示されたステップS26,S39により、前記報知手段
の報知態様を切換可能な報知態様切換手段が構成されて
おり、前記繰返継続制御の実行が複数回行なわれて所定
回に達した場合に、その前の回の第1の状態になってい
る旨の報知とは異なった態様に前記報知手段の報知態様
を切換える報知態様切換手段が構成されている。 [発明の効果] 本発明によれば、繰返継続制御の実行回数が所定回に
達すれば、繰返継続制御により可変入賞球装置が第1の
状態となっている旨の報知が、その前の回の第1の状態
となっている旨の報知とは異なった態様で報知されるた
め、遊技者および他の者に対して、繰返継続制御の実行
回数が所定回に達したことを知らせることができる。こ
れにより、繰返継続制御の実行回数が所定回に達した達
成感が高められることによって遊技者が満足感を得るこ
とができるとともに、繰返継続制御の実行回数が所定回
に達したことが他の者に知らされることにより遊技者が
優越感を感じてさらに大きな満足感を得ることができ
る。その結果として遊技者の興趣を向上させることがで
きる。さらに、他の遊技者に対して遊技への意欲を湧か
せることができる。また、変化に富んだ報知を行なうこ
とができ、面白味のある遊技を提供することができる。
以上により、遊技者にとって有利となる第1の状態と遊
技者にとって不利となる第2の状態とに変化可能な可変
入賞球装置を含む弾球遊技機の機能を向上させるに至っ
た。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に係る弾球遊技機の一例であるパチン
コ遊技機の全体正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。 第3図は可変表示装置の一部分解した状態を示す斜視図
である。 第4図は、可変表示装置の内部構造を示すための断面図
である。 第5図は、可変入賞球装置の全体正面図である。 第6図は、遊技盤に取付けられた状態を示す可変入賞球
装置の縦断面図である。 第7図は、パチンコ遊技機を制御するための制御回路を
示すブロック図である。 第8図ないし第11図は、パチンコ遊技機の具体的な動作
を説明するためのフロー図である。 第12図は、パチンコ遊技機の動作を説明するためのタイ
ミング図である。 図面中、10は弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技
機、14は遊技盤、22,24,26a,26b,42a,42b,90a,90bは報
知手段の一例であるランプ、30は報知手段の一例である
スピーカ、34は電気的駆動源の一例であるソレノイド、
78は投光器、80は受光器、92は繰返し条件検出手段の一
例であるV入賞玉検出スイッチ、104はマイクロコンピ
ュータ、142はソレノイド回路である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技盤面に打玉を打込んで遊技が行なわれる弾球遊
    技機であって、 前記遊技盤面に配設され、遊技者にとって有利となる第
    1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに変
    化可能な可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な可変表示装置と、 該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
    態様となった場合に、前記可変入賞球装置を第1の状態
    に制御した後第2の状態にし、打玉が所定の入賞領域へ
    入賞したことを条件として前記可変入賞球装置を再度第
    1の状態にする繰返継続制御を行なう制御手段と、 前記可変入賞球装置が前記繰返継続制御により第1の状
    態となっている旨を報知する報知手段と、 該報知手段の報知態様を切換可能な報知態様切換手段と
    を含み、 該報知態様切換手段は、前記繰返継続制御の実行が複数
    回行なわれて所定回に達した場合に、その前の回の第1
    の状態になっている旨の報知とは異なった態様に前記報
    知手段の報知態様を切換えることを特徴とする、弾球遊
    技機。
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