JP2731901B2 - 可変表示装置付弾球遊技機 - Google Patents

可変表示装置付弾球遊技機

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JP2731901B2
JP2731901B2 JP7322175A JP32217595A JP2731901B2 JP 2731901 B2 JP2731901 B2 JP 2731901B2 JP 7322175 A JP7322175 A JP 7322175A JP 32217595 A JP32217595 A JP 32217595A JP 2731901 B2 JP2731901 B2 JP 2731901B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤上に配設さ
れ、打玉の通過により前記可変表示装置の可変表示を開
始又は停止できるように定められた特定通過口と、遊技
盤上に配設され、複数種類の識別情報を可変表示可能な
可変表示装置と、可変表示装置の表示結果が特定表示状
態であるときに、遊技者に所定の遊技価値を付与する遊
技価値付与手段と、を備えた可変表示装置付弾球遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技盤上に配設された特定通過口
への打玉の通過により可変表示装置の可変表示が開始又
は停止し、その可変表示が停止したときの表示状態が特
定表示状態(例えば、「7」を表示したとき)となった
場合に、遊技者に所定の遊技価値(例えば、可変入賞球
装置を一定期間開成状態にする)を付与するように構成
された可変表示装置付弾球遊技機が市場に提供されてい
た。そして、上記特定通過口は、遊技盤上に複数個配設
されているのが一般的であり、しかも、その複数個の特
定通過口のいずれに打玉が通過しても可変表示装置が特
定表示状態となる確率は、一律であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の可変表
示装置付弾球遊技機においては、打玉がどの特定通過口
を通過したとしても可変表示の結果が特定表示状態とな
る確率は、一律であったため、特定表示状態の発生頻度
は、一に特定通過口への通過玉数の総合計個数に比例す
るだけで個々の特定通過口への通過比率とは全く関係な
かった。このため、遊技に奥行がなく、その興趣が半減
されるという問題があった。本発明は、上記した問題点
に鑑みなされたもので、その目的とするところは、遊技
に奥行を持たせることにより、興趣のある可変表示装置
付弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る可変表示装置付弾球遊技機は、遊
技盤上に配設される複数個の特定通過口と、前記遊技盤
上に配設され、前記特定通過口の種類に対応して互いに
独立して設けられると共にその対応する特定通過口への
打玉の通過に基づいて互いに独立した表示結果を導出す
ることが可能な複数の可変表示装置と、を備え、複数
可変表示装置において各々導出される独立した表示結
果が特定表示状態のときに、遊技状態を遊技者に有利な
状態に制御可能な可変表示装置付弾球遊技機において、
前記複数個の特定通過口は、その種類に応じて対応する
前記可変表示装置の独立した表示結果が特定表示状態と
なる確率が異なるように設定されていることを特徴とす
るものである。
【0005】このように構成することにより、打玉が特
定通過口を通過すると、その特定通過口の種類に応じた
確率に基づいて対応する可変表示装置の可変駆動が行わ
れ、特定表示状態が出現する。したがって、特定通過口
の種類によって特定表示状態となる確率が変化するた
め、遊技に奥行を持たせることができる。また、特定通
過口の種類に対応して可変表示装置が複数設けられてい
るため、遊技内容が分かり易いものとなっている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1を参照して、こ
の実施形態が適用される弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機について説明する。図1は、パチンコ遊技機
の正面図である。図において、パチンコ遊技機1の額縁
状の前面枠2には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠
3には、ガラス板5(図4参照)を有するガラス扉4及
び前面扉6が一側を軸支されて開閉自在に取り付けられ
ている。ガラス扉4の後方であって、前記前面枠2の裏
面の遊技盤保持枠27(図2参照)には、遊技盤12が
遊技盤止着部材28によって着脱自在に設けられてい
る。また、前面扉6の表面には、排出された景品玉を貯
留し、かつ打玉を発射位置に一個宛供給する打球供給皿
7が固定されている。打球供給皿7の上流側の内部空間
には、遊技に関連する効果音を発生するスピーカー8が
内蔵されている。また、前面扉6には、後述する可変表
示装置70のドラム状可変表示部材79a〜79cの回
転、及び可変表示器76の可変表示を停止させるストッ
プスイッチ9が設けられている。
【0007】前記前面枠2の下方部には、打球発射機構
の一部を構成する操作ハンドル10や、前記打球供給皿
7に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉
受皿11が設けられている。このうち、前記操作ハンド
ル10に対応するように前記前面枠2の裏面には、図2
に示すように打球発射駆動部50が取り付けられてい
る。打球発射駆動部50は、取付基板51に集約して設
けられ、駆動源としての打球モータ52と、該打球モー
タ52の駆動回路を構成する触手検出回路53と、前記
打球モータ52の回転により往復回動して打玉を弾発す
る打球杆54と、該打球杆54の往復回動に連動して上
下動し、図示しない打球供給装置の玉送り部材を動作さ
せる玉送り摺動杆55とから構成されている。
【0008】前記遊技盤12の表面には、発射された打
玉を誘導するための打玉誘導レール13aと、該打玉誘
導レール13aによって誘導された打玉が落下するため
の遊技領域14を区画する遊技領域形成レール13bが
ほぼ円状に植立されている。遊技領域14のほぼ中央に
は、複数のドラム状可変表示部材79a〜79c及び可
変表示器76を有する可変表示装置70が設けられ、該
可変表示装置70の下方に入賞領域58を有する可変入
賞球装置56が設けられている。入賞領域58は、遊技
盤12の表面に対して下端を軸にして開放自在な開閉板
59によって覆われている。そして、可変入賞球装置5
6の開閉板59は、前記可変表示装置70のドラム状可
変表示部材79a〜79c及び可変表示器76の識別情
報の組み合せが所定の特定表示状態となったときに、特
定遊技状態となり、所定期間(例えば、20秒経過する
まで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開放す
るように設定され、その開放している間中遊技領域14
を落下する打玉を受止めるようになっている。そして、
入賞領域58内に設けられたV入賞口65に入賞する
と、再度上記した開放状態を繰り返し、V入賞口65に
入賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すことができる
ようになっている。なお、可変入賞球装置56と可変表
示装置70については、後に詳述する。また、図示の実
施形態においては、遊技盤12上に1つの可変表示装置
70が設けられているものであるので、本発明の要部を
構成する実施形態ではないが、技術思想が類似する変形
実施形態である。
【0009】また、可変入賞球装置56の下方には、前
記ドラム状可変表示部材79a〜79cの回転及び可変
表示器76の可変表示を許容する特定入賞口としての始
動入賞口15a〜15Cが設けられている。この始動入
賞口15a〜15cのうち真ん中に設けられる始動入賞
口15aに打玉が入賞すると、それによって払出される
景品玉数は、他の入賞領域に打玉が入賞した際に払出さ
れる景品玉数よりも少なくなるように設定されている。
また、始動入賞口15a〜15cには、始動スイッチ1
6a〜16cが一体的に設けられ、始動入賞口15a〜
15cに入賞した打玉を検出して後述するマイクロコン
ピュータ110に検出信号を送るようになっている。し
かして、一般的に上記した始動入賞口15a〜15cの
うち中央の始動入賞口15aに打玉が一番入賞し易く、
次いで、左側の始動入賞口15bに打玉が入賞し易く、
右側の始動入賞口15cが一番入賞し難い位置となって
いる。これは、遊技盤12のセンターラインに大型の入
賞球装置が配置されるのが一般的であるため、そのセン
ターの入賞球装置に打玉が誘導されるように障害釘21
等が植立されるためである。そして、この実施形態で
は、後述するように各始動入賞口15a〜15c毎に前
記可変表示装置70のドラム状可変表示部材79a〜7
9c及び可変表示器76の組み合せが特定表示状態とな
る確率が異なるように設定されている。なお、図示の始
動入賞口15a〜15cは、打玉を入賞とするもの(所
定個数の景品玉を払い出すもの)であるが、打玉が単に
通過して景品玉を払い出さないように構成したものでも
良い。
【0010】更に、遊技領域14には、前記可変表示装
置70の左右側方及び下部側方に通常入賞口17a,1
7b、18a,18bが設けられている。また、可変表
示装置70の上部にも通常入賞口73が設けられてい
る。
【0011】なお、この実施形態では、始動入賞口15
aに打玉が入賞した場合には、7個の景品玉が払出さ
れ、他の入賞領域に打玉が入賞した場合には、13個の
景品玉が払出されるようになっている。もちろん、始動
入賞口15aに入賞する確率に応じてこれらの払出され
る景品玉数の設定を変えることは差し支えない。
【0012】また、遊技領域14には、落下する打玉の
流下速度や方向を変化せしめる風車19a,19b,2
0a,20bや多数の障害釘21が設けられるととも
に、前記した特定遊技状態になったときに点灯又は点滅
して遊技者にその旨を報知する遊技効果ランプ22a,
22bが設けられている。この遊技効果ランプ22a,
22bと同じ効果を奏するものとして前記前面枠2の上
部に設けられる枠ランプ23a,23bや、前記風車の
うち上部左右に配置されるランプ付風車19a,19b
がある。なお、これらにランプ類は、特定遊技状態とな
ったときだけでなく、前記可変表示装置70が動作して
いるときにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊技
の雰囲気を盛り上げるようになっている。更に、遊技領
域14の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入
賞しなかった打玉が遊技盤12の後方に導かれるアウト
口24が設けられている。
【0013】次に、図2を参照してパチンコ遊技機1の
背面の構造について説明する。前記遊技盤12の裏面に
は、前記各入賞領域に入賞した入賞玉を左右に振分けな
がら下方に誘導する誘導径路が形成された入賞玉集合カ
バー体25が固定されている。この入賞玉集合カバー体
25のほぼ中央には、前記可変表示装置70の駆動機構
を収納する駆動部収納ボックス81が後方に突出するよ
うに開口が開設され、更に、その下方には、可変入賞球
装置56の開閉板59を開閉駆動するためのソレノイド
60が固定されている。なお、可変入賞球装置56の裏
側には、前記V入賞口65に打玉が入賞したことを検出
するV入賞玉検出器67や、前記入賞領域58に入賞し
た入賞玉を計数するための10カウント検出器68も設
けられている。また、前記入賞玉集合カバー体25の裏
面上部には、遊技盤12に設けられる前記したスイッチ
やランプ及び駆動源等から延びる配線を中継する中継端
子基板26が取り付けられている。
【0014】また、パチンコ遊技機1の背面には、機構
板29が開閉自在に取り付けられている。この機構板2
9は、前記遊技盤12に設けられた入賞口からの入賞玉
を処理して、その入賞玉に対応する所定個数の景品玉を
排出するための各種の機構が設けられるものである。し
かして、機構板29には、機構板29を閉じた状態で係
止する固定部材30によって前記遊技盤保持枠27に固
定支持されるようになっている。更に、機構板29のほ
ぼ中央には、窓開口31が開設され、この窓開口31の
下方位置に第1の入賞玉集合樋32aと第2の入賞玉集
合樋32bが形成されている。第1の入賞玉集合樋32
aは、前記した各種の入賞口のうち始動入賞口15aを
除く入賞口に入賞した入賞玉が誘導されるもので、機構
板29の前面側に形成される。また、第2の入賞玉集合
樋32bは、始動入賞口15aだけに対応するもので、
始動入賞口15aに入賞した入賞玉を誘導するものであ
る。なお、第2の入賞玉集合樋32bは、窓開口31の
下縁に沿って機構板29の後面側に形成されるものであ
る。第1の入賞玉集合樋32a及び第2の入賞玉集合樋
32bに誘導された入賞玉は、後述する入賞玉処理機構
46a,46bに導かれるようになっている。
【0015】機構板29の後面側には、パチンコ遊技機
設置台の図示しない補給機構から補給される景品玉を遊
技者に払い出すための各種の機構が設けられている。こ
れらの機構について、以下説明すると、機構板29の上
部には、景品玉タンク33が固定されている。この景品
玉タンク33には、上記した補給機構から多量の景品玉
が補給されるようになっている。
【0016】景品玉タンク33の下方には、景品玉を整
列させるための景品玉誘導樋34が設けられている。こ
の景品玉誘導樋34は、景品玉が3列に整列して自然流
下するように傾斜して取り付けられる。このように景品
玉誘導樋34を景品玉が3列になって流下するように構
成したのは、前記したように遊技盤12に設けられた入
賞口への入賞により2種類の景品玉数を払い出すように
構成したためである。景品玉誘導樋34の下流側には、
屈曲樋35が接続されるように取り付けられている。こ
の屈曲樋35は、景品玉誘導樋34を流下してきた景品
玉の流下方向を180度転換させるとともに、連続して
流下している景品玉の玉圧を弱めるためにある。
【0017】屈曲樋35の下流側には、景品玉払出装置
36a,36bが接続されている。景品玉払出装置36
a,36bは、所定個数の景品玉を受け入れて、その所
定個数の景品玉を入賞玉処理機構46a,46bの動作
に連動して払い出すものである。そして、景品玉払出装
置36a,36bは、前記した異なる景品玉数に対応す
るように前後方向に重複して形成されている。なお、当
然のことながら入賞玉処理機構46a,46bも前後方
向に重複して設けられるが、この入賞玉処理機構46
a,46bは、1つの共通した駆動モータ47によって
駆動される回転カムによりそれぞれの入賞玉集合樋32
a,32bに誘導された入賞玉が押出されることにより
景品玉払出装置36a,36bを動作させるようになっ
ている。
【0018】景品玉払出装置36a,36bから払出さ
れた景品玉は、景品玉放出通路37に排出される。景品
玉放出通路37には、その下端に誘導開口38が開設さ
れ、この誘導開口38が前記打球供給皿7に連通してい
る。また、誘導開口38の一側には、余剰玉通路40と
連絡するための連絡樋39が設けられ、余剰の景品玉を
余剰玉通路40に誘導するようになっている。余剰玉通
路40は、その下端が前面枠2の裏面に取付られる接続
樋43に接続され、余剰の景品玉を前記余剰玉受皿11
に誘導するようになっている。また、余剰玉通路40の
一側側壁には、景品玉充満検知板41が上端を中心にし
て揺動自在に設けられている。しかして、景品玉充満検
知板41は、景品玉によって余剰玉通路40内が満杯に
なったときに該景品玉に押圧されて揺動し、前記した図
示しない打球供給装置の玉送り部材の動作を固定して打
玉を打球発射位置に供給しないようしている。また、景
品玉充満検知板41の対向する位置に充満検知スイッチ
42が設けられている。そして、景品玉充満検知板41
が揺動されたときに充満検出スイッチ42がOFFとな
り、入賞玉処理機構46a,46bの前記駆動モータ4
7の回転を停止させるようになっている。したがって、
充満検知板41が動作したときには、打球の弾発ができ
なくなるとともに、景品玉の払出も行われなくなる。
【0019】更に、機構板29には、前記アウト口24
から排出されるアウト玉を誘導するアウト玉誘導樋44
が取り付けられ、このアウト玉誘導樋44に誘導された
アウト玉がその流下端であるアウト玉放出口45からパ
チンコ遊技機1外に排出されるようになっている。ま
た、機構板29には、可変表示装置70や可変入賞球装
置56を制御するための制御回路基板を収納した制御基
板ボックス48や、パチンコ遊技機1の電源を供給する
ためのターミナルボックス49が取り付けられている。
【0020】次に、図3を参照して、前記可変入賞球装
置56の構成について詳細に説明する。可変入賞球装置
56は、前記遊技盤12に取り付けられる取付基板57
を有し、その取付基板57の上部に長方形状の入賞領域
58が開設されている。この入賞領域58には、下端両
サイドを軸支して、取付基板57に対して垂直方向に開
閉自在とされる開閉板59によって塞がれている。この
開閉板59は、前記したようにソレノイド60によって
開閉制御され、開成中には、遊技領域14を落下する打
玉を受止めて入賞領域58に導き入賞玉とする。また、
開閉板59の前面中央には、パチンコ玉が通過し得る間
隔を置いて一対のガイド片61a.61bが突設されて
いる。このガイド片61a,61bは、開閉板59が閉
成中には、遊技領域14を落下する玉を下方へ誘導する
ように作用し、開閉板59が開成中には、取付基板57
と当接して開閉板59の開成角度を規制するようになっ
ている。また、取付基板57の下方には、前記ガイド片
61a,61bと垂直線上に並ぶ一対の誘導壁62a,
62bが突設され、その誘導壁62a,62bの間隔が
通過口63を構成している。そして、通過口63の下方
には、前記始動入賞口15aが配置されている。したが
って、前記ガイド片61a,61b、誘導壁62a,6
2b及び始動入賞口15aは、1つの鉛直線「D」上に
並ぶように配置され、開閉板59が閉成中のときにガイ
ド片61a,61bを通過した打玉は、誘導壁62a,
62bを通って始動入賞口15aに誘導される可能性が
極めて高くなる。なお、誘導壁62a,62bの前面に
は、前飾板64が固定されている。
【0021】一方、前記入賞領域58は、3つの領域に
分割され、中央の領域がV入賞口65を構成し、左右の
領域が通常入賞口66a,66bを構成している。ま
た、V入賞口65も前記鉛直線「D」上に位置している
ので、遊技者が可変入賞球装置56の中央に打玉を落下
させるように狙うことにより開閉板59が閉成中には、
始動入賞口15aに入賞させ易くして可変表示装置70
の動作回数を多くする期待感を増し、開閉板59が開成
中には、改めてV入賞口65を狙うためのハンドル調整
操作を行わなくとも打玉をV入賞口65に入賞させ易く
して可変入賞球装置56の再度の開成(継続)が行われ
易くしている。
【0022】次に、特定遊技状態を惹起せしめる特定表
示状態の発生確率に直接関係する可変表示装置70の構
成について図3ないし図5を参照して説明する。
【0023】可変表示装置70は、前記遊技盤12の表
面に取り付けられる取付基板71と、遊技盤12の裏面
に取り付けられる駆動機構部分を収納する収納ボックス
81とに分けられる。そこで、まず遊技盤12の表面に
取り付けられる取付基板71の構成について説明する。
【0024】取付基板71の上部には、通常入賞口73
が形成され、その通常入賞口73の前面に上部装飾板7
2が取り付けられている。また、取付基板71の下方部
分には、透明の前面カバーレンズ74が円弧状に取り付
けられている。この前面カバーレンズ74は、ドラム状
可変表示部材79a〜79cの表面に描かれた図柄が3
つ分見えるような大きさに選ばれ、特に中央の図柄がよ
り大きく見えるように拡大レンズ部75を構成してい
る。
【0025】前面カバーレンズ74の上方で前記上部装
飾板72の中央には、可変表示器76が設けられてい
る。この可変表示器76は、電気的可変表示部材として
7セグメントLEDが使用されて、「7」「C」「F」
「H」「J」の5種類の図柄を表示することができると
ともに、上記ドラム状可変表示部材79a〜79cと協
動して特定表示状態を表示するために設けられるもので
ある。すなわち、ドラム状可変表示部材79a〜79c
の表示態様と可変表示器76との表示態様との組み合せ
が予め定められた特定表示状態であるときに特定遊技状
態となって可変入賞球装置56を遊技者に有利な第1の
状態に変化させるものである。なお、可変表示器76
は、特定遊技状態となったときは、可変入賞球装置56
の開閉板59に入賞した入賞個数を表示する入賞個数表
示器77(図9において符合を示す)として使用される
ようになっている。
【0026】また、前記上部装飾板72には、前記可変
表示器76の左右側方に始動入賞記憶表示器78a〜7
8dが設けられている。この始動入賞記憶表示器78a
〜78dは、可変表示装置70が動作中に前記始動入賞
口15a〜15cに入賞して記憶された入賞玉を表示さ
せるためのものであり、最高4個まで記憶表示される。
したがって、可変表示装置70の動作が終了した時点
で、始動入賞記憶表示器78a〜78dが点灯していれ
ば、その点灯している数だけ再度可変表示装置70が動
作し、その動作開始毎に1つづつ消灯する。
【0027】ところで、上記したドラム状可変表示部材
79a〜79c及び可変表示器76の特定表示状態の組
み合せについては、以下のように設定されている。すな
わち、特定表示状態となるためには、ドラム状可変表示
部材79a〜79cの中央部分(拡大レンズ部75)に
表示される表示が「ゾロ目」(後述するようにドラム状
可変表示部材79a〜79cは、「0〜9」の10種類
の数字を表示する)で、可変表示器76に5種類の中か
ら「7」又は「F」が表示されたときに特定表示状態と
なる。しかしてドラム状可変表示部材79a〜79cに
おいて「ゾロ目」が出る確率は、 (1/10×1/10×1/10)×10=10/1000=1/100 である。
【0028】一方、可変表示器76に「7」又は「F」
が表示される確率は、図6に示すように、3段階に設定
され、その3つの段階を前記始動入賞口15a〜15c
にそれぞれ対応させている。すなわち、中央の始動入賞
口15a(始動入賞口A)に打玉が入賞するとデータ
(a)が選択設定され、左側の始動入賞口15b(始動
入賞口B)に打玉が入賞するとデータ(b)が選択設定
され、右側の始動入賞口15c(始動入賞口C)に打玉
が入賞するとデータ(c)が選択設定されるようになっ
ている。しかして、データ(a)においては、10個の
識別情報のうち4個が「7」又は「F」であり、データ
(b)においては、10個の識別情報のうち5個が
「7」又は「F」であり、データ(c)においては、1
0個の識別情報のうち6個が「7」又は「F」である。
したがって、ドラム状可変表示部材79a〜79cの表
示が「ゾロ目」で、且つ可変表示器76の表示が「7」
又は「F」である特定表示状態の発生確率は、図7に示
すようになる。つまり、始動入賞口Aに打玉が入賞して
データ(a)が選択された場合には、特定表示状態の発
生確率は、4/1000であり、始動入賞口Bに打玉が
入賞してデータ(b)が選択された場合には、特定表示
状態の発生確率は、5/1000であり、始動入賞口C
に打玉が入賞してデータ(c)が選択された場合には、
特定表示状態の発生確率は、6/1000である。
【0029】したがって、この変形実施形態の場合に
は、打玉が最も入賞し易い中央の始動入賞口15aに入
賞したとき、特定表示状態が最も低い確率で発生し、最
も入賞し難い右側の始動入賞口15cに入賞したとき、
特定表示状態が最も高い確率で発生するように選択設定
されることになる。このため、3つの始動入賞口15a
〜15cの周辺に植立される障害釘21の釘の調整具合
によって出玉率を複雑に制御できるため、遊技に奥行を
持たせることができ、また前記障害釘21の調整のバリ
エーションをいろいろ採用することができるため、一概
に入賞し易い中央の始動入賞口15a周辺の障害釘21
の調整具合を見ただけでは、出玉率の良し悪しが判断で
きず、特定の遊技者だけに利益が偏ることなく一般の遊
技者にも公平に利益獲得の機会がある。もちろん、この
変形実施形態のように特定入賞口である始動入賞口15
a〜15cへの入賞率又は始動入賞口15a〜15cの
配置位置と特定表示状態の発生確率との間に相関関係を
持たせなくてもよい。なお、図6においては、当りデー
タ・外れデータの両方が増減するようにしたが、どちら
か一方を増減させるようにしてもよい。この場合には、
当然のことながらデータの総数が設定値毎に異なってく
る。また、データの内容を増減する代わりに、各データ
の表示される表示時間の長さを変化させるようにしても
よい。
【0030】次に、遊技盤12の裏面に取り付けられる
収納ボックス81の構造について主として図4及び図5
を参照して説明する。この収納ボックス81内には、可
変表示装置70の主要部であるドラム状可変表示部材7
9a〜79cを回転せしめる駆動機構が収納されてい
る。ドラム状可変表示部材79a〜79cの外周表面に
は、複数の図柄(実施形態では、「0〜9」までの10
種類の数字)を有する図柄表示シール80a〜80cが
貼付されている。したがって、駆動機構は、上記図柄が
前記拡大レンズ部75に1つ正確に見えるようにドラム
状可変表示部材79a〜79cを停止し、且つ停止した
図柄の組み合せを判定するための検出手段を有するよう
に構成されるものである。
【0031】しかして、収納ボックス81の一側側壁に
は、ギヤボックス87が該側壁との間に空間部を有して
取り付けられ、該ギヤボックス87にドラムモータ82
が固着されている。ドラムモータ82のモータ出力軸8
3には、駆動ギヤ84が固定され、該駆動ギヤ84と噛
み合う伝達ギヤ85が回転シャフト86に固定されてい
る。なお、駆動ギヤ84と伝達ギヤ85とは、前記ギヤ
ボックス87内に位置するように配設される。前記回転
シャフト86は、収納ボックス81の両側側壁の前方に
設けたシャフト軸受88a,88bによって回転自在に
軸支されている。従って、回転シャフト86は、前記ド
ラムモータ82が回転すると、駆動ギヤ84および伝達
ギヤ85を介して一定速度で回転することになる。な
お、この回転速度は、ドラム状可変表示部材79a〜7
9cに描かれた図柄が、通常の人では、識別できない速
度に選定される。これは、識別できる速度で回転する
と、熟練した遊技者の中には、前記したストップスイッ
チ9を操作することによって、ドラム状可変表示部材7
9a〜79cに描かれた図柄の組み合わせを意図的に特
定表示状態となるように狙って停止させることができる
ようになるので、これを防止するためである。
【0032】前記回転シャフト86には、適宜の間隔を
置いて、固定ワッシャー91a〜91hが固定されてい
る。そして、固定ワッシャー91bと91cとの間に左
側のドラム状可変表示部材79aが、固定ワッシャー9
1dと91eとの間に中央のドラム状可変表示部材79
bが、固定ワッシャー91fと91gとの間に右側のド
ラム状可変表示部材79cがそれぞれ回転シャフト86
に遊嵌されている。更に、固定ワッシャー91b,91
d,91fと各ドラム状可変表示部材79a〜79cの
中心軸との間には、係止リング90a〜90cを介して
スプリング92a〜92cが挿入され、常にスプリング
92a〜92cの付勢力により、ドラム状可変表示部材
79a〜79cを一方の固定ワッシャー91c,91
e,91g側へ押圧している。これにより回転シャフト
86の回転力を各ドラム状可変表示部材79a〜79c
に伝達するとともにドラム状可変表示部材79a〜79
cが停止したときにも回転シャフト86とスリップする
ようになっている。
【0033】ドラム状可変表示部材79a〜79cの一
側側面外周沿には、ラチェット歯車89a〜89cが一
体的に突設形成され、後述するストップレバー102a
〜102cの鉤部103a〜103cと係合するように
なっている。このラチェット歯車89a〜89cの歯数
は、ドラム状可変表示部材79a〜79cの表面に描か
れた図柄の数と同一の数(図示の実施形態では10個)
だけ形成されている。また、ラチェット歯車89a〜8
9cの内側中心寄りには、多数の透孔93が穿設され、
これらの透孔93は、複数種類(図示の実施形態では、
五種類)の透孔に分類される。なお、透孔93は、内部
を通過する光が散乱しないように筒状に形成される。
【0034】また、収納ボックス81の一方の側壁に
は、投光器カバー96a〜96eに納められた投光器9
4a〜94eが設けられ、他方の側壁には、投光器94
a〜94eに対応して、やはり受光器カバー97a〜9
7eに納められた受光器95a〜95eが設けられてい
る。投光器94a〜94eは、たとえば発光ダイオード
で構成されており、受光器95a〜95eは、たとえば
フォトダイオードやフォトトランジスター等で構成され
ている。各投光器94a〜94eから発せられた光は、
前記透孔93のいずれかを通過して各受光器95a〜9
5eに到達するが、どの受光器95a〜95eが光を受
けたかは、後述する制御回路によって判断される。な
お、上記した実施形態においては、3つのドラム状可変
表示部材79a〜79cの表示結果を一度に検出できる
構成を示したが、各ドラム状可変表示部材79a〜79
cの表示結果をそれぞれ独立に検出できる構成としても
よい。このように構成したものとして、例えば、回転ド
ラムをステッピングモータの回転で制御するものがあ
る。
【0035】収納ボックス81の後壁前面には、後壁後
面に配置される放熱用のソレノイド取付板99と連結し
て3つのドラムソレノイド98a〜98cが取り付けら
れ、該ドラムソレノイド98a〜98cの上部から突出
するプランジャー100a〜100cには、それぞれス
トップレバー102a〜102cが結合されている。な
お、プランジャー100a〜100cには、復帰バネ1
01a〜101cが周設され、常にプランジャー100
a〜100cを上方向に付勢している。各ストップレバ
ー102a〜102cには、共通的に1本の支軸104
が挿通され、この支軸104を中心にして上下方向に回
動するようになっている。各ストップレバー102a〜
102cの先端には、鉤部103a〜103cが形成さ
れ、この鉤部103a〜103cが前記ラチェット歯車
89a〜89cと係合して、各ドラム状可変表示部材7
9a〜79cを停止保持するようになっている。また、
収納ボックス81の下壁裏面には、可変表示装置70に
設けられる電気的部品からの配線、例えば、ドラムソレ
ノイド98a〜98cから延びる配線105a〜105
cを中継する接続端子板106(図5参照)が取り付け
られている。
【0036】上記のように構成されたドラム状可変表示
部材79a〜79cとストップレバー102a〜102
cとの関係について説明すると、ドラムソレノイド98
a〜98cが励磁されている間は、ストップレバー10
2a〜102cの鉤部103a〜103cが上方に回動
して、ラチェット歯車89a〜89cとの係合が外れ、
ドラム状可変表示部材79a〜79cが回転シャフト8
6の回転に応じて回転する。ドラムソレノイド98a〜
98cが消磁すると、プランジャー100a〜100c
は、復帰バネ101a〜101cの付勢力によって復帰
され、これによりストップレバー102a〜102cの
鉤部103a〜103cが下方に回動して、ラチェット
歯車89a〜89cに噛み合い、直ちにドラム状可変表
示部材79a〜79cの回転を停止させる。
【0037】なお、この実施形態では、ドラム状可変表
示部材79a〜79cの設定確率を変化させるようにな
っていないが、これを変化させることができるように構
成して、ドラム状可変表示部材79a〜79cだけで設
定確率を変化させても良い。例えば、ドラムが2つ停止
した時点で投光器をONし、このとき3つ揃う可能性が
あれば、残り1つのドラムが回転しているときに、その
揃うこととなる識別情報が遊技盤前面側を通過するとき
に瞬間的に所定の受光器がONすることになるため、こ
の受光器がONしてから所定のタイミングで残り1つの
ドラムの停止制御を行うようにすればよい。この場合、
当り停止制御するか外れ停止制御するかを決定するデー
タの内容を3つの始動入賞口A〜Cのうちのどの始動入
賞口に打玉が入賞したかによって選択設定できるように
する。例えば、先に停止した2つのドラムが「ゾロ目;
確率 10/100(=1/10)」を出したときに、
残り1つのドラムに3つゾロ目となる識別情報を出させ
るデータとして、図8に示すように、始動入賞口Aに打
玉が入賞した場合、ゾロ目停止指令データ数;3 外れ
停止指令データ数;37 2つゾロ目となっている場合
において3つ目がゾロ目になる確率(以下、ゾロ目確率
という);3/40、始動入賞口Bに打玉が入賞した場
合、ゾロ目停止指令データ数;4 外れ停止指令データ
数;36 ゾロ目確率;4/40、始動入賞口Cに打玉
が入賞した場合、ゾロ目停止指令データ数;5 外れ停
止指令データ数;35 ゾロ目確率;5/40、とし、
可変表示器76が「7」又は「F」となる確率「5/1
0(=1/2)」に固定したとすれば、それぞれの場合
のトータル確率は、上から順に「3/800」「4/8
00」「5/800」となる。なお、上記した当り外れ
のデータをランダムに選択するようにすればよい。ただ
し、この場合一度選択されたデータは、元に戻して再度
選択の対象にする。
【0038】なお、ドラム状可変表示部材79a〜79
cの設定確率と可変表示器76の設定確率の両方を変化
させてもよいことはもちろんである。
【0039】以上、パチンコ遊技機1の構成について、
それぞれ詳細に説明してきたが、このパチンコ遊技機1
の動作について図9、図10及び図11を参照して説明
する。まず、パチンコ遊技機1の制御について図9に基
づいて説明する。図9は制御回路構成ブロック図であ
る。図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ110を含む。マイクロコンピュータ11
0は以下に述べるようなパチンコ遊技機1の全体の動作
を制御する機能を有する。このために、マイクロコンピ
ュータ110は、たとえば、数チップのLSIで構成さ
れており、その中には制御動作を所定の手順で実行する
ことのできるMPU111と、MPU111の動作プロ
グラムデータを格納するROM112と、必要なデータ
の書込みおよび読出しができるRAM113とを含む。
更に、マイクロコンピュータ110は、入力信号を受け
てMPU111に入力データを与える入力回路114
と、MPU111からの出力データを受けて外部に出力
する出力回路115と、MPU111から音データを受
けるサウンドジェネレータ116と、電源投入時にMP
U111にリセットパルスを与えるパワーオンリセット
回路117と、MPU111にクロック信号を与えるク
ロック発生回路118と、クロック発生回路118から
のクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMPU
111に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)
119と、MPU111からのアドレスデータをデコー
ドするアドレスデコード回路120を含む。
【0040】MPU111はパルス分周回路119から
定期的に与えられる割込パルスに応じて、割込制御ルー
チンの動作を実行することが可能となる。またアドレス
デコード回路120はMPU111からのアドレスデー
タをデコードし、ROM112、RAM113、入力回
路114、出力回路115、サウンドジェネレータ11
6にそれぞれチップセレクト信号を与える。なお、この
実施形態では、ROM112は、その内容の書き換え、
すなわち必要が生じた場合には、その中に格納されたM
PU111のためのプログラムデータを変更することが
できるようにプログラマブルROMが用いられる。
【0041】そしてMPU111はROM112内に格
納されたプログラムデータに従って、かつ以下に述べる
各制御信号の入力に応答して、可変表示装置70や可変
入賞球装置56等に対して制御信号を与える。マイクロ
コンピュータ110には、入力信号として、次のような
信号が与えられる。まず、始動入賞口15a〜15c
(始動入賞口A〜C)のそれぞれに対応して設けられた
始動入賞玉検出器16a〜16c(始動入賞玉検出器A
〜C)の検出信号は、始動入賞玉検出回路121に与え
られ、マイクロコンピュータ110に始動入賞玉検出信
号として与えられる。ストップスイッチ9で検出された
検出信号は、ストップスイッチ回路122に与えられ、
ストップ信号としてマイクロコンピュータ110に与え
られる。V入賞玉検出器67で検出された検出信号は、
V入賞玉検出回路123に与えられ、繰り返し信号とし
てマイクロコンピュータ110に与えられる。10カウ
ント検出器68で検出された検出信号は、10カウント
検出回路124に与えられ、入賞玉数計数信号としてマ
イクロコンピュータ110に与えられる。受光器95a
〜95eで検出された検出信号は、受光器回路125に
与えられ、ドラム状可変表示部材79a〜79cの組み
合せ判定信号としてマイクロコンピュータ110に与え
られる。
【0042】また、マイクロコンピュータ110は以下
の回路及び装置に制御信号を与える。まず、投光器回路
126を介して投光器94a〜94eに点灯信号を与え
る。モータ回路127を介してドラム状可変表示部材7
9a〜79cのドラムモータ82に駆動信号を与える。
ソレノイド回路128を介してドラム状可変表示部材7
9a〜79cのドラムソレノイド98a〜98cにドラ
ム駆動信号を与える。ソレノイド回路129を介してソ
レノイド60に駆動信号を与え、開閉板59の開閉を行
う。ランプ回路130を介して、特定遊技状態に対応し
て設けられる遊技効果ランプ22a,22b、及び枠ラ
ンプ23a,23bをそれぞれ点灯もしくは点滅させる
ための制御信号を与える。LED回路131を介して、
可変表示中や大当り中に始動入賞口15a〜15cに入
賞し記憶されている数を表示する始動入賞記憶表示器7
8a〜78dを点灯させるための制御信号を与える。デ
ィジタル表示駆動回路132を介して、可変表示器7
6、及び入賞個数表示器77を表示させるための制御信
号を与える。更に、アンプ133を介してスピーカー8
から効果音を報知させる。なお、上記構成の各回路に
は、電源回路134から所定の直流電圧が供給される。
【0043】次に、図10及び図11のフロー図を参照
して図9に示す制御回路の動作を説明する。制御回路の
電源がONされると、マイクロコンピュータ110は、
すべての値を初期化して次の信号を待つ。ところでマイ
クロコンピュータ110は、上記初期化が終了すると、
図10に示される割込ルーチンが常に割込まれるように
処理される。この割込ルーチンは、パルス分周回路(割
込パルス発生回路)119から4mSごとに割込まれる
信号に基づいてステップS1〜ステップS11の処理の
処理を行う。しかして、図10において、まず、マイク
ロコンピュータ110内に設けられる始動入賞記憶カウ
ンタの値が「4」か否かが判別され(ステップS1)、
「4」である場合には、許容された始動入賞記憶が満杯
であるため、それ以後の始動記憶を無効として扱い、最
後のステップS11に進み、始動入賞記憶カウンタの値
をLED回路131を介して始動入賞記憶表示器78a
〜78dを点灯して割込み処理を終了する。
【0044】一方、始動入賞記憶カウンタの値が「4」
でない場合は、中央の始動入賞口15aに対応する始動
入賞玉検出器AがONしたか否かが判別され(ステップ
S2)、始動入賞玉検出器AがONした場合には、始動
入賞記憶カウンタに「+1」処理した後(ステップS
3)、そのカウンタ値に対応する記憶エリアに前記図6
に示すデータ(a)が記憶される(ステップS4)。こ
こでカウンタ値に対応する記憶エリアを設けたのは、3
つの始動入賞口15a〜15cによって選択設定される
ディジタルデータが異なるため、始動入賞記憶されてい
る打玉がいずれの始動入賞口に入賞したかをそれぞれ別
々に記憶しておかなければならないからである。ステッ
プS4において、データ(a)が所定の記憶エリアに記
憶された後、前記ステップS11に進み割込み処理は、
終了する。
【0045】前記ステップS2において、始動入賞玉検
出器AがONしていないと判別された場合には、左側の
始動入賞口15bに対応する始動入賞玉検出器BがON
したか否かが判別され(ステップS5)、始動入賞玉検
出器BがONした場合には、始動入賞記憶カウンタに
「+1」処理した後(ステップS6)、そのカウンタ値
に対応する記憶エリアに前記図6に示すデータ(b)が
記憶される(ステップS7)。そして、データ(b)が
所定の記憶エリアに記憶された後、前記ステップS11
に進み割込み処理は、終了する。
【0046】前記ステップS5において、始動入賞玉検
出器BがONしていないと判別された場合には、右側の
始動入賞口15cに対応する始動入賞玉検出器CがON
したか否かが判別され(ステップS8)、始動入賞玉検
出器CがONした場合には、始動入賞記憶カウンタに
「+1」処理した後(ステップS9)、そのカウンタ値
に対応する記憶エリアに前記図6に示すデータ(c)が
記憶される(ステップS10)。そして、データ(c)
が所定の記憶エリアに記憶された後、前記ステップS1
1に進み割込み処理は、終了する。
【0047】一方、図11のメインルーチンに戻って説
明すると、初期化された後に、パチンコ遊技機1でゲー
ムが始められ、遊技盤12の遊技領域14にパチンコ玉
が打ち込まれ、打ち込まれたパチンコ玉が、前記割込ル
ーチンによって処理されたところにより、始動入賞記憶
カウンタの値が「0」か否かが判別される(ステップS
12)。始動入賞記憶カウンタの値が「0」の場合は、
「0」でなくなるまで次の処理に進まない。
【0048】一方、前記ステップS12において、始動
入賞記憶カウンタの値が「0」でないと判別された場合
には、マイクロコンピュータ110は、まず、前記割込
みルーチンのステップS4又はステップS7又はステッ
プS10によって処理されたところのカウンタ値に対応
して記憶されているデータに基づいてディジタルデータ
を設定し(ステップS13)、その後、始動入賞記憶カ
ウンタから「1」を減じ、これに対応して始動入賞記憶
表示器78a〜78dを1つ消灯し(ステップ14)、
その後、ソレノイド励磁信号をソレノイド回路128に
与えて、ドラムソレノイド98a〜98cをON(励
磁)する(ステップS15)。更に、ドラムソレノイド
98a〜98cがONされた後、ドラム状可変表示部材
79a〜79cのラチェット歯車89a〜89cとスト
ップレバー102a〜102cの鉤部103a〜103
cとの係合を完全に解除するために、微小時間(約10
0mS)だけ時間を経過させてから(ステップS1
6)、ドラム回転制御信号及びディジタル可変表示開始
信号をモータ回路127及びディジタル表示駆動回路1
32に与えて、ドラムモータ82及び可変表示器76を
回転及び可変駆動させて、ドラム状可変表示部材79a
〜79c及び可変表示器76の可変表示を開始させる
(ステップS17)。そして、可変表示している旨を報
知する(ステップS18)。
【0049】次に、ドラム状可変表示部材79a〜79
c及び可変表示器76の可変表示が開始してから、遊技
者がストップスイッチ9を押圧したか否かの判別が行わ
れ(ステップS19)、もし押圧されていない場合に
は、次のステップS20で可変表示開始から一定時間
(例えば、5秒)経過したか否かが判別される。もし、
一定時間経過していない場合はステップS19に戻る。
ステップS19でストップスイッチ9が押圧されるか、
あるいはストップスイッチ9が押圧されることなく可変
表示開始から一定時間経過した後には、10通りの時間
の中から、ランダムに選択された1つの時間TR1経過
させた(ステップS21)後に、まず左のドラム状可変
表示部材79aが停止される(ステップS22)。これ
はマイクロコンピュータ110がソレノイド回路128
に対して励磁停止信号を送り、ドラムソレノイド98a
を消勢させることによって行われる。また、それと同時
にアンプ133に音声信号を与えて、左のドラム状可変
表示部材79aが停止したことを表示する音声をスピー
カー8から発生させる(ステップS23)。左のドラム
状可変表示部材79aが停止した後、再度、10通りの
時間の中から、ランダムに選択された1つの時間TR2
経過後に(ステップS24)、ドラムソレノイド98b
がOFFされて中央のドラム状可変表示部材79bが停
止される(ステップS25)とともに、中央のドラム状
可変表示部材79bが停止したことを表示する音声が発
生させられる(ステップS26)。更に、中央のドラム
状可変表示部材79bが停止した後、同様に、10通り
の時間の中から、ランダムに選択された1つの時間TR
3経過後に(ステップS27)、ドラムソレノイド98
cがOFFされて右のドラム状可変表示部材79cが停
止される(ステップS28)とともに、右のドラム状可
変表示部材79cが停止したことを表示する音声が発生
させられる(ステップS29)。なお、上記した微小時
間TR1の時間の選択は、停止条件成立時に行ってもよ
いし、始動入賞時に行うようにしてもよい。同様に、微
小時間TR2,TR3及び後述するTR4の時間の選択
は、始動入賞時に行ってもよいし、停止条件成立時に行
ってもよいし、先の微小時間TRn−1(n=2〜4)
の経過時に行うようにしてもよい。
【0050】3つのドラム状可変表示部材79a〜79
cが停止した後に、マイクロコンピュータ110から、
投光器回路126に制御信号が与えられて、投光器94
a〜94eが点灯される(ステップS30)。投光器9
4a〜94eが点灯された後、10通りの時間の中から
選択された1つの微小時間TR4を経過させる(ステッ
プS31)。ステップS31で微小時間TR4が経過し
た後に、前記ステップS13で選択設定されたディジタ
ルデータに基づいて可変表示していた可変表示器76の
ディジタル可変表示が停止し(ステップS32)、それ
が停止した旨が報知される(ステップS33)。上記の
ようにしてすべてのドラム状可変表示部材79a〜79
c及び可変表示器76が停止した後に、ドラム状可変表
示部材79a〜79cの表示が「ゾロ目」で、且つ可変
表示器76のディジタルの表示が「7」又は「F」を表
示しているか否かが判別される(ステップS34)。す
なわち、特定表示状態となっているか否かが判別され
る。
【0051】前記ステップS34において、特定表示状
態でないと判別された場合には、ドラムモータ82の回
転を停止させるとともに、投光器94a〜94eをOF
Fとした後(ステップS35)、最初のステップS12
に戻る。
【0052】一方、前記ステップS34において特定表
示状態であると判別された場合には、前記と同様に、ド
ラムモータ82の回転を停止させるとともに、投光器9
4a〜94eをOFFとした後(ステップS36)、遊
技者に所定の価値を付与すべく遊技価値付与処理が行わ
れる(ステップS37)。具体的には、前記したように
可変入賞球装置56が一定期間開成し、その開成中にV
入賞口65に打玉が入賞することを条件として、上記一
定期間の開成が最高10回まで連続して行われる。
【0053】なお、上記した変形実施形態で可変表示部
材79a〜79c及び可変表示器76の表示状態が、特
定表示状態でない予め定められた表示状態である場合に
は、小当り表示状態として遊技者に特定表示状態とは異
なる価値を与えるようにしても良い。もちろん、小当り
表示状態の発生確率を変更できるようにしてもよい。
【0054】以上の動作説明から明らかなように、この
変形実施形態においては、複数設けられた始動入賞口1
5a〜15c毎に特定表示状態となる発生確率が異なる
ように設定されるので、3つの始動入賞口15a〜15
cの周辺に植立される障害釘21の釘の調整具合によっ
て出玉率を複雑に制御できるため、遊技に奥行を持たせ
ることができる。このため、遊技の興趣を盛り上げるこ
とができる。
【0055】なお、上述した実施形態においては、可変
表示装置70と可変入賞球装置56を別体に設けたもの
を示したが、一体的に設けたものでもよく、また、可変
入賞球装置56及び可変表示装置70の構成も図示した
もの限定されない。例えば、可変入賞球装置として、開
閉板59に変えて一対の開閉翼片や摺動片を使用したも
のでも良く、可変表示装置として、ドラム状の可変表示
部材に変えて、LCD、EL、ルーレット式、リーフ
式、ベルト式、ドット表示器、その他の表示器等を使用
したものでも良い。更に、可変表示装置70の可変表示
を停止させるストップスイッチ9を無くしてタイマーに
より自動停止だけにしてもよい。また、可変表示器、又
は可変表示部材の個数や停止順序は、上記した実施形態
に限定されない。更に、また可変表示部材(回転ドラム
を含む)及び可変表示器の可変表示は、電源投入時より
開始させ、始動入賞によりあらためて可変開始する構成
のものでもよい。その場合、始動入賞により可変開始し
たことを明確化するために可変表示部材、あるいは可変
表示器の可変表示の明るさを切り換えたり、可変表示の
速さを切り換えたりする方が好ましい。更には、可変表
示部材及び可変表示器の可変表示を通常時可変表示させ
ておくようにして、始動入賞により停止するように構成
しても良い。
【0056】また、特定遊技状態の発生によって付与さ
れる遊技価値として、特定遊技状態の発生により所定数
の景品玉を払い出すようにしたものや、あるいは下記の
カード式弾球遊技機においては、所定の点数を与えるよ
うにしてもよい。
【0057】更に上述した実施形態においては、弾球遊
技機として、遊技者が借り受けた玉を打球供給皿7に投
入して遊技する形式のものを示したが、持ち玉データが
記憶された記憶媒体によって遊技機内に封入された封入
玉を弾発して遊技が行える形式の、いわゆるカード式の
弾球遊技機であってもよい。
【0058】更に、打玉が通過した特定入賞口の種類に
よって特定表示状態の発生確率が変動できる範囲、ある
いは段階は、上記した変形実施形態に限定されないし、
更にまた、遊技内容も特定通過口の種類に対応して特定
表示状態の発生確率が異なっていれば、どのようなもの
でもよい。例えば、特定通過口の種類に対応して複数の
可変表示装置を設けて、各可変表示装置毎に特定表示状
態の発生確率を異ならせて構成した実施形態でも良い。
この実施形態の場合、特定通過口の数及び種類も、少な
くとも2個及び2種類以上であればよい。しかして、こ
の実施形態を図面に示すと、図12に示すようになる。
即ち、3つの始動入賞口(特定通過口)15a〜15c
のそれぞれに対応する可変表示装置70a〜70cを設
け、中央の始動入賞口15aを打玉が通過することによ
り、その中央の始動入賞口15aに定められた確率で可
変表示装置70aに特定表示状態が出現し、左側の始動
入賞口15bを打玉が通過することにより、その左側の
始動入賞口15bに定められた確率で可変表示装置70
bに特定表示状態が出現し、右側の始動入賞口15cを
打玉が通過することにより、その右側の始動入賞口15
cに定められた確率で可変表示装置70cに特定表示状
態が出現する。したがって、この実施形態では、打玉が
始動入賞口15a〜15cを通過すると、その始動入賞
口の種類に応じた確率に基づいて対応する可変表示装置
の可変駆動が行われ、特定表示状態が出現するため、始
動入賞口の種類によって特定表示状態となる確率が変化
することとなって、遊技に奥行を持たせることができ
る。また、始動入賞口15a〜15cの種類に対応して
可変表示装置70a〜70cが複数設けられているた
め、遊技内容が分かり易いものとなっている。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る可変表示装置付弾球遊技機は、遊技盤
上に配設される複数個の特定通過口と、前記遊技盤上に
配設され、前記特定通過口の種類に対応して設けられる
と共にその対応する特定通過口への打玉の通過に基づい
て表示結果を導出することが可能な複数の可変表示装置
と、該可変表示装置の表示結果が特定表示状態のとき
に、遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技価値付与手
段と、を備え、前記複数個の特定通過口は、その種類に
応じて対応する前記可変表示装置の特定表示状態となる
確率が異なるように設定されてので、打玉が特定通過口
を通過すると、その特定通過口の種類に応じた確率に基
づいて対応する可変表示装置の可変駆動が行われ、特定
表示状態が出現するため、特定通過口の種類によって特
定表示状態となる確率が変化することとなって、遊技に
奥行を持たせることができる。また、特定通過口の種類
に対応して可変表示装置が複数設けられているため、遊
技内容が分かり易いものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面概略図である。
【図3】遊技盤の拡大正面図である。
【図4】可変表示装置の内部構造を示す横断面図であ
る。
【図5】可変表示装置の内部構造を示す縦断面図であ
る。
【図6】可変表示装置の可変表示器が表示する識別情報
の各設定確率におけるパターン図である。
【図7】各設定確率における確率表図である。
【図8】各設定確率におけるドラムによる当りデータを
選択する方法を示す確率表図である。
【図9】変形実施形態の動作を制御する制御回路のブロ
ック図である。
【図10】図9に示す制御回路の具体的な動作を示すフ
ロー図である。
【図11】同じく図9に示す制御回路の具体的な動作を
示すフロー図である。
【図12】本実施形態に係る弾球遊技機の遊技盤の拡大
正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 12 遊技盤 15a〜15c 始動入賞口(特定通過口) 16a〜16c 始動入賞玉検出器 48 制御基板ボックス 56 可変入賞球装置(遊技価値付与手段) 70 可変表示装置 70a〜70c 可変表示装置 76 可変表示器 79a〜79c ドラム状可変表示部材 110 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤上に配設される複数個の特定通過
    口と、 前記遊技盤上に配設され、前記特定通過口の種類に対応
    して互いに独立して設けられると共にその対応する特定
    通過口への打玉の通過に基づいて互いに独立した表示結
    果を導出することが可能な複数の可変表示装置と、を備
    え、複数の可変表示装置において各々導出される独立した
    表示結果が特定表示状態のときに、遊技状態を遊技者に
    有利な状態に制御可能な可変表示装置付弾球遊技機にお
    いて、 前記複数個の特定通過口は、その種類に応じて対応する
    前記可変表示装置の独立した表示結果が特定表示状態と
    なる確率が異なるように設定されていることを特徴とす
    る可変表示装置付弾球遊技機。
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