JP2719714B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2719714B2
JP2719714B2 JP63330669A JP33066988A JP2719714B2 JP 2719714 B2 JP2719714 B2 JP 2719714B2 JP 63330669 A JP63330669 A JP 63330669A JP 33066988 A JP33066988 A JP 33066988A JP 2719714 B2 JP2719714 B2 JP 2719714B2
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、複数の表示状態に可変表示可能な可変表
示装置の停止時の表示状態が予め定める特定表示状態と
なったときに、特定遊技状態となって遊技者にとって利
益となる所定の価値を付与するように構成された弾球遊
技機に関するものである。
【従来の技術】
従来、複数の可変表示部材(例えば、回転ドラムやデ
ィジタル表示器等)を有する可変表示装置を設けた弾球
遊技機であって、前記可変表示部材の停止時の識別情報
の組み合せが予め定めた特定表示状態(例えば、すべて
「7」が揃ったとき)になると、遊技盤上に設けられ
た、例えば、可変入賞球装置が相対的に長い期間開放し
て多数の入賞玉を発生させ、遊技者に多大な利益を付与
する弾球遊技機が市場に提供されていた。
【発明が解決しようとする課題】
このような弾球遊技機においては、多大な利益を得る
べき特定表示状態の発生確率は、一定(例えば、1/20
0)であったため、比較的短い時間の間に続けて特定表
示状態が発生するケースは、極めて稀であり、遊技者の
興味を継続して引きつけることができず、1回の特定表
示状態の発生により利益を獲得した遊技者は、すぐにそ
の遊技機での遊技をやめてしまう傾向があった。 この発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、特定表示状態の発生により多大
な利益を得る可能性があるものであって、遊技者の興味
を継続して引きつけることのできる弾球遊技機を提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明にかかる弾
球遊技機は、 複数の表示状態に可変表示可能な可変表示装置が特定
表示状態となった場合に特定遊技状態として所定の遊技
価値を付与可能となる弾球遊技機において、 前記特定遊技状態となったこと及び予め定めた条件の
成立したことにより、前記特定表示状態が発生する確率
を向上させる確率向上制御手段を備えたことを特徴とす
る弾球遊技機。
【作用】
通常の発生確率の下で遊技を行い、その遊技の結果特
定遊技状態が発生し且つ予め定めた条件が成立すると、
次回以後の可変表示装置の表示駆動制御において特定表
示状態が発生する確率が向上されるため、続けて特定遊
技状態が出現する可能性が高くなる。このため、遊技者
は、1回の特定遊技状態が出現しただけでは、遊技をや
めることがなく興味をもって継続して遊技を行うように
なる。 一方、特定遊技状態が発生しても予め定めた条件が成
立しなかった場合には、次回以後の可変表示装置の表示
駆動制御において特定表示状態が発生する確率は、通常
の発生確率に基づいて制御される。このように、この発
明においては、予め定めた条件の成立の可否によって、
確率を向上させる場合も、あるいは向上させない場合も
あるため、1回目の特定遊技状態により利益を獲得した
遊技者が次回以後の可変表示駆動によりすぐに再度利益
を獲得するとは限らず、遊技場側の損失もそれほど大き
くない。むしろ、連続して特定遊技状態が出現する可能
性を遊技者が追及するため、弾球遊技機の稼働率が上昇
して遊技場側に有利になる場合もある。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。 弾球遊技機全体の構成 まず、第1図を参照して、この実施例が適用される弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機について説明す
る。第1図は、パチンコ遊技機の正面図である。図にお
いて、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、扉保
持枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガラス板5(第
5図参照)を有するガラス扉4及び前面扉6が一側を軸
支させて開閉自在に取り付けられている。ガラス扉4の
後方であって、前記前面枠2の裏面の遊技盤保持枠26
(第2図参照)には、遊技盤11が遊技盤止着部材27によ
って着脱自在に設けられている。また、前面扉6の表面
には、排出された景品玉を貯留し、かつ打玉の発射位置
に一個宛供給する打球供給皿7が固定されている。打球
供給皿7の上流側の内部空間には、遊技に関連する効果
音を発生するスピーカー8が内蔵されている。 前記前面枠2の下方部には、打球発射機構の一部を構
成する操作ハンドル9や、前記打球供給皿7に貯留しき
れなかった景品玉を貯留するための余剰玉受皿10が設け
られている。このうち、前記操作ハンドル9に対応する
ように前記前面枠2の裏面には、第2図に示すように打
球発射駆動部49が取り付けられている。打球発射駆動部
49は、取付基板50に集約して設けられ、駆動源としての
打球モータ51と、該打球モータ51の駆動回路を構成する
触手検出回路52と、前記打球モータ51の回転により往復
回動して打玉を弾発する打球杆53と、該打球杆53の往復
回動に連動して上下動し、図示しない打球供給装置の玉
送り部材を動作させる玉送り摺動杆54とから構成されて
いる。 前記遊技盤11の表面には、発射された打玉を誘導する
ための打玉誘導レール12aと、該打玉誘導レール12aによ
って誘導された打玉が落下するための遊技領域13を区画
する遊技領域形成レール12bがほぼ円状に植立されてい
る。遊技領域12のほぼ中央には、複数の回転ドラム87a
〜87cを有する可変表示装置55が設けられ、該可変表示
装置55の下方に入賞開口66を有する可変入賞球装置64が
設けられている。入賞開口66は、遊技盤11の表面に対し
て下端を軸にして開放自在な開閉板67によって覆われて
いる。そして、可変入賞球装置64の開閉板67は、前記可
変表示装置55の回転ドラム87a〜87cの識別情報の組み合
せが所定の表示態様となったときに、特定遊技状態とな
り、所定期間(例えば、20秒経過するまで、あるいは10
個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定され、
その開放している間遊技領域13を落下する打玉を受止め
るようになっている。そして、入賞開口66内に設けられ
た特定入賞口73に入賞すると、再度上記した開放状態を
繰り返し、特定入賞口73に入賞玉が発生する毎に最高10
回繰り返すことができるようになっている。なお、可変
表示装置55と可変入賞球装置64については、後に詳述す
る。 また、可変入賞球装置64の下方には、前記回転ドラム
87a〜87cの回転を許容する始動入賞口14a〜14Cが設けら
れている。この始動入賞口14a〜14Cのうち真ん中に設け
られる始動入賞口14aに打玉が入賞すると、それによっ
て払出される景品玉数は、他の入賞領域に打玉が入賞し
た際に払出される景品玉数よりも少なくなるように設定
されている。また、始動入賞口14a〜14Cには、始動入賞
玉検出器15a〜15cが一体的に設けられ、始動入賞口14a
〜14Cに入賞した打玉を検出して後述するマイクロコン
ピュータ109に検出信号を送るようになっている。 更に、遊技領域13には、前記可変表示装置55の左右側
方及び下部側方に通常入賞口16a,16b、17a,17bが設けら
れている。また、可変表示装置55の上部にも通常入賞口
58が設けられている。 なお、上記した各入賞領域のうち、前記始動入賞口14
aだけは、前述したように他の入賞口、あるいは入賞領
域よりも払出される景品玉数が少なく設定されている
が、これは、以下の理由による。すなわち、始動入賞口
14a〜14Cにより多くの打玉を入賞させることにより回転
ドラム87a〜87cの回転回数を多くして、特定遊技状態と
なる確率を高めるという期待と、すべての始動入賞口14
a〜14Cへの入賞による景品玉数を少なく設定すると、入
賞した割合に対して払出される景品玉数が少なくなると
いう不満と、を調和させるために設定されたものであ
る。なお、この実施例では、始動入賞口14aに打玉が入
賞した場合には、7個の景品玉が払出され、他の入賞領
域に打玉が入賞した場合には、13個の景品玉が払出され
るようになっている。もちろん、始動入賞口14aに入賞
する入賞率に応じてこれらの払出される景品玉数の設定
を変えることは差し支えない。 また、遊技領域13には、落下する打玉の流下速度や方
向を変化せしめる風車18a,18b、19a、19bや多数の障害
釘20が設けられるとともに、前記した特定遊技状態にな
ったときに点灯又は点滅して遊技者にその旨を報知する
遊技効果ランプ21a,21bが設けられている。この遊技効
果ランプ21a,21bと同じ効果を奏するものとして前記前
面枠2の上部に設けられる枠ランプ22a,22bや、前記風
車のうち上部左右に配置されるランプ付風車18a,18bが
ある。なお、これらにランプ類は、特定遊技状態となっ
たときだけでなく、前記回転ドラム87a〜87c等が回転し
ているときにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊
技の雰囲気を盛り上げるようになっている。更に、遊技
領域13の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入
賞しなかった打玉が遊技盤11の後方に導かれるアウト口
23が設けられている。 次に、第2図を参照してパチンコ遊技機1の背面の構
造について説明する。前記遊技盤11の裏面には、前記各
入賞領域に入賞した入賞玉を左右に振分けながら下方に
誘導する誘導径路が形成された入賞玉集合カバー体24が
固定されている。この入賞玉集合カバー体24のほぼ中央
には、前記可変表示装置55の駆動機構を収納する駆動部
収納ボックス63が後方に突出するように開口が開設さ
れ、更に、その下方には、可変入賞球装置64の開閉板67
を開閉駆動するためのソレノイド68が固定されている。
なお、可変入賞球装置64の裏側には、前記特定入賞口73
に打玉が入賞したことを検出するV入賞玉検出器76や、
前記入賞開口66に入賞した入賞玉を計数するための入賞
個数検出器77も設けられている。また、前記入賞玉集合
カバー体24の裏面上部には、遊技盤11に設けられる前記
したスイッチやランプ及び駆動源等から延びる配線を中
継する中継端子基板25が取り付けられている。 また、パチンコ遊技機1の背面には、機構板28が開閉
自在に取り付けられている。この機構板28は、前記遊技
盤11に設けられた入賞口からの入賞玉を処理して、その
入賞玉に対応する所定個数の景品玉を排出するための各
種の機構が設けられるものである。しかして、機構板28
には、機構板28を閉じた状態で係止する固定部材29によ
って前記遊技盤保持枠26に固定支持されるようになって
いる。更に、機構板28のほぼ中央には、窓開口30が開設
され、この窓開口30の下方位置に第1の入賞玉集合樋31
aと第2の入賞玉集合樋31bが形成されている。第1の入
賞玉集合樋31aは、前記した各種の入賞口のうち始動入
賞口14aを除く入賞口に入賞した入賞玉が誘導されるも
ので、機構板28の前面側に形成される。また、第2の入
賞玉集合樋31bは、始動入賞口14aだけに対応するもの
で、始動入賞口14aに入賞した入賞玉を誘導するもので
ある。なお、第2の入賞玉集合樋31bは、窓開口30の下
縁に沿って機構板28の後面側に形成されるものである。
第1の入賞玉集合樋31a及び第2の入賞玉集合樋31bに誘
導された入賞玉は、後述する入賞玉処理機構45a,45bに
導かれるようになっている。 機構板28の後面側には、パチンコ遊技機設置台の図示
しない補給機構から補給される景品玉を遊技者に払い出
すための各種の機構が設けられている。これらの機構に
ついて、以下説明すると、機構板28の上部には、景品玉
タンク32が固定されている。この景品玉タンク32には、
上記した補給機構から多量の景品玉が補給されるように
なっている。 景品玉タンク32の下方には、景品玉を整列させるため
の景品玉誘導樋33が設けられている。この景品玉誘導樋
33は、景品玉が3列に整列して自然流下するように傾斜
して取り付けられる。このように景品玉誘導樋33を景品
玉が3列になって流下するように構成したのは、前記し
たように遊技盤11に設けられた入賞口への入賞により2
種類の景品玉数を払い出すように構成したためである。 景品玉誘導樋33の下流側には、屈曲樋34が接続される
ように取り付けられている。この屈曲樋34は、景品玉誘
導樋33を流下してきた景品玉の流下方向を180度転換さ
せるとともに、連続して流下している景品玉の玉圧を弱
めるためにある。 屈曲樋34の下流側には、景品玉払出装置35a,35bが接
続されている。景品玉払出装置35a,35bは、所定個数の
景品玉を受け入れて、その所定個数の景品玉を入賞玉処
理機構45a,45bの動作に連動して払い出すものである。
そして、景品玉払出装置35a,35bは、前記した異なる景
品玉数に対応するように前後方向に重複して形成されて
いる。なお、当然のことながら入賞玉処理機構45a,45b
も前後方向に重複して設けられるが、この入賞玉処理機
構45a,45bは、1つの共通した駆動モータ46によって駆
動される回転カムによりそれぞれの入賞玉集合樋31a,31
bに誘導された入賞玉が押出されることにより景品玉払
出装置35a,35bを動作させるようになっている。 景品玉払出装置35a,35bから払出された景品玉は、景
品玉放出通路36に排出される。景品玉放出通路36には、
その下端に誘導開口37が開設され、この誘導開口37が前
記打球供給皿7に連通している。また、誘導開口37の一
側には、余剰玉通路39と連絡するための連絡樋38が設け
られ、余剰の景品玉を余剰玉通路39に誘導するようにな
っている。余剰玉通路39は、その下端が前面枠2の裏面
に取付られる接続樋42に接続され、余剰の景品玉を前記
余剰玉受皿10に誘導するようになっている。また、余剰
玉通路39の一側側壁には、景品玉充満検知板40が上端を
中心にして揺動自在に設けられている。しかして、景品
玉充満検知板40は、景品玉によって余剰玉通路39内が満
杯になったときに該景品玉に押圧されて揺動し、前記し
た図示しない打球供給装置の玉送り部材の動作を固定し
て打玉を打球発射位置に供給しないようしている。ま
た、景品玉充満検知板40の対向する位置に充満検知スイ
ッチ41が設けられている。そして、景品玉充満検知板40
が揺動されたときに充満検出スイッチ41がOFFとなり、
入賞玉処理機構45a,45bの前記駆動モータ46の回転を停
止させるようになっている。したがって、充満検知板40
が動作したときには、打球の弾発ができなくなるととも
に、景品玉の払出も行われなくなる。 更に、機構板28には、前記アウト口23から排出される
アウト玉を誘導するアウト玉誘導樋43が取り付けられ、
このアウト玉誘導樋43に誘導されたアウト玉がその流下
端であるアウト玉放出口44からパチンコ遊技機1外に排
出されるようになっている。また、機構板28には、可変
表示装置55や可変入賞球装置64を制御するための制御回
路基板を収納した制御基板ボックス47や、パチンコ遊技
機1の電源を供給するためのターミナルボックス48が取
り付けられている。 遊技盤の構成 次に、この実施例の要部を構成する遊技盤11に設けら
れる可変入賞球装置64と可変表示装置55について説明す
る。 可変入賞球装置 まず、第3図を参照して、可変入賞球装置64の構成に
ついて説明する。可変入賞球装置64は、前記遊技盤11に
取り付けられる取付基板65を有し、その取付基板65の上
部に長方形状の入賞開口66が開設されている。この入賞
開口66には、下端両サイドを軸支して、取付基板65に対
して垂直方向に開閉自在とされる開閉板67によって塞が
れている。この開閉板67は、前記したようにソレノイド
68によって開閉制御され、開成中には、遊技領域13を落
下する打玉を受止めて入賞開口66に導き入賞玉とする。
また、開閉板67の前面中央には、パチンコ玉が通過し得
る間隔を置いて一対のガイド片69a,69bが突設されてい
る。このガイド片69a,69bは、開閉板67が閉成中には、
遊技領域13を落下する玉を下方へ誘導するように作用
し、開閉板67が開成中には、取付基板65と当接して開閉
板67の開成角度を規制するようになっている。また、取
付基板65の下方には、前記ガイド片69a,69bと垂直線上
に並ぶ一対の誘導壁70a,70bが突設され、その誘導壁70
a,70bの間隔が通過口71を構成している。そして、通過
口71の下方には、前記始動入賞口14aが配置されてい
る。したがって、前記ガイド片69a,69b、誘導壁70a,70b
及び始動入賞口14aは、1つの鉛直線L上に並ぶように
配置され、開閉板67が閉成中のときにガイド片69a,69b
を通過した打玉は、誘導壁70a,70bを通って始動入賞口1
4aに誘導される可能性が極めて高くなる。なお、誘導壁
70a,70bの前面には、前飾板72が固定されているととも
に、図示の実施例においては、ガイド片69a,69bの上方
に遊技盤11に打玉をガイド片69a,69bに誘導するための
障害釘20が逆「ハ」字状に植立されている。 一方、前記開閉板67に覆われる入賞開口66は、3つに
分割され、中央の空間が特定入賞口73を構成し、左右の
空間が通常入賞口74a,74bを構成している。また、特定
入賞口73も前記鉛直線L上に位置することになる。した
がって、図示の実施例の場合には、特定入賞口73と始動
入賞口14aとが1つの鉛直線L上に形成されているの
で、遊技者が可変入賞球装置64の中央に打玉を落下させ
るように狙うことにより開閉板67が閉成中には、始動入
賞口14aに入賞させ易くして可変表示装置55の動作回数
を多くする期待感を増し、開閉板67が開成中には、何も
邪魔されずに打玉を特定入賞口73に入賞させ易くして可
変入賞球装置64の再度の開成(継続)が行われ易くして
いる。なお、入賞開口66の一側後面には、前記入賞個数
検出器77で検出した入賞玉数を表示する入賞個数表示器
75が設けられている。 可変表示装置 次に、第3図ないし第5図を参照して可変表示装置の
構成について説明する。 可変表示装置55は、前記遊技盤11の表面に取り付けら
れる取付基板56と、遊技盤11の裏面に取り付けられる駆
動機構部分を収納する駆動部収納ボックス63とに分けら
れる。そこで、まず遊技盤11の表面に取り付けられる取
付基板56の構成について主として第3図を参照して説明
する。なお、他の図面は、説明に必要な都度引用する。 取付基板56の上部には、通常入賞口58が形成され、そ
の通常入賞口58の前面に上部装飾板57が取り付けられて
いる。この上部装飾板57の前面には、可変入賞球装置64
の開閉板67の開成回数を表示する開成回数表示器59が設
けられるとともに、その開成回数表示器59の左右に前記
始動入賞口14a〜14Cに入賞した入賞玉数を最高4個まで
記憶した旨を報知する始動入賞記憶表示器60a〜60dが設
けられている。また、取付基板56の下方部分には、正方
形状の開口78が開設され、該開口78(第4図参照)に透
明のレンズカバー79(第5図参照)が円弧状に取り付け
られている。このレンズカバー79は、回転ドラム87a〜8
7cの表面に描かれた図柄が3つ分見えるような大きさに
選ばれるとともに図柄がより大きく見えるような可変表
示部62a〜62cを構成している。 更に、前記開口78の左右両側の取付基板56には、特定
表示状態が成立すべき組み合せを報知するためのライン
表示器61a〜61fが設けられている。すなわち、ライン表
示器61a〜61fは、前記3つの図柄(識別情報)の左右に
対応する位置にそれぞれ配置され、上部左右に設けられ
たライン表示器61a,61dを結ぶライン上、中央左右に設
けられたライン表示器61b,61eを結ぶライン上、下部左
右に設けられたライン表示器61c,61fを結ぶライン上、
左側上部と右側下部に設けられたライン表示器61a,61f
を結ぶライン上、及び左側下部と右側上部に設けられた
ライン表示器61c,61dを結ぶライン上の5つのライン上
に所定の図柄(識別情報)が揃ったときに特定表示状態
(大当り)となる。具体的には、「7」と「FEVER」「S
ANKYO」の3つの図柄が5ライン上に揃ったときに大当
りとなる。また、後述するように1つの回転ドラムに
は、16個の図柄が表示され、そのうち上記3つの図柄
は、1つづつ描かれているので、表示上の特定表示状態
(大当り)の出現確率は、{3×5/163=1/273}とな
る。しかしながら、後述するように回転ドラム87a〜87c
の回転制御は、始動入賞時に決められたデータテーブル
に基づいて行われるので、通常時の特定表示状態の出現
確率は、そのデータテーブルによって決められる。そし
て、そのデータテーブルを表示上の出現確率と同じよう
に構成してもよいし、あるいは異なるように構成しても
良い。この実施例の場合、後述する動作説明において
は、表示上の出現確率と通常遊技時の出現確率とを同一
にしている。 更に、取付基板56には、第4図に示すように後方に突
出するように嵌合筒80a,80bが形成され、この嵌合筒80
a,80bに後述する駆動部側の駆動部取付枠部材81の突出
ピン83a,83bが嵌入され、取付基板56と駆動部収納ボッ
クス63との相互の位置関係を正確に規定している。 一方、遊技盤11の裏面に取り付けられる駆動機構部分
を収納する駆動部収納ボックス63の構成について第4図
及び第5図を参照して説明すると、駆動部収納ボックス
63の前方には、駆動部取付枠部材81が固定される。この
駆動部取付枠部材81は、第5図に示すように駆動部収納
ボックス63を前記入賞玉集合カバー体24に固定するため
のものであり、そのための取付穴82a〜82dが穿設されて
いる。また、前方上部には、前記嵌合筒80a,80bに嵌入
される突出ピン83a,83bが突設されている。更に、その
中央には、回転ドラム87a〜87cが臨む正方形状の開口部
84が開設され、また、後端上下には、後述する回転ドラ
ム機構86a〜86cを構成するモータ固定板89a〜89cの前方
側上下を係止するためのモータ固定板係合溝85a〜85fが
形成されている。 駆動部収納ボックス63は、前方を開放した箱状に形成
され、その前方上下には、前記駆動部取付枠部材81と固
定するための取付穴96a〜96dが穿設され、その内部に回
転ドラム87a〜87cが収容されるようになっている。回転
ドラム87a〜87cは、それぞれ個々に回転ドラム機構86a
〜86cとしてユニット化され、簡単に駆動部収納ボック
ス63に収納されるようになっている。すなわち、回転ド
ラム機構86a〜86c(第4図では、1つの回転ドラム機構
86aだけを抜出して表示しているが、他の2つの回転ド
ラム機構86b,86cも全く同じ構成である)は、その外周
表面に複数の識別情報が描かれた回転ドラム87a〜87c
と、該回転ドラム87a〜87cを回転せしめるステッピング
モータ88a〜88cと、該ステッピングモータ88a〜88cを固
定するためのモータ固定板89a〜89cとから構成される。 モータ固定板89a〜89cの前方側上下には、係合突片90
a〜90f(90a,90bは、モータ固定板89aに、90c,90dは、
モータ固定板89bに、90e,90fは、モータ固定板89cにそ
れぞれ形成されている。以下、同様にa〜fは、回転ド
ラム機構86a,86b,86cに形成されている)が突設され、
この係合突片90a〜90f(ただし、90d,90fは図示省略)
の前端縁が前記モータ固定板係合溝85a〜85fと係止され
るようになっている。また、係合突片90a〜90fの後端縁
は、駆動部収納ボックス63の前方開口縁上下に形成され
たモータ固定板係合溝97a〜97f(ただし、97d,97fは図
示省略)に係止されるようになっている。 前記モータ固定板89a〜89cには、ステッピングモータ
88a〜88cが取り付けられ、該ステッピングモータ88a〜8
8cから延びる配線92a〜92c(ただし、92b,92cは図示省
略)の先端には、後述する中継端子基板104に設けられ
るモータ接続コネクタ106a〜106cに接続するためのモー
タ接続コネクタ93a〜93cが固着されている。 前記ステッピングモータ88a〜88cのモータ軸91a〜91c
の先端には、回転ドラム87a〜87cが固定されるようにな
っているが、その固定をより強固にするために回転ドラ
ム87a〜87cの中心軸には、金属製の取付部材94a〜94cが
嵌入され、前記ステッピングモータ88a〜88cが停止制御
されたときに前記回転ドラム87a〜87cの外周の識別情報
が正確に表示されるように、前記ステッピングモータ88
a〜88cのモータ軸91a〜91cと前記回転ドラム87a〜87cの
位置決めが正確が行われている。また、このステッピン
グモータ88a〜88cは、その回転数が異なるように設定さ
れている。すなわち、左側から右側に向うほど、その回
転数が小さくなるように設定され、具体的には、左のス
テッピングモータ77aが78rpmであり、真ん中のステッピ
ングモータ77bが62.5rpmであり、右のステッピングモー
タ77cが52rpmである。また、回転数を変えるには、それ
ぞれのステッピングモータ88a〜88cに送るパルス巾を異
なるようにすればよい。 前記回転ドラム87a〜87cの一側外周縁の一部には、切
欠部95a〜95cが所定の長さをもって切り欠けられてい
る。この切欠部95a〜95cは、回転ドラム87a〜87cの外周
に描かれた識別情報を識別するために設けられるもの
で、後述するホトトランジスタで構成されるドラム位置
検出器102a〜102cが切欠部95a〜95cを検出することによ
り識別情報の種類を検出するようになっている。 以上、説明したように回転ドラム機構86a〜86cは、ユ
ニット化して駆動部収納ボックス63に収納固定されるの
で、組み付け作業が簡単に行えるとともに、故障時の交
換が極めて容易に行える。 更に、駆動部収納ボックス63の後面側には、開口部98
a〜98dが開設され、駆動部収納ボックス63の後面に密着
して取り付けられる駆動制御基板100の表面に設けられ
る抵抗、あるいはコンデンサ等の電気部品が開口部98a
〜98dから前方に突出できるようにしている。ただし、
開口部98cは、前記回転ドラム機構86a〜86cから延びる
配線92a〜92cを後方へ貫通させるためのものである。ま
た、駆動部収納ボックス63の後面には、第5図に示すよ
うに通過穴108a〜108cが穿設され、この通過穴108a〜10
8cに駆動制御基板100に設けられるドラム位置検出器102
a〜102cが臨むようになっている。したがって、通過穴1
08a〜108cは、回転ドラム機構86a〜86cが駆動部収納ボ
ックス63に固定されたときに前記回転ドラム87a〜87cの
一側外周縁に形成された切欠部95a〜95cが回転してくる
位置に対応するように穿設されている。そして、ドラム
位置検出器102a〜102cが切欠部95a〜95cを検出したとき
ONとなるように設定され、切欠部95a〜95c以外の位置の
ときにはOFFとなるように設定されている。なお、切欠
部95a〜95cは、ドラム位置検出器102a〜102cから発せら
れる光を吸収するようなものであればよいため、切欠部
98a〜98cに変えて黒いシールを貼付しても良い。 ドラム位置検出器102a〜102cが設けられる駆動制御基
板100の下方には、駆動制御基板接続コネクタ103が設け
られ、このコネクタ103と次に述べる中継端子基板104の
駆動制御基板接続コネクタ105a,105bとが配線で接続さ
れ、駆動制御基板100に電源が供給されている。なお、
駆動制御基板100は、その一側上下に形成された係合穴
部101a,101bを駆動部収納ボックス63の後面側に突設さ
れた取付ボス99a〜99dの一部の取付ボス99a,99bに貫通
して支持し、他側をビスで締着することにより駆動部収
納ボックス63の後面に密着固定されている。 また、前記取付ボス99a〜99dには、中継端子基板104
が固定されている。この中継端子基板104は、可変表示
装置55全体に設けられる電気的部品からの配線を中継す
るもので、前記した駆動制御基板接続コネクタ105a,105
bやモータ接続コネクタ106a〜106cが設けられるととも
に、第5図に示すように外部の電源と接続する中継端子
基板接続コネクタ107が設けられている。 弾球遊技機の動作説明 以上説明したパチンコ遊技機の動作について第6図及
び第7A図ないし第7C図を参照して説明する。 まず、パチンコ遊技機1の制御について第6図に基づ
いて説明する。第6図は制御回路構成ブロック図であ
る。図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ109を含む。マイクロコンピュータ109は以
下に述べるようなパチンコ遊技機1の全体の動作を制御
する機能を有する。このために、マイクロコンピュータ
109は、たとえば、数チップのLSIで構成されており、そ
の中には制御動作を所定の手順で実行することのできる
MPU110と、MPU110の動作プログラムデータを格納するRO
M111と、必要なデータの書込みおよび読出しができるRA
M112とを含む。 更に、マイクロコンピュータ109は、入力信号を受け
てMPU110に入力データを与える入力回路113と、MPU110
からの出力データを受けて外部に出力する出力回路114
と、MPU110から音データを受けるサウンドジェネレータ
115と、電源投入時にMPU110にリセットパルスを与える
パワーオンリセット回路116と、MPU110にクロック信号
を与えるクロック発生回路117と、クロック発生回路117
からのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMP
U110に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)11
8と、MPU110からのアドレスデータをデコードするアド
レスデコード回路119を含む。MPU110はパルス分周回路1
18から定期的に与えられる割込パルスに応じて、割込制
御ルーチンの動作を実行することが可能となる。またア
ドレスデコード回路119はMPU110からのアドレスデータ
をデコードし、ROM111、RAM112、入力回路113、出力回
路114、サウンドジェネレータ115にそれぞれチップセレ
クト信号を与える。なお、この実施例では、ROM111は、
その内容の書き換え、すなわち必要が生じた場合には、
その中に格納されたMPU110のためのプログラムデータを
変更することができるようにプログラマブルROMが用い
られる。そしてMPU110はROM111内に格納されたプログラ
ムデータに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力
に応答して、可変表示装置55や可変入賞球装置64等に対
して制御信号を与える。 マイクロコンピュータ109には、入力信号として、次
のような信号が与えられる。まず、始動入賞口14a〜14c
のそれぞれに対応して設けられた始動入賞玉検出器(ST
SW)15a〜15cの検出信号は、始動入賞玉検出回路120に
与えられ、マイクロコンピュータ109に始動入賞玉検出
信号が与えられる。V入賞玉検出器(VSW)76で検出さ
れた検出信号は、V入賞玉検出回路121に与えられ、繰
り返し信号としてマイクロコンピュータ109に与えられ
る。入賞個数検出器(CTSW)77で検出された検出信号
は、入賞個数検出回路122に与えられ、入賞玉数計数信
号としてマイクロコンピュータ109に与えられる。ドラ
ム位置検出器(SW1〜SW3)102a〜102cで検出された検出
信号は、ドラム位置検出回路123に与えられ、回転ドラ
ム87a〜87cの停止制御の基準となる信号をマイクロコン
ピュータ109に与える。 また、マイクロコンピュータ109は以下の回路及び装
置に制御信号を与える。まず、モータ駆動回路124を介
して回転ドラム87a〜87cのステッピングモータ(SP1〜S
P3)88a〜88cにパルス駆動信号を与える。ソレノイド駆
動回路125を介してソレノイド(SOL)68に駆動信号を与
え、開閉板67の開閉を行う。ランプ駆動回路126を介し
て、特定遊技状態に対応して設けられる遊技効果ランプ
21a,21b、及び22a,22bをそれぞれ点灯もしくは点滅させ
るための制御信号を与える。LED駆動回路127を介して、
始動入賞口14a〜14cに入賞した数を表示する始動入賞記
憶表示器60a〜60dを点灯させるための制御信号を与える
とともに、ライン表示器61a〜61fを点灯させるための制
御信号を与える。セグメントLED駆動回路128を介して、
入賞個数表示器75及び開成回数表示器59を表示させるた
めの制御信号を与える。更に、アンプ129を介してスピ
ーカー8から効果音を報知させる。なお、上記構成の各
回路には、電源回路130から所定の直流電圧が供給され
る。 次に、第7A図ないし第7C図のフロー図を参照して第6
図に示す制御回路の動作を説明する。なお、第7A図ない
し第7C図に示すフロー図の中で示される記号は、以下の
通りである。 CT1;ステップカウンタ(SP1用) CT2;ステップカウンタ(SP2用) CT3;ステップカウンタ(SP3用) CT4;始動入賞記憶カウンタ CT5;開成回数カウンタ CT6;入賞個数カウンタ CT7;確率向上時の大当り回数カウンタ D1 ;左回転ドラム停止表示データ D2 ;中回転ドラム停止表示データ D3 ;右回転ドラム停止表示データ 以下、ランダムデータとして、 RD1;左回転ドラム停止表示内容決定データテーブル RD2;中回転ドラム停止表示内容決定データテーブル RD3;右回転ドラム停止表示内容決定データテーブル RD4;確率向上選択決定データテーブル RD5;確率向上選択決定データテーブル RD6;当り外れ選択決定データテーブル RD7;大当り停止表示内容決定データテーブル以下、動作
を説明すると、 制御回路の電源がONされると、マイクロコンピュータ
109は、すべての値を初期化して次の信号を待つ。とこ
ろでマイクロコンピュータ109は、上記初期化が終了す
ると、第7A図に示される割込ルーチンが常に割込まれる
ように処理される。この割込ルーチンは、パルス分周回
路(割込パルス発生回路)118から4mSごとに割込まれる
信号に基づいてステップS1〜ステップS11の処理を行
う。すなわち、始動入賞記憶カウンタCT4の値が「4」
か否かを判別し(ステップS1)、「4」の場合は、LED
駆動回路127を介して始動入賞記憶表示器60a〜60dを点
灯させる(ステップS11)。ここで、始動入賞記憶カウ
ンタCT4の値が「4」であるということは、前記可変表
示装置55の回転ドラム87a〜87cが回転中に打玉が始動入
賞口14a〜14cに4個入賞したことを示し、その4個まで
の始動入賞に対して回転ドラム87a〜87cの可変表示を保
証し、5個目以降の始動入賞を無効とするものである。
もちろん、この実施例のように4個に限定する必要はな
く、適宜の数を設定しても良いし、あるは設定せず、す
べての始動入賞を有効とするようにしてもよい。 ところで、前記ステップS1で始動入賞記憶カウンタの
値が「4」でないと判別された場合には、未だ記憶する
余裕があるということであるから次に始動入賞玉検出器
15a〜15cがONしたか否かが判別され(ステップS2)、ON
していない場合は、前記ステップS11に進んで、その時
の始動入賞記憶カウンタCT4の値を表示して、割込みを
終了する。一方、始動入賞玉検出器15a〜15cがONした場
合には、始動入賞記憶カウンタCT4の値に「1」が加算
され(ステップS3)、その後、後述するステップS66で
セットされる確率向上フラグがセットされているか否か
を判別する(ステップS4)。効率向上フラグは、後述す
るランダムデータRD4又はRD5の中から効率向上データが
選択決定されたときにセットされるものである。しかし
て、確率向上フラグがセットされているときには、ラン
ダムデータRD6の中から1個のデータを選出する(ステ
ップS5)。ランダムデータRD6は、例えば、20個のデー
タから構成され、そのうちの1個が大当りデータになっ
ている。したがって、このとき(確率向上時)の大当り
である特定表示状態の出現確率は、「1/20」であり、こ
れは通常遊技時の出現確率の「1/273(表示上の確率と
同じ)」よりも格段に特定表示状態が出現し易くなって
いる。 次いでステップS5において選出されたデータが大当り
データであるかが判別され(ステップS6)、大当りデー
タである場合には、ランダムデータRD7の中から1つの
データを選出する(ステップS7)。ここで、ランダムデ
ータRD7は、前記した3つの大当り図柄「7」「FEVER」
「SANKYO」が5ライン上に並ぶ並び方が15通りあり、そ
の15通りの大当り表示態様に対応して15個のデータから
構成されている。そしてRD6で大当りデータを選出した
時に、どの大当り表示態様にするかを決定する。 しかして、RD7の中から選出されたデータに基づいて
3つの回転ドラム87a〜87cが停止したときに表示される
データD1〜D3の内容を決定し、始動入賞記憶カウンタCT
4の値に対応する記憶エリアにそのデータD1〜D3を記憶
する(ステップS8)。その後、確率向上フラグをクリア
し(ステップS9)、前記ステップS11に進んで、その時
の始動入賞記憶カウンタCT4の値を表示して、割込みを
終了する。 一方、前記ステップS4において、確率向上フラグがセ
ットされていないと判別された場合、及び前記ステップ
S6において大当りデータが選出されていないと判別され
た場合には、ランダムデータRD1〜RD3の中から3つの3
つの回転ドラム87a〜87cが停止したときに表示されるデ
ータD1〜D3の内容を選出し、始動入賞記憶カウンタCT4
の値に対応する記憶エリアにそのデータD1〜D3を記憶す
る(ステップS10)。ここで、ランダムデータRD1〜RD3
は、それぞれ16個のデータから構成されるデータテーブ
ルであり、各データが回転ドラム87a〜87cの外周に描か
れる図柄(識別情報)に対応している。したがって、ス
テップS10で選出されるD1〜D3のデータが大当り表示態
様になる確率は、表示上の出現確率「1/273」に同じと
なる。 ところで、前記ステップS10の処理が終了すると、前
記ステップS11に進んで、その時の始動入賞記憶カウン
タCT4の値を表示して、割込みを終了する。 上記した割込みルーチンにおいては、始動入賞記憶カ
ウンタCT4が上限値「4」に達している場合に、始動入
賞玉検出器15a〜15cがONしたとしても、その信号を無効
にして何等制御に影響を与えないようにしたが、CT4が
上限値に達している場合にも始動入賞玉検出器15a〜15c
がONする毎にRD1〜RD3からD1〜D3を選出し、CT4の値に
対応してすでに記憶されているD1〜D3を順次消去書き換
えするようにして、制御に影響を与えるようにしてもよ
い。また、確率向上時において、ステップS5で外れデー
タを選出した場合に、ステップS10に進んでD1〜D3を選
出し、そのデータが大当り表示態様であるとき、上記ル
ーチンでは、そのまま大当りとして処理されるが、外れ
となるように再度D1〜D3を選出し直すような制御にして
もよい。 更に、ランダムデータRD6に相当するデータテーブル
を複数設けて、確率向上時の特定表示状態の出現確率の
向上の度合が複数になるように制御しても良い。 なお、上記割込みルーチン処理においては、確率向上
時においても、内部確率のみを上げるようにし、表示上
の確率は、変化しないようにした(3種類の図柄で5ラ
イン上)ので、確率向上時だけに現われる図柄とか、現
われない図柄とかがなく、確率が向上したかどうかは、
例えそのパチンコ遊技機での遊技に慣れている遊技者で
あっても判断できず、初心者と熟練者との間に有利、不
利が発生しない。もちろん、この場合、確率向上を積極
的に報知しても、その確率向上を初心者も熟練者も共に
知ることができるので、この意味において両者の間に有
利、不利が発生しない。 以上、説明した割込みルーチンは、常に行われている
が、一方、遊技の制御を示すメインルーチンが第7B図及
び第7C図に示されている。これについて説明すると、第
7B図は、主として可変表示装置55の制御に関するフロー
図であり、第7C図は、主として可変入賞球装置64の制御
に関するフロー図である。 第7B図において、まず始動入賞記憶カウンタCT4の値
が「0」か否かが判別され(ステップS12)、「0」で
なくなるまで次の処理に進まない。始動入賞記憶カウン
タCT4が「0」でない場合には、前記ステップS8及びS10
において処理されたところのCT4の値に対応する記憶エ
リアから停止表示データD1〜D3を呼び出す(ステップS1
3)。その後、CT4の値から「1」を減じ(ステップS1
4)、ステッピングモータ88a〜88cをON(回転)し(ス
テップS15)、可変表示中をスピーカー8や遊技効果ラ
ンプ21a,21b,22a,22b等で報知する(ステップS16)。 ステッピングモータ88a〜88cが回転後、それぞれのド
ラム位置検出器102a〜102cがONしたか否かが判別され
(ステップS17、S20、S23)、ONしたときには、ステッ
プカウンタCT1〜CT3がリセットされ(ステップS18、S2
1、S24)るとともに、ステップカウンタCT1〜CT3でステ
ッピングモータ88a〜88cのステップ数をカウントする
(ステップS19、S22、S25)。 ステップカウンタCT1〜CT3の計数開始後、まず、左側
の回転ドラム87aに対応するステッピングモータ88aに対
してタイマによる停止指令信号があるか否かが判別され
(ステップS26)、停止指令信号があった場合には、ス
テップカウンタCT1の値と前記ステップS13で呼び出した
データD1とが同じであるか否かが判別される(ステップ
S27)。そして、それらの値が同じになったときに左側
のステッピングモータ88aが停止される(ステップS28)
とともに、左回転ドラム87aの停止をスピーカー8等で
報知する(ステップS29)。次に、右側の回転ドラム87c
に対応するステッピングモータ88cに対してタイマによ
る停止指令信号があるか否かが判別され(ステップS3
0)、停止指令信号があった場合には、ステップカウン
タCT3の値と前記ステップS13で呼び出したデータD3とが
同じであるか否かが判別される(ステップS31)。そし
て、それらの値が同じになったときに右側のステッピン
グモータ88cが停止される(ステップS32)とともに、右
回転ドラム87cの停止をスピーカー8等で報知する(ス
テップS33)。 上記のように左右2つの回転ドラム87a,87cを停止さ
せたときに、前記5ライン上のいずれかに大当りとなる
図柄が並んだときは、表示上大当りの可能性があるた
め、中央の回転ドラム87bを停止させるに際し、以下の
処理をする。すなわち、表示上大当りの可能性があるか
否かが判別され(ステップS34)、可能性があると判別
された場合には、中央のステッピングモータ88bの回転
に徐々にゆっくりとなるように減速し(ステップS3
5)、その中央の回転ドラム87bの減速を報知するととも
に、当りが出現する可能性のあるラインをライン表示器
61a〜61fを点灯させて表示させる(ステップS36)。こ
のように動作させることにより遊技者に大当りとなる期
待感を盛り上げるようにしている。 ところで、前記ステップS34で大当りの可能性がない
と判別された場合、及び前記ステップS36で回転ドラム8
7bの減速を報知した後には、中央の回転ドラム87bに対
応するステッピングモータ88bに対してタイマによる停
止指令信号があるか否かが判別され(ステップS37)、
停止指令信号があった場合には、ステップカウンタCT2
の値と前記ステップS13で呼び出したデータD2とが同じ
であるか否かが判別される(ステップS38)。そして、
それらの値が同じになったときに中央のステッピングモ
ータ88bが停止される(ステップS39)とともに、中央の
回転ドラム87bの停止をスピーカー8等で報知する(ス
テップS40)。 以上3つの回転ドラム87a〜87cが停止した後に、前記
データD1〜D3の組み合せが所定の図柄となって大当りか
否かが判別され(ステップS41)、大当りでない場合に
は、はずれをスピーカー8等で報知して(ステップS4
2)、最初のステップS12に戻る。一方、大当りと判別さ
れた場合には、可変入賞球装置64を駆動するための第7C
図に示す処理に進む。 次に、第7C図に示される可変入賞球装置64の駆動処理
について説明する。 まず、大当りと判別された後に、開閉板67を開成する
前の待ち時間(例えば、2秒)を経過させるとともに、
大当りをスピーカー8や遊技効果ランプ21a,21b,22a,22
b等で報知し、且つライン表示器61a〜61fで当りライン
を報知する(ステップS43)。これは、遊技者に大当り
である旨を十分に報知するためである。次いで開閉板67
を開成する時間を制御するタイマをセットし、開成回数
カウンタCT5の値に「1」を加算し、ソレノイド68をON
して開閉板67を開成する(ステップS44)。そして、開
閉板67が開成中であることを報知し、且つ開成回数カウ
ンタの値を開成回数表示器59で表示する(ステップS4
5)。 開閉板67が開成中には、以下の処理を行う。まず、V
入賞玉検出器76がONしたか否かが判別され(ステップS4
6)、ONした場合には、開成回数カウンタCT5の値が「1
0」であるか否かが判別され(ステップS47)、「10」で
ない場合には、V入賞フラグがセットされているか否か
が判別される(ステップS48)。そして、V入賞フラグ
がセットされていないと判別された場合には、V入賞フ
ラグをセットし(ステップS49)、V入賞を報知する
(ステップS50)。上記ステップS46〜S50は、開閉板67
が開成中に打玉が特定入賞口73に入賞したか否かを検出
する処理を示したものであり、V入賞フラグがセットさ
れると、繰返し条件が成立したことを意味する。 次に、入賞個数検出器77がONしたか否かが判別され
(ステップS51)、ONした場合には、入賞個数カウンタC
T6の値に「1」を加算する(ステップS52)。次いで入
賞個数カウンタCT6の値が「10」であるか否かを判別し
(ステップS53)、「10」でない場合には、入賞個数表
示器75に入賞個数カウンタCT6の値を表示し(ステップS
54)、その後、前記ステップS44でセットしたタイマが
終了したか否かが判別され(ステップS55)、終了して
いない場合には、前記ステップS46に戻って、ステップS
46〜S55の処理を繰返す。以上、ステップS46〜S55の処
理は、開閉板67が開成中に行われる処理であるが、この
中では、V入賞があったか否か、入賞玉が10個になった
か否か、所定の時間が経過したか否かを検出している。 前記ステップS53で入賞個数カウンタCT6の値が「10」
であると判別された場合、あるいは前記ステップS55で
タイマが終了したと判別された場合には、ソレノイド68
をOFFして開閉板67を閉成させる(ステップS56)。開閉
板67を閉成させてから所定時間を経過させるとともに、
インターバル中であることを報知する(ステップS5
7)。なお、この所定時間は、最後の方に入賞した打玉
がV入賞玉検出器76に達してONさせるに十分な時間が採
られる。しかして、所定時間が経過した後、V入賞フラ
グがセットされているか否かが判別され(ステップS5
8)、セットされていると判別された場合には、V入賞
フラグをクリアするとともに、入賞個数カウンタCT6の
値をクリアして(ステップS59)、その後、前記ステッ
プS44に戻り、再度開閉板67の開閉動作を行う。 一方、V入賞フラグがセットされていないと判別され
た場合、すなわち、開閉板67の開成中にV入賞がなかっ
たとき、あるいは開閉板67の開成回数が所定回数(10
回)に達したときには、特定遊技状態は、終了する。そ
のため、開閉回数カウンタCT5と入賞個数カウンタCT6の
値をクリアして(ステップS60)、その後、大当り回数
カウンタCT7の値が「0」か否かが判別される(ステッ
プS61)。最初の大当りであるときには、「0」である
と判別されてランダムデータRD4の中から1つのデータ
が選出される(ステップS62)。また、大当り回数カウ
ンタCT7の値が「0」でないと判別された場合には、今
度は、大当り回数カウンタCT7の値が「3」でるか否か
が判別される(ステップS63)。そして、「3」でな
い、すなわち「1」又は「2」であると判別された場合
には、ランダムデータRD5の中から1つのデータが選出
される(ステップS64)。ここで、ランダムデータRD4及
びRD5は、確率を向上させるか否かを決定するためのデ
ータテーブルであり、例えば、RD4は、3個のデータテ
ーブルから構成され、そのうちの1個が確率向上データ
となっており、RD5は、5個のデータテーブルから構成
され、そのうちの1個の確率向上データとなっている。
したがって、最初(1回目)の大当りから次の大当りに
おいて確率を向上させるか否かの選択確率は、「1/3」
であり、2回目又は3回目の大当りから次の大当りにお
いて確率を向上させるか否かの選択確率は、「1/5」で
ある。 前記ステップS62、あるいはステップS64において選出
されたデータが確率向上データであるか否かが判別され
(ステップS65)、確率向上データであるときには、確
率向上フラグをセットし(ステップS66)、大当り回数
カウンタCT7の値に「1」を加算して(ステップS67)、
最初のステップS12に戻る。一方、前記ステップS63にお
いて、大当り回数カウンタCT7の値が「3」であると判
別された場合、あるいは前記ステップS65で選出された
データが確率向上データでないと判別された場合には、
大当り回数カウンタCT7の値をクリアした(ステップS6
8)後、最初のステップS12に戻る。 以上、実施例に係るパチンコ遊技機1の動作について
説明してきたが、この実施例においては、一度、特定表
示状態が出現すると、それ以後の可変表示装置55の可変
表示駆動制御において、特定表示状態の出現確率を向上
させるか否かを選択決定し、向上させる信号があったと
きは、通常の出現確率よりも格段に高い出現確率によっ
て制御されるので、特定表示状態が連続して出現する可
能性が高くなり、1回目の特定表示状態が終了しても継
続して遊技を行うようになり、遊技者の興味を十分引き
つけることができる。また、特定表示状態が出現しても
確率向上が決定されない場合には、次の特定表示状態の
出現確率においては、通常の出現確率で特定表示状態が
制御されるので、遊技場側の損失もそれほど大きなもの
とならずむしろ、連続して特定表示状態が出現する可能
性を遊技者が追及するため、パチンコ遊技機の稼働率が
上昇して遊技場側に有利になる。このように、この実施
例においては、1回目の特定表示状態が出現しても一律
に次の特定表示状態の出現確率が高くなるわけではない
ので、遊技者にとっても、遊技場にとってもバランスの
採れたパチンコ遊技機となる。 なお、上述した動作説明においては、確率向上制御
は、次の特定表示状態になるまで終了しないようにした
(ステップS9)が、特定表示状態が発生することなく、
他の条件、例えば、所定時間が経過したこと、可変表示
装置55が所定回数作動したこと、始動入賞記憶がなくな
ったこと(可変表示装置が作動していない状態が発生し
たこと)、終了するように定められた表示状態になった
こと、等で終了(確率向上フラグをクリア)してもよ
い。また、実施例のように確率向上制御に上限(実施例
では3回)を設けなくてもよい。 また、上述した実施例においては、可変表示装置55と
可変入賞球装置64を別体に設けたものを示したが、一体
的に設けたものでもよく、また、可変入賞球装置64及び
可変表示装置55の構成も図示したもの限定されない。例
えば、可変入賞球装置として、開閉板67に変えて一対の
開閉翼片や摺動片を使用したものでも良く、可変表示装
置として、ドラム状の可変表示部材に変えて、セグメン
トLED、LCD、EL、ルーレット式、リーフ式、ベルト式、
ドット表示器、その他の表示器等を使用したものでも良
く、また、これらを組合せたものでも良い。更に、可変
表示装置55の可変表示を停止させるものとして、タイマ
ーによる自動停止に加えて停止スイッチにより停止する
ようにしてもよい。また、可変表示部材の個数や停止順
序は、実施例に限定されない。更に、また可変表示部材
(回転ドラムを含む)の可変表示は、電源投入時より開
始させ、始動入賞によりあらためて可変開始する構成の
ものでもよい。その場合、始動入賞により可変開始した
ことを明確化するために可変表示部材の可変表示の明る
さを切り換えたり、可変表示の速さを切り換えたりする
方が好ましい。更には、可変表示部材の可変表示を通常
時可変表示させておくようにして(この場合は、電源投
入が可変表示開始信号発生手段である)、始動入賞によ
り停止するように構成しても良い。また、可変入賞球装
置の開成回数、1回の開成における入賞個数の上限は、
10回、10個に限定されない。また、1回の特定表示状態
の発生によって可変入賞球装置又は遊技盤上のすべての
入賞口に入賞する入賞玉の総数に上限を設けたうえで、
開成回数や1回の開成における入賞個数に上限を設けな
いようにしてもよい。 また、特定遊技状態の発生によって付与される遊技価
値として、特定遊技状態の発生により所定数の景品玉を
直接払い出すようにしたものや、あるいは下記のカード
式弾球遊技機においては、所定の点数を与えるようにし
てもよい。 更に上述した実施例においては、弾球遊技機として、
遊技者が借り受けた玉を打球供給皿7に投入して遊技す
る形式のものを示したが、持ち玉データが記憶された記
憶媒体によって遊技機内に封入された封入玉を弾発して
遊技が行える形式の、いわゆるカード式の弾球遊技機で
あってもよい。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機は、一度、特定遊技状態が出現し且つ
予め定めた条件が成立したときは、通常の出現確率より
も格段に高い出現確率によって制御されるので、特定遊
技状態が連続して出現する可能性が高くなり、1回目の
特定遊技状態が終了しても継続して遊技を行うようにな
り、遊技者の興味を十分引きつけることができる。ま
た、特定遊技状態が出現しても予め定めた条件が成立し
なかった場合には、次の特定表示状態の出現確率におい
ては、通常の出現確率で特定表示状態が制御されるの
で、遊技場側の損失もそれほど大きなものとならず、む
しろ、連続して特定遊技状態が出現する可能性を遊技者
が追及するため、パチンコ遊技機の稼働率が上昇して遊
技場側に有利になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の
正面図、第2図は、パチンコ遊技機の背面概略図、第3
図は、遊技盤の遊技領域の拡大正面図、第4図は、可変
表示装置の分解斜視図、第5図は、可変表示装置の上か
ら見た断面図、第6図は、実施例に係るパチンコ遊技機
の制御を示すブロック構成の制御回路図、第7A図ないし
第7C図は、第6図に示す制御回路の具体的な動作を示す
フロー図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 11……遊技盤 15a〜15c……始動入賞玉検出器 55……可変表示装置 64……可変入賞球装置 87a〜87c……回転ドラム 88a〜88c……ステッピングモータ 109……マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示状態に可変表示可能な可変表示
    装置が特定表示状態となった場合に特定遊技状態として
    所定の遊技価値を付与可能となる弾球遊技機において、 前記特定遊技状態となったこと及び予め定めた条件の成
    立したことにより、前記特定表示状態が発生する確率を
    向上させる確率向上制御手段を備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
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JPS6068883A (ja) * 1983-04-25 1985-04-19 株式会社ソフイア パチンコ遊技機

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