JPH05506196A - ディスクブレーキ／パーキングブレーキ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスクブレーキ／パーキングブレーキ及五旦ｔｌＪＪ 本発明は概してディスクブレーキに関し、詳しくはパーキングブレーキとしても 機能し得るディスクブレーキに関する。

ディスクブレーキは主としてロータとカッパより成る。カッパには、液圧（油圧 ）により作動してブレーキパッドをロータと係合させるピストンが収納されてい る。ディスクブレーキを有する車両においてパーキングブレーキの機能を果たす には、従来別個のブレーキが必要であった。別個のブレーキを使用してはじめて パーキングブレーキのｌ１ｔｉ−を果たし得たのである。

本発明の目的はディスクブレーキを提供することであり、詳しくは基礎ブレーキ としてもパーキングブレーキとしてもＪＩ！能し得る改良型カッパを提供するこ とである。

したがって本発明は、係合および解除の作動碧様を育するパーキングブレーキで あって、カッパと、該カッパに移動可能に設けられたピストンと、該ピストン内 で移動し得るブレーキパッド（１６）とより成る。カッパとピストンは、通常使 用されるブレーキ管路を経て圧油の供給を受けるよう構成された油室を画成する 。ピストンロフトはピストンとともに移動可能であり、ネジ切り部を有する。

ネジ切り部にはナツトが回転可能に設けられ、第一のストッパに対して移動可能 となっている。油室を加圧してピストンとピストンロフトをカッパよりそれぞれ の係合位置に移動させるよう、第一の手段が設けられている。また、龜）油室の 加圧と同期またはｂ）その後に続けてナツトを回転させ、ナツトがネジ切り部に 沿って箪−のストッパを有する収縮位置に移動して、ピストンロフトがその係合 位置から移動するのを阻止するとともに、ブレーキシニーのプレー牛ロータとの 係合を維持するための系二の手段が設けられている。

本発明のその他の目的等は、以下の図面の簡単な説明により明かである。

区皿旦！！鼠五里 図面において、 図１は本発明の横断面図、 図２は本発明のもう一つの図を示す。

盟Ｗ虹とｌ５ 図面において、概ね１０で表すすディスクブレーキ兼パーキングブレーキが示さ れている。ブレーキ１０はカッパ１２を宵する。カッパは、一方または両方のブ レーキパッド１６をａ−タ１８と摩擦係合するよう移動させる可動ピストン１４ を支持する。カッパ１２とピストン１４は公知の方法で共動して、通路２２を経 て流体（通常圧油）を受け入れる油室を形成する。カッパからはハウジング２４ が延びている。ハウジング２４にはボルト、溶接など公知の方法によりカバー２ ６が固着されている。カッパ１２は流体／−ル２８を設けた開口部２７を有する 。ビストノロフト３０はンール２８を貫通してビストノロフトに連結し、これと ともに移動し得る。ピストン１４と口１ド３０は！５で回転可能に取り付けて、 両者の間に相対的な運動ができるようにしてもよい。ピストンロフト３０の中央 部４０は４１の位置にネジ溝が設けられている。ビストノロフト３Ｇはまたハウ ジング２４の円筒部３４に形成された内径部３２を貫通する。円筒部３４のＩｓ 部には、ビストノロフト３０を支持するようブ１シェ４２が設けられている。ビ ストノロフト３０の端部４４はカバー２６を貫通する。端部４４は六角その他の 形状を成してレンチやドライバなどの工具を受けるようになっているが、その目 的は以下の説明より明かであろう。ハウジング２４の半径方向延長部５０は通常 鉄などで成り、ハウジング部５０の面５４よりやや先に延びる鉄などの裏当で板 ５２を支持する。

ナツト６０はビストノロフト３０のネジ切り部４１の周囲に回転可能に支承され ている。ナツト６０の周縁には歯列が形成され、図２により明らかに示された平 歯車６２を形成している。ビストノロフト３０の周囲には、ネジ切す部４１の左 端部に機械的ストッパ６４を設けてもよい。

ハウジング２４には、概ね６６で表す比較的トルク容量の低い電動モータが配置 されている。モータ軸（図示せず）は、反対側襠部７０でもう一つのブフ／二ま たはベアリング７２により支持された円筒状長盟平歯車６８に連結されている。

平ｍ１ｎｅｓはナフト６０の平歯車６２に駆動係合している。平歯車６８の各歯 部はこのギヤ６８に沿って、モータからナフト６０をその上で摺動させるベアリ ング７２へと軸方向に延長する。図２も横断面図で、平歯車６２と６８との相互 作用を示すものである。

通常の作動時には圧油は通路２２を経て油室２０に流入してこれを充填し、この ときピストン１４は油圧の力により外方に移動してブレーキパッドをロータＩ８ と接触させる。通常のブレーキ作動時は、ビストノロフト３０、ナフト６０゜モ ータ６６等は非作動である。ピストン１４が油圧バネ（図示せず）の力に応じて 図１に示すように右または左に移動すると、ビストノロフトは一緒に移動してン ール２８とベアリング４２内を摺動する。ナツト６０の歯すなわち平歯車６２が 平歯車６８の軸方向に延びる歯に沿って摺動するので、ナフト６０もビストノロ フト３０とともに移動する。

ブレーキｌＯをパーキングブレーキとして使用したい場合は、圧油を油室２０に 供給してブレーキパッド１６をロータと十分係合させ、その回転を阻止する。

１．０００〜】、５ＱＯｐｓ　４程度の油圧であれば十分である。続いて、概ね ８０で表す制御装置によりモータ６６が起動すると、円筒状平歯車６８が回転す る。

この動きに呼応してナツト６０が滑４１に沿って動き、裏当て［５２と接触する 。

この動きが大切な訳は次の通りである。ブレーキパッド１６がロータｌＢと接触 すると、ナツトが移動してハウジングまたは裏当て板５２と係合し、油室２０の 油圧がさらに低下してもブレーキパッドがａ−タ１８と固定接触したままの位置 にビストノロフト３０を固定する。

図１において、他の電動モータ８４により駆動されるポンプ８２が図示されてい る。油室またはブレーキ管路などは、場合により、概ね８６で表す油圧センサで 検出される。上記モータとポンプおよび電子制御装置の組み合わせは、出願人の 共同譲渡になるＵＳＳＮに１渡された「パーキングブレーキとその方法」と称す る米国特許出願０７７５８９．７３９号に開示されており、これは本願に参考例 として含まれている。スイッチＢ（または９０）を押すなど作業者の発する言号 に応答してモータが起動し、油室２０の油圧を約１．０００からＬ　５００ｐｓ Ｉ程度に上げる。これが電子制御装置８０と連動するセンサ８６により感知され る。この作動油圧に達すると、ブレーキパッド１６は移動してロータ１８と接触 係合する。モータ８４の作動開始と同時またはこれに続いて、電子制御装置がモ ータ６６に上述のような回転を指令すると、ナフト６０が移動して裏当て板また はストッパ５２と係合する。モータ６６の作動はす１トロ０が裏当て板またはス トッパ５２と係合した後終了する。モータ６６の停止は、公知の方法でモータ６ ６の電流レベルを監視することにより行われる。この種のモータ、すなわちモー タコイル６７の電流はその負荷が増すと高まることが知られている。この負荷の 増加は、ナツト６０が裏当て板６２と係合し、その反力が平歯車６８、したがっ てモータ６６に再び伝わることにより行われる。

図１はまた油室２０と連通ずるマスター／リンダ９２を示す。油室の加圧は手動 で行い、これによりポンプとモータの組み合わせを不要にすることもできる。

この作動管様では、作業者がブレーキペダルを踏むことにより油室加圧する。マ スター・／リンダがセンサ８６により感知した所要圧力まで上昇すると、その後 制御装置がラップその他の表示装置を点灯して作業者に８（または９０）等のボ タンの操作を要講し、これによってモータが起動して、ナツト６０が裏当て板５ ２と係合する。

上述のブレーキｌＯをパーキングブレーキ機能から解除するにはさらに油室２０ 加圧する必要がある。この加圧は、ボタンＢ（または９０）を押してモータとポ ツプが再び油室２０加圧することにより自動的に行うか、または上述の方法で手 動で行うこともできる。油室２０の油圧が上がると、ピストン１４が図１に示す ようにやや左側に押され、これによりナフト６０を裏当て坂から解放する。する とモータ６６は逆の手順で作動し、ナツト６０を図１に示すように左に回転する 。ナツトは裏当で板から回転または移動で少しだけ離して、通常のブレーキ作動 中ピストンの移動の妨げにならないようにするだけで十分である。或いは、ナツ トを他のストッパ６４とｔａ触するよう移動して、ナ、）６０と裏当て板５２の 間に十分な間隙があるようにしてもよい。

前述のように、ピストンロッド３０の延長襠部４４はノケプト、レンチまたはド ライバを受けるよう形成されている。その目的は、モータ６６が非作動になった ｋＩＡ合のために故障モードを設定することである。モータ６６が故障すると、 ナフト６０を裏当て板５２から切り離してパーキングブレーキ機能を解除するこ とが不可能になる。この状況が生じたら、ピストンロッド３０を作業者または整 備工が手動で回転させることができる。この状態で明かな通り、ピストンロッド はリードネジとして作動し、それが回転すると、ナラトロ０は裏当て板との接触 位置から離れて、パーキングブレーキ機能を解除し、通常のブレーキ作動時にビ ストノが移動できるようになる。

以上述べた本発明実施例はむろん、本発明の範囲を逸脱することなく多くの変更 修正が可能である。したがってこの範囲は、もっばら添付請求の範囲により限定 されるものではない。

ディスクブレーキ／パーキングブレーキ要約 係合および解除の作動態様を有し、パーキングブレーキ兼ディスクブレーキとし て機能し得るブレーキ（１０）であって、ディスクブレーキ・ピストン（１４〉 とともに移動可能であって、ネジ切り部（４０）を有するピストンロッド（３０ ）と、ネジ切り部（４０）上で第一のストッパ（５２）に対して回転移動可能な ナツト（６０）と、油室（２０）を加圧してピストン（１４）とピストンロッド （３０）をそれぞれの係合位置に移動させる加圧装置（８０，８２，８４；９２ ）と、油室の加圧とａ）同期またはｂ）！１！続してナツト（６０）を回転させ るモータ（６６，６８）を宵し、ナツトがネジ切り部（４０）に沿って第一のス トッパ（５２）を有する収縮位置に移動して、ピストンロフト（３０）がその係 合位置から移動するのを阻止することにより、パーキングブレーキの機能を果た すブレーキ。

補正書の写しくｎ訳文）！！出書（特許法第１８４条の７第１項）平成５年４月 １２日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．係合および解除の作動熊様を有するバーキングブレーキ（１０）であって、 カリバ（１２）と、該カリバに移動可能に設けられたピストン（１４）と、該ピ ストン内で移動し得るブレーキバッド（１６）とより成り、カリバ（１２）とピ ストン（１４）は、圧油の供給を受けろよう構成された油室（２０）を画成して おり、 さらにピストン（１２）とともに移動可能であって、ネジ切り部（４０）を有す るピストンロッド（３０）と、 ネジ切り部（４０）上で第一のストッバ（５２）に対して回転移動可能なナット （６０）と、 油室（２０）を加圧してピストン（１４）とピストンロッド（３０）を係合位置 に移動させる第一の手段（８０，８２，８４；９２）と、油室の油圧上昇と同期 してナット（６０）を回転させ、ナットがネジ切り部（４０）に沿って第一のス トッバ（５２）を有する収縮位置に移動して、ピストンロッド（３０）がその係 合位置から移動するのを阻止する第二の手段とを有するバーキングブレーキ。 ２．前記ブレーキ（１０）は、ピストンロッド（３０）が係合位置にあるときブ レーキバッド（１６）が接触するロータ（１８）を有する、請求項１に記載の装 置（１０）。 ３．前記第一の手段（８０，８２，８４；９２）は、ａ）アスター・シリンダと ｂ）前記油室（２０）と連通する第一のモータ（８４）により駆動されるポンプ （８２）のいずれか一つを有する、請求項２に記載の装置（１０）。 ４．係合および解除の作動熊様を有するバーキングブレーキ（１０）であって、 カリバ（１２）と、該カリバに移動可能に設けられたピストン（１４）と、該ピ ストン内で移動し得るブレーキバッド（１６）とより成り、カリバ（１２）とピ ストン（１４）は、圧油の供給を受けろよう構成された油室（２０）を画成して おり、 さらにピストン（１２）とともに移動可能であって、ネジ切り部（４０）を有す るピストンと、 ネジ切り部（４０）上で第一のストッバ（５２）に対して回転移動可能なナット （６０）と、 油室（２０）を加圧してピストン（１４）とピストンロッド（３０）を係合位置 に移動させる第一の手段（８０，８２，８４；９２）と、油室の油圧上昇とａ） 同期またはｂ）継続してナット（６０）を回転させ、ナットがネジ切り部（４０ ）に沿って第一のストッバ（５２）を有する収縮位置に移動して、ピストンロッ ド（３０）がその係合位置から移動するのを阻止する第二の手段とを有し、 前記第二の手段（６６、６８）は、 第一のモータ（６６）と、 前記第一のモータ（６６）により回転される第一の歯車（６８）より成り、前記 ナット（６０）はその周縁に、前記第一の歯車（６８）と駆動可能に結合してそ の歯部に沿って摺動可能に作用する歯部（６２）を有するものである、バーキン グブレーキ（１０）。 ５．前記ブレーキ（１０）は、ピストンロッド（３０）が係合位置にあうときブ レーキバッド（１６）が接触するロータ（１８）を有する、請求項４に記載の装 置（１０）。 ６．前記第一の手段（８０，８２，８４；９２）は、ａ）マスター・シリンダと ｂ）前記油室（２０）と連通する第二のモータ（８４）により駆動されるポンプ （８２）のいずれか一つを有する、請求項５に記載の装置（１０）。 ７．前記ピストンロッド（３０）のピストン（１４）と反対側端部（４４）は、 前記第一のモータが非作動となった場合に前記ピストンロッドを手動で係合位置 から回転できるように、工具を受けるよう形成されている、請求項４に記載の装 置（１０）。 ８．前記油室を加圧するよう前記第二のモータを起動する手段を有する、請求項 ６に記載の装置（１０）。 ９．前記第一の歯車は円筒上平歯車を有する、請求項４に記載の装置（１０）。 １０．前記ピストンロッド（３０）が係合位置に固定されたことを感知する第三 の手段を有する、請求項４に記載の装置（１０）。 １１．前記第三の手段は、前記ナット（６０）が第一のストッバ（５２）に対し て押圧されると第一のモータ（６６）の電流レベルの増加を感知する手段を有す る、請求項１０に記載の装置（１０）。 １２．前記第一の手段は、収縮位置にあるとき前記第一のストッバ（５２）によ り加えられた負荷より前記ナット（６０）を解除するに十分なだけ油室（２０） を加圧するよう作動し、 前記第二の手段は、前記第一のストッバ（５２）から前記ナット（６０）を回転 隔離して、ピストンロッド（３０）が自由にピストン（１０）とともに移動すろ よう作動するものである、請求項１１に記載の装置（１０）。 １３．バーキングブレーキ機能を果たすためにディスクブレーキ（１０）を使用 する方法において、該ディスクブレーキ（１０）はロータ（１８）と、カリバ・ ピストン（１４）と、これに可動接続するピストンロッド（３０）とを有し、前 記方法は １３．１）ピストンに油圧を加えることにより該ピストン（１４）を移動し、ピ ストンの上流の油圧を上昇させることによりロータの回転を妨げるのに十分なだ け、ブレーキロータ（１８）に向かう第一の位置に移動させる手順と、１３．２ ）ピストンロッド（３０）に回転可能に設けられたナット（６０）をモータによ り回転してストッパ（５２）と接触させることにより、前記ピストンを手順１３ ．１で設定された位置にほぼ固定する手順より成る方法。 １４．１４．１）ピストン上流の油圧を高めてナット（６０）をストッバ（５２ ）から遠ざけ、その間の応力を緩和する手続きと、１４．２）前記ナットを回転 してストッパとの係合を解除することにより、前記ディスクブレーキをバーキン グブレーキ機能より開放する手続きより成る、請求項１３に記載の方法。