JP2002220045A - 電動駐車ブレーキ装置 - Google Patents

電動駐車ブレーキ装置

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JP2002220045A
JP2002220045A JP2001019072A JP2001019072A JP2002220045A JP 2002220045 A JP2002220045 A JP 2002220045A JP 2001019072 A JP2001019072 A JP 2001019072A JP 2001019072 A JP2001019072 A JP 2001019072A JP 2002220045 A JP2002220045 A JP 2002220045A
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brake
parking brake
brake device
electric parking
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Jun Miyagawa
純 宮川
Makoto Taniguchi
谷口  誠
Fumihiro Yamanaka
史景 山中
Yoshihiro Iwakawa
良洋 岩川
Keiyu Kin
圭勇 金
Yutaka Yoshima
豊 吉間
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/02Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with mechanical assistance or drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60T13/74Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive
    • B60T13/746Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive and mechanical transmission of the braking action

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動駐車ブレーキ装置において、ボールねじ
機構側から電動モータ側に逆伝達される荷重で車輪ブレ
ーキの制動力が緩むのを防止しながら、前記逆伝達され
る荷重に応じて発生する電動モータの負荷からブレーキ
作動力の大きさを推定できるようにする。 【解決手段】 電動モータ30でボールねじ機構49を
駆動してナット部材31をねじ軸47に沿って移動さ
せ、ボーデンワイヤー13を介して車輪ブレーキにブレ
ーキ作動力を伝達するとともに、電磁ブレーキ33でね
じ軸47の回転を阻止してナット部材31の位置を固定
する。電動モータ30が作動するときに、ボーデンワイ
ヤー13の張力がボールねじ機構49側から電動モータ
30側に逆伝達されるので、電動モータ30の電流等の
モータ負荷に基づいてブレーキ作動力の大きさを推定す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車中の車両の車
輪に制動力を作用させる駐車ブレーキ装置に関し、特に
ドライバーの手や足の力によらずに電動モータの駆動力
で車輪に制動力を作用させる電動駐車ブレーキ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−309255号公報に
は、電動モータにより回転駆動されるねじ軸と、このね
じ軸に噛み合うナット部材とからなるねじ機構を備え、
ねじ軸を回転させてナット部材をねじ軸に沿って移動さ
せることにより、ナット部材に連結されたワイヤーを介
して車輪ブレーキにブレーキ作動力を伝達する電動駐車
ブレーキ装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開2000−3
09255号公報に開示された電動駐車ブレーキ装置
は、ねじ軸とナット部材とからなるねじ機構により車輪
ブレーキに連なるワイヤーを直線状に引く形式であるた
め、ワイヤーを回転胴に巻き取りながら引く形式のもの
(例えば、特開平7−257356号公報参照)に比べ
てワイヤーの屈曲や摩擦が少なく、ワイヤーを引くとき
の作動効率やワイヤー自体の耐久性の観点において優れ
ている。
【0004】ところで、電動モータを駆動してねじ機構
を介してワイヤーを引いた後に電動モータを止めると、
ワイヤーの張力あるいは何らかの外力によりねじ軸が逆
転してナット部材が移動してしまい、車輪ブレーキの制
動力が解除されてしまう可能性がある。そこで、上記特
開2000−309255号公報に開示されたものは、
電動モータとねじ機構との間にウオーム減速機を配置す
ることにより、このウオーム減速機が持つ逆転防止機能
でねじ軸の逆転を防止している。
【0005】しかしながら、ウオーム減速機はねじ軸の
逆転防止機能を有するものの、ねじ機構側からの荷重
(つまりワイヤーの張力)を電動モータ側に逆伝達しな
いため、電動モータに流れる電流などのモータ負荷の大
きさからブレーキ作動力を推定できず、車両を駐車した
路面の傾斜等に応じた適切な大きさの制動力を車輪ブレ
ーキに発生させることが困難となる不都合がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ねじ機構側から電動モータ側に逆伝達される荷重で
車輪ブレーキの制動力が緩むのを防止しながら、前記逆
伝達される荷重に応じて発生する電動モータの負荷から
ブレーキ作動力の大きさを推定できるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、電動モータに
より回転駆動されるねじ軸と、このねじ軸に噛み合うナ
ット部材とからなるねじ機構を備え、ねじ軸を回転させ
てナット部材をねじ軸に沿って移動させることによりナ
ット部材に連結された伝達部材を介して車輪ブレーキに
ブレーキ作動力を伝達するとともに、ねじ軸の回転を阻
止する回転阻止手段でねじ軸に対するナット部材の位置
を固定することにより前記ブレーキ作動力を保持するよ
うにした電動駐車ブレーキ装置において、前記回転阻止
手段を、車体静止部にねじ軸を拘束する電磁ブレーキで
構成したことを特徴とする電動駐車ブレーキ装置が提案
される。
【0008】上記構成によれば、車体側静止部にねじ軸
を拘束する電磁ブレーキで回転阻止手段を構成したの
で、電動モータとねじ機構との間の動力伝達経路を、伝
達部材の荷重をねじ機構側から電動モータ側に逆伝達可
能なもので構成しても、駐車ブレーキ装置の作動中に電
磁ブレーキでねじ軸の逆転を防止することにより車輪ブ
レーキの制動力が失われるのを防止しながら、電磁ブレ
ーキによるねじ軸の拘束を解除することにより、逆伝達
される伝達部材の荷重に応じて発生する電動モータの電
流等のモータ負荷に基づいてブレーキ作動力の大きさを
推定し、路面の傾斜等に応じた適切な制動力を車輪ブレ
ーキに発生させることができる。
【0009】また電磁ブレーキはねじ軸を車体静止部に
摩擦力により拘束するので、例えばラチェット機構によ
るねじ軸の拘束に比べて電動モータの慣性力を制御し易
くなり、ねじ軸上のナット部材を目的の位置に精度良く
制御することができる。更に電磁ブレーキに供給する電
流を制御して前記摩擦力の大きさを変化させれば、ねじ
軸の拘束および拘束解除を緩やかに行わせて作動音を小
さくすることができる。
【0010】尚、実施例のボーデンワイヤー13,13
は本発明の伝達部材に対応し、実施例の電磁ブレーキ3
3は本発明の回転阻止手段に対応し、実施例のハウジン
グ41は本発明の車体静止部に対応し、実施例のボール
ねじ機構49は本発明のねじ機構に対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は電動駐車ブレーキ装置を備えた車両の全体
平面図、図2は電動駐車ブレーキ装置の制御系のブロッ
ク図、図3は電動駐車ブレーキ装置の一部破断平面図、
図4は図3の4−4線断面図、図5は図4の5−5線断
面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は図6の7−
7線断面図、図8は図4に対応する作用説明図、図9は
図7に対応する作用説明図、図10は作用を説明するフ
ローチャートである。
【0013】図1に示すように、車両の左右の後輪W
r,Wrにドラム式の車輪ブレーキ11,11が設けら
れており、運転席の横に配置された電動駐車ブレーキ装
置12が左右のボーデンワイヤー13,13を介して前
記車輪ブレーキ11,11に接続される。各々の車輪ブ
レーキ11はブレーキドラム14と、ブレーキドラム1
4の内周面に接触可能な一対のブレーキシュー15,1
6と、両ブレーキシュー15,16を連結する連結ロッ
ド17と、一方のブレーキシュー15にピン18を介し
て一端を回転自在に支持されたレバー19とを備えてお
り、レバー19の他端に前記ボーデンワイヤー13が接
続される。
【0014】従って、電動駐車ブレーキ装置12に設け
た電動モータ30でボーデンワイヤー13を牽引する
と、レバー19がピン18まわりに図中時計方向に回転
して連結ロッド17に圧縮荷重が作用し、その荷重で他
方のブレーキシュー16が図中左方向に押されてブレー
キドラム14に押し付けられ、かつ連結ロッド17およ
びピン18を介して一方のブレーキシュー15が図中右
方向に押されてブレーキドラム14に押し付けられ、車
輪ブレーキ11が制動力を発生する。逆に、電動モータ
30でボーデンワイヤー13を緩めると、ブレーキシュ
ー15,16がブレーキドラム14から離反して車輪ブ
レーキ11の制動力が解除される。
【0015】また電動駐車ブレーキ装置12が運転席の
横に配置されているため、乗員による手動の作動または
作動解除操作を容易に行うことができ、電動モータ30
あるいはその制御系が故障した場合には、乗員の手動操
作で車輪ブレーキ11に制動力を発生させたり、その制
動力を解除させたりすることができる。更に電動駐車ブ
レーキ装置12から車輪ブレーキ11,11に延びるボ
ーデンワイヤー13,13の急激な屈曲を防止してブレ
ーキ作動力の伝達ロスを減少させることができる。
【0016】図2に示すように、電動駐車ブレーキ装置
12の作動を制御する電動駐車ブレーキ装置ECU21
は、インターフェース回路22、メインCPU23、フ
ェイルセーフCPU24,電動モータ駆動回路25、電
磁ブレーキ駆動回路26およびランプ駆動回路27を備
えており、その電動駐車ブレーキ装置ECU21は電源
系28から給電される。またインターフェース回路22
には、オートモードおよびマニュアルモードを切り換え
るためのモード切換スイッチ29aと、マニュアルモー
ドを選択したときに電動駐車ブレーキ装置12をスイッ
チ操作で作動あるいは作動解除するための作動・解除ス
イッチ29bと、電動モータ30を流れる電流を検出す
る電流センサ29cと、後述するナット部材31の位置
を検出するストロークセンサ29dと、自車が乗ってい
る路面の前後方向の傾斜を検出する傾斜センサ29e
と、自車の前後加速度を検出する前後加速度センサ29
fと、前進および後進の車輪速を検出する車輪速センサ
29gと、油圧ブレーキ装置のマスタシリンダ圧を検出
するマスタシリンダ圧センサ29hと、ブレーキペダル
の操作を検出するブレーキスイッチ29iとが接続され
る。
【0017】また電動駐車ブレーキ装置ECU21のイ
ンターフェース回路22には、燃料噴射装置、オートマ
チックトランスミッション、アンチロックブレーキ装
置、ビークルスタビリティアシスト装置等の外部ECU
32から、アクセル開度、シフトポジション、アイドル
ストップ、ブレーキ制御信号等の各種信号が入力され
る。そして電動モータ駆動回路25は電動モータ30に
接続され、電磁ブレーキ駆動回路26は後述する電磁ブ
レーキ33に接続され、ランプ駆動回路27はブレーキ
警告ランプ、作動ランプ、モード表示ランプ、ストップ
ランプ等のランプ類34に接続される。
【0018】次に、電動駐車ブレーキ装置12の構造を
図3〜図7に基づいて説明する。
【0019】電動駐車ブレーキ装置12の本体部を構成
するハウジング41は、水平に配置される底壁41a
と、底壁41aの前端から起立する前部起立壁41b
と、底壁41aの後端近傍から起立する後部起立壁41
cとを備えており、前部起立壁41bの上面および後部
起立壁41cの上面に上部カバー42の前後端が各々複
数本のボルト43…で固定される。ハウジング41の前
部起立壁41bの前面に、出力軸30aを後ろ向きにし
た前記電動モータ30が複数本のボルト44…で固定さ
れる。
【0020】前部起立壁41bおよび後部起立壁41c
に各々ボールベアリング45,46を介してねじ軸47
が支持されており、このねじ軸47の前端に電動モータ
30の出力軸30aが連結される。ねじ軸47の外周に
多数のボール48…を介して前記ナット部材31が噛み
合っており、これらねじ軸47、ボール48…およびナ
ット部材31によりボールねじ機構49が構成される。
ナット部材31の外周にカラー50が圧入されており、
このカラー50の上面および下面に上下方向に延びる上
部支軸51および下部支軸52が固定される。上部支軸
51の上端に回転自在に支持されたガイドローラ53
が、上部カバー42の下面に前後方向に形成されたガイ
ド溝42aに移動可能に嵌まって回り止めされる。
【0021】ナット部材31の外周を囲むように配置さ
れた断面楕円状のイコライザー54が、上部支軸51お
よび下部支軸52により左右方向に首振り可能に支持さ
れる。前記ボーデンワイヤー13,13はアウターチュ
ーブ13a,13aと、このアウターチューブ13a,
13aに相対移動可能に収納されたインナーケーブル1
3b,13bとから構成されており、アウターチューブ
13a,13aの前端は後部起立壁41cの後面に固定
され、かつインナーケーブル13b,13bの前端は後
部起立壁41cを貫通してイコライザー54の左右両端
部に固定される。
【0022】前記電磁ブレーキ33は、前部起立壁41
bの後面に4本のボルト61…で固定されたコア62
と、コア62の内部に収納されたコイル63と、ねじ軸
47の前部にキー64で固定されてコア62の後側に位
置するロータ65と、4本のボルト61…に前後動可能
に支持されてロータ65の後面およびボルト61…の頭
部61a…間に配置されたプレート66と、4本のボル
ト61…に前後動可能に支持されてコア62の後面およ
びロータ65の前面間に配置されたアマチュア67とを
備える。上下2本のボルト61,61の各々の外周には
第1コイルばね68および第2コイルばね69が支持さ
れており、コア62の凹部62aおよびアマチュア67
間に配置された第1コイルばね68は、アマチュア67
をロータ65の前面に接触する方向に付勢するととも
に、アマチュア67およびプレート66間に配置された
第2コイルばね69は、アマチュア67およびプレート
66をロータ65の前後面から離反させる方向に付勢す
る。また左右2本のボルト61,61の各々の外周には
第1コイルばね68だけが支持されており、後述する解
除部材70のアーム部71の長孔71aとの干渉を避け
るために第2コイルばね69は支持されていない。
【0023】第1コイルばね68…の付勢力は第2コイ
ルばね69…の付勢力よりも強く設定されており、従っ
てコイル63が消磁しているときに、第1コイルばね6
8…の付勢力によってアマチュア67およびプレート6
6間にロータ65が挟まれてねじ軸47の回転が拘束さ
れる。またコイル63が励磁されると第1コイルばね6
8…の付勢力に抗してアマチュア67がコア62に吸引
され、第2コイルばね69…の付勢力でアマチュア67
およびプレート66がロータ65から離反してねじ軸4
7の回転が許容される。
【0024】左右方向に延びるベース部70と、ベース
部70の両端から上方に延びるアーム部71,71とを
備えてU字状に形成された解除部材72がプレート66
およびアマチュア67の間に配置されており、その左右
のアーム部71,71に形成された上下方向に延びる長
孔71a,71aを前記左右2本のボルト61,61が
貫通することにより、解除部材72は上下方向に移動自
在に案内される。解除部材72の各々のアーム部71の
アマチュア67に対向する側には、上下2個の傾斜面7
1b,71cが形成され、これらの傾斜面71b,71
cに接触可能な上下2個の傾斜面67a,67bがアマ
チュア67に形成される。解除部材72が図6および図
7に示す下降位置にあるとき、解除部材72の傾斜面7
1b,71b;71c,71cはアマチュア67の傾斜
面67a,67a;67b,67bから離れている。
【0025】ハウジング41の底壁41aの後端に設け
たプレーンベアリング73と、ハウジング41の後部起
立壁41cの後端に設けたプレーンベアリング74と
に、回転軸75が上下動自在かつ回転自在に支持され
る。回転軸75の下部にボールベアリング76を介して
支持されたばね座77とハウジング41の底壁41aと
の間にコイルばね78が配置されており、このコイルば
ね78の付勢力で上方に付勢された回転軸75は、その
上部に固定した駆動ベベルギヤ79がハウジング41の
後部起立壁41cの後端に設けたプレーンベアリング7
4の下面に接触する位置に停止する。回転軸75の上端
には、六角レンチ80(図8参照)が挿入される六角孔
75aが軸方向に形成される。
【0026】ハウジング41の底壁41aの中央部に設
けたブラケット41dに、左右方向に延びるピン81を
介してレバー82の中間部が上下に振れるように支持さ
れる。ばね座77の上面に設けたブラケット77aに左
右方向に延びるピン83が固定されており、このピン8
3がレバー82の後端に形成した前後方向に延びる長孔
82aに嵌まっている。またレバー82の前端は、解除
部材72のベース部70に形成した上下方向に延びる長
孔70aに嵌まっている。
【0027】後部起立壁41cを後方に貫通するねじ軸
47の後端に従動ベベルギヤ84が固定される。回転軸
75がコイルばね78の付勢力で上昇した位置にあると
き、回転軸75の駆動ベベルギヤ79およびねじ軸47
の従動ベベルギヤ84は噛み合っていないが、回転軸7
5がコイルばね78の付勢力に抗して下降すると、駆動
ベベルギヤ79および従動ベベルギヤ84は相互に噛み
合うことができる。
【0028】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用の概略を、図10のフローチャートに基づいて説明
する。
【0029】先ず、ステップS1で各センサ29c〜2
9hの出力を上限値および下限値と比較し、出力が上限
値および下限値の間に収まっているか否かにより該セン
サ29c〜29hの状態をチェックし、かつ電動モータ
30に微小電流を流して正常に作動するか否かにより該
電動モータ30の状態をチェックする。続くステップS
2で各センサ29c〜29hおよび電動モータ30が正
常であり、かつステップS3で前記モード切換スイッチ
29aによりオートモードが選択されていれば、ステッ
プS4で電動駐車ブレーキECU21のメインCPU2
3が、傾斜センサ29eで検出した路面の傾斜、前後加
速度センサ29fで検出した前後加速度、車輪速センサ
29gで検出した車輪速、マスタシリンダ圧センサ29
hで検出した油圧ブレーキ装置のマスタシリンダ圧、ブ
レーキスイッチ29iで検出したブレーキペダルの操作
状態、外部ECUから入力されたアクセル開度、シフト
ポジション、アイドルストップ、ブレーキ制御信号等に
基づいて電動駐車ブレーキ装置12の作動の要・不要を
判断し、その判断結果に基づいてステップS5で電磁ブ
レーキ33および電動モータ30を駆動して電動駐車ブ
レーキ装置12を作動させ、あるいはステップS6で電
磁ブレーキ33および電動モータ30を駆動して電動駐
車ブレーキ装置12の作動を解除する。
【0030】一方、前記ステップS3で前記モード切換
スイッチ29aによりマニュアルモードが選択されてい
れば、ステップS7で作動・解除スイッチ29bの操作
状態を判断し、その判断結果に基づいてステップS8で
電磁ブレーキ33および電動モータ30を駆動して電動
駐車ブレーキ装置12を作動させ、あるいはステップS
9で電磁ブレーキ33および電動モータ30を駆動して
電動駐車ブレーキ装置12の作動を解除する。また前記
ステップS2で各センサ29c〜29hあるいは電動モ
ータ30が異常であれば、ステップS10でフェイルセ
ーフモードが選択され、電動モータ30を介さずに乗員
の手動操作で電動駐車ブレーキ装置12を作動または作
動解除する。
【0031】さて、電動駐車ブレーキ装置12が作動し
ていないとき、ボールねじ機構49のナット部材31は
図4に鎖線で示した後方位置にあり、ナット部材31に
支持されたイコライザー54も後方に移動してボーデン
ワイヤー13,13が緩められている。このとき電磁ブ
レーキ33のコイル63は励磁されておらず、第1コイ
ルばね68…の付勢力でアマチュア67およびプレート
66間にロータ65を挟むことにより、ロータ65と一
体のねじ軸47は何らかの外力で妄りに回転しないよう
に拘束されている。また回転軸75はコイルばね78の
付勢力で上方の第1位置(図4参照)に保持されている
ため、駆動ベベルギヤ79および従動ベベルギヤ84の
噛み合いは解除されており、かつ解除部材72は下降し
た不作動位置にある(図7参照)。
【0032】この状態から電動駐車ブレーキ装置ECU
21が電動駐車ブレーキ装置12を作動させるべく指令
を出力すると(図10のステップS5,S8参照)、先
ず電磁ブレーキ33のコイル63が励磁してアマチュア
67がコア62に吸引され、アマチュア67およびプレ
ート66がロータ65から離反してねじ軸47の拘束が
解除される。これと同時に電動モータ30が駆動され、
ボールねじ機構49のねじ軸47が回転してナット部材
31が図4の鎖線位置から実線位置へと前進し、ナット
部材31と一体に前進するイコライザー54に接続され
た左右のボーデンワイヤー13,13に張力が発生して
左右の車輪ブレーキ11,11が作動する。このとき、
左右のボーデンワイヤー13,13の張力がアンバラン
スであれば、図3においてイコライザー54が上部支軸
51および下部支軸52を中心として矢印A−A′方向
に振れ、左右のボーデンワイヤー13,13の張力を均
等化して左右の車輪ブレーキ11,11に同じ大きさの
制動力を発生させる。
【0033】以上のように、駆動力を可逆的に伝達可能
なボールねじ機構49を介して電動モータ30の駆動力
をボーデンワイヤー13,13に伝達するので、ボーデ
ンワイヤー13,13に作用するブレーキ作動力(つま
りボーデンワイヤー13,13の張力)の反力が電動モ
ータ30に負荷として作用することになる。従って、電
動モータ30の負荷の大きさとブレーキ作動力の大きさ
との関係を予め記憶しておけば、電動モータ30の負荷
の大きさ(例えば、電流センサ29cで検出した電動モ
ータ30の電流値)に基づいてブレーキ作動力の大きさ
を任意の目標値に制御することができる。
【0034】またボールねじ機構49は摩擦力やガタが
小さくて伝達効率が良いため、電動モータ30に小型軽
量なものを使用しても充分な応答性を確保することがで
き、しかも作動時の騒音を低減することができる。更に
ボールねじ機構49は減速ギヤ機構に比べて小型である
ため、電動駐車ブレーキ装置12全体を小型化すること
ができる。
【0035】このようにして電動駐車ブレーキ装置12
が作動して左右の車輪ブレーキ11,11が必要な制動
力を発生すると、電動モータ30を停止させるとともに
電磁ブレーキ33のコイル63を消磁し、第1コイルば
ね68…の付勢力でアマチュア67およびプレート66
間にロータ65を挟んでねじ軸47の回転を拘束する。
これにより、ボーデンワイヤー13,13の張力がボー
ルねじ機構49のねじ軸47に逆伝達されても、そのね
じ軸47が妄りに回転して車輪ブレーキ11,11の制
動力が緩むの確実に防止することができる。
【0036】また電磁ブレーキ33でアマチュア67を
駆動してプレート66およびアマチュア67とロータ6
5との間に作用する摩擦力でねじ軸47の回転を制御す
るので、ラチェット機構のような回転阻止手段を用いた
場合に比べて、電動モータ30の慣性力を的確に制御し
て停止位置を精密に制御することができ、しかもロータ
65の拘束や拘束解除を摩擦力を介して緩やかに行うの
で作動音を低減することができる。
【0037】さて、電動駐車ブレーキ装置ECU21が
電動駐車ブレーキ装置12の作動を解除すべく指令を出
力すると(図10のステップS6,S9参照)、先ず電
磁ブレーキ33のコイル63を励磁してねじ軸47の拘
束を解除した状態で、電動モータ30を前述と逆方向に
駆動してボールねじ機構49のねじ軸47を逆回転さ
せ、ナット部材31を図4の実線位置から鎖線位置へと
後退させることで左右の車輪ブレーキ11,11の作動
を解除することができる。
【0038】電動駐車ブレーキ装置12が作動して車輪
ブレーキ11,11が制動力を発生しているとき、電動
モータ30やその制御系が故障すると該電動モータ30
による電動駐車ブレーキ装置12の作動解除が不能にな
るため、乗員の手動操作による作動解除を行う必要があ
る(図10のステップS10参照)。そのために、図8
に示すように回転軸75の六角孔75aに六角レンチ8
0を挿入し、コイルばね78の付勢力に抗して回転軸7
5を第2位置へと押し下げると、回転軸75の駆動ベベ
ルギヤ79がねじ軸47の従動ベベルギヤ84に噛み合
う。
【0039】これに連動して、中間部をピン81で支持
されたレバー82の後端が押し下げられて前端が押し上
げられるため、その前端に接続された解除部材72がプ
レート66およびアマチュア67間を上昇する。その結
果、図9に示すように、解除部材72に設けた傾斜面7
1b,71b;71c,71cがアマチュア67に設け
た傾斜面67a,67a;67b,67bに乗り上げる
ため、プレート66およびアマチュア67が第1コイル
ばね68…の付勢力に抗してロータ65から離反し、コ
イル63を励磁することなく電磁ブレーキ33が手動で
解除される。
【0040】従って、この状態から六角レンチ80を操
作して回転軸75を回転させることにより、相互に噛み
合う駆動ベベルギヤ79および従動ベベルギヤ84を介
してねじ軸47を回転させ、ナット部材31を図8の実
線位置から鎖線位置に移動させることができ、これによ
りボーデンワイヤー13,13を緩めて車輪ブレーキ1
1,11の作動を解除することが可能となる。
【0041】勿論、故障のために電動モータ30による
電動駐車ブレーキ装置12の作動が不能になった場合に
は、上述したように六角レンチ80を用いた手動操作に
より電動駐車ブレーキ装置12を作動させることが可能
である。この場合、六角レンチ80を上述と逆方向に回
転させてナット部材31を図8の鎖線位置から実線位置
に移動させることになる。
【0042】以上のように、電動モータ30やその制御
系の故障時に、六角レンチ80を回転軸75の六角孔7
5aに挿入して押し下げながら回転させるだけの簡単な
操作で、電動駐車ブレーキ装置12を手動で作動させた
り作動を解除することが可能になって利便性が大幅に向
上する。
【0043】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0044】例えば、実施例では電動駐車ブレーキ装置
12と車輪ブレーキ11,11とをボーデンワイヤー1
3,13で接続しているが、ボーデンワイヤー13,1
3以外に、ロッド、リンク、アーム等を単独で使用した
り、あるいは組み合わせて使用することで伝達部材を構
成しても良く、またロッド、リンク、アーム等とボーデ
ンワイヤー13,13とを組み合わせて使用することで
伝達部材を構成しても良い。
【0045】また実施例では車体静止部としてハウジン
グ41を使用しているが、車体に対して移動しない静止
部であれば任意の部材を車体静止部として使用すること
ができる。
【0046】また実施例ではねじ機構としてボールねじ
機構49を使用しているが、ボールねじ機構49以外の
任意のねじ機構を使用することができる。
【0047】また実施例ではナット部材31にカラー5
0およびイコライザー54を介して間接的にボーデンワ
イヤー13,13を接続しているが、更に他の部材を介
して、あるいは直接ボーデンワイヤー13,13を接続
しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、車体側静止部にねじ軸を拘束する電磁ブレー
キで回転阻止手段を構成したので、電動モータとねじ機
構との間の動力伝達経路を、伝達部材の荷重をねじ機構
側から電動モータ側に逆伝達可能なもので構成しても、
駐車ブレーキ装置の作動中に電磁ブレーキでねじ軸の逆
転を防止することにより車輪ブレーキの制動力が失われ
るのを防止しながら、電磁ブレーキによるねじ軸の拘束
を解除することにより、逆伝達される伝達部材の荷重に
応じて発生する電動モータの電流等のモータ負荷に基づ
いてブレーキ作動力の大きさを推定し、路面の傾斜等に
応じた適切な制動力を車輪ブレーキに発生させることが
できる。
【0049】また電磁ブレーキはねじ軸を車体静止部に
摩擦力により拘束するので、例えばラチェット機構によ
るねじ軸の拘束に比べて電動モータの慣性力を制御し易
くなり、ねじ軸上のナット部材を目的の位置に精度良く
制御することができる。更に電磁ブレーキに供給する電
流を制御して前記摩擦力の大きさを変化させれば、ねじ
軸の拘束および拘束解除を緩やかに行わせて作動音を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動駐車ブレーキ装置を備えた車両の全体平面
【図2】電動駐車ブレーキ装置の制御系のブロック図
【図3】電動駐車ブレーキ装置の一部破断平面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】図4に対応する作用説明図
【図9】図7に対応する作用説明図
【図10】作用を説明するフローチャート
【符号の説明】
11 車輪ブレーキ 13 ボーデンワイヤー(伝達部材) 30 電動モータ 31 ナット部材 33 電磁ブレーキ(回転阻止手段) 41 ハウジング(車体静止部) 47 ねじ軸 49 ボールねじ機構(ねじ機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 史景 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 岩川 良洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 金 圭勇 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 吉間 豊 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D048 BB03 BB26 BB35 CC01 HH18 HH66 HH67 QQ12 RR01 RR02 RR06 RR16 RR35 3J058 BA12 CC13 CC15 CC63 FA01 3J062 CD02 CD22 CD79

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ(30)により回転駆動され
    るねじ軸(47)と、このねじ軸(47)に噛み合うナ
    ット部材(31)とからなるねじ機構(49)を備え、
    ねじ軸(47)を回転させてナット部材(31)をねじ
    軸(47)に沿って移動させることによりナット部材
    (31)に連結された伝達部材(13)を介して車輪ブ
    レーキ(11)にブレーキ作動力を伝達するとともに、
    ねじ軸(47)の回転を阻止する回転阻止手段でねじ軸
    (47)に対するナット部材(31)の位置を固定する
    ことにより前記ブレーキ作動力を保持するようにした電
    動駐車ブレーキ装置において、 前記回転阻止手段を、車体静止部(41)にねじ軸(4
    7)を拘束する電磁ブレーキ(33)で構成したことを
    特徴とする電動駐車ブレーキ装置。
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