JPH05500321A - 指の人工爪用装身具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 指の人工爪用装身具 本発明は、指の人工爪用の装身具に関する。

かかる人工爪は美容分野において非常に沢山の種類の形状、色および大きさで提 供されている。これらの人工爪は天然の爪に貼りつけられ、装着者の指の外形形 状をきれいに見せる。かかる人工爪は一般に非常に長く、指の先端から約５〜１ ５ｍｍはど突出している。透明の合成樹脂材料で作られ、この合成樹脂材料から 一体に加工された虫めがねがその先端に嵌め込まれているような人工爪が知られ ている。その虫めがねは装飾品として作用し、またレンズとしても使用できる。

この考えによって、もっと高価で固有の装飾品を飾りとして人工爪の先端に付け る希望があった。従来においてこのために適当な宝石が人工爪に貼りつけられて いた。しかしその貼付けは高い技術を伴い、貼着箇所が維持できず装飾品を紛失 する危険があった。特に装飾品を紛失する危険があるために、今まではかかる人 工爪に着けられる高価な装飾品は存在していない。

本発明の目的は、簡単且つ迅速に取り扱うことができ、装着後においても確実に 爪に保持され、装飾品を紛失する恐れがないような人工爪用の装身具を提供する ことに特表平５−５００３２１　（２） ある。

本発明によればこの目的は、指の人工爪に設けられた収容孔の中に装身具を不動 に嵌め込むための手段を有していることによって達成される。

図１は本発明に基づく装身具の側面図。

図２は本発明に基づく装身具の正面図。

図３は人工爪に嵌め込まれた状態の本発明に基づく装身具の側面図。

図４は人工爪に嵌め込まれた状態の本発明に基づく装身具の正面図。

図５は虫めがねとして形成された装身具の斜視図。

図６は２分割構造の装身具の斜視図である。

図１には本発明に基づく装身具が側面図で示されている。この装身具は、指の人 工爪の前方範囲にある収容孔の中に嵌め込むために用意されている。このために 装身具はその収容孔の中に不動に嵌め込むための手段を有している。この手段は 本発明に基づいて、装身具の中央部分が円筒状台座１を形成し、即ち横断面円形 をしていることによって与えられている。装飾品あるいは装飾品担体として作用 する上側部分２は台座１の上に置かれ、その下縁３が台座１の円筒状円周面より 半径方向に僅かに突出している。装身具の台座１上に置がれた上側部分２は、そ の上側面に金銀細工の形で装飾品が加工されていることにより、それ自体装飾品 となっている。しかしその上側面が後で彫刻を設けるために適した平らなあるい は膨らんだ自由面を有していてもよい。図示した実施例の場合、上側部分２は装 飾品担体あるいは装飾品受は部として形成されている。このために上側部分２は 、装飾品あるいは宝石４が嵌め込まれる盲孔を有している。上側部分２の側面は 上向きに僅かに内側に向けて傾斜しており、従って円錐形をしている。その円錐 の直径は、台座直径の大きさよりも小さくなるまで細くされている。

台座１は脚部５を有し、この脚部５はその上縁６が台座１より半径方向に僅かに 突出している。即ち上側部分２の下縁３および脚部５の上縁６は、台座１の外周 面に沿ってぐるりと延びており、それぞれ互いに接合した２つのＳ字曲線を描い ている。

図２は図１と同じ装身具を正面図で示している。この図から装身具の上側部分２ の円錐状の外側面およびその上に設置された宝石４が理解できる。上側部分２の 下縁３は台座脚部５の上縁６に対して平行に延びている。これらの縁３，６は、 装身具を嵌め込むために用意された指の人工爪の横断面湾曲の曲率半径に相応し た半径で湾曲されている。上側部分２の円錐形状により装身具は、指の人工爪に 予め設けられた孔を通して下側から押し込まれる。人工爪は装身具を押し込む際 に幾分伸ばされるか広げられ、これによってその横断面湾曲の曲率半径は幾分拡 大される。従って人工爪にある孔は僅かに大きくなり、装飾品組物はその円錐状 上側部分２が孔を通して完全に押し込まれる。人工爪は上側部分２の下縁３を通 過した後、その下縁３、円筒状台座１の壁および台座脚部５の上縁６によって形 成された溝７の中にばちんと嵌まり込む。これによって人工爪の伸びあるいは広 がりは再び解消され、装身具は人工爪の孔の中に固く不動に置かれる。その場合 縁３，６は爪材料に接触し、そのようにして装身具を固く保持する。

図３は指の人工爪８に嵌め込まれた装身具を側面図で示している。たいていは装 身具は小指９の爪８に嵌め込まれる。これは小指９の爪８がほんの僅かしか荷重 されず、最も愛らしいからである。勿論、別の指例えば親指用に平らに形成され た人工爪に嵌め込むために適しているような縁部曲率がもっと大きな装身具を作 ることもできる。

図４は人工爪に嵌め込まれた装身具を正面図で示している。この図から、上側部 分２および台座脚部５の縁３゜６が爪の湾曲にうまくなじみ、従って装身具が確 実に人工爪の孔に保持されていることが分かる。

図５に示されている別の実施例において、装身具は虫めがね１０としても形成で きる。その上側部分１１、台座および台座脚部は円筒状の中央孔によって貫通さ れ、この孔の中に小さな虫めがね１０が嵌め込まれている。

これは一方では例えば上側部分１１が虫めがね１０に対して美しく飾られた縁部 を形成していることにより装飾品として作用する。他方では虫めがね１０は小さ な活字を読む際の助けとなる。その場合その指を文字の上をなぞらせるだけでよ く、図５にも図示されているように文字は虫めがね１０によって拡大して認識で きる。

本発明に基づく装身具の台座脚部は、台座の上に差し込まれるか又は台座の中に 差し込まれる別の部品で作ることもできる。その場合、台座１２および台座脚部 １３にそれぞれ互いにかみ合い係止する手段１４．１５が存在している。その実 施例は図６に示されている。上側部分１１は好適には金属から成り、台座１２と 一体に結合されている。必ずしも円錐状に上向きに細くする必要はない。逆に上 側部分１１は例えば図示した形にするか、あるいは上向きに直径を増大すること もできる。この上側部分１１はその台座１２が人工爪にある孔に上から嵌め込ま れる。台座１２は管部分によって形成され、その下縁の近くにおいて管壁に開口 １４が存在している。別個の台座脚部１３は例えば合成樹脂で作られた密閉蓋を 形成している。この蓋１３は嵌め込まれていない状態において平らであるが、そ の弾性のために湾曲させられる。

この弾性蓋の上側面に管壁セグメントの形をした弾性突起１５が形成されている 。この突起１５はその上側の外側面にそれぞれフック１６を有している。これら のフック１６は蓋１３を台座１２の内部に嵌め込む際に台座１２の管壁における 開口１４の中にばちんと嵌まり込む。

弾性蓋１３は嵌め込み後にその湾曲状態から戻ろうとするので、フック１６は下 向きに引っ張られ、従って上側部分１１を爪表面に向けて下向きにぴったり締め っける。

これによって蓋１３と上側部分１１とのがみ合い結合が生ずる。

要　約　書 装飾具は人工爪（８）の収容孔の中に不動に嵌め込むための手段を有している。

この手段は収容孔の中にぴったり合う円筒形の台座（１）を有しており、ここで 宝石（４）あるいは装飾品担体として作用する上側部分（２）は台座（１）の上 に置かれ、その下縁（３）が台座の円筒形円周面より半径方向に僅かに突出して おり、台座外周面に沿って２つのＳ字曲線を描いている。また台座脚部（５）が あり、この外側面は両側において台座（１）から半径方向に突出している。

因　脈　調　貴　報　舌 、、、、、、、、、、、、、Ａ、、、、、、、、、、　ＰＣＴ／ＣＨ９０１００ ２７９ＣＨ９０００２７９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．指の人工爪（８）に設けられた収容孔の中に装身具を不動に嵌め込むための 手段（３，６；１４，１５）を有していることを特徴とする指の人工爪用装身具 。 ２．前記手段（３，６）が装身具が円筒状の台座（１）を有することによって用 意され、その台座（１）の外径が前記収容孔にぴったり合わせて決められ、台座 （１）の上に上側部分（２）が装飾品あるいは装飾品担体として配置され、この 上側部分（２）の下縁（３）が台座（１）から半径方向にぐるりと幾分突出し、 台座外周面に沿って互いに接合する２つのＳ字曲線を描き、台座脚部（５）とし て作用する部分が存在し、この台座脚部（５）の上縁（６）が少なくとも両側に おいて台座（１）から半径方向に突出していることを特徴とする請求の範囲第１ 項記載の装身具。 ３．台座脚部（５）として作用する部分が台座（１）と一体に結合され、この周 りを延びる縁（６）を有し、この縁（６）が台座（１）から半径方向に幾分突出 し、台座外周面に沿って上側部分（２）の縁（３）に対して平行に延び互いに接 合する２つのＳ字曲線を描いていることを特徴とする請求の範囲第２項記載の装 身具。 ４．装身具が中央孔で貫通され、この孔の中に虫めがね（１０）が嵌め込まれて いることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の装 身具。 ５．台座脚部（１３）が台座（１２）と別の部品から成り、この台座脚部（１３ ）が下側から台座（１２）の上にあるいは台座（１２）の中に差し込まれ、台座 （１２）および台座脚部（１３）に互いにかみ合い係止する手段（１４，１５） が存在していることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１項 に記載の装身具。 ６．装飾品担体として作用する上側部分（２）が盲孔を有し、宝石（４）が嵌め 込まれる受け部として形成されていることを特徴とする請求の範囲第４項記載の 装身具。 ７．装身具が上側部分（２）の上側面に彫刻を設けるための自由面を有している ことを特徴とする請求の範囲第１項ないし第５項のいずれか１項に記載の装身具 。