JP2011130930A - 人工爪への宝石類の取付方法および宝石類を取り付けた人工爪 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面視の大きな宝石類であっても、安全に且つ確りと人工爪へ取り付けることができるようにする。
【解決手段】上方に宝石類(7)が保持された台座(5)の下部をスカルプチュアネイル(3)に固定する。その取付方法は、保持工程と、凹部形成工程と、溶剤塗布工程と、接着剤塗布工程と、固着工程とを有する。保持工程で宝石類(7)を台座(5)に保持する。凹部形成工程で宝石類(7)を装着する部位に装着用凹部(4)を形成する。溶剤塗布工程で装着用凹部(4)の内面を軟化させる。接着剤塗布工程で装着用凹部(4)と台座(5)との間に接着剤(6)を配置する。固着工程で台座(5)の下部を装着用凹部(4)に挿入し、接着剤(6)で台座(5)をスカルプチュアネイル(3)に固着する。
【選択図】図2

Description

本発明はネイルアートにおいて、スカルプチュアネイルなどの人工爪にダイヤモンド等の宝石類を固定する取付方法と宝石類を取り付けた人工爪に関し、平面視の大きな宝石類であっても安全に且つ確りと取り付けることができる、人工爪への宝石類の取付方法および宝石類を取り付けた人工爪に関する。
近年、爪に装飾を施す、いわゆるネイルアートが盛んに行われている。このネイルアートには、自爪の表面に人工爪を形成して、その人工爪の表面に彩色を施したり、シールの図柄を転写したりするほか、ストーンやビーズ等の立体物をその人工爪の表面に固定する場合もある。これらの人工爪としては、あらかじめ所定の形状に形成したネイルチップを自爪に貼り付ける場合や、自爪の表面に液状のアクリル樹脂などを塗り付けて硬化させることによりスカルプチュアネイルを形成する場合などがある。
従来、爪先を一層華やかに装飾するため、ダイヤモンドなどの宝石類を上記の人工爪の表面に固定させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、付け爪に装着用穴を透設したり、自爪の表面に形成した厚み調整層に装着用穴を形成したりして、この装着用穴に宝石類の下部(パビリオン)の全体を収容し、この装着用穴内に充填した接着剤でその宝石類を固定している。
特開2006−198098号公報
ダイヤモンドなどの宝石類は、例えばブリリアンカットの場合、パビリオンの高さが宝石類の平面視での直径の半分近くある。このため上記の従来技術では、パビリオンの全体を上記の装着用穴内に収容することから、肉厚の薄い人工爪には、平面視の直径やカラット数の大きな宝石類を装着することが容易でない。例えば自爪の表面にスカルプチュアネイルを形成する場合、その厚みは1mm程度以下と薄いため、下方の自爪を傷付けずに1mmよりも深い装着用穴を形成することができず、しかも、爪は左右が下方に湾曲しているため、周縁部に対する中央部の深さは、中央部での厚さよりも浅い寸法となる。この結果、例えば平面視で直径が2mm以上の宝石類はパビリオンの高さが1mm以上となるので、その宝石類のパビリオンを上記の装着穴内へ収容することができず、これよりも小さな宝石類しか人工爪に装着できない問題がある。
また、上記の大きな宝石類を装着するため、上記の装着用穴にパビリオンの一部のみを収容して接着剤で固定することが考えられる。しかしこの場合、装着穴内面と宝石類との接着面積が小さいため、宝石類の大きさに応じた高い接着力を得ることができず、宝石類が人工爪から不用意に外れてしまう虞がある。
本発明の技術的課題は上記の問題点を解消し、平面視の大きな宝石類であっても安全に且つ確りと取り付けることができる、人工爪への宝石類の取付方法および宝石類を取り付けた人工爪を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1から図5に基づいて説明すると、次のように構成したものである。
すなわち本発明1は人工爪への宝石類の取付方法に関し、宝石類(7)が保持された台座(5)を人工爪(3)に固定することにより、その台座(5)を介して上記の宝石類(7)を人工爪(3)に取り付けることを特徴とする。
また、本発明2は宝石類で装飾した人工爪に関し、上方に宝石類(7)が保持された台座(5)の下部を、人工爪(3)に固定したことを特徴とする。
上記の宝石類とは、ダイヤモンドやルビー、サファイアなどの天然宝石のほか、人工宝石や模造宝石を含み、さらには装飾用に加工された天然石などをも含む。これらの宝石類の大きさや形状、色彩などは特定のものに限定されない。
また上記の台座は、特定の材質に限定されず、宝石類を確りと保持できるようにプラチナ、18金等の金属材料が好ましく用いられるが、他の材質で形成されたものであってもよい。この台座による宝石類の保持は、例えば台座に複数の保持用爪部を形成してこの保持用爪部間に挟持することで保持してもよく、或いは、接着剤等で台座の上面に宝石類を固定してもよいものであって、特定の保持方法に限定されない。
上記の台座を人工爪に取り付ける方法は、特定の取付方法に限定されず、人工爪の表面に直接接着剤で接着してもよく、或いは人工爪の表面を溶剤等で溶解してこれに固定したり、人工爪がネイルチップの場合にはねじ止め等で固定することも可能である。しかし、人工爪は表面が湾曲しているため、台座を無加工の人工爪に取り付けるには台座の下面を人工爪の表面に沿って湾曲させるのが望ましく、その台座下面の加工が面倒である。
これに対し、上記の人工爪への宝石類の取付方法が、宝石類を台座に保持する保持工程と、人工爪の表面のうち宝石類を装着する部位に装着用凹部を形成する凹部形成工程と、上記の台座の下部を装着用凹部に挿入して固着する固着工程とを有すると、装着用凹部を形成するだけで、所定の装着部位へこの台座を簡単に取り付けることができ、好ましい。なお、上記の装着用凹部は、ドリルや研磨機などの工具を用いて形成してもよく、或いは溶剤により人工爪の表面を軟化させて穿ることにより形成してもよい。
上記の固着工程は、人工爪の表面へ台座を固着できればよく、特定の固着方法に限定されない。例えば、上記の装着用凹部に溶剤を塗布してこの装着用凹部の内面を軟化若しくは溶解させる溶剤塗布工程を施し、この軟化・溶解した内面を介して上記の台座を人工爪に固着させてもよく、或いは上記の装着用凹部と台座との間に接着剤を配置する接着剤塗布工程を施して、その接着剤を介して上記の台座を人工爪に固着させてもよく、いずれも人工爪の表面へ台座を確りと固定できて好ましい。特に、上記の溶剤塗布工程を施したのち上記の接着剤塗布工程を施すと、その装着用凹部に面する人工爪がその溶剤により軟化若しくは溶解して内面が滑らかになるうえ、上記の接着剤がこの軟化・溶解した内面で人工爪と良好に接着でき、一層強力に人工爪の表面へ台座を固定できてより好ましい。
上記の台座は特定の形状に限定されないが、この台座の下部表面に凹部と突部との少なくともいずれかを備えた係止部を形成して、その係止部を上記の接着剤や上記の軟化・溶解した装着用凹部の内面下に埋入させると、固化した接着剤や内面の一部がこの係止部に食い込むので、台座を人工爪に一層確りと固定でき、好ましい。
上記の溶剤は、上記の人工爪の表面を軟化若しくは溶解できるものであればよく、人工爪の材料によっても異なり、特定のものに限定されない。例えば人工爪がアクリル樹脂からなる場合は、アセトンやクロロホルムなどの有機溶剤が用いられる。
一方、上記の接着剤は、例えば、2液混合型エポキシ樹脂系接着剤などが好ましく用いられるが、上記の台座を人工爪に確りと固定できるものであればよく、特定の材質に限定されない。これらの接着剤を用いて台座を人工爪に固定する際には、人工爪の表面と台座の下面とのいずれか一方または両方に接着剤が塗布される。
なお、上記の接着剤は台座を人工爪に固定すればよく、通常、宝石類よりも下方に配置される。この場合、上記の宝石類はその全体を人工爪の外部に露出しているので、この宝石類で装飾した人工爪は輝きや煌めき、見栄えが華やかとなり好ましい。またこの宝石類は、台座を固定する接着剤で汚損されることがないので、人工爪の装飾品として用いなくなった場合に、これらの宝石類を容易に回収して再利用することができる。
上記の宝石類は、人工爪へ固定した台座に保持できる大きさであればよく、特定の大きさに限定されず、宝石の輝きや煌めき、見栄えの観点から、平面視で直径2mm以上の大きさを含むと好ましく、直径2.5mm以上であるとさらに好ましい。ここで、本発明にいう上記の平面視での直径とは、正面や側面から見て最大幅の寸法をいい、宝石類は平面視で円形またはこれに近似した多角形のものに限定されない。
これらの宝石類は、人工爪へ台座を介して装着されることから、容易に回収して再利用できるので、特に、複数の宝石類からなる宝石類群を1組として、この宝石類群に平面視で直径2mm以上の宝石類を4個以上含ませ、これらの各宝石類を上記の取付方法により複数の人工爪に分散して取り付けた場合には、例えば1週間後など、自爪が伸びて人工爪を取り外す必要ができた所定期日経過後に、これらの宝石類を各人工爪から取り外して回収すると、それぞれの宝石類を指輪やピアス、イヤリング、ペンダント、ネックレス、ブローチ、ブレスレット、タイピン、カフスなど、他のアクセサリーに容易に再加工できて好ましい。なお、この場合の平面視での直径も、前記と同様、正面や側面から見て最大幅の寸法をいい、宝石類は平面視で円形またはこれに近似した多角形のものに限定されず、この寸法は2.5mm以上であるとさらに好ましい。
本発明は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
(1)宝石類は台座に保持されるので、人工爪の厚みなどに制限されることがなく、しかも上記の台座は宝石類の大きさや形状に応じた任意の形状に形成できるので、平面視の大きな宝石類であっても、この台座を介して容易に人工爪へ取り付けることができる。
(2)人工爪には上記の台座を固定するだけでよく、しかもこの台座は、凹部や突部などの係止部を備えた形状や、底面の広い形状など、人工爪に確りと固定される任意の形状に容易に形成できるので、この台座を介して上記の宝石類を人工爪へ簡単に且つ確りと取り付けることができる。
(3)人工爪に装着用凹部を形成する場合、この装着用凹部は台座を固定できればよいので、宝石類の大きさや形状にかかわらず、人工爪の厚さよりも浅く形成するだけで済み、装着用穴を過剰に深く形成する必要がないので、自爪を傷つける虞がない。
本発明の第1実施形態を示す、宝石類を取り付けた人工爪の断面図である。 第1実施形態の、宝石類の取付方法の概略工程を示し、図2(a)は凹部形成工程での人工爪の断面図、図2(b)は溶剤塗布工程での人工爪の断面図、図2(c)は接着剤塗布工程での人工爪の断面図、図2(d)は固着工程での人工爪の断面図である。 本発明の第2実施形態を示す、宝石類を取り付けた人工爪の断面図である。 本発明の第3実施形態を示す、宝石類を取り付けた人工爪の断面図である。 第3実施形態の、宝石類の取付方法の概略工程を示し、図5(a)は凹部形成工程での人工爪の断面図、図5(b)は溶剤塗布工程での人工爪の断面図、図5(c)は固着工程での人工爪の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、指先(1)の自爪(2)の表面には、液状のアクリル樹脂を塗り付けてこれを硬化させることにより、人工爪であるスカルプチュアネイル(3)が形成してある。なお、上記のアクリル樹脂は反応により硬化させるものであってもよく、或いは紫外線を用いて硬化させるものであってもよい。またこの実施形態ではアクリル樹脂を硬化させて人工爪を形成したが、本発明で用いる人工爪は合成樹脂等で別途形成したネイルチップであってもよい。
上記のスカルプチュアネイル(3)の表面には装着用凹部(4)が凹設してあり、この装着用凹部(4)に金属製の台座(5)の下部が挿入され、接着剤(6)で固定してある。上記の台座(5)の上部には宝石類(7)が保持してある。この宝石類(7)は、ダイヤモンドなどの天然宝石のほか、人工宝石や模造宝石等であってもよい。そのサイズは、例えば平面視で直径が、即ち、正面視または側面視での最大幅が2mm以上、好ましくは2.5mm以上の大きさがあり、具体的には、例えば平面視で直径が5mmのダイヤモンドが用いられる。
上記の宝石類(7)は、上記の台座(5)に形成した保持用爪部(8)に保持されており、宝石類(7)の全体が上記のスカルプチュアネイル(3)の表面や、上記の装着用凹部(4)に充填された接着剤(6)よりも上方に支持してある。なお、この実施形態では宝石類の輝きや煌めきなどを良好にするため上記の大きさのものを用いたが、本発明ではこれよりも小さな宝石類を用いてもよく、さらには、1個の台座(5)に複数の宝石類(7)を保持したものであってもよい。また上記の宝石類(7)は、本発明では必ずしも全体がスカルプチュアネイル(3)の上方に露出していなくてもよく、例えばキューレットを含む下部が装着用凹部(4)内の接着剤(6)に埋入されていてもよい。
上記の台座(5)は、下部が円柱状に形成されており、その外周面に環状の凹溝からなる係止部(9)が形成してある。またこの円柱状下部の上面4か所に、上記の保持用爪部(8)がそれぞれ斜め上方へ放射状に延設してある。上記の台座(5)の下部は上記の装着用凹部(4)内に挿入してあり、この装着用凹部(4)内に充填した接着剤(6)に上記の係止部(9)が埋入してある。即ち、固化された接着剤(6)がこの係止部(9)に食い込んだ状態となっており、係止部(9)により接着面積が拡がったことと相俟って、この接着剤(6)により台座(5)がスカルプチュアネイル(3)に確りと固定されている。
次に、上記の宝石類の取付方法について、図1と図2に基づき説明する。
最初に、宝石類(7)は予め図示しない保持工程(S1)により、上記の台座(5)に保持用爪部(8)で確りと保持させておく。一方、装着者の指先(1)は自爪(2)の表面を拭って油脂成分を除去し、硬化剤を混合した液状のアクリル樹脂をこの自爪(2)の表面に塗布する。そしてこのアクリル樹脂が硬化したのち、その表面が滑らかとなるようにやすり等で研磨し、生じた粉末をエタノール等で払拭することで、上記の指先(1)にスカルプチュアネイル(3)が形成される。
次に、図2(a)に示す凹部形成工程(S2)で、上記のスカルプチュアネイル(3)の表面のうち、宝石類(7)を装着する所定部位に、電動工具やエアー工具などの切削機器(10)で研削することにより、装着用凹部(4)を形成する。この切削機器(10)は、研削用アタッチメント(11)の先端を、例えば0.7mmなど、スカルプチュアネイル(3)の厚さよりも短い所定寸法で、保護カバー(12)の先端から突出させてある。このため、上記のアタッチメント(11)でスカルプチュアネイル(3)を過剰に研削することがなく、自爪(2)の表面を損傷する虞がない。
次に、上記の研削により生じた粉末を除去したのち、図2(b)に示す溶剤塗布工程(S3)でその装着用凹部(4)の内面に、アセトンやクロロホルムなど、上記のアクリル樹脂が溶ける溶剤(13)を塗布し、装着用凹部(4)の内面を溶解若しくは軟化させて滑らかにする。上記の研削により生じた粉末は、この溶剤(13)を用いて除去してもよい。
次いで、図2(c)に示す接着剤塗布工程(S4)で、2液混合型エポキシ樹脂系接着剤(6)を上記の装着用凹部(4)内に塗布する。そしてこの接着剤(6)が硬化する前に、図2(d)に示す固着工程(S5)で、上記の宝石類(7)を保持した台座(5)の下部を、図示しないストーンキャッチャーなどを用いて装着用凹部(4)に挿入し、確りと固定されるように押圧する。これにより装着用凹部(4)内は接着剤(6)で充満され、接着剤(6)は一部が上記の係止部(9)内へ入り込む。なお、上記の押圧により装着用凹部(4)から溢れ出た接着剤(6)は、上記の溶剤(13)等で拭き取られる。このとき上記の宝石類(7)は、上記の接着剤(6)よりも上方に保持されており、その表面に接着剤(6)が付着しないようにしてある。その後、上記の接着剤(6)が固化すると、この接着剤(6)により上記の台座(5)がスカルプチュアネイル(3)に確りと固定された図1に示す状態となる。
上記の宝石類は、指先を華やかに飾ることができるが、スカルプチュアネイル(3)は下方の自爪(2)が成長するので、例えば1週間程度など、所定の期間が経過すると自爪(2)から取り外す必要を生じる。しかし、上記の宝石類(7)は台座(5)に保持されているだけであり、これを回収して再度人工爪に装着することも可能であるが、特に、サイズが大きいものは、指輪やピアス、イヤリング、ペンダント、ネックレス、ブローチ、ブレスレット、タイピン、カフスなど、他のアクセサリーに容易に再利用することができる。
例えば複数の宝石類(7)からなる宝石類群を1組として、この宝石類群に平面視で直径が2mm以上、好ましくは2.5mm以上の宝石類(7)を4個以上含ませて、これらの各宝石類(7)を複数のスカルプチュアネイル(3)に分散して取り付け、所定の期日が経過したのちこれらの宝石類(7)を各スカルプチュアネイル(3)から取り外して回収し、それぞれの宝石類(7)をアクセサリーに再加工すると、特に、ブライダルなどにおいて指先を上記の宝石類(7)で華やかに飾ることができるうえ、その宝石類(7)が大きいのでアクセサリーとして容易に再利用することができ、好ましい。
図3は本発明の第2実施形態を示す、宝石類を取り付けた人工爪の断面図である。
この第2実施形態で用いる台座(5)は、中央部が平らな底面に形成され、その周囲に花弁様の装飾が施されている。この台座(5)に保持されている宝石類(7)は、例えばいわゆるローズカットなど、下端が最も幅の広い部分に形成されて、下面が水平状態にカットされたものや、最も幅の広い部分よりも下部(パビリオン)の高さが低いものが用いられており、上記の台座(5)の底面に接着剤等で確りと固定されて保持されている。
一方、指先(1)に形成したスカルプチュアネイル(3)には、上記の台座(5)の下部に対応した広い装着用凹部(4)が浅く凹設してある。そして上記の第1実施形態と同様、この装着用凹部(4)の内面に溶剤を塗布したのち接着剤(6)が塗布され、上記の台座(5)の下部が装着用凹部(4)内に挿入されて、この接着剤(6)で台座(5)がスカルプチュアネイル(3)に確りと固定されている。
上記の台座(5)の下部外周面は、宝石類(7)の形状に対応した滑らかな曲面に形成されているが、面積が広いので接着剤(6)によりスカルプチュアネイル(3)に確りと固定されている。ただし本発明ではこの第2実施形態においても、例えば仮想線で示すような突起からなる係止部(9)を形成したり、上記の第1実施形態のような凹溝からなる係止部を形成して、一層確実に台座(5)をスカルプチュアネイル(3)に固定してもよい。
上記の各実施形態では、接着剤を用いて上記の台座を上記の人工爪に固定した。しかし本発明では、接着剤を用いることなく、溶剤により軟化・溶解させた装着用凹部の内面を介して、上記の台座をこの人工爪に固定してもよい。
例えば図4に示す第3実施形態では、上記の第1実施形態と同様、上方に宝石類(7)を保持した台座(5)の下部が、スカルプチュアネイル(3)の表面の装着用凹部(4)内に収容してある。しかしこの第3実施形態では上記の第1実施形態と異なって接着剤を使用しておらず、上記の装着用凹部(4)内が溶剤(13)により軟化若しくは溶解されたのち固化されており、上記の台座(5)の下部は、この軟化・溶解した装着用凹部(4)の内面下に埋入され、これによりスカルプチュアネイル(3)の表面に固定してある。
図5に示すように、上記の宝石類(7)を保持した台座(5)は次の手順でスカルプチュアネイル(3)の表面に固定される。
図5(a)に示す凹部形成工程(S2)で、装着者の指先(1)に形成したスカルプチュアネイル(3)の所定部位にアセトンやクロロホルムなどの溶剤(13)を滴下し、軟化した表面を適当な工具で穿って装着用凹部(4)を形成する。なお、この装着用凹部(4)は、上記の第1実施形態で用いた工具等で形成してもよい。
次に、図5(b)に示す溶剤塗布工程(S3)で、上記の装着用凹部(4)の内面に溶剤(13)を塗布し、その内面を軟化若しくは溶解させる。そしてこの溶剤(13)が揮発して上記の内面が固化する前に、図5(c)に示す固着工程(S5)で、上記の宝石類(7)を保持した台座(5)の下部を、図示しないストーンキャッチャーなどを用いて装着用凹部(4)に挿入し、確りと固定されるように押圧する。これにより台座(5)の下部が装着用凹部(4)の軟化・溶解した内面下に埋入され、その内面の一部が台座(5)の周面の係止部(9)内へ入り込む。その後、上記の溶剤(13)が揮発して上記の内面が固化すると、この固化した内面を介して上記の台座(5)がスカルプチュアネイル(3)に確りと固定された図4に示す状態となる。
上記の各実施形態で説明した人工爪への宝石類の取付方法や、宝石類を取り付けた人工爪は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものであり、使用する宝石類の種類やカット、大きさ、各部の材質や形状、寸法、作業工程の順番などをこの実施形態のものに限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
例えば、上記の第1実施形態では、予め台座に宝石類を保持させておき、この台座を人工爪に固定した。しかし本発明では、台座を人工爪に固定したのち、この台座に接着剤等で宝石類を固定してもよい。
また上記の第1実施形態では、接着剤を装着用凹部内に塗布した。しかし本発明では、接着剤を介して台座を人工爪に固定する場合、この接着剤を台座の下部に塗布したのち、この台座の下部を装着用凹部内へ挿入してもよく、或いは装着用凹部内と台座の下部の両者に接着剤を塗布したのち、この台座の下部を装着用凹部内へ挿入してもよい。
さらに、上記の第1実施形態では溶剤塗布工程と接着剤塗布工程とを施し、上記の第3実施形態では接着剤塗布工程を省略して溶剤塗布工程のみを施した。しかし本発明では、上記の台座を装着用凹部へ確りと固着できればよく、例えば接着剤により台座を充分に確りと固定できる場合は、上記の溶剤塗布工程を省略して接着剤塗布工程のみを施してもよい。
上記の宝石類は、例えばダイヤモンドであるとその輝きや煌めきにより人工爪を華やかにできるので好ましいが、他の宝石類であってもよく、そのサイズやカットなどは、上記の実施形態のものに限定されないことは、言うまでもない。
本発明の人工爪への宝石類の取付方法および宝石類を取り付けた人工爪は、平面視の大きな宝石類であっても安全に且つ確りと取り付けることができるので、例えばブライダルなどの際に指先を飾る人工爪として特に好適であるが、その他の機会や日常においても指先を飾る人工爪として好適である。
3…人工爪(スカルプチュアネイル)
4…装着用凹部
5…台座
6…接着剤
7…宝石類
9…係止部
13…溶剤
S1…保持工程
S2…凹部形成工程
S3…溶剤塗布工程
S4…接着剤塗布工程
S5…固着工程

Claims (18)

  1. 宝石類(7)が保持された台座(5)を人工爪(3)に固定することにより、その台座(5)を介して上記の宝石類(7)を人工爪(3)に取り付けることを特徴とする、人工爪への宝石類の取付方法。
  2. 宝石類(7)を台座(5)に保持する保持工程(S1)と、
    人工爪(3)の表面のうち宝石類(7)を装着する部位に装着用凹部(4)を形成する凹部形成工程(S2)と、
    上記の台座(5)の下部を装着用凹部(4)に挿入して固着する固着工程(S5)とを有することを特徴とする、請求項1に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  3. 上記の装着用凹部(4)に溶剤(13)を塗布してこの装着用凹部(4)の内面を軟化若しくは溶解させる溶剤塗布工程(S3)を有し、この軟化・溶解した内面を介して上記の台座(5)を人工爪(3)に固着する、請求項2に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  4. 上記の装着用凹部(4)と台座(5)との間に接着剤(6)を配置する接着剤塗布工程(S4)を有し、その接着剤(6)を介して上記の台座(5)を人工爪(3)に固着する、請求項2または請求項3に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  5. 上記の台座(5)の下部表面に凹部と突部との少なくともいずれかを備えた係止部(9)を形成して、その係止部(9)を上記の接着剤(6)に埋入させる、請求項4に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  6. 上記の接着剤(6)は、上記の宝石類(7)よりも下方にのみ配置した、請求項4または請求項5に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  7. 上記の台座(5)の下部表面に凹部と突部との少なくともいずれかを備えた係止部(9)を形成して、その係止部(9)を上記の軟化・溶解した装着用凹部(4)の内面下に埋入させる、請求項3に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  8. 上記の宝石類は、直径が2mm以上の大きさである、請求項1から7のいずれか1項に記載の人工爪への宝石類の取付方法。
  9. 複数の宝石類(7)からなる宝石類群を1組として、この宝石類群に直径が2mm以上の宝石類(7)を4個以上含ませ、これらの各宝石類(7)を上記の請求項1から8のいずれかに記載の取付方法により複数の人工爪(3)に分散して取り付け、所定の期日が経過したのちこれらの宝石類(7)を各人工爪(3)から取り外して回収し、それぞれの宝石類(7)をアクセサリーに再加工することを特徴とする、宝石類の利用方法。
  10. 上方に宝石類(7)が保持された台座(5)の下部を、人工爪(3)に固定したことを特徴とする、宝石類で装飾した人工爪。
  11. 上記の台座(5)の下部は、人工爪(3)の表面に形成された装着用凹部(4)内に収容されている、請求項10に記載の宝石類で装飾した人工爪。
  12. 上記の台座(5)が溶剤(13)により軟化若しくは溶解した装着用凹部(4)の内面を介して上記の人工爪(3)に固定されている、請求項10または請求項11に記載の宝石類を取り付けた人工爪。
  13. 上記の台座(5)が接着剤(6)を介して上記の人工爪(3)に固定されている、請求項10から12のいずれか1項に記載の宝石類を取り付けた人工爪。
  14. 上記の台座(5)の下部表面に、凹部と突部との少なくともいずれかを備えた係止部(9)が形成してあり、その係止部(9)が上記の接着剤(6)に埋入されている、請求項13に記載の宝石類を取り付けた人工爪。
  15. 上記の宝石類(7)が上記の台座(5)により、上記の接着剤(6)よりも上方に保持してある、請求項13または請求項14に記載の宝石類を取り付けた人工爪。
  16. 上記の台座(5)の下部表面に、凹部と突部との少なくともいずれかを備えた係止部(9)が形成してあり、その係止部(9)が上記の軟化・溶解した装着用凹部(4)の内面下に埋入されている、請求項12に記載の宝石類を取り付けた人工爪。
  17. 上記の請求項1から8のいずれか1項に記載の方法で1または2以上の宝石類(7)を取り付けたことを特徴とする、宝石類で装飾した人工爪。
  18. 上記の宝石類(7)の少なくとも1つが、直径が2mm以上の大きさである、請求項10から17のいずれか1項に記載の宝石類で装飾した人工爪。
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