JPH0547704Y2 - - Google Patents

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JPH0547704Y2
JPH0547704Y2 JP1987090964U JP9096487U JPH0547704Y2 JP H0547704 Y2 JPH0547704 Y2 JP H0547704Y2 JP 1987090964 U JP1987090964 U JP 1987090964U JP 9096487 U JP9096487 U JP 9096487U JP H0547704 Y2 JPH0547704 Y2 JP H0547704Y2
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、変速操作装置に係り、トラクタの副
変速部(第1変速部)とクリープ変速部(第2変
速部)とを、単一の変速レバーで変速操作するの
に利用される。
(従来の技術) 第1変速部と第2変速部とを直列に接続し、両
変速部の変速段数を高低2段とし、両者を組合せ
て4段変速するものにおいて、単一の変速レバー
により変速操作する技術は、実公昭58−55469号
公報で知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来の技術では、変速レバーが変速
操作用係合体に選択的に係脱自在とされるもので
あるから、一方の係合体を操作したとき、他方の
係合体より離脱することから、これを防止するた
め、変速パターンに合致した案内溝を有する案内
板を設けて、該案内溝に変速レバーを挿入してい
る。
従つて、別途に変速案内板が必要で、このこと
から、組立分解も面倒で構造が複雑である。
特に、変速ストロークが大きくなれば、変速レ
バーの外れが顕著となつていた。
また、外れ防止用のトスツパを別途に設けるこ
とは、構造の複雑さを招くことになる。
本考案は、上記問題を解決できる変速操作装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、第1変速部6と第2変速部8とのそ
れぞれに被操作部材7,9を備え、該被操作部材
7,9にそれぞれ連動する一対の変速操作用係合
体15,16を支軸14により揺動自在に支持す
ると共に、この各係合体15,16に係合凹部1
5A,16Aをそれぞれ対向状に設け、該係合凹
部15A,16Aに選択的に係脱自在であるとと
もに、支軸14及びこれと直交方向の軸心22回
りにそれぞれ揺動自在に支持された変速レバー2
3を有するものにおいて、次の技術的手段を講じ
て前述目的を達成したものである。
すなわち、本考案は、係合凹部15A,16A
に係脱自在とされる変速レバー23の基部側に、
選択方向の板厚が薄くされ、変速操作方向の板幅
が長くされた断面長板状部24を設け、該長板状
部24を介していずれか一方の係合凹部15A,
16Aに係合させた係合体15,16を支軸14
回りに変速操作したときその係合状態を維持した
まま他方の係合体15,16に長板状部24の長
板面24Aが案内されかつ離脱不能に係合するス
トツパ15B,16Bを、各係合凹部15A,1
6Aに形成したことを特徴とするものである。
(作用) 変速レバー23を、支軸14と直交方向の軸心
22回り、すなわち、第2図の矢示A方向に操作
することにより、長板状部24が係合体15,1
6のいずれか一方の係合凹部15A,16Aに係
合される(第5図2,3を参照)。
そして、変速レバー23を、支軸14の軸心回
りに操作することにより、第1変速部6は高H低
Lに、第2変速部8はON,OFFに変速され、こ
のとき、長板状部24はいずれか一方の係合凹部
15A,16Aに係合した係合状態を維持したま
ま長板面27Aが他方のストツパ15B,16B
に離脱不能に係合される。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第4図において、1はトラクタの車体で、左右
一対のリフトアーム2を有する油圧装置3を備
え、該油圧装置3は、フロアシート4で覆われて
いるとともに、フロアシート4上には、運転席5
が備えられている。
6は副変速装置(第1変速部)であり、横軸回
りに回動される被操作部材7を有している。
8はクリープ装置(第2変速部)であり、横軸
回りに回動される被操作部材9を有している。
なお、第1変速部6と第2変速部8はいずれも
ギヤー変速であり、直列に接続されてトラクタの
走行系ミツシヨンを構成している。
第1図〜第4図において、10は支持(取付)
板で、油圧装置3の側立面に、ボルト11を介し
て固定されており、この支持板10の外側方に、
端板12が連結部材13等によつて固着されてい
る。
14は支軸であり、支持板10と端板12とに
わたつて、自身の軸心回りに回動自在として架設
されている。
15は第1変速部用の係合体であり、正背(前
後)面視におてい、倒立L形に板材を折曲形成し
てなり、支軸14の突出端に溶接等で固着され、
該係合体15の上端部には係合凹部15Aが切欠
状に形成されている。
16は第2変速部用の係合体であり、正背(前
後)面視において、倒立L形に板材を折曲形成し
てなり、端板12側にて支軸14に套嵌した筒ボ
ス17を介して支軸14の軸心回りに回動自在と
して支持され、この上端部には、係合凹部16A
が切欠状に形成されている。
ここに、一対の係合体15,16は支軸14に
より揺動自在に支持されているとともに、係合凹
部15A,16Aが対向状に設けられている。
18は支持用筒ボスであり、両係合体15,1
6間における支軸14上に回動自在に套嵌されて
おり、筒ボス17とデイスタンスカラー19とで
軸方向の位置決めがなされ、この支持用筒ボス1
8には平板状の支持板20が下方に突出されてい
る。
21は2又状の連結金具であり、支持用筒ボス
18に、その上部樋形部21Aを套嵌させ、下端
部を支持板20に、支軸14の軸心を直交方向の
軸心22回りに回動自在として支持されている。
23は変速レバーであり、運転席5の一側方に
て立上つており、該変速レバー23の基端部側
が、係合凹部15A,16A間に挿入されて連結
金具21の樋形部21Aに固着されている。
ここに、変速レバー23は係合凹部15A,1
6Aに選択的に係脱自在であるとともに、支軸1
4及びこれと直交方向の軸心22回りにそれぞれ
揺動自在に支持され、変速レバー23の矢示A方
向がセレクト方向で、矢示B方向が変速方向とさ
れている。
変速レバー23の基端部側には、選択方向の板
厚が薄く、変速方向の板幅が長くされた断面長板
状部24が、本例では板材を倒立L形に折曲して
形成され、この長板状部24に変速レバー23が
端板25、ボルト26等を介して固定されてい
る。
なお、変速レバー23の杆部全体を、断面長板
状部に形成することで、係合凹部15A,16A
に選択的に係脱自在となる長板状部24を形成し
てもよく、この長板状部24はセレクト方向に弾
性変形可能である。
第5図で示す如く、変速レバーの長板状部24
を介していずれか一方の係合体15,16を支軸
14回りに変速操作したとき、他方の係合体1
5,16に長板状部24の長板面24Aが案内さ
れ、かつ離脱不能に係合するストツパ15B,1
6Bが各係合凹部15A,16Aの係合方向両端
に形成されている。
すなわち、長板状部24をセレクト方向に操作
していずれか一方の係合凹部15A,16に係合
し変速操作するとき、その係合状態を維持したま
ま他方の係合体15,16に形成したストツパ1
5B,16Bが長板面24Aを案内しかつ離脱不
能に係合するようにしてある。
27は第1変速部用の連動アームで、支軸14
にそのボスが套嵌されてピン28で止着され、こ
の連動アーム27と被操作部材7とがリンク連杆
29を介して連動連結されている。
30は第2変速部用の連動アームで、係合体1
6に一端が固着され、この連動アーム30と被操
作部材9とがリンク連杆31を介して連動連結さ
れている。
その他、図において、32はシヤトル用変速レ
バー、33は同連動アームである。
上記実施例では、変速レバー23を矢示A方向
に、軸心22回りに回動することにより、係合体
15,16のいずれか一方の係合凹部15A,1
6Aに、長板状部24が嵌入され、嵌入された側
の係合体15,16が支軸14の回りに変速操作
方向Bに操作可能となる。
このセレクトに際して、長板状部24はセレク
ト方向に板厚が薄くされているので、セレクト方
向にコンパクトとされる。
セレクトしたのち、変速レバー23を矢示B方
向に操作すると、第1変速部6は、H,Lに、リ
ンク連杆29等を介して変速され、第2変速部8
はON,OFFにリンク連杆31等を介して変速さ
れる。
この変速操作において、長板面24Aがストツ
パ15B,16Bに離脱不能として係合されてい
るので、変速レバー23のための案内板を設けな
くともレバー外れは阻止され、しかも、操作方向
に対して長板面24Aにより板幅が大とされてい
ることから、操作力によつてコジレたりすること
はない。
なお、第2図では第1変速部用の係合体を外方
に、第2変速部用の係合体を内方にしているが、
第5図に示すように内外を逆にしたものでもよ
い。
(考案の効果) 本考案は、係合凹部に係脱自在とされる変速レ
バーの基部側に、選択方向の板厚が薄く、変速操
作方向の板幅が長くされた長板状部を有している
ので、選択方向にコンパクトに構成できながら、
変速伝達力は確実に伝えることができる利点があ
る。
また、長板状部をセレクト方向に操作していず
れか一方の係合凹部に係合して変速操作すると
き、その係合状態を維持したまま長板状部の長板
面を案内しかつ離脱不能に係合するストツパを他
方の係合凹部に形成しているので、変速レバーの
ための案内板を設けなくとも、変速レバーの外れ
は防止でき、構造の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は背面視の立面断面図、第3図は側面
立面図、第4図は全体側面図、第5図,1,2,
3は第2図C−Cの作動平面図(但し,第2図に
おいて内外を反転している)である。 6……第1変速部、7……被操作部材、8……
第2変速部、9……被操作部材、14……支軸、
15,16……係合体、15A,16A……係合
凹部、15A,16A……ストツパ、23……変
速レバー、24……長板状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1変速部6と第2変速部8とのそれぞれに被
    操作部材7,9を備え、該被操作部材7,9にそ
    れぞれ連動する一対の変速操作用係合体15,1
    6を支軸14により揺動自在に支持すると共に、
    この各係合体15,16に係合凹部15A,16
    Aをそれぞれ対向状に設け、該係合凹部15A,
    16Aに選択的に係脱自在であるとともに、支軸
    14及びこれと直交方向の軸心22回りにそれぞ
    れ揺動自在に支持された変速レバー23を有する
    ものにおいて、 係合凹部15A,16Aに係脱自在とされる変
    速レバー23の基部側に、選択方向の板厚が薄く
    され、変速操作方向の板幅が長くされた断面長板
    状部24を設け、該長板状部24を介していずれ
    か一方の係合凹部15A,16Aに係合させた係
    合体15,16を支軸14回りに変速操作したと
    きその係合状態を維持したまま他方の係合体1
    5,16に長板状部24の長板面24Aが案内さ
    れかつ離脱不能に係合するストツパ15B,16
    Bを、各係合凹部15A,16Aに形成したこと
    を特徴とする変速操作装置。
JP1987090964U 1987-06-12 1987-06-12 Expired - Lifetime JPH0547704Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828247U (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 シャープ株式会社 太陽熱コレクタ
JPS6212680U (ja) * 1985-07-03 1987-01-26

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