JPH0214690Y2 - - Google Patents

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JPH0214690Y2
JPH0214690Y2 JP1985055105U JP5510585U JPH0214690Y2 JP H0214690 Y2 JPH0214690 Y2 JP H0214690Y2 JP 1985055105 U JP1985055105 U JP 1985055105U JP 5510585 U JP5510585 U JP 5510585U JP H0214690 Y2 JPH0214690 Y2 JP H0214690Y2
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JP
Japan
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shift
shift lever
detent plate
shaft
plate
Prior art date
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JP1985055105U
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JPS61172313U (ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として自動車の副変速機に用いる
シフトレバーの支持構造に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種のシフトレバーは、車体側に
固定されたシフトレバー支持プレートに対してシ
フト操作可能に支持され、かつこのシフトレバー
支持プレートにはシフトレバーのシフトパターン
を規制するためのデイテントプレートを固定して
いるのが一般的な構成である(例えば実公昭59−
131319号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の構造にあつては、車体側に固定されるシ
フトレバー支持プレート及びこの支持プレートに
固定されるデイテントプレートをそれぞれ必要と
し、これによつてシフトレバー支持構造が複雑で
大型となり、コストの増加も招くこととなる。
(問題点を解決するめたの手段) 上記の問題点を解決すべく、本考案の車両用シ
フトレバー支持構造は次のように構成されてい
る。
すなわち第1図及び第2図から明らかなよう
に、金属板の中間部分を大きく湾曲させることで
逆U字形に形成されたデイテントプレート11の
両端部分が車体側に対して組付け可能に構成され
ている。そして、このデイテントプレート11の
湾曲させた中間部分にシフトレバー1のシフト及
びセレクト操作を案内するガイド穴11aが形成
されている。このガイド穴11a内に前記シフト
レバー1が挿通されるとともに、このシフトレバ
ー1をシフト軸5によつて回動可能に軸支した結
合部材2が、前記シフト軸5と直交するセレクト
軸9によつて前記デイテントプレート11に対し
て回動可能に軸支されている。
(作用) 上記の構成によれば、シフトレバー1とデイテ
ントプレート11とは、あらかじめセレクト軸9
を通じて一括構成部品となつており、したがつて
このデイテントプレート11を車体側に固定すれ
ば、シフトレバー1はデイテントプレート11を
備えた状態で車体側へ組付けられる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
副変速機のシフトレバー支持構造を表わした第
1図、この第1図の−線断面を表わした第2
図、同じく第1図の平面を表わした第3図におい
て、デイテントプレート11は第1図から明らか
なようにその中間部分を上方へ大きく湾曲させた
形状を呈しており、この湾曲した中間部分には後
述するシフトレバー1のシフト操作を、そのシフ
トパターンに従つて規制するためのガイド穴11
aが開けられている。また、デイテントプレート
11の両側における平板部分には、このデイテン
トプレート11を図示しないボルト等によつて車
体側のフロア13に組付けるためのボルト挿通孔
12がそれぞれ形成されている。
上記のデイテントプレート11に対しては、副
変速機のシフトレバー1がそのシフト操作および
セレクト操作可能に組付けられている。すなわ
ち、デイテントプレート11の内部には第2図で
示すようにU字状に形成された結合部材2が、そ
の下部に固定された下部軸支筒7をセレクト軸9
によつて支持することで組付けられている。この
セレクト軸9はデイテントプレート11に対し、
ナツト10によつて固定されており、このセレク
ト軸9に対して上記の下部軸支筒7がブツシユ8
を介してセレクト軸9の軸芯回りに回動可能に軸
支されている。
一方、上記結合部材2の上部において下部軸支
筒7の軸芯と直交する状態で固定された上部軸支
筒3には、シフトレバー1の支持部1aがシフト
軸5によつて支持されている。このシフト軸5は
ナツト6によつてシフトレバー1の支持部1aに
固定されているとともに、上記の上部軸支筒3に
対し、ブツシユ4を介して回動可能に軸支されて
いる。
このように、上記の結合部材2、シフト軸5お
よびセレクト軸9によつてデイテントプレート1
1に組付けられたシフトレバー1は、このデイテ
ントプレート11の前記ガイド穴11a内に位置
している(第3図参照)。そして、上記の構成に
よつてシフトレバー1は結合部材2の上部軸支筒
3に対し、シフト軸5の軸芯回りに第1図の矢印
A−Aで示す車両の前後方向へシフト操作可能で
あり、かつデイテントプレート11に対し、セレ
クト軸9の軸芯回りに第2図の矢印B−Bで示す
車両の左右方向へセレクト操作可能となつてい
る。なお、シフトレバー1の上記支持部1aから
さらに下方に延びるレバー先端部1bには、シフ
トレバー1のシフト操作を副変速機側に伝えるた
めのリンク機構(図示しない)が連結されるので
ある。
上記のように構成したシフトレバー支持構造に
おいて、まずデイテントプレート11に対するシ
フトレバー1の組付け手順について説明すると、
前記シフトレバー1の支持部1aと結合部材2の
上部軸支筒3とはシフト軸5により、ブツシユ4
を介して予め結合されている。そこで、この結合
部材2の下部軸支筒7をデイテントプレート11
に対し、セレクト軸9によつて同じくブツシユ8
を介して組付ける。これによつて、シフトレバー
1とデイテントプレート11とは上記結合部材
2、シフト軸5及びセレクト軸9等を通じて一括
構成部品となる。この状態でデイテントプレート
11を、前記のボルト挿通孔12を利用してボル
ト(図示しない)で車体側のフロア13に固定す
れば、シフトレバー1はデイテントプレート11
を備えた状態で車体側への組付けが完了する。
次に、シフトレバー1のシフト操作について説
明すると、シフトレバー1がデイテントプレート
11の前記ガイド穴11aに対し図面(主として
第3図参照)で示す状態にあるとき、副変速機は
高速四輪駆動(H4)のシフト状態にある。そこ
で、シフトレバー1を前記のシフト軸5を回動軸
芯として第1図及び第3図の左方向へシフト操作
すると、この操作はシフトレバー1の先端部1b
に連結されたリンク機構(図示しない)を通じて
副変速機に伝えられ、このときの副変速機として
は高速二輪駆動(H2)のシフト状態に切換えら
れる。また、シフトレバー1を図面で示す高速四
輪駆動(H4)のシフト位置からセレクト軸9を
回動軸芯とし、かつデイテントプレート11のガ
イド穴11aに倣つて第3図の上方へセレクト操
作し、そのセレクト位置からさらに第3図の右方
向にシフト操作すると、副変速機としては低速四
輪駆動(L4)のシフト状態に切換えられる。
なお、シフトレバー1を例えば上記の高速二輪
駆動(H2)のシフト位置から図面で示す高速四
輪駆動(H4)のシフト位置へ操作した後、さら
に低速四輪駆動(L4)のシフト位置に操作する
とき、デイテントプレート11のガイド穴11a
によつてシフトレバー1を一度ストツプさせ、そ
の後はシフトレバー1をセレクト操作しなければ
次のシフト操作をなし得ないように設定してい
る。これは、運転者に対して誤操作防止及びシフ
ト操作の節度感を与えるためであつて、副変速機
としてはシフトレバー1をそのシフト軸5の軸芯
まわりにシフト操作することのみによつて所定の
シフトが得られるのは周知の通りである。
(考案の効果) 本考案は、シフトレバーがデイテントプレート
に対してシフト及びセレクト操作可能な状態で一
括構成部品となつているため、このデイテントプ
レートを車体側に対して組付ける前に、シフトレ
バーのシフト及びセレクト操作の具合を適性に調
整することが可能であり、またシフトレバーの支
持構造としては、この形式のシフトレバーに必要
不可欠なデイテントプレートを要するのみで、例
えばシフトレバーの支持プレートなどは不要とな
り、支持構造の小型・軽量ならびに製作コストの
低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は車両用
副変速機のシフトレバー支持構造を一部断面で表
わした正面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は同じく第1図の平面図である。 1……シフトレバー、9……シフトレバーのセ
レクト軸、11……デイテントプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板の中間部分を大きく湾曲させることで逆
    U字形に形成されたデイテントプレートの両端部
    分が車体側に対して組付け可能に構成され、この
    デイテントプレートの湾曲させた中間部分にシフ
    トレバーのシフト及びセレクト操作を案内するガ
    イド穴が形成され、このガイド穴内に前記シフト
    レバーが挿通されるとともに、このシフトレバー
    をシフト軸によつて回動可能に軸支した結合部材
    が前記シフト軸と直交するセレクト軸によつて前
    記デイテントプレートに対して回動可能に軸支さ
    れた車両用シフトレバー支持構造。
JP1985055105U 1985-04-12 1985-04-12 Expired JPH0214690Y2 (ja)

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JP1985055105U JPH0214690Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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JP1985055105U JPH0214690Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB0702490D0 (en) * 2007-02-09 2007-03-21 Torotrak Dev Ltd CVT control system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5569823A (en) * 1978-11-22 1980-05-26 Iseki & Co Ltd Molded operation-lever guide frame

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JPS5569823A (en) * 1978-11-22 1980-05-26 Iseki & Co Ltd Molded operation-lever guide frame

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JPS61172313U (ja) 1986-10-25

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