JPH0749131Y2 - コラムシフト式トランスミッションコントロールロッドの支持構造 - Google Patents

コラムシフト式トランスミッションコントロールロッドの支持構造

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JPH0749131Y2
JPH0749131Y2 JP1988141610U JP14161088U JPH0749131Y2 JP H0749131 Y2 JPH0749131 Y2 JP H0749131Y2 JP 1988141610 U JP1988141610 U JP 1988141610U JP 14161088 U JP14161088 U JP 14161088U JP H0749131 Y2 JPH0749131 Y2 JP H0749131Y2
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JP
Japan
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rod
lever
connecting rod
shift
transmission control
Prior art date
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Application number
JP1988141610U
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English (en)
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JPH0262164U (ja
Inventor
日登志 大矢
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コラムシフト式のトランスミッションコン
トロールロッドにおける支持構造に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、コラムシフト式トランスミッションコントロール
ロッドにおける、チェンジレバー側とトランスミッショ
ンを連結するロッドは、相当長い距離を連結するもので
あるため、1本のロッドで形成すると、ロッドが途中で
タワミを生じ、チェンジ操作をする時に剛性感のない操
作フィーリングとなってしまうという問題点があった。
そこで従来においては、例えば第3図に示すように、ロ
ッド51,51を2分割し、その中間に中間レバー52を配設
してタワミを防止しており、さらに第4図(イ)及び
(ロ)に示すように、1本のロッド51をロッドガイド53
に形成したガイド孔53aに挿通し、このガイド孔53aにて
支持させタワミを防止している。
このような構造において、第3図のものにおいては結合
点が増し、その分、ガタつき量が多くなり、又、高価と
なる等の問題点があった。さらに第4図の構造のものに
おいては、チェンジ操作時にロッド51がガイド孔53aの
内周に当接し、打音が発生する等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、ガタつきが少なく、打音等が生じなく、操作フィー
リングの良好な支持構造を提供せんことを目的とし、そ
の要旨は、チェンジレバー側の操作ロッドの下端部に連
結されたシフト板及びセレクト板と、トランスミッショ
ン側とをそれぞれ連結する一対の連結ロッドを、それぞ
れ1本の棒材にて形成し、該各連結ロッドの略中間部位
に該連結ロッドの下方へのタワミを防止するレバーを設
け、該レバーは、一端が前記連結ロッドに連結ピンを介
し連結され他端が支軸を介し回動可能に構成されている
とともに、該レバーは、前記シフト板及びセレクト板の
回動軌跡と対応する長さに設定されていることである。
(作用) 各連結ロッドをそれぞれ1本の棒材で形成したことによ
り、その分、接合点が少なくガタつきが生じないものと
なる。又、各連結ロッドはレバーによりタワミが規制さ
れるため、剛性感のある操作フィーリングを得ることが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコラムシフト式トランスミッションコントロー
ルロッドの全体構成図を示し、運転席側に配置されたチ
ェンジレバー1には操作ロッド2が連結されており、こ
の操作ロッド2の下端部には前シフト板3と前セレクト
板4が連結され、前シフト板3にはシフト側連結ロッド
5の前端部が連結されており、前セレクト板4にはセレ
クト側連結ロッド7の前端部が連結されている。又、シ
フト側連結ロッド5の後端部にはトランスミッションT
側に回動可能に設けられた後シフト板6が連結されてい
る。さらに前記セレクト側連結ロッド7の後端部にはト
ランスミッションTに回動可能に設けられた後セレクト
板8が連結されている。
又、本例においては前記シフト側連結ロッド5とセレク
ト側連結ロッド7のそれぞれのほぼ中間部位に、中間レ
バー9及び10が配置されており、この中間レバー9及び
10により各連結ロッド5,7のタワミが防止されている。
第2図には中間レバー9の拡大図を示す。
即ち、中間レバー9は支軸9aを介し上端部が回動可能と
なっており、上端部が連結ピン9bを介しシフト側連結ロ
ッド5に連結されている。従って、シフト側連結ロッド
5はこの中間レバー9により下方へのタワミが防止され
ている。
チェンジレバー1が操作された時には、操作ロッド2を
介し前シフト板3が回動するに伴いシフトロッド5が前
後方向に移動するが、その時に中間レバー9の上端部が
矢印方向に回動し、連結ロッド5を支持することがで
き、連結ロッド5の後端部の後シフト板6が回動され
て、トランスミッションT内のギアがシフト方向に操作
される。このような中間レバー9は、チェンジレバー1
が操作された時の前シフト板3の回動軌跡と一致させて
おくことができ、例えば前シフト板3の長さと中間レバ
ー9の長さを一致させておけば、連結ロッド5の前後方
向への移動時に連結ロッド5に無理な力が掛かることが
なく、良好な移動量を得ることができる。
同様に、前記セレクト側連結ロッド7における中間レバ
ー10においても、前記前セレクト板4の回動軌跡と対応
させて中間レバー10の長さを設定しておけば、セレクト
側連結ロッド7に無理な力が加わることがなく、良好に
前後方向に移動操作させることができる。
このように本例においては、シフト側連結ロッド5及び
セレクト側連結ロッド7をそれぞれ1本の棒材にて形成
したことにより、従来のように前後方向で2分割したも
のではないため、ガタつきが少ないものとなる。又、操
作時に打音等が発生することもない。又、中間レバー9
及び10にて良好にタワミが防止されているため、剛性感
のある操作フィーリングを得ることができる。
(考案の効果) 本考案のコラムシフト式トランスミッションコントロー
ルロッドの支持構造は、チェンジレバー側の操作ロッド
の下端部に連結されたシフト板及びセレクト板と、トラ
ンスミッション側とをそれぞれ連結する一対の連結ロッ
ドを、それぞれ1本の棒材にて形成し、該各連結ロッド
の略中間部位に該連結ロッドの下方へのタワミを防止す
るレバーを設け、該レバーは、一端が前記連結ロッドに
連結ピンを介し連結され他端が支軸を介し回動可能に構
成されているとともに、該レバーは、前記シフト板及び
セレクト板の回動軌跡と対応する長さに設定されている
ことにより、連結ロッドの前後方向への移動時に連結ロ
ッドに無理な力が掛かることがなく、良好な移動量を得
ることができ、ガタつき及び打音の発生等を無くして、
剛性感のある操作フィーリングを良好に得ることができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はコラムシフト式
トランスミッションコントロールロッドの配置構成図、
第2図は要部の拡大斜視図、第3図は従来構造の要部を
示す側面図、第4図(イ)は別の従来構造を示す側面要
部構成図、第4図(ロ)は第4図(イ)の要部正面図で
ある。 1……チェンジレバー、2……操作ロッド 3……前シフト板、4……前セレクト板 5……シフト側連結ロッド 7……セレクト側連結ロッド 9,10……中間レバー 9a……支軸 9b……連結ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チェンジレバー側の操作ロッドの下端部に
    連結されたシフト板及びセレクト板と、トランスミッシ
    ョン側とをそれぞれ連結する一対の連結ロッドを、それ
    ぞれ1本の棒材にて形成し、該各連結ロッドの略中間部
    位に該連結ロッドの下方へのタワミを防止するレバーを
    設け、該レバーは、一端が前記連結ロッドに連結ピンを
    介し連結され他端が支軸を介し回動可能に構成されてい
    るとともに、該レバーは、前記シフト板及びセレクト板
    の回動軌跡と対応する長さに設定されていることを特徴
    とするコラムシフト式トランスミッションコントロール
    ロッドの支持構造。
JP1988141610U 1988-10-29 1988-10-29 コラムシフト式トランスミッションコントロールロッドの支持構造 Expired - Lifetime JPH0749131Y2 (ja)

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JP1988141610U JPH0749131Y2 (ja) 1988-10-29 1988-10-29 コラムシフト式トランスミッションコントロールロッドの支持構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0262164U JPH0262164U (ja) 1990-05-09
JPH0749131Y2 true JPH0749131Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31406828

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JP1988141610U Expired - Lifetime JPH0749131Y2 (ja) 1988-10-29 1988-10-29 コラムシフト式トランスミッションコントロールロッドの支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573856Y2 (ja) * 1977-07-19 1982-01-25

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JPH0262164U (ja) 1990-05-09

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