JPS6015010Y2 - ミツシヨンケ−スの支軸 - Google Patents

ミツシヨンケ−スの支軸

Info

Publication number
JPS6015010Y2
JPS6015010Y2 JP1976097675U JP9767576U JPS6015010Y2 JP S6015010 Y2 JPS6015010 Y2 JP S6015010Y2 JP 1976097675 U JP1976097675 U JP 1976097675U JP 9767576 U JP9767576 U JP 9767576U JP S6015010 Y2 JPS6015010 Y2 JP S6015010Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
support shaft
gear
shift lever
transmission case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976097675U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5315472U (ja
Inventor
要造 大家
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP1976097675U priority Critical patent/JPS6015010Y2/ja
Publication of JPS5315472U publication Critical patent/JPS5315472U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6015010Y2 publication Critical patent/JPS6015010Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 1産業上の利用分野ヨ 本考案は例えばトラクタのミッションケースに設ける変
速切換え機構に組込むサポートシャフトなどの支軸を取
付ける支持装置に関するものである。
1従来の技術ヨ 従来、例えば実開昭500−30175号公報に示す如
<、ミッションケースに内設する支軸の一端をミッショ
ンケース外方に突出させ、その支軸突出端にこの外方か
ら押板を嵌着し、支軸の軸芯方向の抜出を防ぐ技術があ
った。
1考案が解決しようとする問題点ヨ 前記従来技術は、支軸の抜出を防ぐ押板をミッションケ
ースカバーにより形威し、押板とミッションケースとで
支軸の二方向の移動を阻止する構造であるから、押板構
造の簡略化を容易に図り得ないと共に、支軸を嵌着させ
る押板を高精度で加工する心頭がある等の製造並びに組
立上の問題があった。
1問題を解決するための手段ヨ ミッションケースの内部上側に横架させる支軸の一端に
この外方から押板を当接させて一方向の抜出を阻止した
構造において、変速レバーの変速操作力を伝える一方の
コネクティングロッドを前記支軸他端の内側部に連結さ
せるための筒軸を固着させ、その筒軸によって支軸の他
方向の抜出を阻止すべく形成すると共に、前記押板に当
接させる支軸の内側部に変速レバー下端を係脱自在に係
合させる複数の爪部材を支承させ、支軸に固定する一方
の爪部材とミッションケース内側との間に、変速レバー
の変速操作力を伝えるもう一方のコネクティングロッド
を連結するためのもう一方の爪部材を遊転自在に位置さ
てたものである。
1作用ヨ 従って、前記ミッションケース内部の上方空隙に支軸及
び各コネクティングロッドを簡潔な構造で容易に組立分
解可能に組込み得、同一の支軸に夫々独立して作動させ
る各コネクテインク冶ツドを筒軸及び爪部材によって簡
単に連結させて適正に作動させ得、支軸に固定させる一
方の爪部材を用いてミッションケースとの間に他方の爪
部材を支承させることによって前記の各爪部材の支持並
びにそれらの修理交換などに伴う分解組立を簡単に行え
て機能的に構成し得、例えばコネクテイングシャフトな
どの伝動機構を中間に位置させてこの両側方の不要空隙
に爪部材及び筒軸及びコネクティングロッドなどを簡便
に取付は得、極めて簡単な形状の支軸を用いて各爪部材
による異なる操作系を近接させて支持し得るものである
1実施例ヨ 1以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図はトラクタの側面図であり、図中1はエンジン、
2はクラッチケース、3はミッションケース、4は前輪
、5は後輪、6は後車輪、7はハンドル、8は運転席、
9は走行用変速レバー、10はp’ro用変速レバー、
11はロークリ作業機などを駆動するPTOシャフト、
12はロータリ作業機などを取付けるリンク、13はリ
ンク12.12を昇降回転させるリフトアーム、14は
そのアーム13を駆動する油圧装置である。
第2図に示す如く上記ミッションケース3は走行用ミッ
ション15とPTO用ミッション16とを内蔵する。
走行用ミッション15はメーンドライブシャフト17及
びカウンタシャフト18を有し、各シャフト17.18
間を複数の変速ギヤ(図示省略)によって連結し、前記
ドライブシャフト17をエンジン1に、またカウンタシ
ャフト18を後事軸6にデフギヤ19,20などを介し
て連動連結してなる。
上記PTO用ミッション16はPTOシャフト11と、
この垂直上方にシャフト11に平行に横架するPTOド
ライブシャフト21とを含み、該ドライブシャフト21
をメーンドライブシャフト17にコネクテイングシャフ
ト22を介して直結する。
前記シャフト21にPTO用1〜4速ギヤ23.24,
25,26を形成すると共に、1速ギヤ23に常時噛合
せる遊転ギヤ27並びに4速ギヤ26に噛合せる遊転ギ
ヤ28をPTOシャフト11に夫々遊嵌軸支する。
又、前記2速ギヤ24に適宜噛合せる1・2速用変速ギ
ヤ29並びに3速ギヤ25に適宜噛合せる3・4速用変
速ギヤ30をPTOシャフト11に摺動自在に保合軸支
させると共に、各ギヤ27.29間にこれらを適宜結合
させるクラッチ31を、また各ギヤ28,30間にこれ
らを適宜結合させるクラッチ32を夫々形成してなる。
更に第3図及び第4図に示す如く変速用の1〜4速ギヤ
23〜26に設ける出力伝達シャフト即ち円゛Oドライ
ブシャフト21を挟むように該シャフト21の両側に平
行にフォークシャフト33.34を架設する。
そして変速ギヤ29.30を切換え作動するシフトフォ
ーク35.36を各フォークシャフト33.34に取付
け、各シフトフォーク35.36によって前記ギヤ29
.30の左右側方から変速操作するように構成してなる
前記フォークシャフト33.34の上方でこれの直角方
向に支軸である後部サポートシャフト37を横架する。
該シャフト37の一側端に係止リング38を嵌着すると
共に、シャフト37両端をミッションケース3両側壁の
軸孔37a、37bに嵌挿し、その−側に前記リング3
8及びこのシャフト37側端を収納する取付孔である大
径孔39を形威し、大径孔39を閉鎖する押板40をケ
ース3外側にボルト41止めし、前記リング38と押板
40によってサポートシャフト37の軸方向の摺動を規
制腰ケース3の一側方向からそのシャフト37を着脱し
得るように形威してなる。
前記シャフト37に筒軸42.43を回転自在に嵌着さ
せ、各軸42,43から揺動杆44゜45を垂下させる
と共に、各杆44,45先端にピン46.47を固定し
、これらピン46.47を各シフトフォーク35.36
の爪部4B、49に係入させてなる。
次いで運転席8の一側下方のミッションケース3上部に
立設しているPTO変速レバー10下端の球部50下方
で且つ上述の後部サポートシャフト37に平行に支軸で
ある前部サポートシャフト51を横架する。
そして上述と同様にそのシャフト51の一側端に係止リ
ング52を嵌着し、シャフト51両端をケース3の軸孔
51a、51bに嵌挿させ、一方の軸孔51a外側に前
記リング52及びこのシャフト51側端を収納する取付
孔である大径孔53を形威し、この外側に該孔53を閉
鎖する押板54をボルト55止めし、リング52及び押
板54によってシャフト51の摺動を規制し、ケース3
の一側からシャフト51を着脱し得るように構成する。
上記PTO変速レバー10下端の球部50を遊嵌係入さ
せるノツチ56,57を上面に有する爪部材58.59
を前部サポートシャフト51に軸支する。
一方の爪部材58をシャフト51に係止ピン60を介し
て一体的に固着すると共に、前記ピン60の一端をノツ
チ56内方に突出させ、レバー10の球部50をノツチ
56にのみ係合時に球部50がピン60に当接するよう
に形成する。
他方の爪部材59はシャフト51に回転自在に支承させ
ると共に、前述同様に一端をノツチ57に突出させる係
止ピン61をその部材59に植設し、球部50がノツチ
57にのみ係合したときに球部50がピン61に当接す
るように形成する。
またシャフト51に筒軸62を嵌挿させ、これらをキー
63によって一体係合すると共に、筒軸62及び前記爪
部材59に揺動杆64,65を垂下し、その一方の揺動
杆64と前記揺動杆44の中間とにコネクティングロッ
ド66両端の二又杆66a、66bをピン67.68を
介して夫々連結する。
前述と同様に他方の揺動杆65と上記揺動杆45の中間
とにコネクティングロッド69両端の二又杆69a、6
9bをピン70.71を介して夫々連結し、上記PTO
変速レバー10を傾倒させ各ロンドロ6.69のいずれ
かを介して各シフトフォーク35.36のいずれか一方
を作動させ、各変速ギヤ29.30を切換え作動するよ
うに形成してなるものである。
本考案は上記の如く構成しており、第5図に示す中立状
態のPTO変速レバー10を右方に倒し、この球部50
を係止ピン60に接当させて爪部材58のノツチ56に
のみその球部50を係合させ、而して前記レバー10を
前方又は後方に倒して前部サポートシャフト51を回転
させ、揺動杆44.・64及びロッド66を介してピン
46に係合させているシフトフォーク35を前方又は後
方に摺動移動させる。
そしてクラッチ31を介して遊転ギヤ27に変速ギヤ2
9を一体結合させ、1速ギヤ23を介して各シャフト1
1.21を連動せしめると共に、前記変速ギヤ29を2
速ギヤ24に噛合せ、該ギヤ24を介して各シャフト1
1.21を連動させ、l速又は2速の変速力をPTOシ
ャフト11から取出、す。
又、第5図に示す中立状態のPTO変速レバー10を左
方に倒し、この球部50を係止ピン61に接当させて爪
部材59のノツチ57にのみその球部50を係合させ、
レバー10を前方又は後方に倒して爪部材59と共に揺
動杆65を前方又は後方に回転させ、揺動杆45及びロ
ッド69を介してピン47に係合させているシフトフォ
ーク36を前方又は後方に摺動移動させる。
そして変速ギヤ30を3速ギヤ25に噛合せ、該ギヤ2
5を介して各シャフト11.21を連動させると共に、
クラッチ32を介して遊転ギヤ28に変速ギヤ30を一
体結合させ、4速ギヤ26を介して各シャフト11.2
1を連動せしめ、3速又は4速の変速出力をPTOシャ
フト11から取出すもので、前述の1〜4速の出力によ
ってロークリ作業機などを使用態様に応じて駆動するも
のである。
1考案の効果。
以上実施例から明らかなように本考案は、ミッションケ
ース3の内部上側に横架させる支軸51の一端にこの外
方から押板54を当接させて一方向の抜出を阻止した構
造において、変速レバー10の変速操作力を伝える一方
のコネクティングロッド66を前記支軸51他端の内側
部に連結させるための筒軸62を固着させ、その筒軸6
2によって支軸51の他方向の抜出を阻止すべく形成す
ると共に、前記押板54に当接させる支軸51の内側部
に変速レバー10下端を係脱自在に係合させる複数の爪
部材58.59を支承させ、支軸51に固定する一方の
爪部材とミッションケース3内側との間に、変速レバー
10の変速操作力を伝えるもう一方のコネクティングロ
ッド69を連結するためのもう一方の爪部材59を遊転
自在に位置させるもので、前記ミッションケース3内部
の上方空隙に支軸51及び各コネクティングロッド66
.69を簡潔な構造で容易に組立分解可能に組込むこと
ができ、同一の支軸51に夫々独立して作動させる各コ
ネクティングロッド66.69を筒軸62及び爪部材5
9によって簡単に連結させて適正に作動させることがで
き、支軸51に固定させる一方の爪部材58を用いてミ
ッションケース3との間に他方の爪部材59を支承させ
ることによって前記の各爪部材58.59の支持並びに
それらの修理交換などに伴う分解組立を簡単に行えて機
能的に構成でき、例えばコネクテイングシャフト22な
どの伝動機構を中間に位置させてこの両側方の不要空隙
に爪部材58.59及び筒軸62及びコネクティングロ
ッド66.69などを簡便に取付けることができ、極め
て簡単な形状の支軸51を用いて各爪部材58,59に
よる異なる操作系を近接させて支持できて頗る実用的で
ある等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図はト
ラクタの側面図、第2図は要部の断面側面図、第3図は
前図のA−A線視拡大説明図、第4図は前図のB−B線
視説明図、第5図は第2図のC−C線視拡大説明図であ
る。 3・・・・・・ミッションケース、10・・・・・・変
速レバー、22・・・・・・コネクテイングシャフト、
51・・・・・・サポートシャフト(支軸)、54・・
・・・・押板、58.59・・・・・・爪部材、66、
69・・・・・・コネクティングロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミッションケース3の内部上側に横架させる支軸51の
    一端にこの外方から押板54を当接させて一方向の抜出
    を阻止した構造において、変速レバー10の変速操作力
    を伝える一方のコネクティングロッド66を前記支軸5
    1他端の内側部に連結させるための筒軸62を固着させ
    、その筒軸62によって支軸51の他方向の抜出を阻止
    すべく形威すると共に、前記押板54に当接させる支軸
    51の内側部に変速レバー10下端を係脱自在に係合さ
    せる複数の爪部材58.59を支承させ、支軸51に固
    定する一方の爪部材58とミッションケース3内側との
    間に、変速レバー10の変速操作力を伝えるもう一方の
    コネクティングロッド69を連結するためのもう一方の
    爪部材59を遊転自在に位置させるように構成したこと
    を特徴とするミッションケースの支軸。
JP1976097675U 1976-07-21 1976-07-21 ミツシヨンケ−スの支軸 Expired JPS6015010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976097675U JPS6015010Y2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ミツシヨンケ−スの支軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976097675U JPS6015010Y2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ミツシヨンケ−スの支軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5315472U JPS5315472U (ja) 1978-02-08
JPS6015010Y2 true JPS6015010Y2 (ja) 1985-05-13

Family

ID=28708038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976097675U Expired JPS6015010Y2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ミツシヨンケ−スの支軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015010Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335643Y2 (ja) * 1973-07-17 1978-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5315472U (ja) 1978-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6015010Y2 (ja) ミツシヨンケ−スの支軸
JP4242755B2 (ja) トラクタ
JP2987879B2 (ja) トラクタの伝動装置
JPS6230613Y2 (ja)
JPS6123467Y2 (ja)
JP3145865B2 (ja) 電気自動車用変速装置
JPS5853613Y2 (ja) 変速操作装置
JP4153363B2 (ja) トラクタ
JPS5828262Y2 (ja) 農用トラクタの走行変速装置
JP2542303Y2 (ja) 農用トラクタのミッションケース
JP4347608B2 (ja) トラクタ
JPH0623206Y2 (ja) 耕耘機における伝動装置
JPS6192926A (ja) 車両用パワーユニット
JPS627024Y2 (ja)
JP4184866B2 (ja) トラクタ
JPS6319452A (ja) 歯車式変速機の変速機構
JPS645153Y2 (ja)
JP3565612B2 (ja) 歩行型作業機のミッション構造
KR900001635B1 (ko) 치차식변속기의 변속기구
JPH0663552B2 (ja) トラクタの超低速変速装置
JP2524654Y2 (ja) 作業用走行機体における油圧ポンプの取付け構造
JPS638547Y2 (ja)
JPS587152Y2 (ja) ミッション装置
JPS608207Y2 (ja) トラクタにおける前後進装置
JPS5924578Y2 (ja) 農用トラクタの伝動装置