JP5066109B2 - トラクタの変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1変速装置と、第2変速装置とを変速操作する操作具を備えるトラクタの変速装置に関する。
上記変速装置として、第1変速装置としての、主変速機構より減速比の大きな変速を行う超減速機構と、第2変速装置としての、前段からの動力を増速するオーバードライブ機構とを、単一の変速操作具で操作する構成を採っていた(特許文献1参照)。
上記構成においては、二つの変速装置を単一の変速操作具で操作できるので、操作構造としては、二つの変速操作具で操作するものに比べて構造の簡素化を図れるものである。
しかし、第1変速装置用のシフトフォークと、第2変速装置用のシフトフォークとの間に単一の変速操作具を配置して、変速操作具の操作経路を、第1の変速装置を高低に変速すべき第1の変速経路と、第2の変速装置を高低に変速すべき第2の変速経路とを平行に配置して構成し、これらの第1、第2の変速経路に直交する方向に変速操作具を一旦移動させて、第1の変速経路と第2の変速経路とを選択する構成を採っていた。
そうすると、二つのシフトフォークに対して変速操作具を選択係合する構成が複雑なものとなり、かつ、第1の変速経路と第2の変速経路とを選択するために、直交する方向に変速操作具を一旦操作する必要があり、操作も煩雑なものとなっていた。
そこで、変速操作具の操作構造を簡素化するものとして、第1変速装置としてのクリープ変速装置(超減速機構)(公報内番号:43)を操作する第1シフトフォーク部(公報内番号:122)と、第2変速装置としての副変速装置(副変速機構)(公報内番号:42)を操作する第2シフトフォーク部(公報内番号:123)とを一体に形成した単一のシフトフォークを単一の変速操作具(公報内番号:125)で操作する形態を採る構造のものがあった(特許文献2参照)。
特開2001‐130281号公報(段落番号〔0038〕から〔0041〕、及び、図13) 特開2006‐234010号公報(段落番号〔0038〕から〔0042〕、及び、図6、図12)
特許文献2の構成においては、副変速用の第2シフトフォーク部(公報内番号:123)は、第2被操作部材としての副変速用シフトスリーブ(公報内番号:104)に係合する第2係合凹入部と第2係合凹入部の周縁部に位置する両脚部とを有し、両脚部を細い幅に収束させた脚基端部を延出し、その脚基端部に副変速用の第2シフトフォーク部をスライド移動可能に支持する支持部としての支持孔を設けて、支持孔を支持軸(公報内名称:第4シフトロッド124)に外嵌して、変速用のシフトフォークを支持軸に取付構成してある。これに対して、第1シフトフォーク部は、第1係合凹入部とその第1係合凹入部の周縁部に位置する両脚部とを形成し、両脚部を収束することなく、その両脚部を前記第2シフトフォーク部の脚基端部の横側面に一体的に連結して、構成してある。
上記した点を考慮して、特許文献2に記載の発明を考えてみると、第1シフトフォーク部と第2シフトフォーク部とを合体した変速用のシフトフォークにおける操作力付与位置となる支持部は、第2シフトフォーク部における両脚部を収束した(例えば、両脚部を結ぶ仮想線を想定し、その想定した仮想線に直交する方向に延出する延出線上)脚基端部に設けてあるが、第1シフトフォーク部における両脚部を収束した位置にはなく、第1係合凹入部と第2係合凹入部との中心同士を結ぶ仮想線に対して直交する方向又は略直交する方向に延出した延長線から偏位した位置にある。
このために、操作力付与位置となる支持部から第1シフトフォーク部における第1係合凹入部の中心位置までの間隔と、支持部から第2シフトフォーク部における第2係合凹入部の中心位置までの間隔とが大きく異なるものになるところから、変速用シフトフォークを駆動移動させる際の駆動移動力が両シフトフォーク部に均等に作用し難く、変速シフトフォークに偏芯力が作用して動きに円滑さを欠くこととなる虞があった。
本発明の目的は、単一の変速操作具で第1変速装置と第2変速装置に作用する単一のシフトフォークを、円滑に変速操作可能なトラクタの走行変速装置を提供する点にある。
〔構成〕
本願発明の特徴構成は、第1変速装置を変速操作する第1シフトフォーク部と、第2変速装置を変速操作する第2シフトフォーク部とを一体形成した変速用シフトフォークを設け、前記第1シフトフォーク部に前記第1変速装置の第1被操作部材に係合する第1係合凹入部を設け、前記第2シフトフォーク部に前記第2変速装置の第2被操作部材に係合する第2係合凹入部を設け、前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中間位置に、前記第1被操作部材と前記第2被操作部材とに係合する共通脚部分を形成し、前記共通脚部分を前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中心同士を結ぶ仮想線に対して直交する方向又は略直交する方向に延出して脚基端部を形成し、前記変速用シフトフォークにおける支持軸に支持される支持部を、前記脚基端部に形成してあり、
前記変速用シフトフォークを操作可能とする変速操作具を備え、
前記変速用シフトフォークには、前記変速操作具に連係される連係操作部を設けてあり、
その連係操作部と前記変速用シフトフォークとの連結箇所を、前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中心同士を結ぶ仮想線に対して、前記支持部より接近する側に配置してある点にある。
〔作用〕
本発明は、二つのシフトフォーク部50A、50Bを有するものにおいては、第1シフトフォーク部50Aにおける両脚部50c、50eが囲む第1係合凹入部50aと、第2シフトフォーク部50Bにおける両脚部50d、50eが囲む第2係合凹入部50bとの夫々の中心位置a、bを、結んでできる仮想線zの二等分位置から直交又は略直交する方向に延出した延出線上に前記した支持部50fを配置すると、支持部50fに加えられた操作力が第1シフトフォーク部50Aと第2シフトフォーク部50Bとに略等しく伝達されることとなり、第1シフトフォーク部50Aと第2シフトフォーク部50Bとが円滑に作動するものである、とする見地に基づくものである(図5参照)。
そこで、本願発明においては、図5で示すように、変速用シフトフォーク50の支持部50fが前記第1係合凹入部50aと前記第2係合凹入部50bとの中心a、b同士を結ぶ仮想線zに対して直交する方向又は略直交する方向に延出した脚基端部50gに形成してあるので、支持部50fと第1係合凹入部50aとの間隔、支持部50fと第2係合凹入部50bとの間隔が大きく異なるものにならず、変速用シフトフォーク50がコジレを生ぜずに第1、第2被操作部材S6、S7に略等しい操作駆動力を及ぼすことができる。
したがって、第1シフトフォーク部50Aと第2シフトフォーク部50Bとに適切な操作ストロークが付与されて、円滑な変速操作が行われる。
〔効果〕
単一の変速操作具で単一の変速用シフトフォークを駆動操作して、2つの変速装置を同時に変速できるものでありながら、確実で円滑な操作が可能なトラクタの変速構造を提供できるに至った。
(構成)
本願発明の更なる特徴構成は、前記第1又は第2被操作部材を出力デフ機構の入力軸に支持させ、前記変速用シフトフォークを前記入力軸の上方に配置し、前記連係操作部をミッションケースの側壁近傍に配置し、運転部に備えられた前記変速操作具と前記連係操作部とを連係させて、前記変速用シフトフォークを前記変速操作具で操作可能に構成してある点にある。
(作用効果)
請求項1に記載の発明に対する作用効果に加えて次のような作用効果を奏することができる。
つまり、変速用シフトフォークを出力デフ機構の近傍上方に配置して、運転部に備えられた変速操作具との設置間隔をできるだけ小さなものに抑制しながら、変速シフトフォークの連係操作部をミッションケースの側壁近傍に配置して、変速操作具と連係操作部とを連係する機構をできるだけ短縮簡素なものにして、変速操作機構を構成することができた。
トラクタを示す全体側面図である。 伝動系を示すブロック図である。 伝動系を示す概略構成図である。 変速制御用の油圧回路図である。 超減速機構とオーバードライブ機構とを変速操作する変速操作具と変速用シフトフォークとの連係状態を示す正面図である。 超減速機構とオーバードライブ機構とを変速操作する変速用シフトフォークを示す斜視図である。 超減速機構とオーバードライブ機構とを示す縦断側面図である。 変速レバー部分を示す側面図である。 変速レバー部分を示す背面図である。 変速用レバーガイド部を示す平面図である。 副変速レバーの基部を示す斜視図である。 検出センサを一体的に備える前後進切換レバーの取付前状態を示す斜視図である。 検出センサを備えない前後進切換レバーとその前後進切換レバーで操作されるシフトロッドに対して検出センサを備えている状態を示す構成図である。 PTO用変速レバーのレバー軸とPTO用変速機構の連係軸との連係結合される前の状態を示す側面図である。 PTO用変速レバーのレバー軸とPTO用変速機構の連係軸との連係結合状態を示す側面図である。 (a)PTO用変速レバーで操作されるシフトロッドに作用するデテント機構の構成を示す縦断正面図、(b)PTO用変速レバーが操作位置から元の基準位置にデテント機構によって付勢される状態を示す縦断正面図である。 PTO用変速レバーで操作されるシフトロッドの構造を示す縦断側面図である。
図1にトラクタの全体側面が示されている、及び、図2に伝動系の概略を示すブロック図が示されている。この例のトラクタは、運転部1を覆う運転キャビン75を備えたトラクタ本機2の後部に外装式のリフトシリンダ3によって駆動昇降可能にロータリ耕耘装置Kを連結して、乗用耕耘作業を行う形態に構成されており、機体前部に搭載したエンジン4の出力が主クラッチ5を介してミッションケース6に伝達され、ここで走行系とPTO系に分岐され、分岐された走行系の動力は適宜変速された後、主推進車輪である後輪7および操向車輪である前輪8が駆動されるようになっている。また、分岐されたPTO系の動力も適宜変速された後、機体後部のPTO軸9を介してロータリ耕耘装置Kに伝達されるようになっている。
図3にミッションケース6に内蔵された変速装置の概略が示されている。主クラッチ5を介してミッションケース6に伝達されたエンジン出力は、カウンター軸10を介して走行系とPTO系に分岐される。走行系には、4段の変速を行う主変速機構11、多板式の変速用油圧クラッチ12、前後進切換え機構13、小さい伝動比で高低2段の変速を行う高低変速機構14、大きい伝動比で高低2段の変速を行う副変速機構15、および、超減速機構16が直列に配備されており、この副変速機構15と超減速機構16とに対して並列状態でオーバードライブ機構45が配備されている。
各変速機構で変速された動力が後部デフ機構17を介して後輪7に伝達されるとともに、伝動軸18および前部デフ機構19を介して前輪8に伝達されるようになっている。また、PTO系には、カウンター軸10で分岐された動力を、正転3段、逆転1段に変速してPTO軸9に伝達するPTO変速機構20が配備されている。
〔PTO変速レバー〕
PTO変速レバー73とPTO変速機構20との連係構造について説明する。図14及び図15に示すように、PTO変速レバー73のレバー軸73Aと、レバー軸73Aの作動を受けてPTO変速機構20のシフトロッド(図示せず)に伝達する連係軸74とでPTO変速用の操作連係機構を構成してある。
レバー軸73Aの下端位置には連係用ボス73aが設けてあり、連係軸74の上端位置には連係用ロッド74aが形成してある。レバー軸73Aは運転キャビン75に設けて操作ガイド盤(図示せず)に取り付けてあり、連係軸74はミッションケース6に取付て、図14に示すように、運転キャビン75を取り付ける前は、レバー軸73Aと連係軸74とは分離した状態にある。
図15に示すように、運転キャビン75を所定位置に取り付けると、レバー軸73Aの連係用ボス73aが連係軸74の連係用ロッド74aに係合して、両者が連係される。そして、レバー軸73Aを振れ止めする板状ブラケット76をミッションケース6の外面にボルト締めすることによって、レバー軸73Aと連係軸74との連係が確定する。
図14及び図15に示すように、連係軸74は、ミッションケース6の側方に張り出した軸受け部6C内に支持されているシフトロッド77とカップリング77Aで連係してある。図16に示すように、軸受け部6C内において、シフトロッド77は、PTO用のシフトフォーク78が取付けてあり、シフトロッド77を軸芯周りに回転させることによって、3つのシフタ80A、80B、80Cに選択係合させて変速位置を選択し、かつ、シフトロッド77を軸芯方向にスライド移動させることによって、変速操作が可能である。
図示してはいないが、PTO変速の変速パターンは正逆転が可能な5段変速のものになっており、正転第2速と正転第4速との変速経路を中心に、正転第1速と正転第3速との変速経路を左右の一方に、左右の他方に逆転用の変速経路を設けてあり、PTO変速レバー73を正転第2速と正転第4速との変速経路に復帰するように、位置付勢する必要がある。
つまり、3つのシフタ80A、80B、80Cのうち中央に位置する第2シフタ80Bに係合する状態に維持すると、正転第2速と正転第4速との変速経路を選択していることとなり、左右の一方に位置する第1シフタ80Aを選択すると正転第1速と正転第3速との変速経路を選択することとなり、左右他方に位置する第3シフタ80Cを選択すると、逆転位置の変速経路を選択することとなる。
そこで、図16及び図17に示すように、シフトロッド77のシフトフォーク78取付部分にデテント機構79を設けて、PTO変速レバー73を正転第2速と正転第4速との変速経路に復帰するように構成してある。
図16及び図17に示すように、シフトフォーク78の基端ボス部78A内にシフトロッド77に沿った係合溝78aを設け、係合溝78a内にデテント用のボール79aを収納してある。軸受け部6C内には、ボール79aを押し付け付勢するバネ79bが設けてあり、このボール79aとバネ79bでデテント機構79を構成してある。
図16(a)(b)に示すように、正転第1速と正転第3速とを結ぶ変速経路から正転第2速と正転第4速とを結ぶ変速経路に切換えるべく、シフトロッド77を軸芯周りで回転操作した場合にも、バネ79bの付勢力でシフトロッド77を正転第2速と正転第4速とを結ぶ変速経路に復帰するように構成してある。
〔主変速機構〕
図3に示すように、主変速機構11は、2つのシフトスリーブS1,S2を択一的にシフト操作して4段の変速を行うように構成されている。シフトスリーブS2を中立に維持した状態でシフトスリーブS1を後方にシフトすることで1速が、シフトスリーブS1を前方にシフトすることで2速が得られ、シフトスリーブS1を中立に維持した状態でシフトスリーブS2を後方にシフトすることで3速が、シフトスリーブS2を前方にシフトすることで4速が得られる。各シフトスリーブS1,S2がそれぞれシーケンス弁を兼用した油圧シリンダC1,C2によってシフト操作されるようになっている。
主変速機構11を操作する油圧シリンダC1,C2、副変速機構15を操作する油圧シリンダC5、高低変速機構14を操作する油圧シリンダC4、および、変速用油圧クラッチ12に対する油圧制御回路の構成が図4に示されている。図4において、Pは油圧ポンプ、及び、V1〜V7は電磁式アンロード弁、V8は電磁比例制御弁、V9はパイロット式アンロード弁であり、30は運転席28の左横側に前後揺動可能に配備された変速レバー、31はこの変速レバー30の操作位置を検出するポテンショメータであり、電磁式アンロード弁V1〜V6、電磁比例制御弁V7、とともに制御装置32に接続されている。
変速レバー30は、図8〜図10に示すように、左側後輪フェンダ33の内側に固定されたレバーガイド34のガイド溝35から突設されており、その操作ストロークの最後端が中立Nに設定されるとともに、これより前方前進12段、後進8段の変速位置が設定されている。
後輪フェンダ33の内側には板金製の支持ブラケット36が固着されるとともに、この支持ブラケット36に回転自在に横架した支軸37にレバー支点部材38が固着され、レバー支点部材38に変速レバー30の基端が支軸37と直交する前後向き支点xを介して左右揺動可能に枢支連結されている。また、図8に示すように、支持ブラケット36に連設した支持辺36aにはポテンショメータ31が取付けられ、その操作軸31aと支軸37とが同芯状に連結され、変速レバー30の前後揺動位置がポテンショメータ31によって検出可能となっている。
変速レバー30は、その左右揺動支点xに装備されたねじりバネ39によって常に左側に揺動付勢されており、段差状に形成されたガイド溝35の左側縁に沿って案内移動されるようになっている。
また、支持ブラケット36には側方から見て扇形の位置決めプレート部36bが起立連設されている。この位置決めプレート部36bの外周縁には、中立および12段の変速位置に相当する位置決め凹部41が形成されるとともに、レバー支点部材38には、支点y回りに上下揺動可能かつバネ42によって下向きに揺動付勢されたデテントアーム43が装着され、このデテントアーム43に備えたローラ44が位置決めプレート部36bの外周縁の位置決め凹部41に弾性係入されることで、変速レバー30を中立および12段の変速位置に安定保持することができるように構成されている。
〔前後進切換え機構〕
前後進切換え機構13は、シフトスリーブS3を前方にシフトすることで前進が、後方にシフトすることで後進が得られるものであり、ステアリングハンドル21の左横側に設けた前後進切換えレバー22にシフトスリーブS3が連係されている。
そして、前後進切換え機構13が前進に切り換えられると、変速用油圧クラッチ12の出力側伝動軸23の動力が中間遊転軸24を介して高低変速機構14に伝達される。高低変速機構14で変速された動力は変速軸25を介して副変速機構15に伝達される。また、前後進切換え機構13が後進に切り換えられると、出力側伝動軸23の動力が高低変速機構14を介することなく直接に変速軸25に伝達される。
前後進切換え機構13を操作する操作構造について説明する。図12及び図13に示すように、二種類の前後進切換え操作構造について説明する。ここでは、まず、前後進切換レバー22の近くに検出センサ60を設け、検出センサ60の検出結果に基づいて油圧クラッチを油圧制御で切換操作して前後進を切換える電子制御式の前後進切換操作構造と、前後進切換え操作具を操作して、シフトフォーク等を人為的に切換えて変速操作を行う機械式の前後進切換操作構造(検出センサ71をシフトロッド73近くに設けてフィードバック制御を行う)とをハンドルポストに装着切換可能にする構成を、低コストでできる構造について説明する。
尚、電子制御式の前後進切換操作構造としては、後記するシーケンス弁を兼用した油圧シリンダC4を利用した構造を採用してもよい。
まず、前後進切換レバー22の近くに検出センサ60を設ける電子制御による前後進切換操作構造について説明する。
図12に示すように、ハンドルポストに取付フレーム61を設け、取付フレーム61の先端部に半円弧状の凹入部61Aを形成し、その凹入部61Aの内部に操作軸62を配置する。
操作軸62は、装着フレーム63に取り付けてあり、装着フレーム63はチャンネル状に折り曲げ形成された上部フレーム部分63Aとその上部フレーム部分63Aから横側方にアングル状に折り曲げ形成された下部フレーム部分63Bとで構成してある。上部フレーム部分63Aに操作軸62を回転自在に支持してあり、操作軸62を上部フレーム部分63Aから上下貫通突出させて、上方に突出した操作軸62の上部四角軸部62Aに前後進切換レバー22を着脱可能に取り付けてある。
上部フレーム部分63Aの下端に突出した下端部には、回転板64が取付固定してあり、この回転板64の周縁部にデテント機構用の係合孔64aが形成してある。回転板64の下面には駆動ピン64bが延出されており、後記する検出センサ60に回転量を伝達する構成となっている。
一方、下部フレーム部分63Bには、検出センサ60が取り付けてあり、検出センサ60の上向き検出軸60Aに受動回転板65が一体回転可能に取り付けてある。受動回転板65には、受動回転板65の長手方向に沿った係合長孔65aを設けてあり、係合長孔65aに回転板64から延出された駆動ピン64bが係合している。
以上のような構成になる装着フレーム63を取付フレーム61に取り付けるには、取付フレーム61の凹入部61Aを挟む左右脚部61Bに取付用孔61aを形成し、その取付用孔61aと上部フレーム部63Aの左右張出し部63Cに形成した取付用孔63aとをボルトで連結して、着脱自在な構成を採っている。
次に、機械式の前後進切換操作構造について説明する。まず、前記した装着フレーム63を取付フレーム61から取り外す必要がある。操作軸62から前後進切換レバー22を取り外し、前記したボルトを連結解除して装着フレーム63を取付フレーム61より取り外す。
図13に示すように、取付フレーム61に付け替えるものは、ユニバーサルジョイン67を備えた板状フレーム68であり、板状フレーム68の左右張出し部68Aに取付用孔68aを形成する。ユニバーサルジョイン67には操作軸62を貫通させ、操作軸62におけるユニバーサルジョイント67の上方に突出した部分に、前後進切換レバー22を取り付ける上部四角軸部62Aを形成してある。
以上のように、操作軸62を取り付けた板状フレーム68を、ボルトを介して取付フレーム61に取り付けることによって、検出センサ60を装備していない操作軸62の構造のものに取付換えることができる。
図13に示すように、前後進切換レバー22に検出センサ60を備えない場合には、操作軸62から駆動力を受けて操作されるシフトロッド66に対して検出センサ71を設けることとしてある。その検出センサ構造について説明する。図13に示すように、ミッションケース6内の支持壁6Aにシフトロッド66をスライド自在に支持し、一端を前記した操作軸62と連係する。
前記した支持壁6Aには、3つの非接触式の検出センサ71が埋め込み固定してあり、シフトロッド66の表面に形成された3つの環状溝66Aを検出可能に構成してある。検出センサ71としては、静電容量式、または、光学式、近接センサ式等のものが採用できる。
このように、シフトロッド66に直接検出センサ71を作用させる構成を採ることによって、前後進切換レバー22位置をリミットセンサで検出する構成に比べて、レバーの製作誤差に基づくリミットセンサの調整が必要でなく、組み付け作業性の向上、及び、信頼性の向上を図ることができる。
〔高低変速機構〕
高低変速機構14は、シフトスリーブS4を前方にシフトすることで低速「Lo」が得られ、後方にシフトすることで高速「Hi」が得られるものであり、その高低変速による伝動比は、主変速機構11における各変速段の間での伝動比より小さく設定されている。また、シフトスリーブS4は、シーケンス弁を兼用した油圧シリンダC4によってシフト操作されるようになっている。
〔副変速機構〕
副変速機構15は、シフトスリーブS5を前方にシフトすることで低速「L」が得られ、後方にシフトすることで高速「H」が得られるものであり、その高低変速による伝動比は、主変速機構11における各変速段の間での伝動比より大きく設定されている。また、シフトスリーブS5は、シーケンス弁を兼用した油圧シリンダC5によってシフト操作されるようになっている。
副変速レバー53と変速操作軸54との連係構造について説明する。図11に示すように、副変速レバー53をデフロック操作軸55に支持し、ミッションケース6から延出された変速操作軸54に受動アーム56を取り付けて、副変速レバー53と受動アーム56とを連係ロッド57で連係して、副変速レバー53で変速操作軸54を操作可能に連係してある。
変速操作軸54を支持するボス部54Aには変速操作軸54の回転角度を検出する角度センサ58が取付てあり、副変速レバー53の操作位置を検出している。角度センサ58としては、ポテンショメータやロータリエンコーダを使用することができる。
以上のように、副変速レバー53と変速操作軸54とをリンク機構を介して連係してあるので、機種毎の違いを越えて変速操作軸54の操作角度を変更する必要がない。つまり、小型機種と大型機種では、副変速レバー53の長さが異なる。そうすると、操作方向への移動量を同一のものにすると、変速操作軸54の回転角度は、大型機種程小さくなる傾向にあり、変速操作軸54の回転角度によって変速操作する副変速機構15のシフト量が十分でないこととなる。
そこで、連係ロッド57と受動アーム56との連結部位を、受動アーム57の長手方向に変更することによって、修正が可能になる。
尚、このような構造は、副変速レバー53の構造に限らず、主変速レバーや他の変速レバーに適用してもよい。
〔超減速機構及びオーバードライブ機構〕
第1変速装置としての超減速機構16と第2変速装置としてのオーバードライブ機構45との構成について説明する。図3に示すように、副変速機構15の変速軸25の後端部と、後部デフ機構17に出力する最終変速軸26との間にオーバードライブ機構45が設けてある。オーバードライブ機構45と平行な位置に、最終変速軸26とその最終変速軸26に平行に架設された減速軸27とに亘って超減速機構16が設けてある。
図3及び図7に示すように、変速軸25の後端部にはオーバードライブ機構45の大径出力ギヤ45Aがニードルベアリングを介して遊嵌してあり、大径出力ギヤ45Aの前方に向かって延びる長尺ボス部45aが変速軸25に直接遊嵌してある。
長尺ボス部45aの前端側には、変速軸25の大径クラッチ部25Aが形成してあり、この変速軸25の大径クラッチ部25Aとオーバードライブ機構45の大径出力ギヤ45Aの長尺ボス部45aとの外周面にスプライン構造が形成してある。このスプライン部分にシフトスリーブS7(第2被操作部材の一例)がスプライン外嵌されて、大径クラッチ部25Aと長尺ボス部45aとに亘ってスライド移動かつ一体回転可能に構成してある。
一方、最終変速軸26には、副変速機構15の大径入力ギヤ15Bと小径出力ギヤ15C、及び、超減速機構16の小径出力ギヤ16Bとを一体形成した複合ギヤがニードルベアリングを介して遊転支承してある。副変速機構15の小径出力ギヤ15Cより更に後端側に最終変速軸26に遊転支承されるクラッチボス部15Dが延出してある。
クラッチボス部15Dの後端側には、クラッチスリーブ52が最終変速軸26にスプライン外嵌してあり、軸用止め輪によって、最終変速軸26の軸芯方向へのスライド移動が規制されている。
クラッチスリーブ52の後端側には超減速機構16の大径ギヤ16Aが最終変速軸26に遊転支承してあり、クラッチスリーブ52に向けてクラッチボス部16aが延出してある。
3つ並んで最終変速軸26に支持されている、副変速機構15の小径出力ギヤ15Cのクラッチボス部15Dと、クラッチスリーブ52と、超減速機構16の大径ギヤ16Aのクラッチボス部16aとの、夫々の外周面にスプライン構造が形成してある。このスプライン部分にシフトスリーブS6(第1被操作部材の一例)がスプライン外嵌されて、クラッチボス部15Dと、クラッチスリーブ52と、クラッチボス部16aとに亘ってスライド移動かつ一体回転可能に構成してある。
超減速用のシフトスリーブS6とオーバードライブ用のシフトスリーブS7とは、後記する単一の変速用シフトフォーク50によって操作される。超減速用のシフトスリーブS6とオーバードライブ用のシフトスリーブS7とを同時前方にシフトさせて、図7で示す(a)位置に位置させる。これによって、オーバードライブ用のシフトスリーブS7を変速軸25の大径クラッチ部25Aに咬合させる(この場合に、超減速用のシフトスリーブS6は最終変速軸26に遊嵌されたクラッチボス部15Dに咬合して、減速軸27からの動力伝達を受けない位置に操作される)。これによって、「オーバードライブ入り状態」と「超減速切り状態」がもたらされる。
次に、超減速用のシフトスリーブS6とオーバードライブ用のシフトスリーブS7とを同時にかつやや後方にシフトさせて、図7で示す(b)位置に位置させる。これによって、オーバードライブ用のシフトスリーブS7を副変速機構15の大径クラッチ部25Aから離間させると同時に、最終変速軸26に遊嵌したクラッチボス部15Dに咬合する状態を維持させ、最終変速軸26にスプライン嵌合したクラッチスリーブ52に咬合させる。これによって、「オーバードライブ切り状態」と「超減速切り状態」がもたらされ、走行出力は、副変速機構15からの低速「L」及び高速「H」の出力が最終出力軸26に伝達される。
超減速用のシフトスリーブS6とオーバードライブ用のシフトスリーブS7とを同時にかつ更に後方にシフトさせて、図7で示す(c)位置に位置させる。これによって、オーバードライブ用のシフトスリーブS7を副変速機構15の大径クラッチ部25Aから離間する状態を維持させながら、超減速用のシフトスリーブS6を減速用の大径ギヤ16Aのクラッチボス部16aと最終変速軸26にスプライン嵌合したクラッチスリーブ52とに亘って咬合させる。これによって、「オーバードライブ切り状態」が維持され、副変速機構15からの出力は、減速軸27を迂回した動力に変換されて最終変速軸26に伝達され、[超減速入り状態]が現出される。
次に、シフトスリーブS6及びシフトスリーブS7を操作する変速用シフトフォーク50について説明する。図5及び図6に示すように、変速軸25と最終変速軸26とを上下に平行に配置し、変速軸25にシフトスリーブS7、最終変速軸26にシフトスリーブS6を配置してある。
変速用シフトフォーク50は、超減速機構16を変速操作する第1シフトフォーク部50Aと、オーバードライブ機構45を変速操作する第2シフトフォーク部50Bとを一体形成してある。第1シフトフォーク部50AにシフトスリーブS6に係合する第1係合凹入部50aを設け、第2シフトフォーク部50BにシフトスリーブS7に係合する第2係合凹入部50bを設けてある。
第1係合凹入部50aの半円弧状縁部を形成する脚部分50cと第2係合凹入部50bの半円弧状縁部を形成する脚部分50dを形成する。その脚部分50c、50dのうちの第1係合凹入部50aと第2係合凹入部50bとの中間に位置する部分は、第1係合凹入部50aと第2係合凹入部50bとの縁部に兼用される共通脚部分50eに形成してある。
共通脚部分50eを、第1係合凹入部50aの中心aと前記第2係合凹入部50bの中心bを結ぶ仮想線zに対して直交する方向又は略直交する方向に延出して、脚基端部50gを形成する。変速用シフトフォーク50を変速移動自在に支持する支持部50fを、脚基端部50gに形成してある。この支持部50fを変速操作用の支持軸51に外嵌させて、変速用シフトフォーク50を後記する変速操作具29で操作可能に構成してある。
以上のように、操作力を受ける支持部50fを脚基端部50gに設けたので、支持部50fで受けた操作力を第1シフトフォーク部50Aと第2シフトフォーク部50Bに略等しく及ぼすことができ、コジレ等を生じることなく変速用シフトフォーク50を操作することができる。
変速用シフトフォーク50を最終変速軸26(入力軸の一例)の上方に配置し、変速用シフトフォーク50の基端部に設けてある連係操作部50Dをミッションケース6の側壁近傍に配置してある。
図1及び図5に示すように、運転部1の運転席28の近傍において、ミッションケース6の横側面に内外貫通する状態で配置された回転操作軸84の外部突出端部に変速操作具29が取り付けられている。回転操作軸84の内部突出端部に変速用シフトフォーク50を駆動操作する駆動アーム85が一体回転駆動される状態で取付られている。
一方、変速用シフトフォーク50の支持軸51をミッションケース6の側壁近傍に沿って配置してあり、変速用シフトフォーク50における支持軸51に外嵌されている支持部50fに、図6に示すように、凹入部が形成してあり、その凹入部を駆動アーム85の先端部が係合連係される連係操作部50Dに構成してある。このように、駆動アーム85の先端部を変速用シフトフォーク50の連係操作部50Dに連係させて、変速用シフトフォーク50を変速操作具29で操作可能に構成してある。
以上、直接変速操作具29で操作する構成を採っているので、変速操作具29と変速用シフトフォーク50との間にリンク機構とを介在させるものに比べて操作構造が簡単になる。
つぎに、変速用シフトフォーク50の変速位置が変動し難いものとなるように、シフトスリーブS6とシフトスリーブS7と、それらをスライド移動自在に支持するスプライン構造との間に、変速位置規制機構を構成してある。この変速位置規制構造について説明する。
図示はしていないが、変速軸25の大径クラッチ部25A、副変速機構15の小径出力ギヤ15Cのクラッチボス部15D、超減速機構16の大径ギヤ16Aのクラッチボス部16aとの外周面に設けてあるスプライン部の構造としては、シフトスリーブS6、S7のスプライン歯部が相手側のスプライン歯部の間に入り込んで抜け難くなるように、変速軸25の大径クラッチ部25A、副変速機構15の小径出力ギヤ15Cのクラッチボス部15D、超減速機構16の大径ギヤ16Aのクラッチボス部16aの隣接する歯部同士の間隔を奥側にある程、狭くなるように構成し、奥側でシフトスリーブS6、S7のスプライン歯部を横側方から強く締め付けるべく構成してある。
一方、中間に位置するクラッチスリーブ52の外周面に形成されるスプライン部の構造としては、スプライン部の歯部の歯の高さを軸芯方向に沿って異なる高さのものに設定し、クラッチスリーブ52とシフトスリーブS6、S7とのスプライン歯部同士の接触を軸芯方向に沿って部分的なものに構成し、歯部が軸芯方向の全長に亘って接触する構成を採る場合に比べて却って抵抗を大きくできる構成を採っている。
〔別実施形態〕
本発明は以下のような形態で実施することもできる。
(1) 上記実施形態では、第1変速装置としての超減速機構16、及び、第2変速装置としてのオーバードライブ機構45を選択して説明したが、主変速機構11、副変速機構15、及び、高低変速機構14等に、前記した変速用シフトフォーク50の構造を適用してもよい。
(2) 第1被操作部材S6、第2被操作部材S7としては、シフトスリーブだけでなくシフトフォークでシフト移動されるシフトギヤ自体であってもよい。
本発明は、トラクタにおけるアクチュエータとして油圧機器を使用した走行変速構造について記したが、アクチュエータを使用しない人為的操作具で全て操作する形態の走行変速装置に適用でき、又は、アクチュエータとして電動シリンダ等を使用した走行変速構造に適用してもよい。更には、PTO変速に適用してもよい。
1 運転部
16 超減速機構(第1変速装置)
17 出力デフ機構
26 最終変速軸(入力軸)
29 変速用操作具
45 オーバードライブ機構
50 変速用シフトフォーク
50A 第1シフトフォーク部
50B 第2シフトフォーク部
50D 連係操作部
50a 第1係合凹入部
50b 第2係合凹入部
50e 共通脚部分
50f 支持部
50g 脚基端部
51 支持軸
S6 シフトスリーブ(第1被操作部材)
S7 シフトスリーブ(第2被操作部材)
z 仮想線

Claims (2)

  1. 第1変速装置を変速操作する第1シフトフォーク部と、第2変速装置を変速操作する第2シフトフォーク部とを一体形成した変速用シフトフォークを設け、前記第1シフトフォーク部に前記第1変速装置の第1被操作部材に係合する第1係合凹入部を設け、前記第2シフトフォーク部に前記第2変速装置の第2被操作部材に係合する第2係合凹入部を設け、前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中間位置に、前記第1被操作部材と前記第2被操作部材とに係合する共通脚部分を形成し、前記共通脚部分を前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中心同士を結ぶ仮想線に対して直交する方向又は略直交する方向に延出して脚基端部を形成し、前記変速用シフトフォークにおける支持軸に支持される支持部を、前記脚基端部に形成してあり、
    前記変速用シフトフォークを操作可能とする変速操作具を備え、
    前記変速用シフトフォークには、前記変速操作具に連係される連係操作部を設けてあり、
    その連係操作部と前記変速用シフトフォークとの連結箇所を、前記第1係合凹入部と前記第2係合凹入部との中心同士を結ぶ仮想線に対して、前記支持部より接近する側に配置してあるトラクタの変速装置。
  2. 前記第1又は第2被操作部材を出力デフ機構の入力軸に支持させ、前記変速用シフトフォークを前記入力軸の上方に配置し、前記連係操作部をミッションケースの側壁近傍に配置し、運転部に備えられた前記変速操作具と前記連係操作部とを連係させて、前記変速用シフトフォークを前記変速操作具で操作可能に構成してある請求項1記載のトラクタの変速装置。
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