JPH0547277U - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JPH0547277U
JPH0547277U JP10857091U JP10857091U JPH0547277U JP H0547277 U JPH0547277 U JP H0547277U JP 10857091 U JP10857091 U JP 10857091U JP 10857091 U JP10857091 U JP 10857091U JP H0547277 U JPH0547277 U JP H0547277U
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hinge
hinge pin
narrow neck
door
neck portion
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JP10857091U
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基男 落合
秀人 後藤
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蝶番ピンの抜き取りが容易な蝶番を提供する
こと。 【構成】 蝶番ピン7の先端側に形成した細頸部9に嵌
合させるための抜け止め具10を、リング部12に取手
部13を一体に設けた構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば配電盤、分電盤等の電気機器収納用箱の本体と扉とを枢着す る場合等に使用される蝶番の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の蝶番は、図3に示すように本体側蝶番板21と扉側蝶番板22とを蝶番 ピン23により枢着し、該蝶番ピン23が抜け落ちることを防止するために蝶番 ピン23の先端側に設けた細頸部24にE形止め輪25を嵌合させたものが普通 であった。 ところが、電気機器収納用箱のように扉に操作ボタン、計器等の機器を取り付 けたものは、機器の取り付けの際あるいは保守点検の際に蝶番を分解し、扉を本 体から分離して作業したいことがある。そして前記のような従来の蝶番を使用し た場合には、蝶番ピン23を抜き取るに先立って行われるE形止め輪25の取外 し作業に専用の工具を必要とするばかりでなく、E形止め輪25の取外し作業が 非常に面倒であるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した従来の問題点を解決して、蝶番ピンの着脱を特別な工具を用 いることなく容易に行えるようにした蝶番を提供するために完成されたものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた本考案は、蝶番ピンの頭部とは反対側の 端部に形成された細頸部に、この細頸部の径より狭い開口部を持つリング部に取 手部を一体に設けた抜け止め具を嵌合させたことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】 次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1において、1は例えば電気機器収納用箱の本体2側に取り付けられる本体 側蝶番板、3は扉4側に取り付けられる扉側蝶番板である。これらの本体側蝶番 板1と扉側蝶番板3との各端部に形成した軸筒部5、6に蝶番ピン7が挿通され ており、本体側蝶番板1と扉側蝶番板3とを枢着している。8はこの蝶番ピン7 の基端に設けられた抜け止め用の頭部、9は蝶番ピン7の頭部8とは反対側の端 側に形成された細頸部である。
【0006】 10はこの蝶番ピン7の細頸部9に嵌合させて蝶番ピン7が抜け落ちることを 防止するための抜け止め具である。本考案においてはこの抜け止め具10は前記 細頸部9の径より狭い開口部11を設けたリング部12に取手部13を一体に設 けたものである。そしてこの抜け止め具10を細頸部9から抜き取る場合には、 取手部13を手指で直接またはペンチ等の工具により摘んでその開口部11を細 頸部9に押し当て、強制的に拡開させてリング部12を細頸部9から外すことが できる。
【0007】 図2に示す第2の実施例では、抜け止め具10の取手部13の両端にリング部 12、12が形成されている。このように両端にリング部12、12を設けてお けば抜け止め具10に方向性がなくなり細頸部9への取付作業が容易となるとと もに、もし脱着の際にリング部12が破損しても他方のリング部12を予備とし て使用できる利点がある。
【0008】
【作用】
このように構成された本考案の蝶番は、本体側蝶番板1を例えば電気機器収納 用箱の本体2に取り付けるとともに扉側蝶番板3を扉4に取り付け、該本体側蝶 番板1と扉側蝶番板3との各端部に形成した軸筒部5、6に蝶番ピン7を挿通し 、その先端側に形成した細頸部9に抜け止め具10を嵌合させて使用することは 従来の蝶番と同様である。
【0009】 しかし本考案においては、リング部12に取手部13を一体に設けた抜け止め 具10を蝶番ピン7の細頸部9に嵌合させてあるので、取手部13を手指やペン チ等の工具により摘んで抜け止め具10を蝶番ピン7の細頸部9から容易に外す ことができ、また再び抜け止め具10を細頸部9に嵌合させる場合にも同様に特 別な工具を必要とせず、極めて容易に行うことができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上の説明によって明らかなように、蝶番ピンの抜け止め具をリング 部に取手部を一体に設けたものとしたので、蝶番ピンの先端側に形成した細頸部 への抜け止め具の脱着が容易であり、蝶番を分解することにより扉を本体から容 易に離脱させることができる。 よって本考案は従来の問題点を解決した蝶番として、その実用的価値は極めて 大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図2】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 蝶番ピン 8 頭部 9 細頸部 10 抜け止め具 11 開口部 12 リング部 13 取手部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番ピン(7) の頭部(8) とは反対側の端
    部に形成された細頸部(9) に、この細頸部(9) の径より
    狭い開口部(11)を持つリング部(12)に取手部(13)を一体
    に設けた抜け止め具(10)を嵌合させたことを特徴とする
    蝶番。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4728305B2 (ja) * 2007-09-04 2011-07-20 日本航空電子工業株式会社 クリップ式検査治具およびそれに使用されるクリップ開状態保持機構

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JPS611575U (ja) * 1984-06-11 1986-01-08 永田部品製造株式会社 蝶番軸の抜止めクリツプ
JPS63191802U (ja) * 1987-05-26 1988-12-09
JP3004876U (ja) * 1994-06-01 1994-11-29 天田印刷加工株式会社 映写用フィルム

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JP2563669Y2 (ja) 1998-02-25

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