JP2563669Y2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JP2563669Y2
JP2563669Y2 JP1991108570U JP10857091U JP2563669Y2 JP 2563669 Y2 JP2563669 Y2 JP 2563669Y2 JP 1991108570 U JP1991108570 U JP 1991108570U JP 10857091 U JP10857091 U JP 10857091U JP 2563669 Y2 JP2563669 Y2 JP 2563669Y2
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JP
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hinge
ring
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door
stopper
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基男 落合
秀人 後藤
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば配電盤、分電盤
等の電気機器収納用箱の本体と扉とを枢着する場合等に
使用される蝶番の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蝶番は、図2に示すように本体側
蝶番板21と扉側蝶番板22とを蝶番ピン23により枢
着し、該蝶番ピン23が抜け落ちることを防止するため
に蝶番ピン23の先端側に設けた細頸部24にE形止め
輪25を嵌合させたものが普通であった。ところが、電
気機器収納用箱のように扉に操作ボタン、計器等の機器
を取り付けたものは、機器の取り付けの際あるいは保守
点検の際に蝶番を分解し、扉を本体から分離して作業し
たいことがある。そして前記のような従来の蝶番を使用
した場合には、蝶番ピン23を抜き取るに先立って行わ
れるE形止め輪25の取外し作業に専用の工具を必要と
するばかりでなく、E形止め輪25の取外し作業が非常
に面倒であるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解決して、蝶番ピンの着脱を特別な工具を用
いることなく容易に行えるようにした蝶番を提供するた
めに完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本考案は、蝶番ピンの頭部とは反対側の端
部に形成された細頸部に、取手部の両端にこの細頸部の
径より狭い開口部を持つリング部をそれぞれ設けた抜け
止め具を嵌合させたことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、1は例えば電気機器収納用
箱の本体側に取り付けられる本体側蝶番板、3は扉側
取り付けられる扉側蝶番板である。これらの本体側蝶番
板1と扉側蝶番板3との各端部に形成した軸筒部5、6
に蝶番ピン7が挿通されており、本体側蝶番板1と扉側
蝶番板3とを枢着している。8はこの蝶番ピン7の基端
に設けられた抜け止め用の頭部、9は蝶番ピン7の頭部
8とは反対側の端側に形成された細頸部である。
【0006】10はこの蝶番ピン7の細頸部9に嵌合さ
せて蝶番ピン7が抜け落ちることを防止するための抜け
止め具である。本考案においてはこの抜け止め具10は
取手部13の両端にこの細頸部9の径より狭い開口部1
1を持つリング部12、12をそれぞれ設けたものであ
る。そしてこの抜け止め具10を細頸部9から抜き取る
場合には、取手部13を手指で直接またはペンチ等の工
具により摘んでその開口部11を細頸部9に押し当て、
強制的に拡開させてリング部12を細頸部9から外すこ
とができる。
【0007】このように取手部13の両端にリング部1
2、12を設けておけば、抜け止め具10に方向性がな
くなり細頸部9への取付作業が容易となるとともに、も
し脱着の際にリング部12が破損しても他方のリング部
12を予備として使用できる利点がある。
【0008】
【作用】このように構成された本考案の蝶番は、本体側
蝶番板1を例えば電気機器収納用箱の本体に取り付ける
とともに扉側蝶番板3を扉に取り付け、該本体側蝶番板
1と扉側蝶番板3との各端部に形成した軸筒部5、6に
蝶番ピン7を挿通し、その先端側に形成した細頸部9に
抜け止め具10を嵌合させて使用することは従来の蝶番
と同様である。
【0009】しかし本考案においては、リング部12に
取手部13を一体に設けた抜け止め具10を蝶番ピン7
の細頸部9に嵌合させてあるので、取手部13を手指や
ペンチ等の工具により摘んで抜け止め具10を蝶番ピン
7の細頸部9から容易に外すことができ、また再び抜け
止め具10を細頸部9に嵌合させる場合にも同様に特別
な工具を必要とせず、極めて容易に行うことができる。
しかも抜け止め具10に方向性がなくなり細頸部9への
取付作業が容易となるとともに、もし脱着の際にリング
部12が破損しても他方のリング部12を予備として使
用できる
【0010】
【考案の効果】本考案は以上の説明によって明らかなよ
うに、蝶番ピンの抜け止め具を取手部の両端にリング部
を設けたものとしたので、蝶番ピンの先端側に形成した
細頸部への抜け止め具の脱着が容易であり、蝶番を分解
することにより扉を本体から容易に離脱させることがで
きる。また抜け止め具に方向性がなくなり取付作業が容
易となるとともに、一方のリング部が破損しても他方の
リング部を予備として使用できる利点がある。よって本
考案は従来の問題点を解決した蝶番として、その実用的
価値は極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 蝶番ピン 8 頭部 9 細頸部 10 抜け止め具 11 開口部 12 リング部 13 取手部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番ピン(7) の頭部(8) とは反対側の端
    部に形成された細頸部(9) に、取手部(13)の両端にこの
    細頸部(9) の径より狭い開口部(11)を持つリング部(1
    2)、(12)をそれぞれ設けた抜け止め具(10)を嵌合させた
    ことを特徴とする蝶番。
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JPS611575U (ja) * 1984-06-11 1986-01-08 永田部品製造株式会社 蝶番軸の抜止めクリツプ
JPH0628885Y2 (ja) * 1987-05-26 1994-08-03 松下電工株式会社 ボツクス
JP3004876U (ja) * 1994-06-01 1994-11-29 天田印刷加工株式会社 映写用フィルム

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