JPH106239A - 基板取外工具 - Google Patents

基板取外工具

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Publication number
JPH106239A
JPH106239A JP16446396A JP16446396A JPH106239A JP H106239 A JPH106239 A JP H106239A JP 16446396 A JP16446396 A JP 16446396A JP 16446396 A JP16446396 A JP 16446396A JP H106239 A JPH106239 A JP H106239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
board
support
substrate
removing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16446396A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Fujita
俊男 藤田
Yuji Iritani
雄二 入谷
Satoru Watanabe
渡辺  哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP16446396A priority Critical patent/JPH106239A/ja
Publication of JPH106239A publication Critical patent/JPH106239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性片を破損させることなく、かつ、基板の
側方に十分な空間が無い場所であっても容易に基板を支
持体から取外せる基板取外工具の提供。 【解決手段】 支持体4の弾性片4aを閉脚させる挿入
穴2cが一端2aに形成されるとともに、この一端2a
側を折り曲げてなる棒状体2と、この棒状体2の他端が
取付けられる把持体3とを備え、棒状体2の挿入穴2c
を弾性片4aに対向させ、棒状体2を基板5方向へ押し
付け、挿入穴2cの内壁により弾性片4aを押圧して閉
脚する。このとき、基板の側方に十分な空間が無い場
合、棒状体2の一端側が折り曲げられていることを利用
し、前記側方から離れる方向に棒状体2を向けることに
より、保守員はより広い空間で把持体3を把持する。 【効果】 作業性を向上し、作業に要する時間を短縮す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、電子回路部品が搭
載され、かつ、印刷配線が施されているプリント基板等
の基板を、制御盤等のパネルに固定されている支持体、
例えばロッキングカードスペーサから取外すのに好適な
基板取外工具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント基板などの基板をパネ
ルに固定する場合、前記パネル側に複数個の支持体を固
定し、この支持体の一端部に設けられた爪状の弾性片
を、前記基板の取付穴に挿通した後、その弾性片を開脚
させるようになっている。そして、前記基板を前記支持
体から取外す場合は、開脚させた弾性片を、ラジオペン
チ等で挟んで閉脚させた状態で基板を外方に引っ張るこ
とにより、前記弾性片が取付穴から抜けるようにしてい
る。なお、ここで開脚とは、弾性片が基板の取付穴の径
より大きく膨らむことを意味し、かつ、閉脚とは、弾性
片が基板の取付穴の径より小さく縮み、通り抜け可能と
なることを意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の方法では、開脚させた弾性片をラジオペンチ等で挟
むと、その挟む力が強すぎ、前記弾性片を切断してしま
うという問題があった。また、基板の側方に障害物があ
り、十分な空間が無い場合、弾性片をラジオペンチ等で
挟む作業は困難なものであった。さらに、弾性片を保守
員が指で挟むには、弾性片が数mmしかないため、閉脚
させるのは極めて困難であった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、弾性片を破損さ
せることなく、かつ、基板の側方に十分な空間が無い場
所であっても容易に基板を支持体から取外すことのでき
る基板取外工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、支持体の一端部に形成した弾性片が、取付
穴を挿通した後に開脚することにより前記支持体に固定
される基板であって、この基板を前記弾性片を閉脚する
ことで前記支持体から取外す基板取外工具において、前
記弾性片を閉脚させる挿入穴が一端に形成されるととも
に、この一端側を折り曲げてなる棒状体と、この棒状体
の他端が取付けられる把持体とを備えた構成にしてあ
る。
【0006】前記のように構成した本発明によれば、把
持体を把持した保守員は、棒状体の一端に形成された挿
入穴を支持体の弾性片に対向させ、次いで、前記棒状体
を基板方向へ押し付けると、前記挿入穴の内壁により前
記弾性片が押圧されて閉脚する。この状態で前記基板を
基板取外工具のある方向へ引っ張ると、前記弾性片が前
記基板の取付穴から抜け、前記基板が前記支持体から外
れる。このように、前記弾性片は前記挿入穴の内壁によ
り押圧されて閉脚するため、不必要な力が加えられるこ
となく、したがって、弾性片を破損させることなく容易
に基板を支持体から取外すことができる。
【0007】また、基板の側方に十分な空間が無い場
合、棒状体の一端側が折り曲げられていることを利用
し、前記側方から離れる方向に前記棒状体を向けること
により、保守員はより広い空間で把持体を把持すること
ができる。これによって、基板の側方に十分な空間が無
い場所であっても容易に基板を支持体から取外すことが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板取外工具の実
施の形態を図に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の基板取外工具の一実施形態
を示す正面図、図2は一部破断してなる図1の基板取外
工具の要部正面図、図3は図1のA−A線に沿う断面拡
大図、図4は図1の基板取外工具を支持体に対向させた
状態を示す断面図、図5は図1の基板取外工具に弾性体
が挿入された状態を示す断面図、図6は基板を支持体か
ら取外した状態を示す断面図、図7は図1の基板取外工
具の使用状態を説明する説明図である。
【0010】本実施形態の基板取外工具1は図1に示す
ように、金属性の棒状体2と、この棒状体2に着脱自在
に取付けられる合成樹脂製の把持体3とを有している。
棒状体2は、一端2aに挿入穴2cが形成されており、
かつ、他端2bは接続具3aを介して把持体3に取付け
られる。把持体3の外周には、手で握り易いように複数
個の凹部3bが形成されている。また、棒状体2の一端
2a側は折り曲げられており、その折り曲げ角度θは、
例えば30度としてある。そして、棒状体2の直線部の
長さL1は例えば80mm、折り曲げ部の長さL2は例
えば17mm、挿入穴2cの深さ寸法L3は例えば13
mm、棒状体2の外径L4は例えば6mm、挿入穴2c
の直径L5は例えば4mmにそれぞれ設定されている。
【0011】制御盤等のパネル6には図4および図7に
示すように、ロッキングカードスペーサからなる支持体
4が複数個固定されている。そして、支持体4は合成樹
脂製であって、プリント基板5の取付穴5aに挿通され
て開脚する第1の弾性片4aと、プリント基板5の裏面
に弾接する第1のストッパ4bと、パネル6に形成され
た取付穴6aに挿通されて開脚する第2の弾性片4c
と、パネル6の表面に弾接する第2のストッパ4dとを
一体的に有してなっている。
【0012】この実施形態にあっては、まず、把持体3
を把持した保守員は、図4に示すように棒状体2の一端
に形成された挿入穴2cを支持体4の第1の弾性片4a
に対向させ、次いで、図5に示すように棒状体2をプリ
ント基板5方向へ押し付けると、挿入穴2cの内壁によ
り第1の弾性片4aが押圧されて閉脚する。この状態で
プリント基板5を基板取外工具1のある方向へ引っ張る
と、図6に示すように第1の弾性片4aがプリント基板
5の取付穴5aから抜け、プリント基板5が支持体4か
ら外れる。
【0013】また、図7に示すようにプリント基板5の
側方に壁等の障害物7があり、十分な空間が無い場合、
棒状体2の一端側が折り曲げられていることを利用し、
障害物7から離れる方向に棒状体2を向けることによ
り、障害物7と把持体3との間のギャップBが大きく取
れ、保守員はより広い空間で把持体3を把持することが
できる。
【0014】このように構成した実施形態では、第1の
弾性片4aは挿入穴2cの内壁により押圧されて閉脚す
るため、不必要な力が加えられることなく、したがっ
て、第1の弾性片4aを破損させることなく容易にプリ
ント基板5を支持体4から取外すことができる。また、
プリント基板5の側方に十分な空間が無い場所であって
も容易にプリント基板5を支持体4から取外すことがで
きる。さらに、棒状体20と把持体3は着脱自在である
ため、基板取外工具1の運搬時にコンパクト化を図るこ
とができる。
【0015】図8は本発明の基板取外工具の他の実施形
態を示す正面図である。
【0016】他の実施形態の基板取外工具は、図1に示
す基板取外工具1の棒状体2とは構造を異にしており、
図8に示すように棒状体20は、アルミニウム製のパイ
プからなり、そのパイプの一端20a側を折り曲げてな
っている。棒状体20の外観形状は図2に示す棒状体2
と同一にしてある。
【0017】この他の実施形態にあっては、棒状体20
はパイプを用いているため、何ら加工を要することな
く、一端20aに挿入穴20cを形成することができ
る。そして、棒状体20の他端20bを図1に示す把持
体3に取付けることにより、前述した実施形態と同様に
使用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、弾
性片を破損させることなく、かつ、基板の側方に十分な
空間が無い場所であっても容易に基板を支持体から取外
すことのでき、これによって、作業性を向上するととも
に、作業に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板取外工具の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】一部破断してなる図1の基板取外工具の要部正
面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面拡大図である。
【図4】図1の基板取外工具を支持体に対向させた状態
を示す断面図である。
【図5】図1の基板取外工具に弾性体が挿入された状態
を示す断面図である。
【図6】基板を支持体から取外した状態を示す断面図で
ある。
【図7】図1の基板取外工具の使用状態を説明する説明
図である。
【図8】本発明の基板取外工具の他の実施形態を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 基板取外工具 2 棒状体 2c 挿入穴 3 把持体 4 支持体 4a 弾性体 5 プリント基板 6 パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の一端部に形成された弾性片が、
    取付穴を挿通した後に開脚することにより前記支持体に
    固定される基板であって、この基板を前記弾性片を閉脚
    することで前記支持体から取外す基板取外工具におい
    て、 前記弾性片を閉脚させる挿入穴が一端に形成されるとと
    もに、この一端側を折り曲げてなる棒状体と、この棒状
    体の他端が取付けられる把持体とを備えたことを特徴と
    する基板取外工具。
  2. 【請求項2】 前記棒状体は、着脱自在に把持体へ取付
    けられることを特徴とする請求項1記載の基板取外工
    具。
  3. 【請求項3】 前記棒状体は、パイプからなることを特
    徴とする請求項1記載の基板取外工具。
JP16446396A 1996-06-25 1996-06-25 基板取外工具 Pending JPH106239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16446396A JPH106239A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 基板取外工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16446396A JPH106239A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 基板取外工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH106239A true JPH106239A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15793661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16446396A Pending JPH106239A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 基板取外工具

Country Status (1)

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JP (1) JPH106239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135140A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 プリント基板取り外し治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135140A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 プリント基板取り外し治具

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