JPH10315150A - プリント基板の取外し工具 - Google Patents

プリント基板の取外し工具

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Publication number
JPH10315150A
JPH10315150A JP12861897A JP12861897A JPH10315150A JP H10315150 A JPH10315150 A JP H10315150A JP 12861897 A JP12861897 A JP 12861897A JP 12861897 A JP12861897 A JP 12861897A JP H10315150 A JPH10315150 A JP H10315150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
spacer
elastic piece
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12861897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Hanawa
栄行 花輪
Yutaka Nishimura
豊 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP12861897A priority Critical patent/JPH10315150A/ja
Publication of JPH10315150A publication Critical patent/JPH10315150A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の側方に比較的空間が無い場合
であっても弾性片を難なく閉脚させ、容易にプリント基
板をスペーサから取外すことのできるプリント基板の取
外し工具の提供。 【解決手段】 弾性片をその内管10A、11Aに挿入
することにより、弾性片を閉脚する一対のパイプ10、
11と、これらのパイプ10、11がその両端部にそれ
ぞれ外挿連結される軟性チューブ12と、この軟性チュ
ーブ12に備えられプリント基板6を取外すとき指を挿
入するリング13とを設け、パイプの内管にスペーサの
弾性片を挿入して閉脚し、この状態でプリント基板をス
ペーサから離れる方向に引っ張り取外すようになってい
る。 【効果】 作業効率を向上させ、作業時間の短縮を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路部品を搭
載するとともに、印刷配線が形成されるプリント基板を
スペーサから取外すプリント基板の取外し工具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6はスペーサの平面図、図7はスペー
サを介してプリント基板を支持体に固定した状態を示す
縦断面図である。
【0003】スペーサ1は図6に示すように、スペーサ
片2と、このスペーサ片2の両端部に形成される爪状の
弾性片3A、3B、4A、4Bとから成っている。そし
て、図7に示すように、弾性片3Aを支持体5の取付け
孔5Aに挿通させ、弾性片3A、3Bを開脚状態として
支持体5を挟持し、同様に、弾性片4Bをプリント基板
6の取付け孔6Aに挿通させ、弾性片4A、4Bを開脚
状態としてプリント基板6を挟持し固定している。な
お、通常はプリント基板6の四隅にスペーサ1が配置さ
れている。
【0004】しかして、プリント基板6を故障等により
交換する場合には、開脚している弾性片4Bを指あるい
はペンチ等で挟んで閉脚させ、この状態でプリント基板
6を支持体5から離れる方向に引っ張って、プリント基
板6をスペーサ1から取外している。
【0005】なお、この種のものとして、例えば本出願
人が出願している特願平7−181721号公報に記載
されるもの、あるいは、特願平8−166296号公報
に記載されるものを挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものでは、弾性片4Bを指で挟むには、この弾性片
4Bが数mmしかないため、閉脚させることは極めて困
難であった。また、スペーサ1はプリント基板6の四隅
の端部に配置されているので、作業性に優れず、ペンチ
等を用いてもプリント基板6の取外し作業に多くの時間
を要するという問題があった。
【0007】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、プリント基板の
側方に比較的空間が無い場合であっても弾性片を難なく
閉脚させ、容易にプリント基板をスペーサから取外すこ
とのできるプリント基板の取外し工具を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、スペーサの一端部に形成した弾性片が、プ
リント基板の取付け取付け孔を挿通した後開脚すること
で前記スペーサに固定される前記プリント基板であっ
て、このプリント基板を、前記弾性片を閉脚することで
前記スペーサから取外すプリント基板の取外し工具おい
て、前記弾性片をその内管に挿入することにより、前記
弾性片を閉脚する一対のパイプと、これらのパイプがそ
の両端部にそれぞれ外挿連結される軟性チューブと、こ
の軟性チューブに備えられ、前記プリント基板を取外す
とき指を挿入するリングとを設けた構成にしてある。
【0009】前記のように構成した本発明によれば、ス
ペーサに支持されるプリント基板を取外す場合、リング
に指を挿入するとともに手でパイプを把持し、このパイ
プの内管に前記スペーサの弾性片を挿入して閉脚する。
次いで、この状態で前記プリント基板を前記スペーサか
ら離れる方向に引っ張り、前記弾性片から前記プリント
基板を取外す。このように、前記リングに指が挿入され
ることにより工具を確実に保持できるとともに、前記弾
性片が挿入されるパイプが自由に曲がる軟性チューブに
連結されているため、プリント基板の側方に比較的空間
が無い場合であっても弾性片を難なく閉脚させ、容易に
プリント基板をスペーサから取外すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリント基盤の取
外し工具の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明のプリント基盤の取外し工具
の一実施形態を示す平面図、図2は図1のプリント基盤
の取外し工具の側面図、図3は図1のプリント基盤の取
外し工具をスペーサの弾性片に対向させた状態を示す縦
断面図、図4は図1のプリント基盤の取外し工具にスペ
ーサの弾性片を挿入し閉脚させた状態を示す縦断面図、
図5はプリント基盤をスペーサから取外した状態を示す
縦断面図である。なお、図3〜図5にあって前述した図
6、図7に示すものと同等のものには同一符号が付して
ある。すなわち、1はスペーサ、2はスペーサ片、3
A、3B、4A、4Bは弾性片、5は支持体、5Aは取
付け孔、6はプリント基板、6Aは取付け孔である。
【0012】本実施形態のプリント基盤の取外し工具2
0は図1に示すように、弾性片をその内管10A、11
Aに挿入することにより、弾性片を閉脚する一対の金属
性のパイプ10、11と、これらのパイプ10、11が
その両端部にそれぞれ外挿連結される軟性チューブ12
と、この軟性チューブ12の中央部にカップ14を介し
て備えられ、プリント基板を取外すとき指を挿入するリ
ング13とが設けられている。なお、パイプ10、11
の内径10D、11Dはそれぞれ同一寸法であり、か
つ、少なくともプリント基盤6の穴6Aの径6Dより小
さな寸法に設定されている。
【0013】この実施形態にあっては、スペーサ1に支
持されるプリント基板6を取外す場合、リング13に指
を挿入するとともに手でパイプを把持し、図3に示すよ
うにパイプ10の一端を弾性片4Bに対向させ、次い
で、図4に示すようにパイプ10をプリント基盤6方向
に押し付け、内管10Aに弾性片4Bを挿入して閉脚す
る。そして、この状態でプリント基板6を支持体5から
離れる方向に引っ張り、スペーサ1からプリント基板6
を取外す。このとき、パイプ10の内径10Dはプリン
ト基盤6の穴6Aの径6Dより小さな寸法に設定されて
いるため、閉脚した弾性片4Bはプリント基盤6の穴6
Aを容易に通過することができる。
【0014】このように構成した実施形態では、リング
13に指が挿入されることにより工具20を確実に保持
できるとともに、弾性片4Bが挿入されるパイプ10、
11が自由に曲がる軟性チューブ12に連結されている
ため、プリント基板6の側方に比較的空間が無い場合で
あっても弾性片4Bを難なく閉脚させ、容易にプリント
基板6をスペーサ1から取外すことができる。
【0015】なお、本実施形態ではパイプ10、11の
内径10D、11Dをそれぞれ同一寸法としたが、プリ
ント基盤の取付け孔に応じて異なった内径を有するそれ
ぞれのパイプを具備し、作業効率の向上を図るようにて
も良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、プ
リント基板の側方に比較的空間が無い場合であっても弾
性片を難なく閉脚させ、容易にプリント基板をスペーサ
から取外すことができ、これによって、作業効率を向上
させ、作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基盤の取外し工具の一実施形
態を示す平面図である。
【図2】図1のプリント基盤の取外し工具の側面図であ
る。
【図3】図1のプリント基盤の取外し工具をスペーサの
弾性片に対向させた状態を示す縦断面図である。
【図4】図1のプリント基盤の取外し工具にスペーサの
弾性片を挿入し閉脚させた状態を示す縦断面図である。
【図5】プリント基盤をスペーサから取外した状態を示
す縦断面図である。
【図6】スペーサの平面図である。
【図7】スペーサを介してプリント基板を支持体に固定
した状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 スペーサ 4A、4B 弾性片 5 支持体 6 プリント基盤 10、11 パイプ 12 軟性チューブ 13 リング 20 取外し工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサの一端部に形成した弾性片が、
    プリント基板の取付け孔を挿通した後開脚することで前
    記スペーサに固定される前記プリント基板であって、こ
    のプリント基板を、前記弾性片を閉脚することで前記ス
    ペーサから取外すプリント基板の取外し工具おいて、 前記弾性片をその内管に挿入することにより、前記弾性
    片を閉脚する一対のパイプと、これらのパイプがその両
    端部にそれぞれ外挿連結される軟性チューブと、この軟
    性チューブに備えられ、前記プリント基板を取外すとき
    指を挿入するリングとを設けたことを特徴とするプリン
    ト基板の取外し工具。
  2. 【請求項2】 前記パイプの内径寸法は、対応するプリ
    ント基盤の孔の径寸法より小さく設定されることを特徴
    とする請求項1記載のプリント基板の取外し工具。
  3. 【請求項3】 前記一対のパイプのそれぞれは、異なっ
    た内径を有することを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト基板の取外し工具。
JP12861897A 1997-05-19 1997-05-19 プリント基板の取外し工具 Pending JPH10315150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12861897A JPH10315150A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 プリント基板の取外し工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12861897A JPH10315150A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 プリント基板の取外し工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10315150A true JPH10315150A (ja) 1998-12-02

Family

ID=14989248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12861897A Pending JPH10315150A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 プリント基板の取外し工具

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JP (1) JPH10315150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135140A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 プリント基板取り外し治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135140A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 プリント基板取り外し治具

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