JP5008115B2 - 蝶番 - Google Patents

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本発明は、配電盤、分電盤等の電気機器、電子機器、通信機器などの収納箱の本体と扉を枢着する場合に容易に蝶番ピンを着脱でき扉を本体から取り外すことができる蝶番に関するものである。
従来の蝶番ピンを着脱できる蝶番としては、図9に示すように蝶番ピン101の頭部102とは反対側の端部に設けた細頸部103にEリング104を嵌合させたものが一般的である。しかし、これはEリング104の着脱に専用工具を使用しなければならず、また、着脱作業も厄介であるという問題がある。
そこで、これを解決するものとして図10に示すような、蝶番ピン101の頭部102とは反対側の端部に設けた細頸部103に、取手部105の両端に細頸部103の径より狭い開口部106aを持つリング部106、106をそれぞれ設けた抜け止め具110を嵌合させたものがある(特許文献1参照)。ところが、この図10に示すものは電気機器収納箱200の外側に蝶番ピン101を位置する構造のものにあっては電気機器収納箱を屋外に設置した場合に悪戯により抜け止め具110を取り外されて蝶番ピン101を抜き取れて扉を外されるという問題がある。
実開平5−47277号公報
本発明は前記のような問題点を解決して、蝶番ピンの着脱が専用工具を使用せず容易に行うことできるうえ電気機器収納箱の外側に蝶番ピンが位置する構造のものにあっても蝶番ピンを外すことのできない蝶番を提供することを目的として完成されたものである。
本発明の蝶番は、箱本体と扉を枢着して扉が閉じた状態において蝶番ピンが電気機器収納箱の外側に位置する蝶番であって、前記蝶番ピンの端部に着脱自在に設けたピン抜け止め具を、嵌合部と腕部からなるものとしたうえ腕部の先端を電気機器収納箱の本体と扉の間に介入できる長さとして、扉を閉じた状態では腕部は外部に露出しないものとし、さらに、前記ピン抜け止め具を、蝶番ピンの細頸部の径より狭い開口部を持つ円弧状の嵌合部と前記開口部の開口両縁から張設した両腕部からなるものとしたことを特徴とする。
前記のような本発明は、ピン抜け止め具を、嵌合部と腕部からなるものとしたうえ腕部の先端を電気機器収納箱の本体と扉の間に介入できる長さとしたので、抜け止め具の脱着が容易であり、蝶番を電気機器収納箱の本体側と扉側に分離して扉を本体から容易に外すことができるものである。
また、この蝶番を電気機器収納箱の本体と扉の枢着する場合に蝶番ピンを電気機器収納箱の外側に位置させて取り付け場合には、腕部の先端が電気機器収納箱の本体と扉の間に介入できる長さとしているので、扉を閉じた状態では抜け止め具を蝶番ピンから外すことができないものであるから、電気機器収納箱を屋外に設置した場合に悪戯により蝶番ピンを抜き取れて扉を外されるという問題も生じないものである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
1は2枚の蝶番板2、2の各端部に互い違いに入り込むよう形成された筒状部2a、2aに挿通して2枚の蝶番板2、2を枢支する蝶番ピンである。この蝶番ピン1は、一方の端部に前記筒状部2aの一方の端面に係止する頭部11を形成するとともに該頭部11とは反対側の端部に細頸部12を形成して、該端部にピン抜け止め具3を着脱自在に設けるものとしている。
3は前記細頸部12に係合して蝶番ピン1が筒状部2a、2aから抜け出ることの無いように前記筒状部2aの他方の端面に臨ませたピン抜け止め具である。このピン抜け止め具3は、前記細頸部12の径より狭い開口部31を持つ嵌合部30と前記開口部31の開口両縁から張設した腕部32、32からなるものである。なお、図示のものは帯状のばね板を中央において内側を前記細頸部12の外形と同一とした円形曲部に湾曲させて円弧状の嵌合部30に形成して、該円弧状の嵌合部30の細頸部12の径より狭い開口部31の開口両縁から折曲させて板状の腕部32、32を張設したものである。そして、両腕部32、32の先端を電気機器収納箱の箱本体201と扉202の間に介入できる長さに形成している。
このように構成されたものは、2枚の蝶番板2、2のうち箱本体側の蝶番板2を電気機器収納箱200の箱本体201に取り付けるとともに扉側の蝶番板2を扉202に取り付け、蝶番板2、2の各端部に互い違いに入り込むよう形成された筒状部2a、2aに蝶番ピン1を挿通して、頭部11を筒状部2aの一方の端面に係止するとともに該頭部11とは反対側の端部に形成した細頸部12にピン抜け止め具3を嵌合させて使用することは従来の蝶番と同様である。
そして本発明は、ピン抜け止め具3を細頸部12の径より狭い開口部31を持つ円弧状の嵌合部30と前記開口部31の開口両縁から張設した腕部32、32からなるものとしたので、このピン抜け止め具3を細頸部12に嵌合するには腕部32、32の先端間により細頸部12を挟み込みこんだうえ押し込めば開口部31が押し広げられて円弧状の嵌合部30が細頸部12に位置した後に開口部31が旧状に復帰して細頸部12の径より狭くなり円弧状の嵌合部30が細頸部12に離脱することなく容易に嵌合されるものである。
また、扉の左右開きを反転させるためや、扉への機器取り付けのために扉202を箱本体201から取り外す場合には、ピン抜け止め具3の腕部32、32の先端を手指やドライバー等の工具により押圧すれば開口部31が開拡されて円弧状嵌合部30が細頸部12から離脱してピン抜け止め具3を蝶番ピン1から外すことができ蝶番ピン1を蝶番板2、2の筒状部2a、2aから抜き取り蝶番を電気機器収納箱の本体側と扉側に分離して扉202を箱本体201から容易に外すことができるものである。
しかし本発明においては、腕部32、32の先端を電気機器収納箱の箱本体201と扉202の間に介入できる長さに形成しているので、扉202を閉じた状態では腕部32、32は外部に露出せず手指でつまんだり、ドライバー等の工具で押圧することができなくなり、ピン抜け止め具3を細頸部12から外すことができないので、電気機器収納箱を屋外に設置した場合に悪戯により蝶番ピン1を抜き取られて扉を外されるという虞がなくセキュリティが向上するものである。仮に図5Cのように扉が閉まっている時にピン抜け止め具3の円弧状の嵌合部30を引っ張って外そうとしても、ピン抜け止め具3は扉が開いている定常状態(図5B)から扉202と箱本体201に挟まれて(図5C)弾性変形して、腕部32、32の隙間が狭くなっているので、ピン抜け止め具3を外すことができないものである。
なお、前記図示の実施形態はピン抜け止め具3を帯状のばね板よりなるものとしているが、バネ性のある強靭なプラスチックにより一体成型したものであっても、細頸部12を幅狭として針金状のばね材よりなるものとしてもよい。また、蝶番ピン1を一方の端部に頭部11を形成するものとしているが、ピン抜け止め具3を着脱自在に設けるものとしてもよい。また、ピン抜け止め具3は強靭で弾性のある合成樹脂製のものが安価に量産でき好ましいが金属製のものでもあってもよい。また、腕部32は嵌合部30の両側から張設して2本設けたものであるが、図8に示すように嵌合部30の一方の片側から1本の腕部32だけを張設したものとしてもよい。
本発明の実施形態を扉を開いて示す要部の斜視図。 本発明の実施形態を扉を閉じて示す要部の斜視図。 本発明の実施形態を扉を閉じて示す要部の平面図。 本発明の実施形態を扉を閉じて示す斜視図。 本発明の実施形態の要部を示す図であり、(A)はピン抜け止め具を取り付ける工程を示す図、(B)は扉を開いた状態を示す図、(C)は扉を閉じた状態を示す図。 蝶番ピンと抜け止め具の関係を示す図であり、(A)は分離した状態を示す斜視図、(B)は嵌合した状態を示す斜視図。 抜け止め具を示す図であり、(A)は側面図、(B)は平面図。 抜け止め具の他例を示す斜視図。 従来例を示す斜視図。 他の従来例を示す斜視図。
符号の説明
1 蝶番ピン
11 頭部
12 細頸部
3 ピン抜け止め具
30 嵌合部
31 開口部
32 腕部

Claims (1)

  1. 箱本体と扉を枢着して扉が閉じた状態において蝶番ピンが電気機器収納箱の外側に位置する蝶番であって、前記蝶番ピンの端部に着脱自在に設けたピン抜け止め具を、嵌合部と腕部からなるものとしたうえ腕部の先端を電気機器収納箱の本体と扉の間に介入できる長さとして、扉を閉じた状態では腕部は外部に露出しないものとし、さらに、前記ピン抜け止め具を、蝶番ピンの細頸部の径より狭い開口部を持つ円弧状の嵌合部と前記開口部の開口両縁から張設した両腕部からなるものとしたことを特徴とする蝶番。
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