JP2007314221A - ケースにおける化粧札の装着構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧札をケース外面へ簡単且つ確実に装着可能とする。
【解決手段】化粧札13に、ケース1のラッチ5,5に対応する係止片14,14と、ケース1の蓋体3における収容部9との隙間16に対応する折り込み片15,15とを設けて、ケース1に化粧札13を装着する際、係止片14,14をラッチ5,5のロック体7と爪部8との間で挟持させる一方、折り込み片15,15を折り重ねて隙間16に差し込むことで、化粧札13を蓋体3の外面へ装着可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動工具等の製品を収納するケースの外面に、製品の説明やその宣伝コピー等を表示するための化粧札を装着する構造に関する。
電動工具等の製品を収納するケースは、例えば特許文献1に示すように、製品を載置する矩形の本体と蓋体との一方の端部同士をヒンジによって結合し、他方の自由端同士は、例えば蓋体外面に設けた爪部に、同じく本体外面に設けたロック体を係合させて結合するラッチを採用したものがよく知られている。
一方、ケースには、製品の説明やその宣伝コピー等を記載してデザインが施された化粧スリーブが外装されて販売店等で陳列される場合がある。しかし、このような化粧スリーブは最終的には廃棄されてしまうことから、省資源のためにケースの外面へ部分的に装着される小面積の化粧札に代わりつつある。これは、例えば図5に示すように、本体21と蓋体22とからなるケース20において、蓋体22の外面に、矩形の化粧札24の端部を差し込み係止する爪23,23・・を突設しておき、この爪23を利用して化粧札24を装着する構造であった。
実公昭54−40881号公報
しかし、この装着構造においては、爪23の強度が低いため、運搬中等に爪23が破損して化粧札24が外れてしまうおそれがあった。また、ケース20側に爪23の加工が必要となるため、コストアップにも繋がってしまう。
そこで、本発明は、低コストで化粧札をケース外面へ確実に装着することができるケースにおける化粧札の装着構造を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、化粧札に、ケースのラッチに対応する第1の装着片と、ケースに形成された差込部に対応する第2の装着片とを設けて、第1の装着片をラッチのロック体と爪部との間で挟持させる一方、第2の装着片を折り重ねて差込部に差し込むことで、化粧札をケース外面へ装着可能としたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ラッチと差込部とを利用して化粧札を簡単に装着することができる。特に、ラッチでの挟持と折り重ねた折り込み片の差し込みとによって化粧札の偶発的な脱却のおそれが低減し、確実な装着が期待できる。而も、ケースのラッチや差込部を利用したことで、構造が合理化してケースには化粧札の装着に係る余計な加工が不要又は最小限となり、コストアップも生じない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の装着構造によって化粧札を装着した電動工具用のケースの斜視図、図2はその平面図、図3はA−A線断面図で、ケース1は、電動工具を収容する平面矩形状の深底の箱状体である本体2と、その本体2の開口を閉塞する同形状で浅底の箱状体である蓋体3とからなり、本体2と蓋体3との一方の端部同士はヒンジ4で回転可能に蝶着される。他方の自由端同士は、本体2の開口際で操作板6を介して軸着されたロック体7を、蓋体3の開口際に突設された爪部8に係止させ、操作板6を本体2側へ押圧することで、ロック体7が爪部8を引き寄せながら係止する周知のラッチ5,5が一対設けられて、ケース2に対して蓋体3を任意に開閉可能としている。
また、蓋体3の外側には、電動工具の付属品等を収容する収容部9が凹設されると共に、収容部9の開口を閉塞する小蓋10が設けられている。この小蓋10は、収容部9におけるヒンジ4側の辺が収容部9の開口際へヒンジ10aによって回転可能に蝶着され、ラッチ5側の辺は、中央に突設した操作部11を蓋体3の外面に係止させることで、任意に収容部9を開閉可能としたものである。12はラッチ5,5間で本体2の開口際に設けられた取っ手である。
そして、蓋体3の外面には、化粧札13が装着されている。この化粧札13は、図4に示すように、矩形状を呈する紙製で、長手辺の一方には、ケース1のラッチ5,5に対応する第1の装着片としての一対の台形状の係止片14,14が、他方には、第2の装着片として一対の四角形状の折り込み片15,15が、夫々左右対称に連設されている。
以上の如く構成されたケース1に化粧札13を装着する際、係止片14,14をラッチ5,5側に、折り込み片15,15を小蓋10のヒンジ10a側にして、各折り込み片15を、図4で示す点線を山折り、二点鎖線を谷折りにすることで、図3に実線で示すように折り重ねて、同図に拡大して示すA部のように、そのまま差込部となる収容部9の開口と小蓋10との隙間16に差し込む。次に、各係止片14を、同様に図4で示す点線を山折り、二点鎖線を谷折りにして蓋体3の外面に沿わせるようにすると、先端部分が爪部8におけるロック体7の係止部分まで達する。この状態でラッチ5を操作してロック体7を爪部8に係止させると、ロック体7の端部が係止片14の先端ごと爪部8に係止して係止片14を固定する。よって、図3で二点鎖線で示すように化粧札13の蓋体3への装着は完了する。
この装着状態では、折り込み片15,15は折り重ねて隙間16内に差し込まれるため、その差込方向と直交する方向に外力が加わっても隙間16から脱却しにくくなり、係止片14,14も、ラッチ5,5を解除しない限り爪部8から外れないため、蓋体3へ確実に一体化される。
なお、化粧板13を取り外す場合は、ラッチ5,5を解除してロック体7の爪部8への係止を解けば、係止片14,14が爪部8から外れるため、そのまま化粧板13を縦にして折り込み片15の差込方向と反対側へ引っ張れば、折り込み片15,15を容易に隙間16から抜き取ることができる。
このように、上記形態の装着構造によれば、化粧札13に、ケース1のラッチ5に対応する係止片14と、ケース1に形成された隙間16に対応する折り込み片15とを設けて、係止片14をラッチ5のロック体7と爪部8との間で挟持させる一方、折り込み片15を折り重ねて隙間16に差し込むことで、化粧札13をケース1外面へ装着可能としたことで、ラッチ5と隙間16とを利用して化粧札13を簡単に装着することができる。特に、ラッチ5での挟持と折り込み片15の差し込みとによって化粧札13の偶発的な脱却のおそれが低減し、確実な装着が期待できる。而も、ケース1のラッチ5や隙間16を利用したことで、構造が合理化してケース1には化粧札13の装着に係る余計な加工が不要となり、コストアップも生じない。
なお、上記形態では、化粧札の差込部として、蓋体における収容部とその小蓋との隙間を利用しているが、例えば本体と蓋体との隙間やスリットを利用する等、ケース側の既存の構成部を差込部として利用して差し支えない。勿論このような既存の差込部に依らず、新たにスリット等の差込部をケース側に形成してもよい。スリット程度の加工であればコストアップは僅かで済む。
また、化粧札は、第1、第2の装着片を夫々一対ずつ設けた形態で説明しているが、ケース側のラッチや差込部の数や位置によっては、中央に一つずつ、或いは何れか一方を一つで他方を二つとする等、適宜増減可能である。さらに、装着片を設ける位置も互いの対向辺に限らず、例えば第2の装着片を他方の対向辺側に設ける等しても差し支えない。
その他、化粧札の全体形状も、矩形状に限らず、円形や長円、多角形等、装着片によるケースへの装着が可能であれば適宜変更可能で、蓋体の一面側のみでなく、差込部の位置によっては他の面側へ回り込む形状とすることもできる。勿論化粧札は本体の表面に設けてもよいし、蓋体と本体との双方に設けてもよい。
化粧札を装着したケースの斜視図である。 化粧札を装着したケースの平面図である。 A−A線断面図である。 化粧札の展開図である。 従来の化粧札を装着したケースの斜視図である。
符号の説明
1・・ケース、2・・本体、3・・蓋体、5・・ラッチ、6・・操作板、7・・ロック体、8・・爪部、9・・収容部、10・・小蓋、13・・化粧札、14・・係止片、15・・折り込み片、16・・隙間。

Claims (1)

  1. 本体と蓋体との一方の端部同士をヒンジ結合し、他方の自由端同士を、一方に設けた爪部に、他方に設けたロック体を係止させるラッチで結合可能としたケースの外面に、薄板状の化粧札を部分的に装着するため構造であって、
    前記化粧札に、前記ケースのラッチに対応する第1の装着片と、前記ケースに形成された差込部に対応する第2の装着片とを設けて、
    前記第1の装着片を前記ラッチのロック体と爪部との間で挟持させる一方、前記第2の装着片を折り重ねて前記差込部に差し込むことで、前記化粧札を前記ケース外面へ装着可能としたことを特徴とするケースにおける化粧札の装着構造。
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