JP4803727B2 - 蝶番 - Google Patents

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Description

本発明は、配電盤、分電盤等の電気機器、電子機器、通信機器などの収納箱の箱本体と扉を枢着する場合に容易に蝶番ピンを着脱でき扉を箱本体から取り外すことができる蝶番に関するものである。
従来の蝶番ピンを着脱できる蝶番としては、図7に示すように蝶番ピン101の端部に設けた細頸部102にEリング103を嵌合させたものが一般的である。しかし、これはEリング103の着脱に専用工具を使用しなければならず、また、着脱作業も厄介であるという問題がある。
そこで、これを解決するものとして図8に示すような、蝶番ピン101の端部に設けた細頸部102に、L字状の取手部104の両端に細頸部102の径より狭い開口部105aを持つリング部105、105をそれぞれ設けて一方のリング部105を嵌合させて蝶番ピンの抜け止めとしたものがある(特許文献1参照)。これは細頸部102に嵌合しない他方のリング部105aを摘みとして手指でつまんで作業できるので作業性はよいものである。ところが他方のリング部105が突出するためこれに作業者の手や衣服が引っ掛る虞がある。
また、図9に示すような、蝶番ピン101の細頸部102にピンキャップ106を嵌合させて抜け止めとしたものがある(特許文献2参照)。しかし、これは前記のような作業者の手や衣服が引っ掛る虞がないが、抜け止め強度が弱く、扉の開け閉めにより蝶番ピン101に掛かる軸線方向の力により外れてしまう虞があった。
実開平5−47277号公報 実開平4−36083号公報
本発明は前記のような問題点を解決して、蝶番ピンの着脱が専用工具を使用せず容易に行うことできるうえ作業者の手や衣服が引っ掛る虞がなく、さらには、扉の開け閉めにより蝶番ピンに掛かる軸線方向の力により外れてしまう虞のない蝶番を提供することを目的として完成されたものである。
本発明の蝶番は、箱本体と扉を枢着する蝶番であって、蝶番ピンの端部に設けた着脱自在に設けたピン抜け止め具を、対向する平板部を円弧部により連設したU字状の抜け止め具本体の内側に蝶番ピンの端部に形成した細頸部の径より狭い嵌合用口部を持つ細頸部に嵌合する内円弧状嵌合部を設けたものとしたうえ対向する平板部の一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板のどれかと当接可能に形成し、ピン抜け止め具を回動させて一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板に当接させて他方の平板部の先端面に回動方向への力を加えたときに、一方の平板部の先端面を起点に円弧部が広げられて嵌合用口部が細頸部の径より開拡されて内円弧状嵌合部を細頸部から外すことができるものとしたことを特徴とするものを基本の発明とする。
そして、この発明において、U字状の抜け止め具本体の円弧部の外形を蝶番ピン挿通用の筒部の外形円弧面と略同一に形成したり、U字状の抜け止め具本体の対向する平板部の内側に起立片を突出させて内円弧状嵌合部を形成することが好ましい。
前記のような本発明は、蝶番ピンの端部に設けた着脱自在に設けたピン抜け止め具を、対向する平板部を円弧部により連設したU字状の抜け止め具本体の内側に蝶番ピンの端部に形成した細頸部の径より狭い嵌合用口部を持つ細頸部に嵌合する内円弧状嵌合部を設けたものとしたので、嵌合用口部を細頸部に臨ませて押し込めば嵌合口部が押し広げられて内円弧状嵌合部が細頸部に位置した後に嵌合用口部が旧状に復帰して細頸部の径より狭くなり内円弧状嵌合部が細頸部から離脱することなく容易に嵌合されるものである。また、内円弧状嵌合部が細頸部に嵌合されているので扉の開け閉めにより蝶番ピンに掛かる軸線方向の力により外れてしまう虞のないものである。
そして、蝶番を電気機器収納箱の本体側と扉側に分離して扉を本体から外す場合には、抜け止め具本体の対向する平板部の少なくとも一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板のどれかと当接可能に形成したものであるから、ピン抜け止め具を回動させて一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板のどれかと当接させて他方の平板部の先端面を回動方向への力を加えれば本体又は扉に当接した一方の平板部の先端面を起点に円弧部が広げられて嵌合口部が細頸部の径より広くなり内円弧状嵌合部を細頸部から外すことができるものである。したがって、このような脱着作業には専用工具を必要としないものである。
なお、U字状の抜け止め具本体の円弧部の外形を蝶番ピン挿通用の筒部の外形円弧面と略同一に形成すれば、作業者の手や衣服が引っ掛る虞がないものである。また、U字状の抜け止め具本体の対向する平板部の内側に起立片を突出させて内円弧状嵌合部を形成すると円弧部の内側にリブ状となる平板部がないので嵌合用口部の開拡のための力が少なくすみピン抜け止め具の脱着がより容易となり手指のみで行うことができるものである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
1は2枚の蝶番板2、2の各端部に互い違いに入り込むよう形成された筒状部2a、2aに挿通して2枚の蝶番板2、2を枢支する蝶番ピンである。この蝶番ピン1は、一方の端部に前記筒状部2aの一方の端面に係止する頭部11を形成するとともに該頭部11とは反対側の端部に細頸部12を形成して、該端部にピン抜け止め具3を着脱自在に設けるものとしている。
前記したピン抜け止め具3は、対向する平板部31、31を円弧部32により連設したU字状の抜け止め具本体30の内側に蝶番ピン1の端部に形成した細頸部12の径より狭い嵌合用口部33aを持つ細頸部12に嵌合する内円弧状嵌合部33を設けたものである。そして、対向する平板部31、31の少なくとも一方の平板部31の先端面すなわち図示のものは両平板部31、31の先端面を電気機器収納箱の箱本体201と扉202のどちらか一方と当接可能に形成している。
また、前記U字状の抜け止め具本体30の円弧部32の外形を蝶番板2の筒状部2aの外形円弧面と略同一に形成している。さらに、U字状の抜け止め具本体30の対向する平板部31、31の内側に起立片31aを突出させてその端面を細頚部12の外形と同一内円弧として円弧部32の内側に中央を突出部を形成せず内円弧状嵌合部33を設けたものとしている。なお、蝶番ピン1を一方の端部に頭部11を形成するものとしているが、抜け止め具3を着脱自在に設けるものとしていもよい。また、ピン抜け止め具3は強靭で弾性のある合成樹脂製のものが安価に量産でき好ましいが金属製のものでもあってもよい。
このように構成されたものは、2枚の蝶番板2、2のうち本体側蝶番板2を電気機器収納箱の箱本体201に取り付けるとともに扉側蝶番板2を扉202に取り付け、蝶番板2、2の各端部に互い違いに入り込むよう形成された筒状部2a、2aに蝶番ピン1を挿通して、頭部11を筒状部2aの一方の端面に係止するとともに該頭部11とは反対側の端
部に形成した細頸部12に抜け止め具3を嵌合させて使用することは従来の蝶番と同様である。
そして本発明は、蝶番ピン1の端部に設けた着脱自在に設けたピン抜け止め具3を、対向する平板部31、31を円弧部32により連設したU字状の抜け止め具本体30の内側に細頸部12の径より狭い嵌合用口部33aを持つ細頸部12に嵌合する内円弧状嵌合部33を設けたものとしたので、嵌合用口部33aを細頸部12に臨ませて押し込めば嵌合用口部33aが押し広げられて内円弧状嵌合部33が細頸部12に位置した後に嵌合用口部33aが旧状に復帰して細頸部12の径より狭くなり内円弧状嵌合部33が細頸部12から離脱することなく嵌合されるものである。また、内円弧状嵌合部33が細頸部12に嵌合されているので扉202の開け閉めにより蝶番ピン1に掛かる軸線方向の力により外れてしまう虞のないものである。
また、扉の左右開きを反転させるためや、扉への機器取り付けのために扉202を箱本体201から取り外す場合に蝶番を電気機器収納箱の本体側と扉側に分離するため蝶番ピン1を外す時には、抜け止め具本体30の対向する平板部31、31の一方の平板部31の先端面を箱本体201、扉202、蝶番板2のどれかと当接可能に形成したものであるから、ピン抜け止め具3を回動させて一方の平板部31の先端面を箱本体201又は扉202又は蝶番板2に当接させて他方の平板部31の先端面に回動方向への力を加えたときに、一方の平板部31の先端面を起点に円弧部32が広げられて嵌合用口部33aが細頸部12の径より開拡されて内円弧状嵌合部33を細頸部12から外すことができるので、蝶番ピン1を蝶番板2、2の筒状部2a、2aから抜き取り蝶番を電気機器収納箱の箱本体側と扉側に分離して扉202を箱本体201から容易に外すことができるものである。そして、このような脱着作業には専用工具を必要としないものである。
なお、U字状の抜け止め具本体30の円弧部32の外形を蝶番板2の筒状部2a円弧面と略同一に形成すれば、作業者の手や衣服が引っ掛る虞がないものである。また、U字状の抜け止め具本体30の対向する平板部31、31の内側に起立片を突出させて内円弧状嵌合部33を形成すると円弧部32の内側にリブ状となる突出部がないので嵌合用口部33aの開拡のための力が少なくすみピン抜け止め具3の脱着作業がより容易となり手指のみで行うことができるものである。
本発明の実施形態をピン抜け止め具を外して示す要部の斜視図。 本発明の実施形態を示す要部の斜視図。 ピン抜け止め具を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図。 本発明の実施形態を示す要部の断面図。 本発明の実施形態を態様を異にして示す要部の断面図。 本発明の実施形態を示す全体斜視図。 従来例を示す斜視図。 他の従来例を示す斜視図。 他の従来例を示す斜視図。
符号の説明
1 蝶番ピン
12 細頸部
3 ピン抜け止め具
30 U字状の抜け止め具本体
31 平板部
32 円弧部
33 内円弧状嵌合部
33a 嵌合用口部
201 箱本体
202 扉

Claims (3)

  1. 箱本体と扉を枢着する蝶番であって、蝶番ピンの端部に設けた着脱自在に設けたピン抜け止め具を、対向する平板部を円弧部により連設したU字状の抜け止め具本体の内側に蝶番ピンの端部に形成した細頸部の径より狭い嵌合用口部を持つ細頸部に嵌合する内円弧状嵌合部を設けたものとしたうえ対向する平板部の一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板のどれかと当接可能に形成し、ピン抜け止め具を回動させて一方の平板部の先端面を箱本体、扉、蝶番板に当接させて他方の平板部の先端面に回動方向への力を加えたときに、一方の平板部の先端面を起点に円弧部が広げられて嵌合用口部が細頸部の径より開拡されて内円弧状嵌合部を細頸部から外すことができるものとしたことを特徴とする蝶番。
  2. U字状の抜け止め具本体の円弧部の外形を蝶番ピン挿通用の筒部の外形円弧面と略同一に形成した請求項1に記載の蝶番。
  3. U字状の抜け止め具本体の対向する平板部の内側に起立片を突出させて内円弧状嵌合部を形成した請求項1又は2に記載の蝶番。
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