JPH088221Y2 - 開閉部の軸支構造 - Google Patents
開閉部の軸支構造Info
- Publication number
- JPH088221Y2 JPH088221Y2 JP14892189U JP14892189U JPH088221Y2 JP H088221 Y2 JPH088221 Y2 JP H088221Y2 JP 14892189 U JP14892189 U JP 14892189U JP 14892189 U JP14892189 U JP 14892189U JP H088221 Y2 JPH088221 Y2 JP H088221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ring
- groove
- polygonal
- base
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ベースの開口面を開閉自在に覆うカバー等
の開閉部の軸支構造に関するものである。
の開閉部の軸支構造に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、従来のベース31とカバー32との軸支構造を
示し、長尺の軸33をベース31及びカバー32の両側にわた
って貫通して設け、この軸33によりカバー32を開閉自在
としているものである。
示し、長尺の軸33をベース31及びカバー32の両側にわた
って貫通して設け、この軸33によりカバー32を開閉自在
としているものである。
第5図は他の従来例を示し、カバー32の両側の内側か
ら夫々軸34を貫通し、軸34の先端をベース31より突出さ
せ、軸34の先端に抜け止め用のEリング35を装着したも
のである。
ら夫々軸34を貫通し、軸34の先端をベース31より突出さ
せ、軸34の先端に抜け止め用のEリング35を装着したも
のである。
第6図は更に他の従来例を示し、第5図の場合と比べ
て、ベース31にEリング35を隠すための袋状部36を形成
したものである。
て、ベース31にEリング35を隠すための袋状部36を形成
したものである。
[考案が解決しようとする課題] 第4図の場合には、カバー32を開けた場合に、軸33が
直接見えて見栄えが悪いという問題がある。
直接見えて見栄えが悪いという問題がある。
また、第5図の場合には、軸が見えないように左右に
分けているものの、軸34の抜け止めとしてのEリング35
を外側に設けているため、見栄えが悪く、また、外形寸
法から制約を受け易いという問題がある。
分けているものの、軸34の抜け止めとしてのEリング35
を外側に設けているため、見栄えが悪く、また、外形寸
法から制約を受け易いという問題がある。
更に、第6図の場合には、見栄えの点では解消できる
ものの、袋状部36を形成しているため、幅寸法が大きく
なり過ぎるという問題がある。
ものの、袋状部36を形成しているため、幅寸法が大きく
なり過ぎるという問題がある。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
見栄えがよく、しかも外形寸法が大きくならないように
した開閉部の軸支構造を提供することを目的としたもの
である。
見栄えがよく、しかも外形寸法が大きくならないように
した開閉部の軸支構造を提供することを目的としたもの
である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、外形を多角形状とした軸本体の一端側にE
リングを装着する溝を形成すると共に、他端に断面が円
形の回転軸を突設し、ベースの隅部の両側の側壁に上記
軸本体の回転軸が挿入して軸支する軸孔を夫々穿設し、
ベースの開口面を開閉するカバーの隅部の両側の内側に
軸本体が挿入される多角形状の多角孔を穿設した取付部
を夫々形成し、この取付部の多角孔に挿入された軸本体
の溝に上記Eリングを装着した時に該Eリングの周縁部
を逃がす溝を取付部に形成すると共に、この溝の側方に
Eリング抜け止め用のストッパー部を形成したものであ
る。
リングを装着する溝を形成すると共に、他端に断面が円
形の回転軸を突設し、ベースの隅部の両側の側壁に上記
軸本体の回転軸が挿入して軸支する軸孔を夫々穿設し、
ベースの開口面を開閉するカバーの隅部の両側の内側に
軸本体が挿入される多角形状の多角孔を穿設した取付部
を夫々形成し、この取付部の多角孔に挿入された軸本体
の溝に上記Eリングを装着した時に該Eリングの周縁部
を逃がす溝を取付部に形成すると共に、この溝の側方に
Eリング抜け止め用のストッパー部を形成したものであ
る。
[作用] 而して、軸本体をカバーの多角孔に挿入すると共に、
先端の回転軸をベースの軸孔に挿入し、カバーの取付部
に装着した軸本体の溝にEリングを装着し、この装着し
たEリングの周縁部は取付部の逃がし用の溝により逃
げ、また、Eリングは取付部のストッパー部にて軸本体
の軸方向への抜けが阻止され、カバーを軸本体にてベー
スに対して開閉自在としている。
先端の回転軸をベースの軸孔に挿入し、カバーの取付部
に装着した軸本体の溝にEリングを装着し、この装着し
たEリングの周縁部は取付部の逃がし用の溝により逃
げ、また、Eリングは取付部のストッパー部にて軸本体
の軸方向への抜けが阻止され、カバーを軸本体にてベー
スに対して開閉自在としている。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第
1図〜第3図において、軸本体1は多角形状部2と、こ
の多角形状部2より細径で断面を円形とした回転軸4と
で構成されている。また、多角形状部2の端部側にはE
リング5を装着するための溝3が周設してある。尚、本
実施例では六角形としているが、これに限定されるもの
ではない。カバー6の内側の隅部には厚肉状の取付部7
が一体に形成されていて、この取付部7に軸本体1の中
央の多角形状部2が挿入配置される六角形状の多角孔8
が穿設してある。また、多角孔8の内側開口縁部の取付
部7の部分にはEリング5の周縁を逃がす溝9が一面側
に形成されており、この溝9の側方にEリング5の抜け
止め用のストッパー部10が形成されている。一方、ベー
ス11の側壁には、軸本体1の回転軸4が挿入される軸孔
12が穿孔してあり、軸本体1の回転軸4の長さは第2図
に示すように、軸孔12の長さより短く形成されていて、
ベース11の外側に回転軸4が突出しないようにしてい
る。尚、この軸支構造は、カバー6及びベース11の両側
に夫々形成してある。
1図〜第3図において、軸本体1は多角形状部2と、こ
の多角形状部2より細径で断面を円形とした回転軸4と
で構成されている。また、多角形状部2の端部側にはE
リング5を装着するための溝3が周設してある。尚、本
実施例では六角形としているが、これに限定されるもの
ではない。カバー6の内側の隅部には厚肉状の取付部7
が一体に形成されていて、この取付部7に軸本体1の中
央の多角形状部2が挿入配置される六角形状の多角孔8
が穿設してある。また、多角孔8の内側開口縁部の取付
部7の部分にはEリング5の周縁を逃がす溝9が一面側
に形成されており、この溝9の側方にEリング5の抜け
止め用のストッパー部10が形成されている。一方、ベー
ス11の側壁には、軸本体1の回転軸4が挿入される軸孔
12が穿孔してあり、軸本体1の回転軸4の長さは第2図
に示すように、軸孔12の長さより短く形成されていて、
ベース11の外側に回転軸4が突出しないようにしてい
る。尚、この軸支構造は、カバー6及びベース11の両側
に夫々形成してある。
而して、軸本体1をカバー6の多角孔8に挿入し、多
角形状部2を多角孔8に合わせると共に、回転軸4をベ
ース11の軸孔12に挿入する。このとき、軸本体の溝3と
取付部7の溝9とが合い、Eリング5を軸本体1の溝3
の装着し、Eリング5の周縁部は取付部7の溝9内に位
置することで、Eリング5を軸本体1に容易に装着でき
る。この状態では、Eリング5がストッパー部10に当た
って、第3図の矢印方向への抜けが阻止される。そし
て、軸本体1の回転軸4を軸として、カバー6はベース
11に対して開閉自在となる。
角形状部2を多角孔8に合わせると共に、回転軸4をベ
ース11の軸孔12に挿入する。このとき、軸本体の溝3と
取付部7の溝9とが合い、Eリング5を軸本体1の溝3
の装着し、Eリング5の周縁部は取付部7の溝9内に位
置することで、Eリング5を軸本体1に容易に装着でき
る。この状態では、Eリング5がストッパー部10に当た
って、第3図の矢印方向への抜けが阻止される。そし
て、軸本体1の回転軸4を軸として、カバー6はベース
11に対して開閉自在となる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、外形を多角形状とした軸本体
の一端側にEリングを装着する溝を形成すると共に、他
端に断面が円形の回転軸を突設し、ベースの隅部の両側
の側壁に上記軸本体の回転軸が挿入して軸支する軸孔を
夫々穿設し、ベースの開口面を開閉するカバーの隅部の
両側の内側に軸本体が挿入される多角形状の多角孔を穿
設した取付部を夫々形成し、この取付部の多角孔に挿入
された軸本体の溝に上記Eリングを装着した時に該Eリ
ングの周縁部を逃がす溝を取付部に形成すると共に、こ
の溝の側方にEリング抜け止め用のストッパー部を形成
したものであるから、軸本体をカバーの多角孔に挿入す
ると共に、先端の回転軸をベースの軸孔に挿入し、カバ
ーの取付部に装着した軸本体の溝にEリングを装着し、
この装着したEリングの周縁部は取付部の逃がし用の溝
により逃げ、また、Eリングは取付部のストッパー部に
て軸本体の軸方向への抜けが阻止され、カバーを軸本体
にてベースに対して開閉自在としているものであり、そ
のため、カバーには軸支用の軸が両側にわたって貫通し
ていないために見栄えが良く、また、従来のようにベー
スの外側に抜け止め用の軸のEリングを設けていないの
で、見栄えが良い上に、外形寸法的にも制約されないも
のであり、また、ベースに従来のように抜け止め部を隠
すための袋状部を形成していないので、幅寸法を小さく
することができ、更には、第6図に示すような軸支構造
と比べて、組立が非常に容易となる効果を奏するもので
ある。
の一端側にEリングを装着する溝を形成すると共に、他
端に断面が円形の回転軸を突設し、ベースの隅部の両側
の側壁に上記軸本体の回転軸が挿入して軸支する軸孔を
夫々穿設し、ベースの開口面を開閉するカバーの隅部の
両側の内側に軸本体が挿入される多角形状の多角孔を穿
設した取付部を夫々形成し、この取付部の多角孔に挿入
された軸本体の溝に上記Eリングを装着した時に該Eリ
ングの周縁部を逃がす溝を取付部に形成すると共に、こ
の溝の側方にEリング抜け止め用のストッパー部を形成
したものであるから、軸本体をカバーの多角孔に挿入す
ると共に、先端の回転軸をベースの軸孔に挿入し、カバ
ーの取付部に装着した軸本体の溝にEリングを装着し、
この装着したEリングの周縁部は取付部の逃がし用の溝
により逃げ、また、Eリングは取付部のストッパー部に
て軸本体の軸方向への抜けが阻止され、カバーを軸本体
にてベースに対して開閉自在としているものであり、そ
のため、カバーには軸支用の軸が両側にわたって貫通し
ていないために見栄えが良く、また、従来のようにベー
スの外側に抜け止め用の軸のEリングを設けていないの
で、見栄えが良い上に、外形寸法的にも制約されないも
のであり、また、ベースに従来のように抜け止め部を隠
すための袋状部を形成していないので、幅寸法を小さく
することができ、更には、第6図に示すような軸支構造
と比べて、組立が非常に容易となる効果を奏するもので
ある。
第1図は本考案の実施例の要部分解斜視図、第2図は同
上の要部断面図、第3図は同上の第2図のA方向から見
た断面図、第4図は従来例の平面図、第5図は他の従来
例の平面図、第6図は更に他の従来例の平面図である。 1は軸本体、2は多角形状部、3は溝、4は回転軸、5
はEリング、6はカバー、7は取付部、8は多角孔、9
は溝、10はストッパー部、11はベース、12は軸孔であ
る。
上の要部断面図、第3図は同上の第2図のA方向から見
た断面図、第4図は従来例の平面図、第5図は他の従来
例の平面図、第6図は更に他の従来例の平面図である。 1は軸本体、2は多角形状部、3は溝、4は回転軸、5
はEリング、6はカバー、7は取付部、8は多角孔、9
は溝、10はストッパー部、11はベース、12は軸孔であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】外形を多角形状とした軸本体の一端側にE
リングを装着する溝を形成すると共に、他端に断面が円
形の回転軸を突設し、ベースの隅部の両側の側壁に上記
軸本体の回転軸が挿入して軸支する軸孔を夫々穿設し、
ベースの開口面を開閉するカバーの隅部の両側の内側に
軸本体が挿入される多角形状の多角孔を穿設した取付部
を夫々形成し、この取付部の多角孔に挿入された軸本体
の溝に上記Eリングを装着した時に該Eリングの周縁部
を逃がす溝を取付部に形成すると共に、この溝の側方に
Eリング抜け止め用のストッパー部を形成したことを特
徴とする開閉部の軸支構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14892189U JPH088221Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 開閉部の軸支構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14892189U JPH088221Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 開閉部の軸支構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386973U JPH0386973U (ja) | 1991-09-03 |
JPH088221Y2 true JPH088221Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31695352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14892189U Expired - Lifetime JPH088221Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 開閉部の軸支構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088221Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4803727B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-10-26 | 日東工業株式会社 | 蝶番 |
JP2009148753A (ja) * | 2006-10-24 | 2009-07-09 | Fujika:Kk | スカム除去装置 |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP14892189U patent/JPH088221Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386973U (ja) | 1991-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |