JPH1154959A - 電線保護具 - Google Patents

電線保護具

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JPH1154959A
JPH1154959A JP9218920A JP21892097A JPH1154959A JP H1154959 A JPH1154959 A JP H1154959A JP 9218920 A JP9218920 A JP 9218920A JP 21892097 A JP21892097 A JP 21892097A JP H1154959 A JPH1154959 A JP H1154959A
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JP9218920A
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Nobuo Katsuura
信夫 勝浦
Takekazu Momiyama
豪一 籾山
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NIKKO IND CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護枠を手に持って切り欠き口部に嵌め付け
ようとした場合、U字形の左右の柱に指がかからず取り
付け作業がしやすい電線保護具を提供すること。 【解決手段】 略U字形に形成してなる保護枠1の左右
の外側面にその長さ方向に沿って挟持部7,8を形成
し、取り付ける機器の板材2の端に予め形成する切り欠
き口3に対し開口側より嵌め付けて前記挟持部7,8,
10に切り欠き口3の縁部6を受け入れ前記保護枠1を
止着せしめる電線保護具において、前記保護枠1の底部
9にU字形の左右の柱11,12より前後方向に厚肉の
摘み部13を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子・電気機
器の配線時等において、板金やプリント基板等の板材の
エッジ部に電線を通す場合に電線が傷つかないように摩
耗や破損から保護するために使用される電線保護具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、取付パネルのエッジ部に電線を通
す場合に板材のエッジ部にU字形の切り欠き口を設ける
ことが良く行われるが、切り欠き口の縁で電線が傷つく
ことがあるため、図7に示したような保護具が用いられ
ている。
【0003】これを図面に基づいて説明すると、適度の
弾性と硬性を有するプラスチックでU字形に形成してな
る保護枠31の外周面にその長さ方向に沿って条溝32
を形成し、取り付ける機器の板材33の端部に予め形成
する切り欠き口部34に対し開口側より嵌め付けて前記
条溝32に該切り欠き口部34の縁部35を受け入れて
上記保護枠31を止着せしめるもので、条溝32は保護
枠31を切り欠き口部34内部に完全に嵌め付けられる
ように上記外周面の全長に渡って形成してあり、その両
端部に近い溝32の底には切り欠き口部34の開口部に
形成する切り欠き段部36,36に嵌り込む鉤形の突起
37,37が設けてあるものであった。つまり、この保
護具は板材33の切り欠き口部34に対しては単なる押
し込み操作によってその内部に嵌まり付くとともに外周
面に形成した条溝32に該口部34の縁部35を受け入
れ止着されることになるもので、構造が簡単で使い勝手
の良いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この保
護具はU字形の左右の柱38,39が内側に弾性変形し
て鉤形の突起37,37が切り欠き段部36,36に嵌
まり込んで弾性復元し止着するものにもかかわらず一般
的に摘むとU字形の左右の柱38,39に指がかかるほ
ど小さい形状であったから、保護枠31を手に持って切
り欠き口部34に嵌め付けようとした場合、U字形の左
右の柱38,39に指がかかって弾性変形を妨害するた
め取り付け作業がしにくいという欠点があった。本発明
は、上記のような問題点を解消するためになされたもの
で、保護枠を手に持って切り欠き口部に嵌め付けようと
した場合、U字形の左右の柱に指がかからず取り付け作
業がしやすい電線保護具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため次のような構成を採用している。つまり、本
発明の電線保護具は、略U字形に形成してなる保護枠の
左右の外側面にその長さ方向に沿って挟持部を形成し、
取り付ける機器の板材の端に予め形成する切り欠き口に
対し開口側より嵌め付けて前記挟持部に切り欠き口の縁
部を受け入れ前記保護枠を止着せしめる電線保護具にお
いて、前記保護枠の底部に保護枠のU字形の左右の柱よ
り前後方向に厚肉の摘み部を形成したことを特徴とする
ものである。また、本発明の電線保護具は、前記保護枠
の底部の両側にヒンジ部を形成したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作 用】本発明は、上記構成により、前記切り欠き
口に保護枠を嵌め付ける際に、保護枠のU字形の底部に
形成した厚肉の摘み部を指でつまんで行えばU字形の左
右の柱に指がかかることがないから、保護枠のU字形の
左右の柱の弾性変形を妨害することがない。請求項2に
係わる発明は、上記構成により、保護枠はヒンジ部によ
りいっそう弾性変形しやすくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明に係わる電線保護具の
実施の形態(以下、「実施例」という)を添付図面に基
づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す斜視図で
あり、図2は本発明の実施例を示す正面図であり、図3
は図2の底面図であり、図4は図2のA−A断面図であ
り、図5は図2の閉じた状態を示す一部破断の正面図で
あり、図6は使用状態の斜視図である。
【0008】1は電線を収納する保護枠であって、板材
2の切り欠き口部3の形状に合わせて、略U字状に形成
している。この保護枠1の左右の両外側面4,5に前記
切り欠き口部3の縁部6を受け入れる挟持部7,8を形
成している。挟持部は、図3、図4に示したように保護
枠1の底部9の外周面にも形成していて、この底部9の
外周面に形成した挟持部10はU字形の左右の柱11,
12より前後方向に厚肉に形成して摘み部13を構成し
ている。
【0009】また保護枠1の底部9の両側(摘み部13
の左右)にはヒンジ部14,15を設けてU字形の左右
の柱11,12が弾性変形しやすくしている。なお、前
記挟持部7,8,10は金型作成上保護枠1の外周面の
前後両側縁に前後で位置をずらして形成することが望ま
しい。
【0010】保護枠1の左右の両外側面4,5の底には
切り欠き口部3に形成する一対の切り欠き段部16,1
6に嵌まり込む鉤形の一対の突起17,17を設けてい
る。
【0011】保護枠1の左右の一端にヒンジ18を介し
て回動する可動係止部19を設け、可動係止部19の開
放端には、前記開放端を前記保護枠1の外側に弾性変形
可能に略U字形に折り返して折返部20を設けるととも
に該折返部20の先端近傍の外側に段付きの係止突部2
1を設け、前記保護枠の他端に前記一端の係止突部21
を係止する固定係止部22を設けている。前記固定係止
部22は少なくとも2つの突条23,24で形成し、該
2つの突条のうち外側の突条24の内側に前記可動係止
部19の係止突部21が弾性変形して挿入状態で係止さ
れる係止片25を設け、前記可動係止部19の折返部2
0の底部に貫通孔26を設け(図2、図5参照)、前記
突条のうち内側の突条23を前記折返部20の貫通孔2
6に嵌入するように形成している。
【0012】なお、前記可動係止部19の折返部20の
先端には、係止突部21と係止片25とのロック解除時
に前記U字形の折返部20の係止突部21を内側に向け
て弾性変形させることができるようにロック解除レバー
28が設けられている。
【0013】上記本発明の電線保護具は、適度の弾性と
硬性を有するプラスチック(例えばポリアミド)で成形
される。
【0014】次に、本実施例に示す電線保護具を板材2
に取り付ける場合について説明する。図1に示すよう
に、上記切り欠き口部3に取り付ける場合には、底部外
周面側を切り欠き口部3の開口部に臨ませて、板材の面
に揃えるようにして差し込み、上記外周面に形成した挟
持部7,8に切り欠き口部3の縁部6を受け入れてその
ままこれをガイドにしながら嵌め込まれる。そして、上
記突起17,17を設けた部分が切り欠き口部3の開口
部に達したところで、該保護具のU字形の左右の柱1
1,12を素材の弾性を利用して内側にたわませて、こ
れを通過させたのち素材の復元力でこの突起17,17
を切り欠き段部16,16に係止させて、図6に示した
ように板材2への取り付け作業が完了する。この時U字
形の底部9の厚肉の摘み部13を指でつまんで行えばU
字形の左右の柱11,12に指がかかることがないか
ら、U字形の保護枠1の左右の柱11,12の弾性変形
を妨害することがなく、円滑な取り付け作業を行うこと
ができる。
【0015】また、電線を束線する場合、まず保護枠1
内に電線27を収納した後、可動係止部19を内側に倒
し、可動係止部19の貫通孔26を固定係止部22の内
側の突状23に差し込む。この時係合突部21と係止片
25が係合され、可動係止部19が固定係止部22にロ
ックされ、保護枠1は閉じられ、図6に示したように電
線27は保護枠内に束線される。なお、ロックを解除す
る場合は、ロック解除レバー28を引き起こす。この時
係合突部21と係止片25との係合が解除され可動係止
部19が外側に開く。
【0016】本発明は上記実施例に限定されるわけでは
なく、例えば上記実施例においては挟持部7,8,10
は金型作成上保護枠の外周面の前後に上下左右に位置を
ずらして形成したが、条溝にしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、前記切り欠き口に保護枠を嵌め付ける際に、U字形
の底部の摘み部を指でつまんで行えばU字形の左右の柱
に指がかかることがないから、U字形の保護枠の左右の
柱の弾性変形を妨害することがなく、取り付け作業の効
率を上げることができる電線保護具を提供することがで
きる。請求項2の発明によれば、保護枠の左右の柱はヒ
ンジ部によりいっそう弾性変形しやすくすることができ
るから、取り付け作業がしやすい電線保護具を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2の閉じた状態を示す一部破断の正面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の一実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 保護枠 2 板材 3 切り欠き口部 6 縁部 8 挟持部 9 底部 10 挟持部 13 摘み部 14 ヒンジ部 15 ヒンジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字形に形成してなる保護枠の左右の
    外側面にその長さ方向に沿って挟持部を形成し、取り付
    ける機器の板材の端に予め形成する切り欠き口に対し開
    口側より嵌め付けて前記挟持部に切り欠き口の縁部を受
    け入れ前記保護枠を止着せしめる電線保護具において、
    前記保護枠の底部に保護枠のU字形の左右の柱より前後
    方向に厚肉の摘み部を形成したことを特徴とする電線保
    護具。
  2. 【請求項2】 前記保護枠の底部の両側にヒンジ部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の電線結束具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057558A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Nitto Electric Works Ltd 板材状部品の縁部保護構造
JP2009299695A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mazda Motor Corp 車両のホース用クリップ及びそのクリップを用いた車両のホース固定構造
JP2010011723A (ja) * 2008-05-28 2010-01-14 Nix Inc 保持具
JP2017098475A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 北川工業株式会社 コード保護具

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