JPH07143640A - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH07143640A
JPH07143640A JP5326637A JP32663793A JPH07143640A JP H07143640 A JPH07143640 A JP H07143640A JP 5326637 A JP5326637 A JP 5326637A JP 32663793 A JP32663793 A JP 32663793A JP H07143640 A JPH07143640 A JP H07143640A
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protector
holding
protector body
piece
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Hiroaki Yoneyama
博章 米山
Etsuo Takano
悦夫 高野
Yuji Nobuhara
優司 信原
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーのがたつきを防止することが出来ると
共に、スライド型を用いることなく一対の挟持片を対向
して成形することが可能なプロテクタを提供する。 【構成】 本発明に係るプロテクタ25は、一方の挟持
片29をプロテクタ本体7に設け、他方の挟持片31を
カバー27に設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォシャーホース等の
他部品をプロテクタ本体に設けた一対の挟持片により保
持することが出来るプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、この種の従来のプロテクタ1
を示す。同図においてプロテクタ1は、プロテクタ本体
7と、プロテクタ本体7の開口部11を閉鎖するカバー
13と、カバー13をプロテクタ本体7に保持するロッ
ク手段と、他部品を保持する一対の挟持片15、17と
からなる。
【0003】プロテクタ本体7は、底部3の両側から一
対の側壁5a、5bが一体に設けられて桶状に形成され
長手方向(図示矢印a方向)の途中が屈曲している。こ
のプロテクタ本体7の一方の側壁5bには、ヒンジ部9
を介してカバー13が一体成形されている。また、他方
の側壁5aには、互いに対向する一対の挟持片15、1
7が底部3側と開口部11縁側にそれぞれ突設されてい
る。また、カバー13には、ヒンジ部9と反対側の側部
に係止孔19を形成する係止枠21が設けられている。
この係止枠21は側壁5aに設けた係止突起23とでロ
ック手段を構成している。
【0004】このプロテクタ1を成形する場合には、金
型の割り方向(型割方向)は図示矢印b方向に設定され
ており、対向する一対の挟持板15、17は横スライド
型が用いられている。
【0005】そして、プロテクタ本体7内に図示しない
ワイヤーハーネスを収容した後に、カバー13で開口部
11を閉鎖して、係止突起23を係止孔19に挿入・係
止させることにより、カバー13がプロテクタ本体7に
確実に保持される。次に、一対の挟持片15、17間
に、ウォシャーホース等の他部品を挿入することによ
り、他部品がプロテクタ本体7に固定される。
【0006】また、上記プロテクタ1では、図13に示
すように、係止突起23と係止孔19との間には隙間S
が設けられて、係止突起23を係止孔19内に容易に挿
入できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一対の挟持
片を対向させるためにスライド型を用いると、製造コス
トが高くなるという問題がある。
【0008】また、スライド型は複雑な形状を成形する
ことが出来ないので、一対の挟持片を成形する場合、そ
の形状には制限がある。
【0009】さらに、上述したプロテクタ1では、係止
突起23と係止孔19との間には隙間(クリアランス)
Sがあるため、カバー13がプロテクタ本体7に対して
がたつくという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、カバーのがたつきを防
止することが出来ると共に、スライド型を用いることな
く一対の挟持片を対向して成形することが可能なプロテ
クタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明では、一方の挟持片をプロテクタ本体に
設け、他方の挟持片をカバーに設けたことを特徴として
いる。
【0012】請求項2の発明では、一方の挟持片をプロ
テクタ本体に設け、開口部をカバーが閉鎖した状態で一
方の挟持片と対向するように他方の挟持片をカバーに設
けたことを特徴としている。
【0013】請求項3の発明では、一方の挟持片をプロ
テクタ本体の開口縁部側に設け、他方の挟持片をカバー
の側縁部に設け、カバーが開口部を閉鎖した状態では他
方の挟持片がプロテクタ本体の底部側に位置することを
特徴としている。
【0014】請求項4の発明では、一方の挟持片をプロ
テクタ本体に設け、開口部をカバーが閉鎖した状態で一
方の挟持片と対向するように他方の挟持片をカバーに設
けると共に、先端部同士を係合する係合手段を挟持片に
設けたことを特徴としている。
【0015】請求項5の発明では、請求項4記載の発明
であって、係合手段が、一方の挟持片に設けた係合孔
と、この係合孔の開口縁部に設けた一側係合部と、他方
の挟持片に設けられて係合孔に挿通されて前記一側係合
部と係合する他側係合部とからなることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】請求項1の発明では、ロック手段の係止突起を
係止孔に挿入・係止してプロテクタ本体の開口部をカバ
ーで閉鎖した後に、一対の挟持片間に他部品を挿入して
挟持させる。この場合、一対の挟持片は離れる方向へ力
がそれぞれ付与されるので、カバーがプロテクタ本体の
開口部を開放する方向又は、カバーがプロテクタ本体に
密着する方向へ押圧される。これにより、プロテクタ本
体に対するカバーのがたつきが防止される。
【0017】また、一方の挟持片をプロテクタ本体に、
他方の挟持片をカバーに設けたので、スライド型を用い
ることなく一対の挟持片を対向させることが可能とな
る。
【0018】請求項2の発明では、請求項1の発明と同
様にロック手段の係止突起を係止孔に挿入・係止してプ
ロテクタ本体の開口部をカバーで閉鎖した後に、一対の
挟持片間に他部品を挿入して挟持させる。この場合、一
対の挟持片は離れる方向へ力がそれぞれ付与されるの
で、カバーがプロテクタ本体の開口部を開放する方向、
又はカバーがプロテクタ本体に密着する方向へ押圧され
る。これにより、プロテクタ本体に対するカバーのがた
つきが防止される。
【0019】また、カバーが開口部を閉鎖した状態で
は、一対の挟持片が対向するので、他部品を挟持する保
持力を向上することが出来る。また、他方の挟持片をカ
バーに一体に設けることによりスライド型を用いる必要
がなく、製造コストが高くなることがない。さらに、ス
ライド型を用いる必要がない。
【0020】請求項3の発明では、プロテクタ本体の開
口縁部側の一方の挟持片と、開口部をカバーが閉鎖した
状態でプロテクタ本体の底部側に位置する他方の挟持片
との間に他部品を挿入して挟持させると、カバーとプロ
テクタ本体とが密着する方向に押圧され、カバーのプロ
テクタ本体に対するがたつきが防止されると共に、カバ
ーとプロテクタ本体とのはずれが防止できる。
【0021】請求項4の発明では、プロテクタ本体の開
口部をカバーで閉鎖した後に、一対の挟持片間に他部品
を挿入して挟持させる。次に、挟持片の先端部同士を係
合手段により係合すると、カバーがプロテクタ本体に密
着する方向に押圧されるので、カバーのプロテクタ本体
に対するがたつきが防止されると共に、一対の挟持片が
他部品を挟持する保持力が向上する。
【0022】請求項5の発明では、プロテクタ本体の開
口部をカバーで閉鎖した後に、一対の挟持片間に他部品
を挿入して挟持させる。次に、他側係合部を一方の挟持
片の係合孔に挿通させて一側係合部に係合させると、カ
バーのプロテクタ本体に対するがたつきが防止されると
共に、他部品を挟持する保持力が向上する。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るプロテクタの実施例につ
いて説明する。
【0024】第1実施例 図1は第1実施例のプロテクタ25を示す斜視図、図2
はプロテクタ本体7の開口部11をカバー27で閉鎖し
た状態を示す側面図である。なお、図10に示すプロテ
クタと同構成部分については、図面に同符号を付して重
複した説明を省略する。
【0025】図1に示すように、本実施例のプロテクタ
25では、プロテクタ本体7の一側の側壁5aに一方の
挟持片29が底部3側に一体に設けられ、カバー27に
他側の挟持片31が一体に設けられている。そして、カ
バー27がプロテクタ本体7の開口部11を閉鎖した状
態では、図2に示すように、挟持片29、31が対向す
る。
【0026】本実施例のプロテクタ25は、カバー27
に挟持片31を一体に設けたことにより、矢印b方向の
型割りのみで、カバー27で開口部11を閉鎖すると一
対の挟持片29、31を対向させることが出来る。これ
により、スライド型を用いる必要がないので、挟持片2
9、31の形状を複雑な形状に設定することが出来、挟
持片29、31の設計の自由度を増すことが出来る。ま
た、挟持片29、31を対向させることが出来るので、
ホース等の他部品を挟持する保持力を強くすることが出
来る。
【0027】また、図2に示すように、一対の挟持片2
9、31間にウォシャーホース6を挿入すると、一対の
挟持片29、31は互いに離れる方向に押圧されて、カ
バー27がプロテクタ本体7から離れる方向に付勢され
る。これにより、カバー27のプロテクタ本体7に対す
るがたつきを防止することが出来る。
【0028】また、係止突起23と係止枠19は、一対
の挟持片29、31の内側にあり、挟持片29、31に
挿着されたホース6により係止枠19は押さえられるの
で、カバー27とプロテクタ本体7とがはずれることが
ない。
【0029】さらに、スライド型を用いることなく、挟
持片29、31を対向させることが出来るので、図3に
示すように、プロテクタ33の他の部分(屈曲した端
部)にも同形状で、異なる角度の挟持片35、37を成
形することが出来る。
【0030】図4(a)、(b)には第1実施例の変形
例のプロテクタ41を示す。このプロテクタ41は、プ
ロテクタ本体43と、このプロテクタ本体43の一方の
開口縁部にヒンジ53を介して一体に成形されたカバー
45とからなる。また、プロテクタ本体43の側壁43
aに、先端部分がカバー45側の若干撓んだ一方の挟持
片49を突設し、カバー45の先端部に、先端部が一方
の挟持片49側に向けて若干撓んだ他方の挟持片47が
突設されている。
【0031】そして、カバー45に設けた係止枠55の
係止孔に、プロテクタ本体43の側壁43aに設けた係
止突起57を係止させることで、プロテクタ本体43の
開口部51をカバー45で閉鎖すると、図4(b)に示
すように、一対の挟持片47、49の先端部が互いに接
近した状態となる。これにより、これらの一対の挟持片
47、49間に挟持されるホース等の他部品を保持する
保持力が向上する。
【0032】さらに、一対の挟持片47、49間にウォ
シャーホースを挿入すると、一対の挟持片47、49が
互いに離れる方向へ押圧されてカバー45がプロテクタ
本体43から離れる方向へ付勢される。これにより、カ
バー45のプロテクタ本体43に対するがたつきを防止
することが出来る。
【0033】第2実施例 図5及び図6は第2実施例のプロテクタ61を示す。こ
のプロテクタ61は、プロテクタ本体67とカバー71
が別体に成形されたタイプである。プロテクタ本体67
は、底部63と側壁65a、65bとから桶状に形成さ
れている。側壁65aには、側壁65aと共に係止孔7
5を形成する係止枠77が設けられている。また、側壁
65aには、開口部縁部側に平板状の一方の挟持片81
が設けられている。
【0034】一方、カバー71の側縁部には、係止突起
73が突設されており、この係止突起73は、係止孔7
5に挿入・係止される。そして係止枠77と係止突起7
3とでロック手段79を構成している。さらに、カバー
71の側縁部には、他方の挟持片83が設けられてい
る。この挟持片83は、プロテクタ本体67へのカバー
71の閉鎖方向に対して交差する方向(プロテクタ67
の長手方向、図示矢印a方向)に沿って所定の間隔89
を開けて設けられた2つのL字状の挟持部85、87か
ら形成されている。そして、図6及び図7に示すよう
に、プロテクタ本体67の開口部69をカバー71が閉
鎖した状態では、これらの挟持部85、87はプロテク
タ本体67の底部63側に位置すると共に、一方の挟持
片81が2つの挟持部85、87の間に配置される。
【0035】本実施例のプロテクタ61によれば、図7
に示すように、プロテクタ本体67の開口部69をカバ
ー71で閉鎖した後に、一方の挟持片81と他方の挟持
片83の2つの挟持部85、87との間にウォシャーホ
ース6を挿入すると、他部品は、互い違いに3か所で支
持されることになり、保持力が向上する。
【0036】また、図8に示すように、一方の挟持片8
1と挟持部85、87間の寸法L1をウォシャーホース
6の外径φより若干短く設定しておくことにより、挟持
片81と挟持部85、87との間にウォシャーホース6
を挿入することで、カバー71とプロテクタ本体67を
密着状態とすることが出来、図9に示すように、カバー
71とプロテクタ本体67との間に生じている隙間S1
をなくすことが出来、カバー71のプロテクタ本体67
に対するがたつきを防止することが出来る。
【0037】また、本実施例においても、スライド型を
用いる必要がないので、製造コストが高くなることがな
く、一対の挟持片81、83の設計の自由度を大きくす
ることが可能となる。
【0038】第3実施例 図10及び図11は第3実施例のプロテクタ91を示
す。プロテクタ91は、プロテクタ本体93とカバー9
5とからなり、一方の挟持片97がプロテクタ本体93
に設けられ、他方の挟持片99がカバー95に設けられ
ている。また、本実施例のプロテクタ91では、挟持片
97、99の先端部を係合する係合手段101が設けら
れている。
【0039】プロテクタ本体93は、底部103と側壁
93a、93bとから桶状に形成され、側壁93aの外
周には底部103側に一方の挟持片97が設けられてい
る。この挟持片97は、全体形状が略三角形で可撓性を
有しており、先端部に上向鉤状の一側係合部105が形
成されている。中央部分には、矩形状の係合孔107が
形成されており、この係合孔107には、他方の挟持片
99が挿入・係合する。
【0040】一方、カバー95の側縁部95aからは、
他方の挟持片99が突設されている。この挟持片99
は、可撓性を有しており、先端部に下向き鉤状の係合部
109が形成されている。
【0041】そして、係合手段101は、前述した一方
の挟持片97に形成された係合孔107と、一方の挟持
片の先端部の一側係合部105と、他方の挟持片99の
先端部の他側係合部109とからなる。
【0042】なお、プロテクタ本体93の側壁93b側
には、係止孔を形成する図示しない係止枠が形成されて
おり、カバー95の側縁部95bには、図示しない係止
アームが形成されている。そして、プロテクタ本体93
の開口部111をカバー95が閉鎖した状態で、係止ア
ームが係止孔に係合することにより、カバー95がプロ
テクタ本体93に保持される。
【0043】本実施例のプロテクタ91によれば、図1
1(a)に示すように、プロテクタ91の開口部111
をカバー95で閉鎖すると、一対の挟持片97、99が
所定の間隔を開けて対向する。そして、一対の挟持片9
7、99の間に他部品である大径のワイヤーハーネス1
13aと小径のワイヤーハーネス113bとを挿入し、
図11(b)に示すように、他方の挟持片99を一方の
挟持片97側に強制的に変形させると共に、一方の挟持
片97の一側係合部105を他方の挟持片99側に強制
的に変形させ、係合孔107内に他側係合部109を挿
入する。そして、一方の挟持片97の一側係合部105
に他側係合部109を引っ掛けることにより、挟持片9
7、99の先端部同士が係合し、ワイヤーハーネス11
3a、113bが一対の挟持片97、99に保持され
る。
【0044】本実施例によれば、一対の挟持片97、9
9を変形させて先端部を係合孔107内に挿入させ、先
端部の係合部105、109同士を係合するので、ワイ
ヤーハーネス113a、113bにプロテクタ本体93
から離れる方向に力が加わっても、挟持片97、99間
から抜け出ることがなく、前述した第2実施例と比較し
てより他部品を挟持する保持力が向上する。
【0045】また、本実施例においても、一方の挟持片
97をプロテクタ本体93に、他方の挟持片99をカバ
ー95に設けることにより、スライド型を用いることな
く一対の挟持片を対向して成形することが出来る。
【0046】さらに、本実施例によれば、挟持片97、
99の係合部105、109同士を係合させることによ
り、プロテクタ本体93の開口部111を閉鎖したカバ
ー95をプロテクタ本体93に保持するロック手段とし
て機能する。従って、従来必要であったロック手段の数
を少なくしたり、あるいは廃止することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、一方の挟持片をプロテクタ本体に設け、他方の挟
持片をカバーに設けたので、これらの挟持片間に他部品
を挿入することにより、カバーのプロテクタ本体に対す
るがたつきを防止することが出来ると共に、スライド型
を用いることなく、一対の挟持片を対向させることが可
能となり、製造コストが高くなることがない。
【0048】請求項2の発明によれば、一方の挟持片を
プロテクタ本体に設け、開口部をカバーが閉鎖した状態
で一方の挟持片と対向するように他方の挟持片をカバー
に設けたので、挟持片間に他部品を挿入することによ
り、カバーのプロテクタ本体に対するがたつきを防止す
ることが出来ると共に、スライド型を用いることなく一
対の挟持片を対向させることで他部品の保持力を向上す
ることが出来る。また、スライド型を用いる必要がない
ので、製造コストが高くなることがない。
【0049】請求項3の発明では、一方の挟持片をプロ
テクタ本体の開口縁部側に設け、プロテクタ本体へのカ
バーの閉鎖方向に対して交差する方向に沿って所定の間
隔を開けて設けられた2つの挟持部から他方の挟持片を
形成し、この他方の挟持片をカバーに設けて、プロテク
タ本体の開口部をカバーが閉鎖した状態で一方の挟持片
が2つの挟持部がプロテクタ本体の底部側に位置すると
共に、これらの2つの挟持部の間に、一方の挟持片を配
置したので、一対の挟持片間に他部品を挿入することに
より、カバーをプロテクタ本体に密着させることが出
来、カバーのがたつきを防止することが出来る。
【0050】請求項4の発明では、一方の挟持片をプロ
テクタ本体に、他方の挟持片をカバーに設け、プロテク
タ本体の開口部をカバーで閉鎖した後に、一対の挟持片
間に他部品を挿入して挟持させ、挟持片の先端部同士を
係合手段により係合するので、スライド型を用いること
なく一対の挟持片を対向して成形することが出来、カバ
ーのがたつきを防止することが出来ると共に、他部品を
挟持する保持力を向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のプロテクタを示す斜
視図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のプロテクタにおいて
プロテクタ本体の開口部をカバーで閉鎖した状態を示す
側面図である。
【図3】異なる角度の一対の挟持片をプロテクタに設け
た変形例を示す側面図である。
【図4】本発明に係る第1実施例の変形例を示し、
(a)プロテクタ本体の開口部をカバーで閉鎖する前の
状態を示す側面図、(b)はプロテクタ本体の開口部を
カバーで閉鎖した状態を示す側面図である。
【図5】本発明に係る第2実施例のプロテクタを示す分
解斜視図である。
【図6】本発明に係る第2実施例のプロテクタを示し、
カバーをプロテクタ本体に保持した状態を示す斜視図で
ある。
【図7】第2実施例のプロテクタの一対の挟持片を示す
側面図である。
【図8】第2実施例のプロテクタの一対の挟持片を示す
断面図である。
【図9】第2実施例のプロテクタのロック手段を示す断
面図である。
【図10】第3実施例のプロテクタを示す斜視図であ
る。
【図11】第3実施例のプロテクタを示し、(a)は挟
持片の先端部を係合していない状態を示す断面図、
(b)は挟持片の先端部を係合した状態を示す断面図で
ある。
【図12】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【図13】従来のプロテクタにおいて、プロテクタ本体
の開口部をカバーで閉鎖した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
3、63 底部 5a、5b、65a、65b 側壁 7、43、67、93 プロテクタ本体 11、69 開口部 19、75 係止孔 21、77 係止枠 23、73 係止突起 25、41、61、91 プロテクタ 27、71、95 カバー 29、31、35、37 (一対の)挟持片 47、49、81、83、97、99 (一対の)挟持
片 89 間隔 101 係合手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の両側から側壁が設けられた桶状の
    プロテクタ本体と、このプロテクタ本体の開口部を閉鎖
    するカバーと、前記プロテクタ本体と前記カバーのいず
    れか一方に設けられた係止突起及び他方に設けられて係
    止突起が係合する係止孔とからなるロック手段と、他部
    品を保持する一対の挟持片とを有するプロテクタにおい
    て、一方の挟持片を前記プロテクタ本体に設け、他方の
    挟持片をカバーに設けたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 底部の両側から側壁が設けられた桶状の
    プロテクタ本体と、このプロテクタ本体の開口部を閉鎖
    するカバーと、前記プロテクタ本体と前記カバーのいず
    れか一方に設けられた係止突起及び他方に設けられて係
    止突起が係合する係止孔とからなるロック手段と、他部
    品を保持する一対の挟持片とを有するプロテクタにおい
    て、一方の挟持片を前記プロテクタ本体に設け、前記開
    口部を前記カバーが閉鎖した状態で前記一方の挟持片と
    対向するように他方の挟持片をカバーに設けたことを特
    徴とするプロテクタ。
  3. 【請求項3】 底部の両側から側壁が設けられた桶状の
    プロテクタ本体と、このプロテクタ本体の開口部を閉鎖
    するカバーと、前記プロテクタ本体と前記カバーのいず
    れか一方に設けられた係止突起及び他方に設けられて係
    止突起が係合する係止孔とからなるロック手段と、他部
    品を保持する一対の挟持片とを有するプロテクタにおい
    て、一方の挟持片を前記プロテクタ本体の開口縁部側に
    設け、他方の挟持片を前記カバーの側縁部に設け、前記
    カバーが前記開口部を閉鎖した状態では前記他方の挟持
    片が前記プロテクタ本体の底部側に位置することを特徴
    とするプロテクタ。
  4. 【請求項4】 底部の両側から側壁が設けられた桶状の
    プロテクタ本体と、このプロテクタ本体の開口部を閉鎖
    するカバーと、他部品を保持する一対の挟持片とを有す
    るプロテクタにおいて、一方の挟持片を前記プロテクタ
    本体に設け、前記開口部を前記カバーが閉鎖した状態で
    前記一方の挟持片と対向するように他方の挟持片をカバ
    ーに設けると共に、先端部同士を係合する係合手段を前
    記挟持片に設けたことを特徴とするプロテクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、前記係合
    手段が、前記一方の挟持片に設けた係合孔と、この係合
    孔の開口縁部に設けた一側係合部と、前記他方の挟持片
    に設けられて前記係合孔に挿通されて前記一側係合部と
    係合する他側係合部とからなることを特徴とするプロテ
    クタ。
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