JP2001317510A - 線状物の保持装置 - Google Patents

線状物の保持装置

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JP2001317510A
JP2001317510A JP2000136696A JP2000136696A JP2001317510A JP 2001317510 A JP2001317510 A JP 2001317510A JP 2000136696 A JP2000136696 A JP 2000136696A JP 2000136696 A JP2000136696 A JP 2000136696A JP 2001317510 A JP2001317510 A JP 2001317510A
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Takahide Ichimaru
貴秀 一丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば車両の燃料ホース等の線状物の保持装
置であり、特に補助ロック装置の改良に関するものであ
る。 【解決手段】 保持装置10には、一組の弧状部分30
〜40、ロック装置50、補助ロック装置60を備え
る。補助ロック装置60には、ロック穴80、ロック片
90を備える。ロック穴80は、一組の基端部の一方の
基端部に位置するものである。ロック片90は、一組の
基端部の他方の基端部に位置し、ロック穴80にたわみ
ながらはまり込み、ロック穴80を通過後、拡開するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両の燃
料ホース等の線状物の保持装置であり、特に補助ロック
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保持装置としては、次の
ものが知られている。 (1)実願昭59−42488号公報 同公報には、「筒状物の保持装置」が記載されている。
上記従来の保持装置には、同公報の第4図に示されてい
るように、弧状部分1a,1bのヒンジ2側に、突出片11と
透孔12とを設けていた。
【0003】(2)特公昭59−46120号公報 同公報には、「ケーブルファスナ」が記載されている。
上記従来のケーブルファスナには、同公報の第2図に示
されているように、基部1と他半部2とのヒンジ3側
に、突延部16と切込口17とを設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の保持装置では、突出片11と透孔12との間にロック手段
を欠いていたため、ヒンジ2が仮に破損した場合に、突
出片11が透孔12から抜けるおそれがあるという問題点が
あった。同様に、上記した従来のケーブルファスナで
も、突延部16と切込口17との間にロック手段を欠いてい
たため、ヒンジ3が仮に破損した場合に、突延部16が切
込口17から抜けるおそれがあるという問題点があった。
【0005】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、ロッ
ク片をロック穴にロックすることで、ヒンジ部の破損時
にも、線状物の保持状態を維持することができるように
したものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0006】すなわち、請求項2に記載の発明は、ロッ
ク片の比較的簡便な構造を提供することができるように
したものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0007】すなわち、請求項3に記載の発明は、ばね
部がたわんで外れるのを防止することができるようにし
たものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項4に記載の発明は、ばね
部を阻止部に向かって押圧することで、一層、外れ難く
できるようにしたものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0009】すなわち、請求項5に記載の発明は、ロッ
ク片が線状物の長手方向に移動して、外れるのを防止す
ることができるようにしたものである。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0010】すなわち、請求項6に記載の発明は、解除
操作片を用いて、補助ロック装置のロック状態を解除す
ることができるようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。第一に、保持装置(10)には、例えば図1〜3に示
すように、次の構成を備える。
【0013】(1)一組の弧状部分(30〜40) 一組の弧状部分(30〜40)は、例えば図1〜3に示すよう
に、ヒンジ部(70)を介して連結し、ヒンジ部(70)を中心
に互いに接近する方向に相対的に回転した閉状態(例え
ば図11参照)において、内部に線状物(例えば燃料ホ
ース20)を保持可能なものである。
【0014】なお、線状物として、燃料ホース(20)を例
示したが、これに限定されず、他のホースやチューブ等
の筒状物、ケーブルやワイヤ等の線状や棒状物でも良
い。 (2)ロック装置(50) ロック装置(50)は、例えば図11に示すように、一組の
弧状部分(30〜40)の互いに突き合う一組の自由端部をロ
ックするものである。
【0015】(3)補助ロック装置(60) 補助ロック装置(60)は、例えば図11〜12に示すよう
に、閉状態において、一組の弧状部分(30〜40)のヒンジ
部(70)をまたいで互いに突き合う一組の基端部をロック
するものである。第二に、補助ロック装置(60)には、例
えば図10に示すように、次の構成を備える。
【0016】(1)ロック穴(80) ロック穴(80)は、例えば図8及び図10に示すように、
一組の基端部の一方の基端部(例えば弧状部分30の基端
部)に位置するものである。 (2)ロック片(90) ロック片(90)は、例えば図10及び図12に示すよう
に、一組の基端部の他方の基端部(例えば弧状部分40の
基端部)に位置し、ロック穴(80)にたわみながらはまり
込み、ロック穴(80)を通過後、拡開するものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0017】すなわち、ロック片(90)には、例えば図1
0に示すように、次の構成を備える。 (1)爪部(91) 爪部(91)は、例えば図12に示すように、ロック穴(80)
の裏側に引っ掛かるものである。
【0018】(2)ばね部(92) ばね部(92)は、例えば図10に示すように、爪部(91)か
ら延び、ロック穴(80)に押されて爪部(91)に接近する方
向にたわむものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0019】すなわち、他方の基端部(例えば弧状部分
40の基端部)には、例えば図10に示すように、阻止部
(100)を備える。上記阻止部(100)は、例えば図12に示
すように、ばね部(92)がロック穴(80)を通過後、ばね部
(92)に当接することで、ばね部(92)が爪部(91)に接近す
る方向にたわむのを阻止するものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0020】すなわち、ロック穴(80)には、例えば図8
及び図10に示すように、押圧部(81)を備える。上記押
圧部(81)は、例えば図12に示すように、ばね部(92)を
阻止部(100)に向かって押圧するものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0021】すなわち、ロック穴(80)には、例えば図8
に示すように、一対の位置規制部(82)を備える。一対の
位置規制部(82)は、ロック片(90)がはまり込んだ状態
で、ロック片(90)が線状物(例えば燃料ホース20)の長
手方向に移動するのを阻止するものである。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0022】すなわち、ばね部(92)には、例えば図14
に示すように、解除操作片(110)を備える。上記解除操
作片(110)は、ばね部(92)を爪部(91)に接近する方向に
たわめるためのものである。
【0023】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜12は、本
発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。図
1〜10は、保持装置の開状態をそれぞれ示し、図1は
正面図、図2は斜視図、図3は他の斜視図、図4は平面
図、図5は底面図、図6は左側面図、図7は右側面図、
図8は図1のVII-VII線に沿う断面図、図9は図1のIX-
IX線に沿う断面図、図10は補助ロック装置の拡大図を
それぞれ示すものである。
【0024】図11〜12は、保持装置の閉状態をそれ
ぞれ示し、図11は正面図、図12は補助ロック装置の
拡大図をそれぞれ示すものである。図13〜15は、本
発明の他の実施の形態の一例をそれぞれ示すものであ
る。図13〜14は、保持装置の開状態をそれぞれ示
し、図13は正面図、図14は平面図をそれぞれ示すも
のである。
【0025】図15は、保持装置の閉状態を示し、同図
は正面図を示すものである。 (保持装置10)図1〜3中、10は、保持装置を示すもの
である。上記保持装置10は、図示しないが、例えば自動
車の内部にブラケットを介して固定され、ナイロン製の
燃料ホース20等の線状物を保持するために使用される。
【0026】なお、保持装置10の取付位置は、自動車に
限定されず、他の車両、船舶、航空機、製造機械、工場
等の設備に使用しても良い。また、線状物は、燃料ホー
ス20に限定されず、他のホースやチューブ等の筒状物、
ケーブルやワイヤ等の線状や棒状物でも良い。具体的に
は、保持装置10は、適度な弾性と剛性とを有する、例え
ばPP等の熱可塑性合成樹脂で一体成形されている。
【0027】保持装置10は、図1〜3に示すように、大
別すると、次の部分を備える。 (1)一組の弧状部分30〜40 (2)ロック装置50 (3)補助ロック装置60 なお、保持装置10の部分は、上記した(1)〜(3)に
限定されず、他の部分を備えていても良い。 (一組の弧状部分30〜40)一組の弧状部分30〜40は、図
1〜5示すように、ヒンジ部70を介して連結する。
【0028】そして、一組の弧状部分30〜40は、図1及
び図11に示すように、ヒンジ部70を中心に互いに接近
する方向に相対的に回転した閉状態(図11参照)にお
いて、内部に燃料ホース20を保持可能なものである。具
体的には、各弧状部分30〜40は、図1〜3に示すよう
に、概略C字形に形成され、一端部が薄肉のヒンジ部70
を介して連結している。 (ロック装置50)ロック装置50は、図11に示すよう
に、閉状態において、一組の弧状部分30〜40の互いに突
き合う一組の自由端部をロックするものである。
【0029】具体的には、ロック装置50は、図1〜3に
示すように、大別すると、次の部分を備える。 (1)係止溝51 (2)係止片52 なお、ロック装置50の部分は、上記した(1)〜(2)
に限定されず、他の部分を備えていても良い。 (係止溝51)係止溝51は、図1〜3に示すように、一組
の弧状部分30〜40の互いに突き合う一組の自由端部の一
方の自由端部、すなわち一方の弧状部分30の自由端部に
位置する。
【0030】具体的には、係止溝51は、図1〜3に示す
ように、上面が開放した断面コ字形に形成され、相対向
して突出した一対の係止爪53,53を備える。なお、係止
溝51は、断面コ字形に限らず、U字形や、或いは穴状の
ものでも良い。 (係止片52)係止片52は、図1〜3に示すように、一組
の自由端部の他方の自由端部、すなわち一方の弧状部分
40の自由端部に位置する。
【0031】具体的には、係止片52は、図1〜3に示す
ように、アンカー形に形成されている。なお、係止片52
は、アンカー形に限らず、カヌー形でも良い。そして、
係止片52を係止溝51に挿入すると、一対の係止爪53に当
接する。ここで、係止片52を強く押し込むと、一対の係
止爪53が係止片52の先端部に押されて、係止溝51が拡開
する。その後、係止片52の先端部が、係止爪53を通過す
ると、樹脂の弾性復元力により、係止溝51が復元する。
このため、係止片52の先端部が、図11に示すように、
一対の係止爪53に引っ掛かり、係止溝51から抜けなくな
る。 (補助ロック装置60)補助ロック装置60は、図11〜1
2に示すように、閉状態において、一組の弧状部分30〜
40のヒンジ部70をまたいで互いに突き合う一組の基端部
をロックするものである。
【0032】補助ロック装置60は、図10に示すよう
に、次の部分を備える。 (1)ロック穴80 (2)ロック片90 なお、補助ロック装置60の部分は、上記した(1)〜
(2)に限定されず、他の部分を備えていても良い。 (ロック穴80)ロック穴80は、図8及び図10に示すよ
うに、一組の弧状部分30〜40のヒンジ部70をまたいで互
いに突き合う一組の基端部の一方の基端部、すなわち一
方の弧状部分30の基端部に位置する。
【0033】具体的には、ロック穴80は、図8に示すよ
うに、方形に開口している。なお、ロック穴80は、方形
に限らず、円形、楕円形、4角を除く多角形、或いは幾
何学的形成状でも良い。ロック穴80の周囲には、図8に
示すように、後述するが、次の部分を備える。 (1)押圧部81 (2)一対の位置規制部82,82 なお、ロック穴80の部分は、上記した(1)〜(2)に
限定されず、他の部分を備えていても良い。 (ロック片90)ロック片90は、図10及び図12に示す
ように、一組の基端部の他方の基端部、すなわち他方の
弧状部分40の基端部に位置し、ロック穴80にたわみなが
らはまり込み、ロック穴80を通過後、拡開するものであ
る。
【0034】具体的には、ロック片90には、図10に示
すように、次の部分を備える。 (1)爪部91 爪部91は、図12に示すように、ロック穴80の裏側に引
っ掛かるものである。具体的には、爪部91は、図11に
示すように、ロック片90の先端部から断面鋸歯状に突出
している。
【0035】(2)ばね部92 ばね部92は、図10及び図12に示すように、爪部91か
ら延び、ロック穴80に押されて爪部91に接近する方向に
たわむものである。具体的には、ばね部92は、図10に
示すように、ロック片90の先端部から折り返し状に斜め
に延びている。
【0036】その結果、爪部91は、図12に示すよう
に、ばね部92により、ロック穴80の裏側に向かって弾性
的に押圧される。一方、他方の弧状部分40の基端部に
は、図10に示すように、阻止部100を備える。上記阻
止部100は、図12に示すように、ばね部92がロック穴8
0を通過後、ばね部92に当接することで、ばね部92が爪
部91に接近する方向にたわむのを阻止するものである。
【0037】具体的には、阻止部100は、図11に示す
ように、山形のリブ状に突出している。このため、ばね
部92は、図12に示すように、阻止部100に当たってた
わめなくなるので、爪部91がロック穴80の裏側に引っ掛
かった状態を維持する。その結果、補助ロック装置60の
ロックの解除が不能となる。 (押圧部81)押圧部81は、図12に示すように、ばね部
92を阻止部100に向かって押圧するものである。
【0038】具体的には、押圧部81は、図8に示すよう
に、ロック穴80の一つの縁が相当する。 (一対の位置規制部82,82)一対の位置規制部82,82は、
図8に示すように、ロック片90がはまり込んだ状態で、
ロック片90が燃料ホース20の長手方向に移動するのを阻
止するものである。
【0039】具体的には、一対の位置規制部82,82は、
図8に示すように、ロック穴80の相対向する一対の縁が
相当する。 (第二の実施の形態)つぎに、図13〜15を用いて、
本発明の他の実施の形態について説明する。本実施の形
態の特徴は、図14に示すように、ロック片90に、解除
操作片110を設けた点にある。
【0040】すなわち、図13に示すように、先に説明
した実施の形態の阻止部100(図10参照)を省くこと
で、ロック片90をロック穴80にはめ込んだ状態で、ばね
部92が爪部91に接近する方向にたわめるようにする。前
記解除操作片110は、ばね部92を爪部91に接近する方向
にたわめるためのものである。
【0041】具体的には、解除操作片110は、図14に
示すように、ばね部92から横に延びている。本実施の形
態によれば、解除操作片110を介して、ばね部92を爪部9
1に接近する方向にたわめることにより、補助ロック装
置60のロック状態を解除することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0043】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、ロック片をロック穴にロックすることで、ヒンジ部
の破損時にも、線状物の保持状態を維持することができ
る。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、上記した
請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0044】すなわち、請求項2に記載の発明によれ
ば、ロック片の比較的簡便な構造を提供することができ
る。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、上記した
請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0045】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、ばね部がたわんで外れるのを防止することができ
る。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0046】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、ばね部を阻止部に向かって押圧することで、一層、
外れ難くできる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0047】すなわち、請求項5に記載の発明によれ
ば、ロック片が線状物の長手方向に移動して、外れるの
を防止することができる。 (請求項6)請求項6に記載の発明によれば、上記した
請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0048】すなわち、請求項6に記載の発明によれ
ば、解除操作片を用いて、補助ロック装置のロック状態
を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保持装置の正面図である。
【図2】保持装置の斜視図である。
【図3】保持装置の他の斜視図である。
【図4】保持装置の平面図である。
【図5】保持装置の底面図である。
【図6】保持装置の左側面図である。
【図7】保持装置の右側面図である。
【図8】図1のVII-VII線に沿う断面図である。
【図9】図1のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】図1の補助ロック装置の拡大図である。
【図11】図1に対応し、閉状態の保持装置の正面図で
ある。
【図12】図11の補助ロック装置の拡大図である。
【図13】本発明の他の実施の形態の一例を示し、同図
は保持装置の正面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図13に対応し、閉状態の保持装置の正面図
である。
【符号の説明】
10 保持装置 20 燃料ホース 30〜40 弧状部分 50 ロック装置 51 係止溝 52 係止片 53 係止爪 60 補助ロック装置 70 ヒンジ部 80 ロック穴 81 押圧部 82 位置規制部 90 ロック片 91 爪部 92 ばね部 100 阻止部 (他の実施の形態) 110 解除操作片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部を介して連結し、前記ヒンジ部
    を中心に互いに接近する方向に相対的に回転した閉状態
    において、内部に線状物を保持可能な一組の弧状部分
    と、 前記閉状態において、前記一組の弧状部分の互いに突き
    合う一組の自由端部をロックするロック装置と、 前記閉状態において、前記一組の弧状部分の前記ヒンジ
    部をまたいで互いに突き合う一組の基端部をロックする
    補助ロック装置とを備えた線状物の保持装置において、 前記補助ロック装置には、 前記一組の基端部の一方の基端部に位置するロック穴
    と、 前記一組の基端部の他方の基端部に位置し、前記ロック
    穴にたわみながらはまり込み、前記ロック穴を通過後、
    拡開するロック片とを備えていることを特徴とする線状
    物の保持装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック片には、 前記ロック穴の裏側に引っ掛かる爪部と、 前記爪部から延び、前記ロック穴に押されて前記爪部に
    接近する方向にたわむばね部とを備えていることを特徴
    とする請求項1に記載の線状物の保持装置。
  3. 【請求項3】 前記他方の基端部には、 前記ばね部が前記ロック穴を通過後、前記ばね部に当接
    することで、前記ばね部が前記爪部に接近する方向にた
    わむのを阻止する阻止部を備えていることを特徴とする
    請求項2に記載の線状物の保持装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック穴には、 前記ばね部を前記阻止部に向かって押圧する押圧部を備
    えていることを特徴とする請求項3に記載の線状物の保
    持装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック穴には、 前記ロック片がはまり込んだ状態で、前記ロック片が前
    記線状物の長手方向に移動するのを阻止する一対の位置
    規制部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の線状物の保持装置。
  6. 【請求項6】 前記ばね部には、 前記ばね部を前記爪部に接近する方向にたわめるための
    解除操作片を備えていることを特徴とする請求項2に記
    載の線状物の保持装置。
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JP2003285655A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Honda Motor Co Ltd 車両後部構造
KR100625341B1 (ko) 2004-11-17 2006-09-18 주식회사 세원이씨에스 자동차 도어스커프 클립
WO2007080993A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Kouji Uno 錠付き挟持具
JP2010060091A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toyota Boshoku Corp 車両部品用クリップ

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