JP2537277Y2 - 係止解除構造 - Google Patents

係止解除構造

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JP2537277Y2
JP2537277Y2 JP1991042129U JP4212991U JP2537277Y2 JP 2537277 Y2 JP2537277 Y2 JP 2537277Y2 JP 1991042129 U JP1991042129 U JP 1991042129U JP 4212991 U JP4212991 U JP 4212991U JP 2537277 Y2 JP2537277 Y2 JP 2537277Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばボックスに形成
された係止部から、カバーに形成された経緯片を解除す
るための係止解除構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図8には、例えばボックス本体
にカバーを連結したり、プロテクタ本体に蓋体を連結し
たりする際に用いられる係止構造1、15、27、35
が示されている。以下各図に示す従来の構造についてそ
れぞれ説明する。
【0003】図5に示すヒューズボックスのボックス本
体2と、このボックス本体2の開口部2aを閉止するカ
バー4との係止構造1は、ボックス本体2の側壁9に設
けられた係止部7と、カバー4に形成された係止アーム
3とで構成されている。
【0004】ボックス本体2の係止部7には、矩形状の
孔部13を設けた可撓性の係止枠部11が側壁9に一体
に形成されている。また、カバー4の係止アーム3の自
由端部には、穴部13内に挿入されて係止枠部11の下
部に係止される係止突起5が突設されている。
【0005】係止枠部11に係止アーム3の係止突起5
を係止するには、係止アーム3を係止枠部11の上部に
位置させた後に、係止アーム3を穴部13内に挿入す
る。この場合、係止枠部11を外方へ撓ませた状態で係
止穴部13内に係止突起5を挿入し、係止枠部11の下
方に係止突起5が位置するまで挿入する。係止枠部11
の下方に係止突起5が位置すると、外側に撓んでいた係
止枠部11が元の形状に復帰し、係止突起5が係止枠部
11の下部に係止される。
【0006】係止枠部11への係止突起5の係止状態を
解除するには、穴部13内にドライバ等の治具を挿入し
て、係止枠部11を外方に撓ませた状態で、係止アーム
3を上方へ引き上げて係止穴部13から抜き出す。
【0007】図6に示すヒューズボックスのボックス本
体16と、このボックス本体16の開口部16aを閉止
するカバー18との係止構造15は、ボックス本体16
の側壁9に設けられた係止部21と、カバー18に形成
された係止アーム17とで構成されている。
【0008】ボックス本体16の係止部21には、上下
に貫通して側壁9に形成された係止筒部23と、この係
止筒部23内壁の上部が互いに接近する方向に突設され
た一対の係止突起25とが形成されている。また、カバ
ー18の係止アーム17の自由端部には、係止筒部23
内に挿入されて係止突起25に係止される可撓性の一対
の係止片19が形成されている。
【0009】係止アーム17の係止片19を係止突起2
5に係止するには、係止アーム17を係止筒部23の上
方に位置させた後に、係止筒部23内に挿入する。係止
アーム17を係止筒部23に挿入すると、一対の係止突
起25により係止片19が撓み、さらに係止アーム17
を係止筒部23内に挿入して、係止片19が係止突起2
5の下方に位置すると、係止片19が元の形状に復帰し
て係止突起25の下部に係止される。
【0010】係止突起25への係止片19の係止状態を
解除するには、係止筒部23の下方からドライバ等の治
具を挿入して係止片19を撓ませて、係止突起25から
解除した状態で、係止アーム17を上方へ引き上げ、係
止筒部23内から引き出す。
【0011】図7に示すプロテクタのプロテクタ本体2
6と、このプロテクタ本体26を閉止する蓋体28との
係止構造27は、ボックス本体26の側壁9に設けられ
た係止部30と、蓋体28に設けられた可撓性の係止ア
ーム33とで構成されている。
【0012】プロテクタ本体26の係止部30には、側
壁9から傾斜面を有する係止突起29が突設されてい
る。また、蓋体28の係止アーム33は、矩形状の穴部
31を設けた可撓性の係止枠部で形成されている。
【0013】係止アーム33の穴部31に係止突起29
を係止するには、係止アーム33を係止突起29上に位
置させた後に、係止アーム33を係止突起29に押圧す
ると、係止突起29の傾斜面上を滑りながら撓んで、穴
部31内に係止突起29が挿入し、係止突起29が穴部
31に係止される。
【0014】係止突起29の穴部31への係止状態を解
除するには、ドライバ等の治具により、係止アーム33
を外方へ撓ませて、穴部31内から係止突起29を抜き
出した状態で係止アーム33を上方へ引き上げる。な
お、この係止構造27では、ドライバ等の治具を用いな
くても、係止アーム33の先端の枠部を引っ張ることで
容易に撓ませることが出来るが、その反面、この係止ア
ーム33が一体に形成された蓋体28をこじると、係止
アーム33の穴部31から係止突起29が容易に外れる
虞がある。
【0015】図8に示すヒューズボックスのボックス本
体38と、このボックス本体38の開口部を閉止するカ
バー36の係止構造35は、実公昭64−1714号公
報で開示されており、ボックス本体38に設けられた係
止部34と、カバー36に設けられた可撓性の係止アー
ム40とで構成されている。
【0016】ボックス本体38の係止部34には、所定
の間隔を開けて一対の係止突起37が形成されている。
また、カバー36の係止アーム40は、矩形状の穴不3
9を設けた係止枠部で形成されている。
【0017】係止アーム40の穴部39に係止突起37
を係止するには、係止アーム40を係止突起37に位置
させた後に、係止アーム40を係止突起37に押圧して
撓ませることにより、係止アーム40で形成される穴不
39内に係止突起37が挿入される。
【0018】係止突起37の穴不39への係止状態を解
除するには、一対の係止突起37間にドライバ等の治具
を挿入した後に、この治具をこじることにより係止アー
ム40を撓ませて、穴部39から係止突起37を引き出
す。このとき、一対の係止突起37間には所定の間隔が
設けられているので、ドライバ等の治具が挿入し易くな
っている。なお、この係止構造35では、係止アーム4
0の先端部の係止枠部を外側に引いて穴部39への係止
突起37の係止状態を解除することが出来るが、穴部3
9への係止突起37の係止状態を強固にするために、係
止アーム40を撓みにくく形成しているので、係止アー
ム40の先端部の係止枠部を引くことにより穴部39へ
の係止突起37の係止状態を解除する場合には、強い力
が必要である。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各係止構造1、15、27、35では、各係止部
7、21、30、34への係止アーム3、17、33、
40の係止状態を解除する際に、ドライバ等の治具を必
要とするため、これらの解除作業が非常に面倒であっ
た。
【0020】そこで、本考案は、係止部への係止アーム
の係止状態を容易に解除することが出来る係止解除構造
を提供することが目的である。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の考案では、第1部材の係止部に、第2部
材の係止アームを設けた係止片を係止した状態から解除
する係止解除構造であって、前記係止アーム側への移動
により係止部への係止片の係止状態を解除する解除具
と、この解除具を前記係止アーム側へ移動可能に第1部
材に支持するスライド手段とを備え、前記解除具が、前
記係止アーム側への移動により係止片に当接・摺動して
撓ませて係止部への係止アームの係止状態を解除する解
除部と、この解除部により係止部への係止アームの係止
状態が解除された状態で前記係止アーム側への移動によ
り係止アームを押圧して係止部から離間させる突設部と
を有することを特徴とする。
【0022】
【作用】本考案によれば、係止アームの方向へスライド
手段により解除具を移動させると、解除部が係止片に当
接・摺動して撓ませる。さらに、突設具部が係止アーム
を押圧して係止部から離間させる。この状態では係止ア
ームを係止部から離脱させることにより、係止部への係
止アームの係止状態を容易に解除することが出来、第1
部材と第2部材の連結を容易に解除することが出来る。
【0023】
【実施例】次に本考案に係る係止解除構造の実施例につ
いて図1乃至図4を用いて説明する。なお、図5乃至図
8に示す従来の各係止構造と同構成部分については、図
面に同符号を付して重複した説明を省略する。
【0024】第1実施例 図1及び図2には、第1実施例の係止解除構造43が設
けられた係止構造41が示されている。本実施例の係止
構造41は、図6に示す係止構造15と同構成で、ヒュ
ーズボックス42のボックス本体16(第1部材)と、
ボックス本体16の上部開口部16aを閉止するカバー
18(第2部材)とを連結する。
【0025】図1及び図2において、係止解除構造43
は、係止アーム17の方向(図示矢印a方向)へ移動す
ることにより係止片19を撓ませて係止突起25への係
止片19の係止状態を解除する解除部55を有する解除
具45と、この解除具45を係止アーム17に接離可能
に支持するスライド手段47とで構成されている。
【0026】上記解除具45は、略コ字型で、両先端部
に一対の解除部55が突設され、押圧部45aの略中央
部には、解除部55側に向けて突設部57が設けられて
いる。また、解除具45の両側には、一対のガイド溝部
49が上下に沿って形成されている。
【0027】上記スライド手段47は、上述した解除具
45に形成されたガイド溝49と、係止筒部23内に形
成された一対のガイド51と、係止筒部23の内壁下部
に形成された一対のストッパ53とで構成されている。
【0028】上記解除具45は、係止筒部23内に組み
付ける場合には、解除具45を係止筒部23の下方から
上方に向けて押し込むと解除具45が撓み、ストッパ5
3間を通過する。そして、ストッパ53と係止突起25
との間に解除具45が挿入される。この状態では、ガイ
ド溝49内にガイド51が嵌合して、解除部材45が上
下方向(係止アーム17の方向)に移動可能にボックス
本体16に支持される。
【0029】次に係止部21への係止アーム17の係止
方法並びに、係止部21への係止アーム17の係止状態
の解除方法について説明する。
【0030】係止アーム17の係止片19を係止突起2
5に係止するには、係止アーム17を係止部21上に位
置させた後に、係止筒部23内に係止アーム17を挿入
する。係止アーム17を係止筒部23内に挿入すると、
係止突起25間で係止片19が撓み、この状態でさらに
係止アーム17を係止筒部23内に挿入して、係止片1
9が係止突起25の下方に位置すると、図2(a)に示
す如く、係止片19が元の形状に復帰して、係止突起2
5の下部に係止片19が係止され、係止アーム17の係
止筒部23からの抜けが阻止される。
【0031】これにより、係止アーム17が係止部21
に係止され、カバー46がボックス本体44に連結され
る。この状態では、解除具45がストッパ53により、
係止筒部23からの脱落が阻止されている。この状態で
は、突設部57と係止アーム17の先端面との間には隙
間が開いている。
【0032】係止突起25への係止片19の係止状態を
解除するには、図2(b)に示す如く、解除具45を指
等により係止アーム17の方向(矢印a方向)へ押圧し
て移動させると、解除部55が係止片19を徐々に撓ま
せる。解除具45が係止筒部23内の上部に移動する
と、係止突起25への係止片19の係止状態が解除さ
れ、突設部57が係止アーム17の先端面に当接して、
係止アーム17が係止筒部23内から押し出される。
【0033】これにより、係止突起25への係止片19
の係止状態が解除され、係止部21への係止アーム17
の係止状態が解除される。
【0034】このように、本実施例によれば、解除具4
5の上方への移動により、係止突起25への係止片19
の係止状態を容易に解除することが出来る。従って、係
止部21への係止アーム17の係止状態の解除作業に治
具等を用いないので、解除作業性が向上する。
【0035】また、本実施例によれば、解除具45がス
ライド手段47により、所定の軌道上を移動することが
出来るため、係止片19を撓ませて係止突起25から確
実に外すことが出来る。しかも、この状態から突設部5
7により係止亜アーム17を係止部21から確実に離間
させることが出来る。この結果、解除具45を係止アー
ム17側へ移動させれば、係止部21への係止片19の
係止状態を確実に解除することが出来る。
【0036】また、解除具45に係止アーム17への方
向に対して傾斜した方向の力が加わったとしても、解除
具45はスライド手段47により所定の軌道上を案内さ
れることにより、係止片19を確実に、かつ容易に撓ま
せることが出来る。
【0037】さらに、本実施例では、係止片19は解除
部55により撓み、係止アーム17は突設部57により
係止部21から離間するため、解除具45をスライド手
段47によって係止アーム17側へ移動させれば、係止
部21への係止片19の係止状態が確実に解除された後
に、係止アーム17を係止部21から確実に離間させる
ことが出来る。従って、係止片19に無理な力が加わる
ことがないので、破損することがなく、また、係止部2
1への係止アームの係止状態を解除するための解除力も
低減することが出来る。
【0038】第2実施例 図3及び図4には第2実施例の係止解除構造67が設け
られた係止構造61が示されている。本実施例の係止構
造61は、ヒューズボックス42のボックス本体44
(第1部材)と、ボックス本体44の上部開口部44a
を閉止するカバー62(第2部材)とを連結する。係止
構造61は、図5に示す係止部7と同構成の係止部7
と、カバー62に形成された一対の可撓性の係止アーム
65とで構成され、係止アーム65には係止片65がそ
れぞれ形成されている。この係止構造61の下部には係
止解除構造67が設けられている。
【0039】図3及び図4において、係止解除構造67
は、係止アーム65の方向(図示矢印a方向)へ移動さ
せることにより係止アーム65の係止片63を撓ませて
係止枠部11への係止片63の係止状態を解除する解除
部73を有する解除具69と、この解除具69を係止ア
ーム65に接離可能に支持するスライド手段71とで構
成されている。
【0040】上記解除具69は、略コ字型で、両先端部
に解除部73が形成され、これらの解除部73間には解
除部73に向けて突設部75が突設されている。
【0041】上記スライド手段71は、上下方向に対し
て交差する方向に沿って切断した断面形状が略L字状
で、上部が壁部79aで閉止され下部が開放されたガイ
ド部79と、これらのガイド部79間の下方に突設され
たストッパ81とで構成されている。
【0042】上記解除具69を、ガイド部79間に挿入
して組み付ける場合には、解除具69の先端部をガイド
部79の下方から上方に向けて押し込み、解除具69を
若干撓ませて、ストッパ81を乗り越えさせる。これに
より、解除具69は両側がガイド部79と側壁9との間
で挟持されると共に、ストッパ81でガイド部79の下
方への脱落が阻止される。
【0043】次に、係止部7への係止アーム65の係止
方法並びに、係止部7への係止アーム65の係止状態の
解除方法について説明する。
【0044】カバー62の係止アーム65に形成された
係止片63を係止枠部11を係止するには、係止アーム
65を係止枠部11の上方へ位置させた後に、係止アー
ム65を係止枠部11の穴部13内に押圧・挿入する。
係止片63を穴部13内に向けて押圧すると、係止片6
3が撓んだ状態で、係止アーム65が係止枠部11内を
通過して、係止片63が係止枠部11の下方に位置する
と、係止片63が元の形状に復帰して、係止枠部11の
下部に係止される。この状態では解除具69は、ストッ
パ81上に載置されている。
【0045】この状態から、係止枠部11への係止片6
3の係止状態を解除するには、図4(b)に示す如く、
解除具69を係止アーム40の方向(図示矢印a方向)
へ移動させる。解除具69を上方へ移動させると、解除
部73が係止片63に当接する。解除部73が係止片6
3に当接した後にさらに上方へ解除具69を移動させる
と、解除部73が係止片63を撓ませて、係止枠部11
への係止片63の係止状態を解除する。
【0046】さらに、解除具69を上方へ移動させる
と、突設部75が係止アーム65の下部をそれぞれ上方
へ向けて押圧し、係止アーム65が係止枠部11内から
押し出される。これにより係止枠部11への係止片63
の係止状態を容易に解除することが出来る。
【0047】このように本実施例によれば、上記第1実
施例と同様に、解除具69を上方へ移動させるだけで係
止枠部11への係止片63の係止状態を容易に解除する
ことが出来る。従って、係止枠部11への係止片63の
係止状態の解除作業に治具等を用いないので、解除作業
性が向上する。
【0048】また、解除具69がスライド手段71によ
り、所定の軌道上を移動することが出来るため、係止片
63を撓ませて係止枠部11から確実に外すことが出来
る。しかも、この状態から突設部75により係止アーム
65を係止部7から確実に離間させることが出来る。こ
の結果、解除具69を係止アーム65側へ移動させれ
ば、係止部7への係止片63の係止状態を確実に解除す
ることが出来る。
【0049】また、解除具69に係止アーム65への方
向に対して傾斜した方向の力が加わったとしても、解除
具69はスライド手段71により所定の軌道上を案内さ
れることにより、係止片65を確実に、かつ容易に撓ま
せることが出来る。
【0050】さらに、本実施例では、係止片65は解除
部73により撓み、係止アーム65は突設部75により
係止部7から離間するため、解除具69をスライド手段
71によって係止アーム65側へ移動させれば、係止部
7への係止片63の係止状態が確実に解除された後に、
係止アーム65を係止部7から確実に離間させることが
出来る。
【0051】なお、上記各実施例では、第1部材として
ボックス本体44に係止部7、21及び係止解除構造4
3、67を形成し、第2部材としてカバー46に係止ア
ーム17、65を形成したが、第1部材としてカバー4
6、62に係止部7、21及び係止解除構造43、67
を形成し、第2部材としてボックス本体44に係止アー
ム17、65を形成しても良い。
【0052】また、上記実施例では、本考案に係る係止
解除構造43、67を、ヒューズボックスのボックス本
体とカバーとを連結する係止構造に適用したが、これに
限らず、プロテクタ本体と蓋体とを連結する場合にも適
用することが出来、さらに他の係止構造にも適用するこ
とができる。
【0053】また、上記各実施例において、解除具4
5、69をボックス本体16、44にスライド可能に支
持する手段は、上記各実施例に限らず他の方法でも良
い。
【0054】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る係止解
除構造によれば、解除具を係止アームの方向へ移動させ
て解除部により係止片を撓ませることにより、係止部へ
の係止片の係止状態を、ドライバ等の治具を用いること
なく容易に解除することが出来る。
【0055】また、本考案によれば、解除具がスライド
手段により所定の軌道上を移動することが出来るため、
係止片を撓ませて係止部から確実に外すことが出来、し
かも、この状態から突設部により係止アームを係止部か
ら確実に離間させることが出来る。また、解除具に係止
アームへの方向に対して傾斜した方向の力加わったとし
ても、解除具はスライド手段により所定の軌道上を案内
されることにより、係止部を確実に、かつ容易に撓ませ
ることができ、解除力も低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る係止解除構造が適用されたボック
ス本体とカバーとの係止構造の第1実施例を示す斜視図
である。
【図2】第1実施例の係止解除構造の作動を示す断面図
である。
【図3】本考案に係る係止解除構造が適用されたボック
ス本体とカバーとの係止構造の第2実施例を示す斜視図
である。
【図4】第2実施例の係止解除構造の作動を示す断面図
である。
【図5】ボックス本体とカバーとの従来の係止構造を示
す斜視図である。
【図6】ボックス本体とカバーとの他の従来の係止構造
を示す斜視図である。
【図7】ボックス本体とカバーとの他の従来の係止構造
を示す斜視図である。
【図8】ボックス本体とカバーとの他の従来の係止構造
を示す斜視図である。
【符号の説明】
7、21 係止部 16、44 ボックス本体(第1部材) 17、65 係止アーム 19、63 係止片 41、61 係止構造 42 ヒューズボックス 43、67 係止解除構造 45、69 解除具 18、62 カバー(第2部材) 47、71 スライド手段 55、73 解除部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材の係止部に、第2部材の係止ア
    ームを設けた係止片を係止した状態から解除する係止解
    除構造であって、前記係止アーム側への移動により係止
    部への係止片の係止状態を解除する解除具と、この解除
    具を前記係止アーム側へ移動可能に第1部材に支持する
    スライド手段とを備え、前記解除具が、前記係止アーム
    側への移動により係止片に当接・摺動して撓ませて係止
    部への係止アームの係止状態を解除する解除部と、この
    解除部により係止部への係止アームの係止状態が解除さ
    れた状態で前記係止アーム側への移動により係止アーム
    を押圧して係止部から離間させる突設部とを有すること
    を特徴とする係止解除構造。
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