JP2868378B2 - タッチラッチのロック解除防止構造 - Google Patents

タッチラッチのロック解除防止構造

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JP2868378B2
JP2868378B2 JP24152892A JP24152892A JP2868378B2 JP 2868378 B2 JP2868378 B2 JP 2868378B2 JP 24152892 A JP24152892 A JP 24152892A JP 24152892 A JP24152892 A JP 24152892A JP 2868378 B2 JP2868378 B2 JP 2868378B2
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祐一 丹治
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FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチラッチのロック解
除防止に関し、特に開閉対象部品のロック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のタッチラッチを用いたロック構造
において、タッチラッチに差し込みタッチラッチに保持
させる保持部材の固定は、図4(a)に示すように、保
持部材2を開閉対象部品であるカバー1に直接固定して
いる。又、タッチラッチ3は、保持部材2を押し込む事
により保持部材2を保持する様になり、その後再び保持
部材2をタッチラッチ3に押し込むと保持部材2の保持
が解除出来る如き2段動作となっている為、保持部材2
は保持されている状態からさらに可動出来る事が条件と
なる(図4(b),(c))。これに伴い、保持部材2
はカバー1に固定されている為、カバー1も保持部材2
の動きに連動し、完全に閉じている状態からさらに1段
と閉じる方向へ動く構造にしなければならない。すなわ
ち、カバー1と筺体9の間には、図4(a)に示すよう
にすき間13が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタッチラッ
チのロック構造では、開閉対象部品が完全に閉じている
状態でも、筺体との間にすき間が出来る為、誤って肩,
肘,膝等で開閉対象部品を押してしまうと、筺体との間
のすき間の分、すなわちタッチラッチの保持が解除され
る分だけ動いてしまい、タッチラッチの保持により閉じ
ていた開閉対象部品は、タッチラッチの保持が解除され
る為、必要がないのに開いてしまう。従って本来、開閉
対象部品で保護していたものがむき出しの状態となる
為、機器の品質及び信頼性を低下させるという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチラッチの
ロック解除防止構造は、開閉対象部品の開閉をつかさど
る為に相手側に設けられたタッチラッチと、このタッチ
ラッチに差し込んで保持させる部材と、この部材の固定
ができるとともに前記タッチラッチの保持を解除する為
に前記部材を押す事ができる突起を有し且つ前記開閉対
象部品を動かすことなしに移動自在なブロックと、この
ブロックを移動させるべくガイドするように前記開閉対
象部品から立設した支柱と、この支柱に嵌挿して前記ブ
ロックを前記開閉対象部品側に付勢するスプリングと、
前記支柱を前記開閉対象部品に固定する支柱固定金具
と、前記スプリングを固定するスプリング固定金具とを
備えて構成され、前記ブロックの前記突起を前記開閉対
象部品に触れることなく押す事により前記タッチラッチ
の保持及び解除を交互に行って前記開閉対象部品の開閉
を行うように構成したものであり、また前記開閉対象部
品の閉時には前記突起は前記開閉対象部品の表面から外
方に突出しないようになっている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の平面図で、
(a),(b),(c)は開閉対象部品であるカバーが
それぞれ閉じている状態、開く時の状態、開いている状
態を示している。図2は本実施例の主要構成部を示す分
解斜視図、図3はタッチラッチの平面図である。
【0007】本発明は開閉対象部品であるカバー1と、
タッチラッチ3に差し込んで保持させる保持部材2との
固定を、直接的な固定でなく間接的な固定構造としたと
ころに主眼がある。即ち本実施例において、タッチラッ
チ3は開閉対象部品であるカバー1の開閉をつかさどる
ために相手側の筺体9に設けられ、このタッチラッチ3
に差し込んで保持力を得る保持部材2がブロック4に固
定されている。ブロック4は、カバー1に設けた支柱固
定金具8に立設した2本の支柱5に移動自在に嵌めら
れ、支柱5にスプリング固定金具7を固定部として嵌挿
したスプリングコイル6の付勢力によってカバー1側
に、カバー1に触れることなしに移動自在となる。また
ブロック4の保持部材2との反対面には突起11が設け
られ、カバー1が閉じている時には突起11はカバー1
の表面から突出しないようになっている。この構成によ
れば、保持部材2はブロック4を介してカバー1とは間
接的に固定されることとなる。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。図
1(a)に示すカバー1が閉じている状態では、保持部
材2がタッチラッチ3に保持されている為、保持部材2
を固定しているブロック4もこれに連動してタッチラッ
チ3に保持されている事になる。又、この状態では、ブ
ロック4に押されてスプリングコイル6が圧縮されてい
るので、支柱5を介してカバー1をタッチラッチ3側に
引き寄せる力が働き、カバー1を閉じた状態に保持す
る。なおカバー1は、接触部10で示すように筺体9の
一部に当接する事により、閉じる方向への動きが出来な
くなる。すなわち、カバー1と筺体9との間にはすき間
がない事になる。又、この状態でブロック4の突起11
は、カバー1の表面2から突出せず、内側に入ってい
る。カバー1を開く時は、図1(b)に矢印Aで示すよ
うにブロックの突起11を押す事により、保持部材2が
再度タッチラッチ3に押し込まれ、タッチラッチ3の保
持力はこの状態でなくなり、カバー1の開閉が可能とな
る。又、この状態では、スプリングコイル6を圧縮して
いた力がなくなるので、スプリングコイル6は元の状態
に戻ろうとする為、ブロック4をカバー1の方へ押しつ
ける働きをし、ブロックの突起11はカバー1の表面よ
り飛び出る様になる。カバー1が開いた時は、図1
(c)に示すように、ブロックの突起11がカバー1の
表面より飛び出る。尚、この状態でスプリングコイル6
は無負荷となる。カバー1を閉じる時は、ブロックの突
起11を押して保持部材2をタッチラッチ3に押し込
み、保持部材2をタッチラッチ3に保持させて図1
(a)の状態にする。
【0009】以上のようにカバー1が閉じている状態で
は、ブロックの突起11がカバー1の表面から突出せず
内側に入っている為、誤って突起11を押してカバー1
が開いてしまうという恐れがない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、タッチラ
ッチに差し込みタッチラッチに保持させる保持部材と開
閉対象部品とを間接的に固定したので、両者の連動がな
くなった。又、開閉対象部品が閉じている状態では、保
持を解除する為のブロックの突起が開閉対象部品の表面
から内側に入っている為、誤って開閉対象部品を押して
も開閉対象部品が開閉する事はなくなり、本来開閉対象
部品で保護されるべきものが確実に保護できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図で、(a)は開閉対
象部品であるカバーが閉じている状態、(b)はカバー
を開く時の状態、(c)はカバーが開いている状態をそ
れぞれ示す。
【図2】図1に示した主要構成部を示す分解斜視図であ
る。
【図3】タッチラッチの平面図である。
【図4】従来構造の一例を示す平面図で、(a)はカバ
ーが閉じている状態、(b)はカバーを開く時の状態、
(c)はカバーが開いている状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 カバー 2 保持部材 3 タッチラッチ 4 ブロック 5 支柱 6 スプリングコイル 7 スプリング固定金具 8 支柱固定金具 9 筺体 10 カバーと筺体の接触部 11 ブロックの突起 12 カバーの表面 13 すき間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉対象部品の開閉をつかさどる為に相
    手側に設けられたタッチラッチと、このタッチラッチに
    差し込んで保持させる部材と、この部材の固定ができる
    とともに前記タッチラッチの保持を解除する為に前記部
    材を押す事ができる突起を有し且つ前記開閉対象部品を
    動かすことなしに移動自在なブロックと、このブロック
    を移動させるべくガイドするように前記開閉対象部品か
    ら立設した支柱と、この支柱に嵌挿して前記ブロックを
    前記開閉対象部品側に付勢するスプリングと、前記支柱
    を前記開閉対象部品に固定する支柱固定金具と、前記ス
    プリングを固定するスプリング固定金具とを備えて構成
    され、前記ブロックの前記突起を前記開閉対象部品に触
    れることなく押す事により前記タッチラッチの保持及び
    解除を交互に行って前記開閉対象部品の開閉を行うよう
    に構成したことを特徴とするタッチラッチのロック解除
    防止構造。
  2. 【請求項2】 前記開閉対象部品の閉時には前記突起は
    前記開閉対象部品の表面から外方に突出しないようにな
    っている請求項1記載のタッチラッチのロック解除防止
    構造。
JP24152892A 1992-09-10 1992-09-10 タッチラッチのロック解除防止構造 Expired - Lifetime JP2868378B2 (ja)

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JPH06112667A JPH06112667A (ja) 1994-04-22
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