JPH08273745A - コネクタ用保護カバー - Google Patents

コネクタ用保護カバー

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JPH08273745A
JPH08273745A JP7075952A JP7595295A JPH08273745A JP H08273745 A JPH08273745 A JP H08273745A JP 7075952 A JP7075952 A JP 7075952A JP 7595295 A JP7595295 A JP 7595295A JP H08273745 A JPH08273745 A JP H08273745A
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JP
Japan
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connector
locking arm
locking
cover
protective cover
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JP7075952A
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Eiji Fukuda
英司 福田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタに冠着する保護カバーの着脱操作が
簡単で、ロッキングアームに対する外力を排除し、かつ
外部から完全に保護できるようにする。 【構成】 コネクタ10の外周壁に前方立上り基部15
aを介して後方にのびるロッキングアーム15を設けて
成るコネクタを保護するためのカバーである。カバー1
は一端を開口し、他端を閉じた筒体であり、前記ロッキ
ングアームに対向する周壁2の内面にはロッキングアー
ムに対する一対の可撓性ロック壁4,4が突設され、該
一対の可撓性ロック壁にはロッキングアームに係合する
係止突起5が設けられている。カバー1の閉じた他端側
には指当部7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタとくにエアバ
ッグ用コネクタに装着されるコネクタ用保護カバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばエアバッグ用コネクタ10は、図
5(A),(B)に示すように、絶縁ハウジング11の
端子収容室12の後方から電線付端子13を挿着すると
共に各室毎に防水ゴム栓14を嵌挿して成る。そして、
絶縁ハウジング11の外周壁には前方立上り基部15a
を介して後方にのびるロッキングアーム15が設けら
れ、該アーム15には相手方コネクタ(図示せず)に対
するロック突起15bと共につまみ部15cが設けられ
ている。
【0003】上記コネクタ10は、端子収容室12の前
端が開口しているからゴミが入り、接触不良の原因とな
るおそれがある。また、ロッキングアーム15が外部に
露出しているため、外力や他の機器との接触によりロッ
ク突起15bが損傷するおそれもある。そこで、実際に
使用するまでは、図5(B)に示すように、保護カバー
16を冠着して防塵と共にロッキングアーム15の保護
をしていた。この保護カバー16は、ロッキングアーム
収容室17が膨出して形成され、その天井壁17aに開
設した長孔17bにロック突起15bが係合してコネク
タ10がロックされる構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5(B)の保護カバ
ー16では、コネクタ10に冠着した状態で、依然とし
て開口した長孔17bを有するために、ここからゴミや
湿気が入るおそれがある。また、ロック突起15bが長
孔17bから露出しているので、前記の如く外力により
損傷するおそれがある。さらに、一組のワイヤハーネス
に多数のコネクタを必要とする実際の組立工程では、ロ
ッキングアーム15を手で押し下げてロックを解除して
から保護カバー16を外すために手間がかかり、その際
にコネクタ10を無理に引っ張り、ロック突起15bを
変形させてしまい、ロッキングアーム15の機能を損ね
るというおそれもあった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みて成されたも
のであり、コネクタに対する着脱操作が簡単で、ロッキ
ングアームに対する外力を排除し、かつ外部から完全に
保護することができるコネクタ用保護カバーを提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のコネクタ用保護カバーは請求項1に記載の
ように、コネクタの外周壁に前方立上り基部を介して後
方にのびるロッキングアームを設けて成るコネクタを保
護するためのカバーにおいて、前記カバーが一端を開口
し、他端を閉じた筒体として形成され、該筒体の前記ロ
ッキングアームに対向する周壁の内面にはロッキングア
ームに対する一対の可撓性ロック壁が突設され、該一対
の可撓性ロック壁にはロッキングアームに係合する係止
突起が設けられている構成を採用した。前記筒体の閉じ
た他端側には指当部を設けておくのが好ましい(請求項
2)。
【0007】
【作用】請求項1のコネクタ用保護カバーは、コネクタ
のロッキングアームに対するロック手段として、従来の
如く外部に開口した長孔を有しないので、内部にゴミが
入ったり、ロッキングアームに外力が及ぶおそれがな
く、完全な保護ができる。また、コネクタと保護カバー
とのロックは、該カバーの周壁内面に設けた一対の可撓
性ロック壁によって行われるので、ロッキングアームの
ロック突起を損傷するおそれがなく、カバー外すにはロ
ッキングアームを押し下げる動作を要せず、両者を互い
に引き離すようにすればよく、作業が簡単である。さら
に、請求項2のようにコネクタ用保護カバーに指当部を
設けておくことにより、引き離しに際し力を掛けやす
く、滑り止めになるから、作業が一層容易になる。
【0008】
【実施例】図1に本発明によるコネクタ用保護カバーの
斜視図、図2(A)にその正面図、(B)に(A)のX
−X線断面図を示した。また、従来例と同一の構成部材
には同一の符号を用いて説明する。これらの図におい
て、1は合成樹脂製の保護カバーであり、コネクタ10
の外形に対応して後端が開口し、前端が閉じた角形の筒
体として形成されている。
【0009】コネクタ10のロッキングアーム15と対
応する保護カバー1の上部周壁2には、ロッキングアー
ム15を収容するアーム収容室3が膨出して形成される
と共に、該アーム収容室3の両側壁3a,3aからは保
護カバー1内に向けて一対の可撓性ロック壁4,4が延
設され、該ロック壁4の内面前方にはロッキングアーム
15の前方立上り基部15aと係合する係止突起5が突
設されている。この係止突起5は、図2(B)に示すよ
うに、前後にテーパ5aを有する山形もしくは円弧状に
形成され、いわゆるセミロックタイプの構造である。
【0010】また、保護カバー1の前端部には、両側壁
6から突出した指当部7,7を設けるのが好ましい。図
示の例では、指当部7が複数の段差を有する階段状に形
成してあるが、側壁7とは段差が1つの単なる突出部と
することもでき、要は親指と人差し指で保護カバー1を
つまみ、コネクタ10を引き離すとき、滑らないように
すればよい。なお、図2(A),(B)中、8はガタ防
止用突部、9は型抜き穴を示す。
【0011】上記構成において、保護カバー1に対して
コネクタ10を差し込むと、ロッキングアーム15の前
方立上り基部15aがアーム収容室3に進入する。そし
て、図3に示すように、前方前方立上り基部15aが両
側の係止突起5の前方のテーパ5aに接触して可撓性ロ
ック壁4,4を押し拡げて前進し、該係止突起5を乗り
越えると、可撓性ロック壁4,4が弾性復帰する。これ
により、係止突起5が図4のように前方立上り基部15
aの背後に位置することになり、保護カバー1はコネク
タ10に対してロックされる。
【0012】保護カバー1を外すには、従来のようにロ
ッキングアーム15を押し下げる必要がない。一方の保
護カバー1の前端両側の指当部7,7を例えば一方の手
の親指と人差し指でつまみ、コネクタ10を他方の指先
でつまんで互いに引っ張るようにすればよい。係止突起
5は後方にもテーパ5aがあるので、前述と同様の機構
でロックが解除できる。
【0013】以上は可撓性ガイド壁4の係止突起5をロ
ッキングアーム15の前方立上り基部15aに係合させ
るロック手段について説明したが、該アーム15の両側
縁に山形の係止突起5が係合する切欠(または凹部)を
設けるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコネクタ
用保護カバーは、コネクタのロッキングアームを損傷す
るおそれがなく、コネクタ装着時に外部に露出する開口
部をもたないので、防塵および防湿性もよく、カバー内
部の一対の可撓性ロック壁により、ロックおよび解除時
にロッキングアームに無理な力がかからず、また、従来
の如くに押し下げる手間も要らず、着脱作業が簡単であ
る(請求項1)。さらに、コネクタ用保護カバーの指当
部により、引き離しに際し力を掛けやすく、滑り止めに
なるから、作業が一層容易になる(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す保護カバーの斜視図で
ある。
【図2】(A)は図1の保護カバーの正面図、(B)は
(A)のX−X線断面図である。
【図3】図1の保護カバーとコネクタの装着ロック過程
を示す要部断面図である。
【図4】図1の保護カバーとコネクタの装着、ロック状
態を示す断面図である。
【図5】(A)は従来のコネクタを示す斜視図、(B)
は同じく従来の保護カバーを装着した状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 保護カバー 3 アーム収容室 4 可撓性ロック壁 5 係止突起 7 指当部 10 コネクタ 15 ロッキングアーム 15a 前方立上り基部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタの外周壁に前方立上り基部を介
    して後方にのびるロッキングアームを設けて成るコネク
    タを保護するためのカバーにおいて、 前記カバーは一端を開口し、他端を閉じた筒体として形
    成され、該筒体の前記ロッキングアームに対向する周壁
    の内面にはロッキングアームに対する一対の可撓性ロッ
    ク壁が突設され、該一対の可撓性ロック壁にはロッキン
    グアームに係合する係止突起が設けられていることを特
    徴とするコネクタ用保護カバー。
  2. 【請求項2】 前記筒体の閉じた他端側に指当部が設け
    られている請求項1に記載のコネクタ用保護カバー。
JP07595295A 1995-03-31 1995-03-31 コネクタ用保護カバー Expired - Fee Related JP3259807B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10241781A (ja) * 1997-02-20 1998-09-11 Amp Japan Ltd コネクタカバー及びそれを用いたコネクタ組立体
KR100267236B1 (ko) * 1997-08-30 2000-10-16 윤종용 컨넥터
US6217376B1 (en) 1998-07-02 2001-04-17 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Dustproof protection cover and method of using a dustproof protection cover
JP2008091117A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Yazaki Corp コネクタ保護構造
CN101877445A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 第一电子工业株式会社 锁紧结构及使用该锁紧结构的电连接器
KR200451665Y1 (ko) * 2008-09-17 2011-01-05 주식회사 연호전자 암커넥터

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