JP2001218331A - 取付枠 - Google Patents

取付枠

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JP2001218331A
JP2001218331A JP2000023386A JP2000023386A JP2001218331A JP 2001218331 A JP2001218331 A JP 2001218331A JP 2000023386 A JP2000023386 A JP 2000023386A JP 2000023386 A JP2000023386 A JP 2000023386A JP 2001218331 A JP2001218331 A JP 2001218331A
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竜一 森
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昌之 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線器具を取り外す際に器具の破損を防止した
取付枠を提供する。 【解決手段】取付枠Aの枠本体1は金属製であって、一
方の側部2aには、配線器具の溝部に係合する係合突起
5が突設され、他方の側部2bには配線器具の突出部と
係脱自在に係止する係止部材20が取着される。係止部
材20は、側部2bに固定される固定片21と、固定片
21に一端が連結された可撓性を有する撓み片23と、
撓み片23の他端に連結され側部2bの背面側に配置さ
れて側部2bの背面との間で配線器具の突出部を挟持す
る挟持片24とを一体に形成して構成される。また、側
部2bの外側縁からは背面側に突出する枠片6が側部2
bと一体に設けてあり、挟持片24を背面側に押圧する
ことにより挟持片24と突出部との係止状態を解除する
ための工具の先端と当接して該工具の押し込み量を規制
する規制突起6cが枠片6に突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチやコンセ
ントなどの配線器具を壁面などの造営面に埋込配設する
ために用いられる取付枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチやコンセントのよう
な配線器具を壁面等の造営面に埋込配設するために、図
8に示すような金属製の取付枠Aが用いられている。こ
の取付枠Aは、壁に埋設された埋込ボックス60の開口
面側に取付ねじ(ボックスねじ)61,61によって取
り付けられ、さらに合成樹脂製のプレート枠62がねじ
63,63により前面に取着されるとともに、プレート
枠62の前面に化粧プレート64が被着されるようにな
っている。
【0003】また、取付枠Aの両側部2a,2bには配
線器具50の組立枠52,52に設けられた溝部52a
に係合する係合突起5a,5bが設けられ、且つ一方の
側部2bに溝孔65が設けられて開口窓4との間で薄肉
部66が形成されている。ここで、取付枠Aへの配線器
具50の取り付けは、配線器具50の一部を取付枠Aの
開口窓4に挿入するようにして一方の側部2aの係合突
起5aを片側の組立枠52の溝部52aに係合し、溝孔
65にドライバ等の工具を挿入してこじることにより薄
肉部66を突出変形させて他方の側部2bの係合突起5
bを反対側の組立枠52の溝部52aに係合することで
行われる。
【0004】この取付枠Aでは、配線器具50を取付枠
Aに取り付ける際に、取付枠Aの開口窓4に一部を挿入
した状態に配線器具50を作業者が手で位置決めし且つ
保持しながらドライバ等の工具によって薄肉部66を突
出変形させなければならず、作業性が悪いという問題が
あった。
【0005】そこで、図9(a)(b)に示すように、
一方の側部2bの裏面に、配線器具50の組立枠52に
突設された係止爪52bと係脱自在に弾性係止する係止
部材40を溶着又はかしめ固定した取付枠Aが提供され
ている。係止部材40は可撓性を有する材料から形成さ
れ、側部2bの裏面に固定される固定片41と、固定片
41の開口窓側の側縁から延設され背面側に向かって突
出する断面略U字状の撓み片42と、撓み片42の先端
部から前面側に向かって突出し上記係止爪52bと係止
する係止段部44,44が形成された係止片43とで構
成される。尚、係止片43に対応する側部2bの部位に
は枠本体1を貫通する貫通孔19が穿設されており、係
止片43の先端は貫通孔19を介して枠本体1の前面側
に突出する。
【0006】而して、この取付枠Aに配線器具50を取
り付ける際は、配線器具50の一部(すなわち、器具本
体51の前面に突出するボス部51a)を枠本体1の背
面側から開口窓4内に挿入するようにして、一方の組立
枠52の溝部52aに一方の側部2aに設けた係合突起
5aを係合させる。そして、他方の組立枠52の係止爪
52b,52bを係止部材40の係止片43と当接させ
た状態で、配線器具50を取付枠Aの背面側から前面側
に押し込むと、係止爪52b,52bによって係止片4
3が外側に押圧され、撓み片42が撓められるので、係
止片43が外側に押し広げられる。そこからさらに器具
本体51を枠本体1の方へ押し付けると、係止爪52
b,52bが係止片43に設けた係止段部44,44に
嵌まり込み、係止部材40のばね復帰力によって係止爪
52b,52bが係止段部44,44とそれぞれ係止
し、器具本体50が取付枠Aに取り付けられるのであ
る。
【0007】一方、取付枠Aから配線器具50を取り外
す際は、貫通孔19から前面側に突出する係止片43の
部位を外側に押圧すると、撓み片42が撓められて、係
止片43が外側に押し広げられるので、配線器具50の
係止爪52b,52bと係止段部44,44との係止状
態が解除され、配線器具50を取付枠Aから容易に取り
外すことが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した後者の取付枠
Aでは、取付枠Aから配線器具50を取り外す際に、係
止片43を外側に押圧し、係止部材40を弾性変形させ
ることによって、配線器具50の係止爪52bと係止段
部44との係止状態を解除しているが、係止片43の変
形量は規制されていないので、係止片43が塑性変形し
てしまい、配線器具50を取り付けれなくなる虞があっ
た。
【0009】また、配線器具50の係止爪52bは係止
段部44と係止しているだけなので、配線器具50を取
付枠Aに取り付けた際に配線器具50ががたつくという
問題があった。
【0010】さらに、配線器具50の係止爪52b,5
2bは係止段部44,44の端縁(エッジ部)上に載置
されており、接触面積が小さいので、取付枠Aに取り付
けられた配線器具50に外力が加わった場合、係止爪5
2bと係止段部44との接触部位にかかる応力が大きく
なり、配線器具50或いは係止部材40が破損するとい
う問題があった。
【0011】また、取付枠Aに配線器具50を着脱する
際、係止部材40の撓み片42が弾性変形するのである
が、撓み片42は固定片41の開口窓側の端縁と係止片
43との間を連結しているので、撓み片42のスパンが
短く、撓み片42の弾性係数が大きくなって、配線器具
50の着脱時に大きな力が必要になるという問題があっ
た。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、配線器具の着脱作業
が容易で、着脱作業時の破損を防止した取付枠を提供す
ることにある。また、請求項2の発明の目的とするとこ
ろは、上記目的に加えて、配線器具のがたつきを防止し
た取付枠を提供することにある。さらに、請求項4乃至
6の発明の目的とするところは、上記目的に加えて、着
脱作業をさらに容易にした取付枠を提供することにあ
り、請求項7の発明の目的とするところは、上記目的に
加えて、外力による配線器具の破損を防止した取付枠を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、対向する一対の側部並びに両
側部を連結する連結部を有し側部と連結部とで囲まれた
開口窓に配線器具の一部を挿入した形で当該配線器具を
保持する金属製の枠本体と、枠本体を壁面のような造営
面に固定する固定手段と、一方の側部から開口窓側へ突
出し配線器具の一方の側面に設けた溝部と係合する係合
突起と、他方の側部に取着され配線器具の他方の側面に
設けた突出部と係脱自在に係止する係止部材とを備え、
前記係止部材は、他方の側部に固定される固定片と、該
固定片に一端が連結された可撓性を有する撓み片と、該
撓み片の他端に連結され他方の側部の背面側に配置され
て他方の側部の背面との間で配線器具の突出部を挟持す
る挟持片とを一体に形成して成り、他方の側部の背面側
に配置され該側部に連結部を介して一体に連結された枠
片を設け、挟持片を背面側に押圧することにより挟持片
と突出部との係止状態を解除するための工具の先端と当
接して該工具の押し込み量を規制する規制突起を枠片に
突設したことを特徴とし、配線器具の溝部を係合突起と
係合させるとともに、配線器具の突出部を側部の背面と
挟持片との間で弾性挟持することによって配線器具が取
付枠に取り付けられるので、配線器具の取付作業を容易
に行え、しかも工具の先端で挟持片を背面側に押圧し、
撓み片を外側に押し広げることによって突出部と挟持片
との係止状態を解除して配線器具を取付枠から容易に取
り外すことができ、且つ、側部と一体に設けられた枠片
には、工具の背面側への押し込み量を規制する規制突起
が設けられているので、工具の背面側への押し込み量を
規制して、撓み片の撓み量を規制することができ、撓み
片の塑性変形を防止することができる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記固定片における開口窓側の側縁から開口窓側
に延設され、開口窓から前面側に突出する器具本体の部
位と弾接して、器具本体を一方の側部側に付勢する弾接
片を係止部材に設けたことを特徴とし、弾接片により配
線器具が一方の側部側に付勢されているので、溝部と係
合突起との間の隙間によって配線器具ががたつくのを防
止できる。
【0015】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記固定片は、他方の側部の前面にかしめ固定さ
れることを特徴とし、他方の側部には背面側に突出する
枠片が一体に形成されているので、固定片が他方の側部
の背面にかしめ固定されている場合は、枠本体の打ち抜
き加工を行った後に、枠本体を裏返す作業が必要になる
が、固定片は他方の側部の前面側にかしめ固定されてい
るので、打ち抜き加工を行った後に枠本体を裏返す作業
が不要になり、取付枠の組立作業性が向上する。
【0016】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記固定片は他方の側部の前面に固定され、上記
撓み片は固定片の外側縁から延設され、先端が背面側に
突出して上記挟持片に結合されることを特徴とし、撓み
片の一端は他方の側部の前面に固定された固定片に連結
され、他端は他方の側部の背面側に配置された挟持片に
連結されているので、撓み片のスパンを長くとることが
でき、撓み片を撓みやすくして、配線器具の着脱作業を
容易に行うことができる。
【0017】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記挟持片の開口窓側の側縁から背面側に突出
し、背面側に行くほど外側への突出量が大きくなるよう
な断面形状に形成され、配線器具の取付時に配線器具の
突出部をガイドするガイド片を係止部材に設けたことを
特徴とし、配線器具の一部を枠本体の背面側から開口窓
内に挿入するようにして配線器具の溝部を一方の側部の
係合突起に係止させるとともに、配線器具の突出部をガ
イド片に当接させた状態から、配線器具を前面側に押し
込むと、突出部がガイド片に沿って移動し、側部の背面
と挟持片との間にスムーズに係止させることができる。
【0018】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記挟持片と上記ガイド片との連結部位に開口窓
側に行くほど側部の背面から遠ざかるように傾斜し、配
線器具を取り外す際に上記工具の先端が当接するテーパ
面を設けたことを特徴とし、工具によってテーパ面を背
面側に押圧すると、工具の先端がテーパ面に沿って背面
側に移動することにより、撓み片が外側に押し撓めら
れ、挟持片と配線器具の突出部との係止状態を解除する
ことができるのであるが、工具の先端はテーパ面に当接
しているので、工具の先端と当接する挟持片の部位が側
部の背面と略平行な平面に形成されている場合に比べ
て、工具を背面側に押し込みやすくなり、配線器具の取
り外し作業を容易に行うことができる。
【0019】請求項7の発明では、請求項1の発明にお
いて、配線器具の突出部は、他方の側部の背面と挟持片
の対向面との間に弾性挟持されることを特徴とし、突出
部が挟持片のエッジ部と当接している場合に比べて、突
出部と挟持片との接触面積が大きくなるから、配線器具
に外力が加わった場合に突出部と挟持片との接触部位に
加わる応力が低減され、配線器具や取付枠が破損するの
を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1乃至図7を参照して本発明の
実施形態を説明する。この取付枠Aの枠本体1は金属製
であって、対向する一対の側部2a,2bと、両側部2
a,2bを連結する連結部3,3と、側部2a,2b及
び連結部3,3で囲まれた開口窓4とを有する矩形枠状
に形成されている。また、各連結部3,3には、枠本体
1を埋込ボックス60に取り付けるための取付ねじ61
(図8参照)が挿通される長孔状のねじ挿通孔3aと、
壁面を形成する壁パネル等の壁材に枠本体1を取り付け
るための挟み金具(図示せず)が係止される挟み金具係
止溝3bと、壁面等の造営面に直付けするためのねじが
挿通されるねじ挿通孔3cと、プレート枠62を取り付
けるためのねじ63が螺合するねじ孔3dとが設けてあ
る。ここに、ねじ挿通孔3a,3cや挟み金具係止溝3
bなどから、枠本体1を壁面のような造営面に固定する
固定手段が構成される。ここで、本実施形態において
は、規格化された単位寸法の配線器具(例えば、日本工
業規格に規定された大角形連用配線器具(JIS C 8304参
照)の1個モジュール寸法)を短幅方向に3個並べて取
り付けることができるように枠本体1並びに開口窓4の
寸法が設定してある。
【0021】一対の側部2a,2bの内、一方の側部2
aは長手方向に沿った外側(開口窓4と反対側)の端縁
が前方へ折曲されており、側部2aの長手方向に沿った
内側(開口窓4に臨む側)の端縁には、開口窓4側に突
出し配線器具50の組立枠52に設けた溝部52aに係
合する係合突起5が長手方向に沿って等間隔に3個設け
てある。
【0022】他方の側部2bの長手方向に沿った外側縁
からは背面側に突出する枠片6が側部2bと一体に設け
てあり、枠片6の両端部は側部2bに連結部6a,6a
を介して連結されている。また枠片6の中間部は側部2
bから一体に延設された幅狭の一対の支持リブ6b,6
bによって支持されており、枠片6と側部2bとの間に
できる隙間が上記支持リブ6b,6bによって3つの部
分(以下、各部分をスリット7と言う。)に略3等分さ
れる。また各スリット7に臨む枠片6の側縁にはスリッ
ト7側に突出する規制突起6cがそれぞれ突設されてい
る。
【0023】また、側部2aには、配線器具50の組立
枠52に設けた係止爪(突出部)52bと係脱自在に係
止する係止部材20が取着される。係止部材20は可撓
性を有する材料から形成され、側部2aの前面にかしめ
固定される長尺の固定片21を有し、固定片21の内側
縁(開口窓4に臨む側の側縁)における各係合突起5と
の対向部位からは前面側に突出する3個の弾接片22が
一体に延設されている。弾接片22は断面略く字状に形
成されており、中間部が両端部に比べて開口窓4側に突
出している。また固定片21の外側縁(開口窓4と反対
側の側縁)における各スリット7に対応する部位には、
側部2b背面に対向配置され側部2b背面との間に配線
器具50の係止爪52b,52bを弾性挟持する挟持片
24が断面略円弧状の撓み片23を介して一体に連結さ
れており、挟持片24の内側縁からは背面側に向かって
突出するガイド片25が延設されている。ここに、各挟
持片24は側部2bと枠片6との間のスリット7を介し
て開口窓4側に突出している。
【0024】尚、ガイド片25の先端には先端ほど外側
への突出量が大きくなるように傾斜するテーパ面25a
が形成されている。テーパ面25aの先端縁略中央には
上述した規制突起6cが入り込む切欠部25bが形成さ
れており、テーパ面25aが規制突起6cと干渉するの
を防止している。また、撓み片23には、固定片21と
挟持片24との連結方向に沿って、撓み片23を貫通す
る器具外し孔26が穿設されている。
【0025】ここで、固定片21の両端部及び固定片2
1における各弾接片22の間の部位には固定片21を貫
通するピン挿通孔27が穿設され、側部2bの前面には
ピン挿通孔27に挿通される取付ピン8が突設してあ
る。而して、側部2bの前面に係止部材20の固定片2
1を載置し、取付ピン8を固定片21のピン挿通孔27
に挿通して、取付ピン8の先端部分を機械的に潰すこと
で側部2bに係止部材20が固定される。本実施形態の
取付枠Aでは側部2bの背面側に枠片6を突設している
ので、従来のように側部2bの裏面側に係止部材をかし
め固定する場合は、枠本体1の打ち抜き加工を行った
後、枠本体1を裏返して係止部材20を側部2bの裏面
にかしめ固定しなければならず、枠本体1を裏返す作業
が必要となるが、本実施形態の取付枠Aでは側部2bの
前面に係止部材20をかしめ固定しているので、枠本体
1を裏返す作業が必要なく、取付枠Aの組立作業性が向
上する。
【0026】而して、この取付枠Aに配線器具50を取
り付ける際は、配線器具50の一部(すなわち、器具本
体51の前面に突出するボス部51a)を枠本体1の背
面側から開口窓4内に挿入するようにして、一方の組立
枠52の溝部52aに一方の側部2aに設けた係合突起
5を係合させる。そして、他方の組立枠52の係止爪5
2b,52bを係止部材20のガイド片25に設けたテ
ーパ面25aに当接させた状態で、配線器具50を取付
枠Aの背面側から前面側に押し込むと、係止爪52b,
52bがガイド片25のテーパ面25aにガイドされ
て、側部2bの背面と挟持片24との間にスムーズに係
止させることができる。
【0027】上述のように係止部材20の固定片21内
側縁からは弾接片22が一体に延設されており、弾接片
22の中間部は開口窓4側に突出しているので、取付枠
Aに配線器具50を取り付けると、弾接片22が配線器
具50の組立枠52に弾接する。ところで、配線器具5
0は、一方の組立枠52に設けた溝部52aを側部2a
に設けた係合突起5に係合させる共に、他方の組立枠5
2に設けた係止爪52b,52bを側部2b背面と挟持
片24との間で弾性挟持させることによって、取付枠A
に取り付けられているので、溝部52aと係合突起5と
の間にできる隙間によって配線器具50ががたつく虞が
あるが、弾接片22が配線器具50の組立枠52と弾接
しているので、弾接片22のばね力によって配線器具5
0が側部2a側に押し付けられるから、配線器具50の
がたつきを防止することができる。
【0028】また、配線器具50の係止爪52b,52
bは側部2b背面と挟持片24との間に弾性挟持されて
おり、挟持片24における側部2b背面と対向する面上
に係止爪52b,52bが載置されているので、従来の
取付枠に比べて挟持片24と係止爪52b,52bとの
接触面積が大きくなり、取付枠Aに取り付けられた配線
器具50に外力が加わった場合に、挟持片24と係止爪
52b,52bとの接触部位に加わる応力を低減でき、
配線器具50或いは係止部材40が破損するのを防止で
きる。
【0029】一方、配線器具50を取付枠Aから取り外
す際は、図5に示すように撓み片23に設けた器具外し
孔26に例えばマイナスドライバのような工具Bの先端
を挿入し、工具Bの先端で挟持片24を背面側に押圧す
ると、挟持片24を背面側に押圧する力によって撓み片
23が外側に押し撓められるので、配線器具50の係止
爪52b,52bと係止部材20との係止状態を解除す
ることができ、配線器具50を容易に取り外すことがで
きる。
【0030】ここで、スリット7に臨む枠片6の上側縁
からはスリット7側に突出する規制突起6cが突設され
ており、器具外し孔26内に挿入された工具Bの先端が
規制突起6cと当接することによって、工具Bの挿入
量、すなわち撓み片23の撓み量を規制することができ
るので、撓み片23が塑性変形するのを防止できる。
【0031】また、挟持片24とガイド片25との連結
部位には絞り加工を施すことによって、開口窓4側に行
くほど側部2b背面から遠ざかるように傾斜するテーパ
面28が形成されているので、配線器具50を取り外す
際に器具外し孔26内に挿入された工具Bの先端はテー
パ面28と当接する。この状態からさらに工具Bを背面
側へ押し込もうとすると、工具Bの先端によってテーパ
面28が背面側に押圧され、工具Bの先端がテーパ面2
8に沿って背面側に移動することにより、撓み片23が
外側に押し撓められるので、工具Bの先端と当接する挟
持片24の部位が側部2b背面と略平行な面に形成され
ている場合に比べて、工具Bを背面側に挿入しやすくな
り、配線器具50の取り外し作業を容易に行うことがで
きる。
【0032】また、撓み片23は、側部2bの前面側に
かしめ固定された固定片21の外側縁から外方へ突出し
ており、その先端は側部2bの背面側に配置される挟持
片24と結合されているので、撓み片23のスパンを長
くとることができる。したがって、撓み片23の弾性係
数が小さくなり、撓み片23を撓みやすくして、配線器
具50の着脱作業を容易に行うことができる。
【0033】ところで本実施形態では、取付枠Aに取り
付けられる3個の配線器具を1つの係止部材20で保持
しているが、図7に示すように個々の配線器具を保持す
る係止部材20’を別体に形成し、3個の係止部材2
0’を取付枠Aの側部2bに取り付けるようにしても良
い。なお、本実施形態では個々の配線器具を保持する係
止部材を一体化しているので、係止部材を別体に形成し
た場合に比べて、係止部材20の取付作業を容易に行う
ことができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、対向
する一対の側部並びに両側部を連結する連結部を有し側
部と連結部とで囲まれた開口窓に配線器具の一部を挿入
した形で当該配線器具を保持する金属製の枠本体と、枠
本体を壁面のような造営面に固定する固定手段と、一方
の側部から開口窓側へ突出し配線器具の一方の側面に設
けた溝部と係合する係合突起と、他方の側部に取着され
配線器具の他方の側面に設けた突出部と係脱自在に係止
する係止部材とを備え、前記係止部材は、他方の側部に
固定される固定片と、該固定片に一端が連結された可撓
性を有する撓み片と、該撓み片の他端に連結され他方の
側部の背面側に配置されて他方の側部の背面との間で配
線器具の突出部を挟持する挟持片とを一体に形成して成
り、他方の側部の背面側に配置され該側部に連結部を介
して一体に連結された枠片を設け、挟持片を背面側に押
圧することにより挟持片と突出部との係止状態を解除す
るための工具の先端と当接して該工具の押し込み量を規
制する規制突起を枠片に突設したことを特徴とし、配線
器具の溝部を係合突起と係合させるとともに、配線器具
の突出部を側部の背面と挟持片との間で弾性挟持するこ
とによって配線器具が取付枠に取り付けられるので、配
線器具の取付作業を容易に行え、しかも工具の先端で挟
持片を背面側に押圧し、撓み片を外側に押し広げること
によって突出部と挟持片との係止状態を解除して配線器
具を取付枠から容易に取り外すことができ、且つ、側部
と一体に設けられた枠片には、工具の背面側への押し込
み量を規制する規制突起が設けられているので、工具の
背面側への押し込み量を規制して、撓み片の撓み量を規
制することができ、撓み片の塑性変形を防止できるとい
う効果がある。
【0035】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記固定片における開口窓側の側縁から開口窓側に
延設され、開口窓から前面側に突出する器具本体の部位
と弾接して、器具本体を一方の側部側に付勢する弾接片
を係止部材に設けたことを特徴とし、弾接片により配線
器具が一方の側部側に付勢されているので、溝部と係合
突起との間の隙間によって配線器具ががたつくのを防止
できるという効果がある。
【0036】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記固定片は、他方の側部の前面にかしめ固定され
ることを特徴とし、他方の側部には背面側に突出する枠
片が一体に形成されているので、固定片が他方の側部の
背面にかしめ固定されている場合は、枠本体の打ち抜き
加工を行った後に、枠本体を裏返す作業が必要になる
が、固定片は他方の側部の前面側にかしめ固定されてい
るので、打ち抜き加工を行った後に枠本体を裏返す作業
が不要になり、取付枠の組立作業性が向上するという効
果がある。
【0037】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記固定片は他方の側部の前面に固定され、上記撓
み片は固定片の外側縁から延設され、先端が背面側に突
出して上記挟持片に結合されることを特徴とし、撓み片
の一端は他方の側部の前面に固定された固定片に連結さ
れ、他端は他方の側部の背面側に配置された挟持片に連
結されているので、撓み片のスパンを長くとることがで
き、撓み片を撓みやすくして、配線器具の着脱作業を容
易に行えるという効果がある。
【0038】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記挟持片の開口窓側の側縁から背面側に突出し、
背面側に行くほど外側への突出量が大きくなるような断
面形状に形成され、配線器具の取付時に配線器具の突出
部をガイドするガイド片を係止部材に設けたことを特徴
とし、配線器具の一部を枠本体の背面側から開口窓内に
挿入するようにして配線器具の溝部を一方の側部の係合
突起に係止させるとともに、配線器具の突出部をガイド
片に当接させた状態から、配線器具を前面側に押し込む
と、突出部がガイド片に沿って移動し、側部の背面と挟
持片との間にスムーズに係止させることができるという
効果がある。
【0039】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記挟持片と上記ガイド片との連結部位に開口窓側
に行くほど側部の背面から遠ざかるように傾斜し、配線
器具を取り外す際に上記工具の先端が当接するテーパ面
を設けたことを特徴とし、工具によってテーパ面を背面
側に押圧すると、工具の先端がテーパ面に沿って背面側
に移動することにより、撓み片が外側に押し撓められ、
挟持片と配線器具の突出部との係止状態を解除すること
ができるのであるが、工具の先端はテーパ面に当接して
いるので、工具の先端と当接する挟持片の部位が側部の
背面と略平行な平面に形成されている場合に比べて、工
具を背面側に押し込みやすくなり、配線器具の取り外し
作業を容易に行えるという効果がある。
【0040】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、配線器具の突出部は、他方の側部の背面と挟持片の
対向面との間に弾性挟持されることを特徴とし、突出部
が挟持片のエッジ部と当接している場合に比べて、突出
部と挟持片との接触面積が大きくなるから、配線器具に
外力が加わった場合に突出部と挟持片との接触部位に加
わる応力が低減され、配線器具や取付枠が破損するのを
防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の取付枠の分解斜視図である。
【図2】同上の取付枠の外観斜視図である。
【図3】同上の取付枠の側面図である。
【図4】同上の取付枠の要部拡大断面図である。
【図5】同上の取付枠から配線器具を取り外す方法を説
明する要部拡大断面図である。
【図6】同上の取付枠に配線器具を取り付けた状態を示
し、(a)は側方から見た断面図、(b)は側方から見
た要部拡大断面図である。
【図7】同上の取付枠に用いる別の可撓部材の外観斜視
図である。
【図8】従来の取付枠の施工状態を説明する説明図であ
る。
【図9】従来の別の取付枠を示し、(a)は取付枠に配
線器具を取り付けた状態の断面図、(b)は取付枠に用
いる可撓部材の外観斜視図である。
【符号の説明】
A 取付枠 1 枠本体 2a,2b 側部 5 係合突起 6 枠片 6c 規制突起 20 係止部材 21 固定片 23 撓み片 24 挟持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 昌之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G357 CA06 CB04 CC01 CD02 CE01 CF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する一対の側部並びに両側部を連結す
    る連結部を有し側部と連結部とで囲まれた開口窓に配線
    器具の一部を挿入した形で当該配線器具を保持する金属
    製の枠本体と、枠本体を壁面のような造営面に固定する
    固定手段と、一方の側部から開口窓側へ突出し配線器具
    の一方の側面に設けた溝部と係合する係合突起と、他方
    の側部に取着され配線器具の他方の側面に設けた突出部
    と係脱自在に係止する係止部材とを備え、前記係止部材
    は、他方の側部に固定される固定片と、該固定片に一端
    が連結された可撓性を有する撓み片と、該撓み片の他端
    に連結され他方の側部の背面側に配置されて他方の側部
    の背面との間で配線器具の突出部を挟持する挟持片とを
    一体に形成して成り、他方の側部の背面側に配置され該
    側部に連結部を介して一体に連結された枠片を設け、挟
    持片を背面側に押圧することにより挟持片と突出部との
    係止状態を解除するための工具の先端と当接して該工具
    の押し込み量を規制する規制突起を枠片に突設したこと
    を特徴とする取付枠。
  2. 【請求項2】上記固定片における開口窓側の側縁から開
    口窓側に延設され、開口窓から前面側に突出する器具本
    体の部位と弾接して、器具本体を一方の側部側に付勢す
    る弾接片を係止部材に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の取付枠。
  3. 【請求項3】上記固定片は、他方の側部の前面にかしめ
    固定されることを特徴とする請求項1記載の取付枠。
  4. 【請求項4】上記固定片は他方の側部の前面に固定さ
    れ、上記撓み片は固定片の外側縁から延設され、先端が
    背面側に突出して上記挟持片に結合されることを特徴と
    する請求項1記載の取付枠。
  5. 【請求項5】上記挟持片の開口窓側の側縁から背面側に
    突出し、背面側に行くほど外側への突出量が大きくなる
    ような断面形状に形成され、配線器具の取付時に配線器
    具の突出部をガイドするガイド片を係止部材に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の取付枠。
  6. 【請求項6】上記挟持片と上記ガイド片との連結部位に
    開口窓側に行くほど側部の背面から遠ざかるように傾斜
    し、配線器具を取り外す際に上記工具の先端が当接する
    テーパ面を設けたことを特徴とする請求項5記載の取付
    枠。
  7. 【請求項7】配線器具の突出部は、他方の側部の背面と
    挟持片の対向面との間に弾性挟持されることを特徴とす
    る請求項1記載の取付枠。
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