JP2575905Y2 - 電気機器収納用箱体の補強具 - Google Patents

電気機器収納用箱体の補強具

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JP2575905Y2
JP2575905Y2 JP1993075835U JP7583593U JP2575905Y2 JP 2575905 Y2 JP2575905 Y2 JP 2575905Y2 JP 1993075835 U JP1993075835 U JP 1993075835U JP 7583593 U JP7583593 U JP 7583593U JP 2575905 Y2 JP2575905 Y2 JP 2575905Y2
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box
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reinforcing
frame
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JP1993075835U
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JPH0743020U (ja
Inventor
典夫 高橋
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気機器を収納するた
めの電気機器収納用箱体において、箱体本体を補強する
ための補強具の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器を収納するための電気機
器収納用箱体において、箱体本体を補強するための補強
具は、図4に示すような構造になっていた。即ち、電気
機器収納用箱体21の箱体本体22の開口部近傍に略L
字状に折曲形成した長尺の補強具23が溶接等の取付手
段によって取り付けられ、この補強具23に開口部垂直
方向から枠体(図示せず)を載置し、補強具23の任意
位置に設けてある螺子挿通口23aとを箱体本体22に
の螺子挿通口(図示せず)とを一致させて螺子を挿通
し、螺着固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこの補強
具23は、長手方向全体に渡って横幅が均一であり、箱
体本体21の内部に取り付けた内機(図示せず)を外す
場合、内機の左端部または右端部が補強具23に引っ掛
かり、内機に取り付けられている機器を傷付けたり、内
機を持っている手が補強具23に引っ掛かり、怪我をす
ることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の電気機器収納
用箱体の補強具の問題点に鑑み、本考案の目的は、内機
の取り外しが容易且つ安全確実にできる電気機器収納用
箱体の補強具を提供するもので、その構成は、少なくと
も開口部を備えた箱体本体と、該箱体本体に取り付けら
れる枠体と、前記箱体本体の開口部を被覆する扉体とで
構成され、前記枠体の一辺に本体側蝶番を設け、該本体
側蝶番と対向する扉体裏面に扉体側蝶番を設け、本体側
蝶番と扉体側蝶番とを蝶番ピンで挿通し、前記枠体と前
記扉体とを蝶着して成る電気機器を収納するための電気
機器収納用箱体の前記箱体本体の開口部近傍の対向する
側板に取り付けられる長尺状の補強具において、該補強
具の長手方向の任意の位置に、前記枠体を前記箱体本体
に固定するため固定部材挿通口を設けた突起体を形成
し、該突起体の固定部材挿通口と前記枠体に設けた固定
部材挿通口とを一致させて固定部材を挿通し、固定手段
によって固定することである。
【0005】また、少なくとも開口部を備えた箱体本体
と、該箱体本体に取り付けられる枠体と、前記箱体本体
の開口部を被覆する扉体とで構成され、前記枠体の一辺
に本体側蝶番を設け、該本体側蝶番と対向する扉体裏面
に扉体側蝶番を設け、本体側蝶番と扉体側蝶番とを蝶番
ピンで挿通し、前記枠体と前記扉体とを蝶着して成る電
気機器を収納するための電気機器収納用箱体の前記箱体
本体の開口部近傍の対向する側板に取り付けられる長尺
状の補強具において、該補強具の上下方向を反転させ
て、箱体本体の開口部近傍の対向する側板に取り付ける
ことである。
【0006】
【作用】電気機器収納用箱体の内機を取り外すには、内
機を両手で持ち、内機の左端部又は右端部のいずれかを
手前に引き寄せ、端部が補強具の突起体に引っ掛からな
いように取り出す。すると突起体以外の補強具と内機の
端部との間には適当なクリアランスが形成されるので、
容易且つ安全確実に内機を取り出すことができる。
【0007】
【実施例】図1〜図3は本考案に係る電気機器収納用箱
体の実施例である。以下これらの図面に基づき本考案を
説明する。
【0008】電気機器収納用箱体1は箱体本体2と、箱
体本体2に取り付けられる枠体3と、この枠体3に取り
付けられる扉体4と、枠体3の一辺に本体側蝶番3aを
設け、この本体側蝶番3aと対向する扉体4の裏面に扉
体側蝶番4aを設け、本体側蝶番3aの蝶番ピン挿通口
3bと扉体側蝶番4aの蝶番ピン挿通口4bとを一直線
上に並べた状態で蝶番ピン5を挿通して、箱体本体2と
扉体4とを蝶着する。蝶番ピン5にはフック6が取り付
けられ、このフック6には蝶番ピン挿通口7と係止片8
が設けられている。また、本体側蝶番3aには扉閉塞時
にフック6の係止片8と係止する係止突起9が設けられ
ている。
【0009】係止片8を備えたフック6に蝶番ピン5を
挿通し、これを本体蝶番3aの蝶番ピン挿通口3bと扉
体側蝶番4aの蝶番ピン挿通口4bとを一直線上に並べ
た状態で挿通する。この状態で扉体4を閉塞すると、本
体側蝶番3a、扉体側蝶番4a、枠体3、扉体4の裏面
の何れかに設けた係止突起9にフック6の係止片8が係
止し、蝶番ピン5の脱落を防止する。また、フック6の
係止片8を指等で摘み、挿通した方向と逆の方向に引っ
張れば蝶番ピン5を蝶番から引き抜くことができる。
【0010】このように構成された電気機器収納用箱体
1において、箱体本体2の開口部近傍に略L字状に折曲
形成した長尺の補強具10が溶接等の取付手段によって
取り付けられ、この補強具10の長手方向の任意の位置
には、枠体3を箱体本体2に固定するため固定部材挿通
口11aを設けた突起体11を形成し、突起体11の固
定部材挿通口11aと枠体3に設けた固定部材挿通口
(図示せず)とを一致させて固定部材を挿通し固定手段
によって固定する。
【0011】電気機器収納用箱体1の内機(図示せず)
を取り外すには、内機を両手で持ち、内機の左端部又は
右端部のいずれかを手前に引き寄せ、端部が補強具10
の突起体11に引っ掛からないように取り出す。すると
突起体11以外の補強具10と内機の端部との間には適
当なクリアランスが形成されるので、容易且つ安全確実
に内機を取り出すことができる。
【0012】尚、固定部材は、螺子、ピン、係止金具
等、固定する部材であればどのようなものでも良く、本
考案の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であ
る。
【0013】また、固定手段は、螺子、ピン、係止金具
等の固定部材を固定する手段であればどのような手段で
も良く、本考案の主旨を逸脱しない範囲において適宜変
更可能である。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案に係る電気機器収納
用箱体の補強具は、少なくとも開口部を備えた箱体本体
と、該箱体本体に取り付けられる枠体と、前記箱体本体
の開口部を被覆する扉体とで構成され、前記枠体の一辺
に本体側蝶番を設け、該本体口蝶番と対向する扉体裏面
に扉体側蝶番を設け、本体側蝶番と扉体側蝶番とを蝶番
ピンで挿通し、前記枠体と前記扉体とを蝶着して成る電
気機器を収納するための電気機器収納用箱体の前記箱体
本体の開口部近傍の対向する側板に取り付けられる長尺
状の補強具において、該補強具の長手方向の任意の位置
に、前記枠体を前記箱体本体に固定するため固定部材挿
通口を設けた突起体を形成し、該突起体の固定部材挿通
口と前記枠体に設けた固定部材挿通口とを一致させて固
定部材を挿通し、固定手段によって固定することによっ
て、箱体本体の内部に取り付けた内機を外す場合、内機
の左端部又は右端部が補強具に引っ掛かりにくいので、
内機に取り付けられている機器を傷付けたりすることが
なくなり、また内機を持っている手が補強具に引っ掛か
りにくいので怪我をすることがなくなり、内機の取り外
しが容易且つ安全確実にできるという効果がある。
【0015】また、前記電気機器収納用箱体の補強具に
おいて、該補強具の上下方向を反転させて、箱体本体の
開口部近傍の対向する側板に取り付けることにより、左
右の補強具を共用できるので、左右別個に形成する必要
がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気機器収納用箱体の説明図であ
る。
【図2】本考案に係る電気機器収納用箱体の補強具の実
施例の説明図である。
【図3】本考案に係る電気機器収納用箱体の補強具の実
施例の要部断面図である。
【図4】従来の電気機器収納用箱体の補強具の説明図で
ある。
【符号の説明】
1・・・電気機器収納用箱体、2・・・箱体本体、3・
・・枠体、3a・・・本体側蝶番、3b・・・蝶番ピン
挿通口、4・・・扉体、4a・・・扉体側蝶番、4b・
・・蝶番ピン挿通口、5・・・蝶番ピン、6・・・フッ
ク、7・・・蝶番ピン挿通口、8・・・係止片、9・・
・係止突起、10・・・補強具、11・・・突起体、1
1a・・・固定部材挿通口。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも開口部を備えた箱体本体と、
    該箱体本体に取り付けられる枠体と、前記箱体本体の開
    口部を被覆する扉体とで構成され、前記枠体の一辺に本
    体側蝶番を設け、該本体側蝶番と対向する扉体裏面に扉
    体側蝶番を設け、本体側蝶番と扉体側蝶番とを蝶番ピン
    で挿通し、前記枠体と前記扉体とを蝶着して成る電気機
    器を収納するための電気機器収納用箱体の前記箱体本体
    の開口部近傍の対向する側板に取り付けられる長尺状の
    補強具において、該補強具の長手方向の任意の位置に、
    前記枠体を前記箱体本体に固定するため固定部材挿通口
    を設けた突起体を形成し、該突起体の固定部材挿通口と
    前記枠体に設けた固定部材挿通口とを一致させて固定部
    材を挿通し、固定手段によって固定することを特徴とす
    る電気機器収納用箱体の補強具。
  2. 【請求項2】 前記電気機器収納用箱体の補強具におい
    て、該補強具の上下方向を反転させて、箱体本体の開口
    部近傍の対向する側板に取り付けることを特徴とする請
    求項1に記載の電気機器収納用箱体の補強具。
JP1993075835U 1993-12-28 1993-12-28 電気機器収納用箱体の補強具 Expired - Lifetime JP2575905Y2 (ja)

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JPH0743020U JPH0743020U (ja) 1995-08-11
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