JP2549879Y2 - 冷凍装置のコントロールボックス - Google Patents

冷凍装置のコントロールボックス

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JP2549879Y2
JP2549879Y2 JP1991047163U JP4716391U JP2549879Y2 JP 2549879 Y2 JP2549879 Y2 JP 2549879Y2 JP 1991047163 U JP1991047163 U JP 1991047163U JP 4716391 U JP4716391 U JP 4716391U JP 2549879 Y2 JP2549879 Y2 JP 2549879Y2
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JP
Japan
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stopper
controller
door
opening
control box
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JP1991047163U
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JPH052511U (ja
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啓太郎 速水
秀人 柴田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は海上コンテナ等に使用さ
れる冷凍装置のコントロールボックスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】海上コンテナ冷凍装置におけるコントロ
ールボックスにおいては、内部に収容した電気部品類の
点検時に、コントロールボックスの扉及び内部のコント
ローラ基板を開けて、運転に必要な操作や点検作業をし
なければならない。しかるに、その時、海風が吹き、扉
及びコントローラ基板が急激に開閉すると内部の電気部
品がその衝撃、振動により、損傷を受ける恐れがあり、
作業者は左手で扉又はコントローラあるいは双方を支え
ながら、右手で点検を行うといったケースもしばしば生
じていた。又、海風は予想以上に強く、その方向も不安
定な為、紐,鎖,木片等のその場しのぎのものでは強度
不足で、不十分であった。
【0003】そこで、扉の開放状態を維持するためのス
トッパーを設けることが提案されているが、従来のもの
は、扉のみのストッパーであり、コントロールボックス
内部に収容されている開閉可能のコントローラを含めた
ストッパーではないので、コントローラの裏面の点検,
配線の脱着等の作業、及びコントローラ裏面と対向する
収納電気機器の点検作業等に支障があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のコントロールボ
ックスにおいては、ストッパーは、扉のみの開放状態を
維持するものであり、コントロールボックス内部に収容
された開閉可能のコントローラの開放状態を維持するこ
とができず、コントローラ裏面の点検や配線の脱着時は
左手でコントローラを支えながら右手で作業を実施する
等の不具合があった。又、扉のストッパーとは別にコン
トローラ用ストッパーを付設することは、その収容スペ
ースを、コントロールボックス本体又はコントローラに
確保しなければならず、サービススペースの減少と共に
ストッパーの扱いが繁雑となる。
【0005】本考案は上記不具合を解消するための手段
を提供するものであって、人手を用いることなく、開閉
扉のみ、または開閉扉とコントローラを共に、開放状態
に維持することができ、不使用時には、コントロールボ
ックス本体内に収容することのできるストッパーを提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
したものであって、電機部品等を収容するコントロール
ボックス本体、前方へ回動して開放されるよう前記ボッ
クス本体の開口部の側縁に取付けられた開閉扉、および
前方へ回動して開放されるよう前記ボックス本体の内部
に取付けられ同ボックス本体内に収容されるコントロー
ラを備えた、冷凍コンテナ等に装備される冷凍装置のコ
ントロールボックスにおいて、一端がコントロールボッ
クス内に設けられた取付具に回動可能に取付けられ他端
にかぎ状係止部を備えた棒状の第1ストッパー、一端が
前記第1ストッパーのかぎ状係止部に回動可能に連結さ
れ他端にかぎ状係止部を備えた棒状の第2ストッパー、
前記開閉扉の開放状態において前記第1ストッパーの係
止部を挿入係合させるために同開閉扉に設けられた第1
係合穴、前記第2ストッパーの係止部を挿入係合させる
ことができるよう前記開閉扉の前記第1係合穴より扉の
解放端側の位置に設けられた第2係合穴、及び前記開閉
扉を開放し且つ前記コントローラを前方に回動させさら
に前記第2ストッパーの係止部を第2係合穴に挿入係合
させたままで前記第1ストッパーの係止部を挿入係合さ
せるようコントローラに設けられた第3係合穴を備え、
前記開閉扉と前記ボックス本体との間、あるいは前記開
閉扉と前記コントローラと前記ボックス本体との間にお
いて、前記開閉扉および前記コントローラの回動を抑制
してそれらの開放状態を保ち、かつ、前記コントローラ
が収納され前記開閉扉が閉鎖される時には前記ボックス
本体内に収容されるストッパーを備えたことを特徴とす
る冷凍装置のコントロールボックスに関するものであ
る。
【0007】
【作用】本コントロールボックスは上記構成を具備して
いるため、作業内容に応じて、第1ストッパーを第1係
合穴に係止させて扉のみの回動を抑制し、あるいは、第
1ストッパーを第3係合穴に係止させ第2ストッパーを
第2係合穴に係止させて扉とコントローラとの双方の回
動を抑制することができる。コントローラが収納され扉
が閉鎖された時には、ストッパーはコントロールボック
ス内に収納され、外部に余分なスペースを必要としな
い。このストッパーによって、コントローラ操作パネル
の操作や、コントロールボックス下部の電気機器等の点
検のみの作業の場合は、扉のみ開放状態を維持し、コン
トローラ裏面の点検や配線脱着もしくは、コントローラ
と対向する面に設置された電気機器の点検の作業の場合
は、扉とコントローラ双方の開放状態を維持できる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の冷凍装置のコントロールボッ
クスの一実施例が儲けられる海上輸送用の冷凍コンテナ
の斜視図である。図において、1は冷凍装置、2は同冷
凍装置が装備されている海上輸送用の冷凍コンテナ、3
は前記冷凍装置の前面に儲けられているコントロールボ
ックスであり、電気部品類が収容されている。
【0009】図2は上記実施例のコントロールボックス
の斜視図であり、扉を開いた状態を示している。図にお
いて、4はコントロールボックス本体、5は同本体内に
収容されているコントローラ、6は前記本体の前面に設
けられている開閉扉である。7は後述のストッパーの取
付具、8は後述のストッパー9,11を着脱可能に保持
する保持具であり、これらは前記コントロールボックス
本体の内側部に固定されている。9はその一端が前記取
付具に回動可能に取付けられている鋼線からなる第1ス
トッパー、10は同第1ストッパーの他端に形成されて
いるかぎ状の係止部、11はその一端が前記第1ストッ
パー9のかぎ状係止部10に連結されている第2ストッ
パー、12は同第2ストッパーの他端に形成されている
かぎ状の係止部である。13は第2ストッパー11の係
止部12を挿入係合させるための係合穴、15は第1ス
トッパー9の係止部10を挿入係合させるための係合穴
である。これらの係合穴の具体的作用は後述する。
【0010】同図において、51はコントロールボック
ス本体4の内壁とコントローラ5の一側縁との間に設け
られてそれらを連結し、コントローラ5をコントロール
ボックス本体4に対して前方へ回動させるヒンジ、52
はコントローラ5の他側端に装着されている蝶ねじであ
って、コントローラ5をコントロールボックス本体4の
中に収容した時、同本体4の対応部に設けられている雌
ねじに螺合することによってコントローラ5を同本体4
に固定するためのものである。53はコントローラ5の
裏面と向かい合ってコントロールボックス本体4の中に
設けられている背板であり、コンタクタ、リレー等の電
気機器が取付けられている。66はコントロールボック
ス本体4の開口部側縁と開閉扉6の側縁とを連結してい
るヒンジであり、開閉扉6を本体4に対して回動させて
開くためのものである。
【0011】図3は、上記実施例におけるコントロール
ボックスの部分斜視図であり、開閉扉6が開かれ、コン
トローラ5が手前に回動させられている状態を示してい
る。14はコントローラ5の上部に設けられている係合
穴であって、第1ストッパー9の係止部10を挿入係止
させるためのものである。
【0012】図3の状態、すなわち開閉扉6およびコン
トローラ5の開放時において、第1ストッパー9の係止
部10をコントローラ5の係合穴14に係合させ、第2
ストッパー11の係止部12を開閉扉6の係合穴13に
係合させることによって、コントローラ5と開閉扉6の
それぞれの回動を抑制し、開放状態を維持することがで
きる。
【0013】図4は上記実施例におけるコントロールボ
ックスの開閉扉のみが開放された状態における部分斜視
図である。この時は、第1ストッパー9の係止部10を
開閉扉の係合穴15に係合させることによって、開閉扉
のみの回動を抑制し、同扉の開放状態を維持することが
できる。
【0014】上記の第1および第2のストッパー9,1
1は、扉閉鎖時にはコントロールボックス本体4の内部
において、図2に示されるように、その直線状部分を保
持具8に把持させて保持収納される。
【0015】以上詳述したように、本実施例において
は、開閉扉のみのストッパーとして、あるいは開閉扉と
コントローラの双方のストッパーとして作業内容に応じ
て活用できる、第1および第2の連結されたストッパー
をコントロールボックスの内部に設けてあるので、作業
能率の向上に寄与することができる。
【0016】
【考案の効果】本考案の冷凍装置のコントロールボック
スにおいては、開閉扉とボックス本体との間、あるいは
開閉扉とコントローラとボックス本体との間において、
前記開閉扉および前記コントローラの回動を抑制してそ
れらの開放状態を保ち、かつ前記コントローラが収納さ
れ前記開閉扉が閉鎖される時には前記ボックス本体内に
収納されるストッパーが備えられているので、開閉扉の
みを、あるいは開閉扉とコントローラの双方を同時に、
人手を用いることなく開放状態で維持することができ、
作業能率の向上に寄与することができる。また不使用時
にはボックス本体内に収納されるので、余分なスペース
を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の冷凍コンテナの斜視図。
【図2】同実施例のコントロールボックスの斜視図。
【図3】同実施例のコントロールボックスの部分斜視
図。
【図4】同実施例のコントロールボックスの部分斜視
図。
【符号の説明】
1 冷凍装置 2 冷凍コンテナ 3 コントロールボックス 4 コントロールボックス本体 5 コントローラ 6 開閉扉 7 ストッパー取付具 8 ストッパー保持具 9 第1ストッパー 10 係止部 11 第2ストッパー 12 係止部 13 係合穴 14 係合穴 15 係合穴 51 ヒンジ 52 蝶ねじ 53 背板 66 ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 柴田 秀人 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60 番地の1 中菱エンジニアリング株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭60−93889(JP,A) 実開 平2−130972(JP,U) 実開 平3−33169(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機部品等を収容するコントロールボッ
    クス本体、前方へ回動して開放されるよう前記ボックス
    本体の開口部の側縁に取付けられた開閉扉、および前方
    へ回動して開放されるよう前記ボックス本体の内部に取
    付けられ同ボックス本体内に収容されるコントローラを
    備えた、冷凍コンテナ等に装備される冷凍装置のコント
    ロールボックスにおいて、一端がコントロールボックス
    内に設けられた取付具に回動可能に取付けられ他端にか
    ぎ状係止部を備えた棒状の第1ストッパー、一端が前記
    第1ストッパーのかぎ状係止部に回動可能に連結され他
    端にかぎ状係止部を備えた棒状の第2ストッパー、前記
    開閉扉の開放状態において前記第1ストッパーの係止部
    を挿入係合させるために同開閉扉に設けられた第1係合
    穴、前記第2ストッパーの係止部を挿入係合させること
    ができるよう前記開閉扉の前記第1係合穴より扉の解放
    端側の位置に設けられた第2係合穴、及び前記開閉扉を
    開放し且つ前記コントローラを前方に回動させさらに前
    記第2ストッパーの係止部を第2係合穴に挿入係合させ
    たままで前記第1ストッパーの係止部を挿入係合させる
    ようコントローラに設けられた第3係合穴を備え、前記
    開閉扉と前記ボックス本体との間、あるいは前記開閉扉
    前記コントローラと前記ボックス本体との間におい
    て、前記開閉扉および前記コントローラの回動を抑制し
    てそれらの開放状態を保ち、かつ、前記コントローラが
    収納され前記開閉扉が閉鎖される時には前記ボックス本
    体内に収容されるストッパーを備えたことを特徴とする
    冷凍装置のコントロールボックス。
JP1991047163U 1991-06-21 1991-06-21 冷凍装置のコントロールボックス Expired - Lifetime JP2549879Y2 (ja)

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JPH052511U JPH052511U (ja) 1993-01-14
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JP4600466B2 (ja) * 2007-11-30 2010-12-15 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置のコントローラ及びその補用品
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