JPH11126984A - 電気機器収納用箱体の蝶番ピン - Google Patents

電気機器収納用箱体の蝶番ピン

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JPH11126984A
JPH11126984A JP30790397A JP30790397A JPH11126984A JP H11126984 A JPH11126984 A JP H11126984A JP 30790397 A JP30790397 A JP 30790397A JP 30790397 A JP30790397 A JP 30790397A JP H11126984 A JPH11126984 A JP H11126984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
hinge pin
door
box
slide groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP30790397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shinoda
健二 信田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP30790397A priority Critical patent/JPH11126984A/ja
Publication of JPH11126984A publication Critical patent/JPH11126984A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な治具や加工が必要なく、取り付け、取
り外しが繰り返し行えるような蝶番を提供すること。 【解決手段】 蝶番ピン4が挿入可能な挿入穴を有し、
側面部に略L字状のスライド溝3を設けた蝶番ピン抜け
止め用部品1に蝶番ピン4を挿入し、蝶番ピン4を箱体
側蝶番7と扉体側蝶番8に挿通し、箱体本体6に扉体5
を蝶着することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、箱体本体に扉体が蝶着
される電気機器収納用箱体の蝶番の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】箱体本体に扉体を蝶着する際、図7に示
すように、箱体本体21と扉体22それぞれに設けられ
た蝶番23に蝶番ピン24を挿入している。従来この蝶
番ピン24が抜け落ちるのを防ぐために、蝶番ピン24
の先端に溝25を設け、蝶番ピン24を蝶番23に挿通
した後、図6に示すように、溝25にEリング26を嵌
め込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一旦箱体本体21に取
り付けた扉体22を外す時には、蝶番ピン24を外さな
くてはならない。しかしながら上記従来技術によれば、
蝶番ピン24を外すためにはEリング26を取り外さな
くてはならないが、蝶番23と蝶番ピン24のクリアラ
ンスが小さいので、Eリング26は外しにくく、蝶番ピ
ン24をドライバーやかなづちで叩いたりして移動させ
て隙間を作ってからでないと、Eリング26が外せなか
った。
【0004】また、Eリング26はラジオペンチ等の工
具を用いて破壊して取り除いていたので、再度の利用が
できず、扉体22を外す度にEリング26の交換が必要
だった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術に鑑み、
本発明は、特別な治具や加工が必要なく、取り付け、取
り外しが繰り返し行えるような蝶番を提供することを目
的とし、その構造は、蝶番ピンが挿入可能な挿入穴を有
し、側面部に略L字状のスライド溝を設けた蝶番ピン抜
け止め用部品に蝶番ピンを挿入し、蝶番ピンを箱体側蝶
番と扉体側蝶番に挿通し、箱体本体に扉体を蝶着するこ
とである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る蝶番は、箱体側と扉
体側とにそれぞれ取り付けられ、これら蝶番に蝶番ピン
を挿入する。その時、蝶番ピンには、蝶番ピン抜け止め
用部品を取り付け、蝶番ピンが蝶番から抜け落ちないよ
うにする。蝶番ピン抜け止め用部品は蝶番ピンが挿入可
能である挿入穴を有し、側面部にスライド溝が設けられ
る。箱体側蝶番にはスライド溝に対向するような突起を
設け、蝶番に蝶番ピンを挿入した時に蝶番ピン抜け止め
用部品に設けられたスライド溝を箱体側蝶番に設けられ
た突起に係合させる。扉体を閉じた時、抜け止めの作用
が得られる。また、蝶番ピンは扉体を決まった角度に開
けた時だけ、抜くことも可能であり、蝶番ピンと蝶番ピ
ン抜け止め用部品は繰り返し取り付け、取り外しが可能
である。
【0007】
【実施例】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番の構
造の実施例を図1〜図6の添付図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1〜図3に本発明に係る電気機器収納用
箱体の蝶番の蝶番ピンに取り付けられる蝶番ピン抜け止
め用部品1を示す。蝶番ピン抜け止め用部品1の中央部
には、蝶番ピンが挿入可能である挿入穴2を設け、また
側面部には、L字状のスライド溝3を設ける。図4に示
すように、蝶番に挿通する前に蝶番ピン4には、蝶番ピ
ン抜け止め用部品1を頭部の辺りに装着する。
【0009】箱体本体に扉体を蝶着する際、箱体と扉体
のそれぞれに、箱体側蝶番と扉体側蝶番を溶着してお
く。図5〜図6に示すように、扉体5を箱体本体6に蝶
着するには、箱体側蝶番7と扉体側蝶番8を組み合わせ
て、蝶番ピン4を挿通する。箱体側蝶番8には、突起9
が設けられ、蝶番ピン4を箱体側蝶番7と扉体側蝶番8
に挿通する際、蝶番ピン抜け止め用部品1のスライド溝
3に突起9が係合するように、扉体5の開放角度を調節
しながら作業を行う。
【0010】扉体5を閉めた時、蝶番ピン抜け止め用部
品1も扉体5の回転と同じように回転し、突起9は蝶番
ピン抜け止め用部品1のスライド溝3のL字に係合し、
蝶番ピン4が抜け落ちることがなくなる。
【0011】扉体5を箱体本体6に取り付けた後に、ま
た扉体5を外す必要ができた場合、取り付けの時と逆の
手順で、扉体5を蝶番ピン抜け止め用部品1のスライド
溝3を箱体側蝶番7の突起9から外せるように、扉体5
の開放角度を調節しながら扉体5を開け、蝶番ピン4を
抜く。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
機器収納用箱体の蝶番の構造は、蝶番ピンが挿入可能な
挿入穴を有し、側面部に略L字状のスライド溝を設けた
蝶番ピン抜け止め用部品に蝶番ピンを挿入し、蝶番ピン
を箱体側蝶番と扉体側蝶番に挿通し、箱体本体に扉体を
蝶着することを特徴とする電気機器収納用箱体の蝶番で
あるため、扉体を閉じるだけで確実に蝶番ピン抜け止め
の作用を得ることができる。また、扉体をある一定の角
度に開けば、蝶番ピンを取り外すこともできるので、繰
り返し、蝶番ピンの脱着が可能である。そして、蝶番ピ
ンの脱着は、治具を使用しなくてもよいため、作業性が
良い。蝶番ピン抜け止め用部品は蝶番ピンを挿入するだ
け装着できるので、蝶番ピンや箱体本体、扉体には何の
加工も必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番におけ
る蝶番ピン抜け止め用部品の上面図である。
【図2】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番におけ
る蝶番ピン抜け止め用部品の正面図である。
【図3】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番におけ
る蝶番ピン抜け止め用部品の側面図である。
【図4】図1〜図3における蝶番ピン抜け止め用部品を
蝶番ピンに装着する際の説明図である。
【図5】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番の構造
を示す説明図である。
【図6】本発明に係る電気機器収納用箱体の蝶番の構造
を示す説明図である。
【図7】従来技術における電気機器収納用箱体の蝶番の
構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・蝶番ピン抜け止め用部品、2・・・挿入穴、3
・・・スライド溝、4・・・蝶番ピン、5・・・扉体、
6・・・箱体本体、7・・・箱体側蝶番、8・・・扉体
側蝶番、9・・・突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体本体に扉体を蝶着して成る各種電気
    機器収納用箱体の蝶番において、該蝶番ピンが挿入可能
    な挿入穴を有し、側面部に略L字状のスライド溝を設け
    た蝶番ピン抜け止め用部品に前記蝶番ピンを挿入し、該
    蝶番ピンを箱体側蝶番と扉体側蝶番に挿通し、前記箱体
    本体に前記扉体を蝶着することを特徴とする電気機器収
    納用箱体の蝶番の構造。
JP30790397A 1997-10-21 1997-10-21 電気機器収納用箱体の蝶番ピン Pending JPH11126984A (ja)

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JP30790397A JPH11126984A (ja) 1997-10-21 1997-10-21 電気機器収納用箱体の蝶番ピン

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JP30790397A JPH11126984A (ja) 1997-10-21 1997-10-21 電気機器収納用箱体の蝶番ピン

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JPH11126984A true JPH11126984A (ja) 1999-05-11

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ID=17974568

Family Applications (1)

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JP30790397A Pending JPH11126984A (ja) 1997-10-21 1997-10-21 電気機器収納用箱体の蝶番ピン

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JP (1) JPH11126984A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336325A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Sankoo Kenchikuten:Kk ドア付き浴槽
JP2006230153A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納用箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336325A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Sankoo Kenchikuten:Kk ドア付き浴槽
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Effective date: 20041102

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050523