JPH1025949A - 箱類における扉の取付機構 - Google Patents

箱類における扉の取付機構

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Publication number
JPH1025949A
JPH1025949A JP18310396A JP18310396A JPH1025949A JP H1025949 A JPH1025949 A JP H1025949A JP 18310396 A JP18310396 A JP 18310396A JP 18310396 A JP18310396 A JP 18310396A JP H1025949 A JPH1025949 A JP H1025949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
box
pin
hinge
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18310396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Suzuki
忍 鈴木
Toshiharu Suzuki
寿治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP18310396A priority Critical patent/JPH1025949A/ja
Publication of JPH1025949A publication Critical patent/JPH1025949A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抜け止めの着脱やピンの引抜きを行うことな
く箱部材を反転させるだけの簡単な手数で左開き扉式
と、右開き扉式の両方に使用できる箱類とすることので
きる箱類における扉の取付機構を提供すること。 【解決手段】 開口縁の一側上下にそれぞれピン挿込管
部2を設けた箱部材1と、この箱部材1の開口に施蓋さ
れる扉部材11と、ピン挿込管部2の内側開口より外向
きに挿込可能なピン22を固定片部23の一側に一体に
設けた蝶番金具21とよりなり、この蝶番金具21は前
記ピン22を各ピン挿込管部2の内側開口から外向きに
挿込んだ状態で扉部材11の裏側に固定片部23をもっ
て着脱自在に取付けられて箱部材1に対して扉部材11
を枢動自在に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として通信機器
収納盤、配電盤、制御盤などの電気機器を収納する金属
製の電気機器収納用箱のような箱類において、扉を左開
き、右開きの両方に取付けるうえで便利な箱類における
扉の取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤や制御盤などの電気機器を収納す
る金属製の電気機器収納用箱において、扉を左開き、右
開きの両方に取付けられるようにするには、3管ヒンジ
の蝶番機構が一般に使用されてきたが、3管ヒンジの蝶
番機構では、扉の開き方向を変更させたいときに先ずE
リングなどの抜け止めを外したうえピンを引き抜き、次
いで、箱を反転させたうえピンを挿込んで再び抜け止め
を施す必要があり、その手数が面倒なうえにピンや抜け
止めを紛失しやすいなどの問題点を有するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題点を解決し、抜け止め
の着脱やピンの引抜きを行うことなく箱部材を反転させ
るだけの簡単な手数で左開き扉式と、右開き扉式の両方
に使用できる箱類とすることのできる箱類における扉の
取付機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決した本
発明に係る箱類における扉の取付機構は、開口縁の一側
上下にそれぞれピン挿込管部が設けられている箱部材
と、この箱部材の開口に施蓋される扉部材と、固定片部
の一側にピン挿込管部の内側開口より外向きに挿込可能
なピンが設けられている蝶番金具とよりなり、この蝶番
金具は前記ピンを各ピン挿込管部の内側開口から外向き
に挿込んだ状態として扉部材の裏側に前記固定片部をも
って着脱自在に取付けられて扉部材を箱部材に枢動自在
に連結していることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1および図2に基づいて詳細に説明する。1は開
口縁の一側上下にそれぞれピン挿込管部2、2が設けら
れている金属板材よりなる箱部材、11はこの箱部材1
の開口に施蓋される同じく金属板材よりなる扉部材であ
る。この扉部材11の裏面の一側上下には頂部にねじ孔
14が予め形成されている扁平門型の蝶番ホルダー12
が前記したピン挿込管部2、2と対応する位置において
溶接などの手段により設けられている。なお、前記した
ピン挿込管部2は両端が開口されたものでもよいが、後
記するようにピンが内側開口より外向きにのみ挿込まれ
て使用されるものであるから、外側は塞がれたものであ
ってもよい。
【0006】21は箱部材1の開口に扉部材11を枢動
自在に連結する蝶番金具であって、この蝶番金具21は
上下のピン挿込管部2、2と対応するように2個用いら
れるもので、各蝶番金具21は前記蝶番ホルダー12の
表面に当接される大きさの固定片部23の一側に前記し
たピン挿込管部2の内側開口(上方のピン挿込管部2で
は下端開口、下方のピン挿込管部2では上端開口)より
外向き(上方のピン挿込管部2では上向き、下方のピン
挿込管部2では下向き)に挿込可能なピン22を設けた
ものである。なお、この蝶番金具21は図1に示すよう
に固定片部23の一側にピン22が上向きにのみ設けら
れたものと、固定片部23の一側にピン23が下向きに
のみ設けられたものの2種としてもよいが、図3に示す
ように、固定片部23の一側に各ピン挿込管部2の内側
開口より外向きに挿込可能な第1のピン22を設けると
ともに、この第1のピン23とは反対方向に延びる第2
のピン25を設けたものとすれば、上下の蝶番金具21
を1種で兼用できるのでより便利である。
【0007】31は蝶番金具21を扉部材11の裏側に
着脱自在に取付けるためのねじであって、蝶番金具21
は前記したピン22を箱部材1の上下のピン挿込管部2
の内側開口よりそれぞれ外向きに挿込んだ状態としたう
え、前記した固定片部23をそれぞれ上下の蝶番ホルダ
ー12の頂部の表面または裏面に添わせ、このねじ31
を各固定片部23に設けられているねじ孔24と各蝶番
ホルダー12の頂面に設けられているねじ孔14とにね
じ込むことにより扉部材11の裏側に蝶番金具21は取
付けられる。
【0008】このように構成されたものは、箱部材1と
その開口に施蓋される扉部材11とはピン挿込管部2に
一側のピン22が挿込まれた状態として他側の固定片部
23を蝶番ホルダー12にねじ31をもってねじ止めし
てあるために、従来のこの種の箱類と同様に扉部材11
はピン22を支点として枢動自在とされることとなって
円滑に開閉されることとなるが、本発明では特にピン挿
込管部2に挿込まれているピン22を扉部材11にねじ
止めされている固定片部23の一側に一体に設けた蝶番
金具21を用いて箱部材1に扉部材11を枢動自在に連
結したことにより、下向きに挿込まれている下方のピン
22のみならず、上向きに挿込まれている上方のピン2
2も抜け出ることがなくて的確な取付状態を得ることが
でき、Eリングなどの抜け止めが不要となるので組付作
業も簡略化できることとなる。また、前記したように上
向きに挿込まれているピン22も抜け落ちることがない
ことによって、左開き扉式箱から右開き扉式箱に或いは
右開き扉式箱から左開き扉式箱に変更したいときには、
箱部材1の上下を反転させるだけでそのまま使用でき、
また、扉部材11を箱部材1から外したいときには、ね
じ31を緩めて蝶番部材21を扉部材11から外すだけ
でよく、抜け止めを外したりピンを引き抜く必要もない
ので、3管ヒンジの蝶番機構における場合のように、E
リングなどの抜け止めを外す作業やピンを引き抜く作業
或いは箱を反転させた後におけるピンの挿込作業や抜け
止めを施す作業などの面倒な作業が不要となるうえに、
ピンや抜け止めを紛失するおそれも全くないものとな
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、抜け止めの着脱やピンの引抜きを行うことなく簡単
な手数で箱部材に対して扉部材を左開き、右開きのいず
れにも的確に取付けることができる利点がある。従っ
て、本発明は従来のこの種の箱類における扉の取付機構
の問題点を解決したものとして業界に寄与するところ極
めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の1例を分解状態
で示す一部切欠正面図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を分解状態で示す
要部の一部切欠斜視図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態の他例を分解状態
で示す一部切欠正面図である。る。
【符号の説明】
1 箱部材 2 ピン挿込管部 11 扉部材 12 蝶番ホルダー 21 蝶番金具 22 ピン片部 23 固定片部 25 ピン 31 ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口縁の一側上下にそれぞれピン挿込管
    部(2) が設けられている箱部材(1) と、この箱部材(1)
    の開口に施蓋される扉部材(11)と、固定片部(23)の一側
    にピン挿込管部(2) の内側開口より外向きに挿込可能な
    ピン(22)が設けられている蝶番金具(21)とよりなり、こ
    の蝶番金具(21)は前記ピン(22)を各ピン挿込管部(2) の
    内側開口から外向きに挿込んだ状態として扉部材(11)の
    裏側に前記固定片部(23)をもって着脱自在に取付けられ
    て扉部材(11)を箱部材(1) に枢動自在に連結しているこ
    とを特徴とする箱類における扉の取付機構。
  2. 【請求項2】 扉部材(11)の一側上下に蝶番ホルダー(1
    2)が設けられ、各蝶番金具(21)はその固定片部(23)を蝶
    番ホルダー(12)の頂部に添わせてこの固定片部(23)と蝶
    番ホルダー(12)に設けられているねじ孔(24)、(14)にね
    じ込んだねじ(31)をもって扉部材(11)の裏側に取付けら
    れている請求項1に記載の箱類における扉の取付機構。
  3. 【請求項3】 上下の蝶番金具(21)は、いずれも固定片
    部(23)の一側に各ピン挿込管部(2) の内側開口より外向
    きに挿込可能な第1のピン(22)と、このピン(22)とは反
    対方向に延びる第2のピン(25)とを設けたものである請
    求項1または2に記載の扉の取付機構。
JP18310396A 1996-07-12 1996-07-12 箱類における扉の取付機構 Pending JPH1025949A (ja)

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JP18310396A JPH1025949A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 箱類における扉の取付機構

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JPH1025949A true JPH1025949A (ja) 1998-01-27

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133430A (ja) * 2010-03-18 2010-06-17 Hokuetsu Kogyo Co Ltd エンジン駆動型作業機の防音箱
CN107227911A (zh) * 2016-03-24 2017-10-03 成都佳格科技有限公司 一种开闭稳定的合页
CN107227914A (zh) * 2016-03-24 2017-10-03 成都佳格科技有限公司 一种组合式合页
CN112854933A (zh) * 2021-02-20 2021-05-28 安徽尼诺节能科技有限公司 一种便捷安装门
CN113530385A (zh) * 2021-07-21 2021-10-22 李八斤 一种微型铰链

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990129