JPH0787628A - 配電盤およびその主母線点検方法 - Google Patents

配電盤およびその主母線点検方法

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JPH0787628A
JPH0787628A JP5229254A JP22925493A JPH0787628A JP H0787628 A JPH0787628 A JP H0787628A JP 5229254 A JP5229254 A JP 5229254A JP 22925493 A JP22925493 A JP 22925493A JP H0787628 A JPH0787628 A JP H0787628A
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JP
Japan
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panel
hinge
unit
switchboard
main bus
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Pending
Application number
JP5229254A
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English (en)
Inventor
Yasuharu Fujita
安治 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御用品取付用パネル13を主母線6のカバ
ーと兼用しても、主母線6の保守点検が容易に実施でき
る。 【構成】 箱体フレーム1内のユニット室2に電気機器
を収納したユニットを出し入れ自在に設ける。このユニ
ット室2の奥に電気機器を収納したユニットに電気的に
接離される主母線6を設け、この主母線6を制御用品を
取付けたパネル13で覆う。パネル13は、片側に第1
のヒンジ構成部品13dを設けるとともにユニット室2
内の主母線の近くに位置させて箱体フレーム1に着脱自
在に取付ける。ユニット室2内の主母線6から離れた前
方に位置する箱体フレームには第1のヒンジ構成部品1
3dと嵌合してヒンジを構成する第2のヒンジ構成部品
1dを設けて主母線6の点検時にはパネル13をヒンジ
により支持させて開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御用品を取付けたバ
ネルに主母線を閉鎖するカバーを兼用させた配電盤およ
びその主母線点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の配電盤を示し、箱体フレー
ム1内を多段に仕切って複数個のユニット室2を構成
し、各ユニット室2の側方に配線処理室3を設けてい
る。各ユニット室2および配線処理室3にはそれぞれユ
ニット扉4および配線処理室扉5が開閉自在に設けられ
ている。各ユニット室2には遮断器などの電気機器を収
納したユニット(図示せず)が出し入れ自在に設けら
れ、配線処理室5にはユニットに接続される配線が収納
される。ユニット室2の奥にはユニットに電気的に接離
される主母線6が設けられ、パネル7により覆われてい
る。パネル7は、主母線6のカバーおよびリレーなどの
制御用品8を取付けるパネルを兼用しており、箱体フレ
ーム1にねじ止めにて取付られている。
【0003】この種配電盤において、主母線6を点検す
る場合には、制御用品8の配線の途中に設けた制御プラ
グ9を引き抜き、制御線を断路した後、パネル7を取外
して点検を行っている。
【0004】図5は中パネル方式を採用した従来の配電
盤で、ユニット室2の奥行き方向の中間にパネル7を設
けたものである。このパネル7は片側にヒンジ10を取
付け、このヒンジ10を支点に回転可能に構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4においては、主母
線6を目視により簡易点検する時でも、制御プラグ9を
外してから、パネル7を取外して盤外にださなけれれば
ならない。また図5の中パネル方式においては、主母線
6のカバーを兼用させた場合、パネル7を奥の方に配置
する必要があり、この場合、主母線6を点検するために
パネル7を開くと、パネル7に取付けた制御用品8が箱
体フレーム1の側面に当たることがあり、パネル7が十
分に開けられず、作業性が悪い問題がある。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、制御用品取付用パネルを主母線のカバー
と兼用しても、主母線の保守点検を容易に実施できる配
電盤およびその主母線点検方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、箱体フレーム内を多段に仕切って複数個
のユニット室を構成し、このユニット室に電気機器を収
納したユニットを出し入れ自在に設け、かつこのユニッ
ト室の奥にユニットに電気的に接離される主母線を設
け、この主母線を制御用品を取付けたパネルで覆った配
電盤において、前記パネルは、片側に第1のヒンジ構成
部品を設けるとともに前記ユニット室内の主母線の近く
に位置させて前記箱体フレームに着脱自在に取付け、前
記ユニット室内の主母線から離れた前方に位置する前記
箱体フレームに前記第1のヒンジ構成部品と嵌合してヒ
ンジを構成する第2のヒンジ構成部品を設けたことを特
徴とする。
【0008】また主母線の点検時に、パネルを箱体フレ
ームから取外し、次いでそのパネルの第1のヒンジ構成
部品を箱体フレームの第2のヒンジ構成部品に嵌合して
ヒンジを構成することにより、このヒンジを支点として
パネルを回転させてユニット室内を開放して点検作業を
行うことを特徴とする。この場合、パネルを開いた状態
で、パネルを箱体フレームに固定することもできる。
【0009】
【作用】請求項1ないし3記載の配電盤およびその主母
線点検方法によれば、制御用品を取付けたパネルをユニ
ット室内の奥の主母線の近くに設けたので、主母線のカ
バーを兼用することができる。そしてこのパネルは、主
母線の点検時、箱体フレームから取外してユニット室内
の奥行き方向の途中まで引き出し後、ユニット室内の前
方でヒンジにより支持させて開閉するので、パネルに取
付けた制御用品と箱体フレームの側面とが当ることがな
く、またパネルを盤外に取外すことなく、主母線の保守
点検ができる。
【0010】
【実施例】以下本発明を適用した配電盤の一実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。図4および図5と同
一部分には同一符号を付した図1および図2において、
箱体フレーム1内は多段に仕切られて複数個のユニット
室2が構成されており、各ユニット室2内には遮断器な
どの電気機器を収納したユニット(図示せず)がガイド
レール11に案内されて出し入れ自在に収納される。な
お、ガイドレール11にはユニット収納後に取付けられ
るL字形のストッパー12が奥行き方向の前方の位置に
設けられている。ユニット室2の奥行き方向の奥にはユ
ニットに電気的に接離される主母線6が設けられてお
り、またこの主母線6の近くにリレーなどの制御用品を
取付けたパネル13が取付ネジ13aにより箱体フレー
ム1に着脱自在に取付けられている。このパネル13は
主母線6の近くに位置して主母線6を覆っており、主母
線6を閉鎖するカバーを兼用している。このパネル13
は図3に示すように、平板からなり、左右両側に取っ手
13b,13bが設けられているとともに片側に第1の
ヒンジ構成部品である凸状の可動ヒンジ13dが設けら
れ、また下部にガイドレール11に嵌合される切欠き1
3cが形成されているとともにその上方にストッパー1
2を取付けるための孔13eが形成されている。
【0011】一方、箱体フレーム1の側面には、ユニッ
ト室2内の奥行き方向の前方に位置して第2のヒンジ構
成部品である凹状の固定ヒンジ1dが設けられており、
この固定ヒンジ1dはパネル13の凸状の可動ヒンジ1
3dに嵌合するようになっている。
【0012】そして図1に示すパネル13を取付けた状
態から主母線6の点検を行う場合には、パネル13の取
付ネジ13aを取外し、左右の取っ手13b,13bを
掴んで、下部の切欠き部13cをガイドレール11と係
合させて引き出す。パネル13をヒンジ嵌合位置である
ストッパー12の位置まで引出し後、パネル13に設け
た可動ヒンジ13dと箱体フレーム1に設けた固定ヒン
ジ1dに嵌め込み、パネル13を回転可能に構成して開
く。図2はパネル13を開いた状態を示し、さらにスト
ッパー12を利用し、これをガイドレール11から取外
してパネル13の孔13eに取付け、このストッパー1
2と配線処理室扉5のヒンジ5aとをコの字形の引掛金
具14で止めてパネル13を固定する。これによりユニ
ット室2が開放されて主母線6の点検作業が容易に行え
るようになる。
【0013】図2の状態から図1の状態に戻すには、引
掛金具14を取外してパネル13のストッパー12がガ
イドレール11に当たる位置まで来たら固定ヒンジ1d
からパネル13を持ち上げてヒンジを外す。更にストッ
パー12をガイドレール11側に移設し、その後、パネ
ル13をガイドレール11に係合させた状態で押し込ん
で取付ネジ13aにより固定すれば良い。
【0014】このように本実施例によれば、リレーなど
の制御用品8を取付けたパネル13をユニット室2内の
奥の主母線6の近くに設けているので、主母線6を閉鎖
するカバーを兼用することができる。そしてこの場合パ
ネル13は、主母線6の点検時、箱体フレーム1から取
外してユニット室2内の奥行き方向の途中まで引き出し
た後、ユニット室2内の前方で第1および第2のヒンジ
構成部品11dおよび1dからなるヒンジにより支持さ
せて開放するので、パネル13に取付けた制御用品8と
箱体フレーム1の側面とが当たることがない。しかもパ
ネル13を盤外に取外すことなく、主母線6の保守点検
ができるので、点検作業が容易になる。なお、第1およ
び第2のヒンジ構成部品11dおよび1dは、凹凸を逆
に構成しても良い。
【0015】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように本発明の配
電盤およびその主母線点検方法によれば、制御用品取付
用のパネルを主母線のカバーと兼用しても、主母線の保
守点検を容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による配電盤を示す斜視図
【図2】図1の配電盤においてパネルを開いた状態を示
す斜視図
【図3】図1の配電盤で用いるを示す正面図
【図4】従来の配電盤を示す斜視図
【図5】他の従来の配電盤を示す斜視図
【符号の説明】
1は箱体フレーム、1dは第2のヒンジ構成部品である
固定ヒンジ、2はユニット室、6は主母線、8は制御用
品、11はガイドレール、12はストッパー、13はパ
ネル、13aは取付ネジ、13dは第1のヒンジ構成部
品である可動ヒンジを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体フレーム内を多段に仕切って複数個
    のユニット室を構成し、このユニット室に電気機器を収
    納したユニットを出し入れ自在に設け、かつこのユニッ
    ト室の奥にユニットに電気的に接離される主母線を設
    け、この主母線を制御用品を取付けたパネルで覆った配
    電盤において、前記パネルは、片側に第1のヒンジ構成
    部品を設けるとともに前記ユニット室内の主母線の近く
    に位置させて前記箱体フレームに着脱自在に取付け、前
    記ユニット室内の主母線から離れた前方に位置する前記
    箱体フレームに前記第1のヒンジ構成部品と嵌合してヒ
    ンジを構成する第2のヒンジ構成部品を設けたことを特
    徴とする配電盤。
  2. 【請求項2】 主母線の点検時に、パネルを箱体フレー
    ムから取外し、次いでそのパネルの第1のヒンジ構成部
    品を箱体フレームの第2のヒンジ構成部品に嵌合してヒ
    ンジを構成することにより、このヒンジを支点としてパ
    ネルを回転させてユニット室内を開放し、点検作業を行
    うことを特徴とする請求項1記載の配電盤の主母線点検
    方法。
  3. 【請求項3】 パネルを開いた状態で、パネルを箱体フ
    レームに固定することを特徴とする請求項2記載の配電
    盤の主母線点検方法。
JP5229254A 1993-09-14 1993-09-14 配電盤およびその主母線点検方法 Pending JPH0787628A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333746B1 (ko) * 1999-06-21 2002-04-25 이계철 가공절체 배선함
WO2018082366A1 (zh) * 2016-11-04 2018-05-11 胡洁维 一种全监控型半封闭型旋转配电柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333746B1 (ko) * 1999-06-21 2002-04-25 이계철 가공절체 배선함
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