JP2572270Y2 - 事務用机 - Google Patents

事務用机

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JP2572270Y2
JP2572270Y2 JP1993029930U JP2993093U JP2572270Y2 JP 2572270 Y2 JP2572270 Y2 JP 2572270Y2 JP 1993029930 U JP1993029930 U JP 1993029930U JP 2993093 U JP2993093 U JP 2993093U JP 2572270 Y2 JP2572270 Y2 JP 2572270Y2
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JP
Japan
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frame
top plate
insertion chamber
cable
shaft
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JP1993029930U
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JPH0682934U (ja
Inventor
雅孝 横山
Original Assignee
株式会社稲葉製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話またはコンピュー
タなどの電子機器を載置する台、テーブル、机など(以
下、単に「机」という。)として使用される事務用机に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上面にコンピュータなどの電
子機器を載置する机には、このコンピュータを電源に連
結させるためのケーブルを配線するために、机の天板の
裏面やこの天板の後端面に配線用のダクトを設けたもの
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ケーブルを
配線するためのダクトを挿通させる作業は煩雑であり、
また、電話や電子機器の種類に応じてケーブルの径の大
きさは異なり、それぞれの径に応じて独立した空間を挿
通させることが望ましいが、それができない構成であっ
た。
【0004】そこで本考案の目的は、ケーブルの配線作
業が容易で、ケーブルの径に応じて収納可能な事務用机
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の第1の特徴は、
天板1と配線ケーブル2用の挿通室3とよりなり、上記
天板の本体11の後方端面には、取付板14が取付けて
あり、上記取付板の上部には、係止爪部14bが突出状
態で一体的に形成してあり、上記挿通室の枠体4,4
a,4b,4c,4dは、その幅方向に複数個に分割し
てあり、上記枠体の上面または下面の少なくとも一方に
は、ケーブル引き出し用の開口41,41a,42が形
成してあり、上記天板と上記枠体とのいずれか一方の下
端部には、その長手方向に外形が円柱状に拡径したヒン
ジ用の軸部14aが、他方には、上記軸部に係脱可能に
嵌合する軸受部43がそれぞれ一体的に形成してあり、
上記天板と上記枠体とのいずれか一方には、係止爪部1
4bが突出した状態で、他方には、この係止爪部に係脱
可能に係合する係合部が形成してあり、上記ヒンジ用軸
部と上記軸受部とが嵌合することにより、上記挿通室の
上記枠体はこの軸部を中心として回転し、上記挿通室は
上記天板の後端面で開閉可能であり、上記係合部は上記
枠体の上部とこの枠体内に長手方向に沿って形成してあ
る仕切壁44の先端部とからなるところにある。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0008】図1において、本考案は、天板1と配線ケ
ーブル2を挿置し収納するための挿通室3とよりなるも
のであって、この天板の上面には、コンピュータCやそ
の操作板Ca、ファクシミリFが載置してある。
【0009】まず、挿通室3の具体的な構造から説明す
る。挿通室3は、天板1の後端面に揺動可能に設けてあ
るもので、この挿通室3の枠体4,4a,4b,4c,
4dは、図1,2に示すように、その幅方向に複数個に
分割してあり、この枠体の長手方向の長さは、長いもの
や、短いものと種々の長さのものからなる。さらに、一
部の枠体4a,4bの上面には、ケーブル2を引き出す
ための開口41,42が形成してある。
【0010】次に、挿通室3の枠体4を天板1に揺動可
能に取り付けてある構造について、枠体4aの構造を参
考にして説明する。
【0011】図3に示すように、天板1の構造は、天板
本体11の上面に化粧板12が張設してあり、この天板
本体の後方の開口端面は、内方(図3の下方)に向けて
直角に屈折し、さらに、この天板本体と平行に内方に屈
折してコ字状に形成してあり、このコ字状部には、天板
1の補強板13が嵌合し、この補強板の後方端面には、
凹部13aが形成してある。そして、凹部13a内に
は、枠体4・・・の取付用の取付板14が、この補強板
の開口13bを介して挿入されたねじ15によって固定
してある構造である。取付板14の下端部には、枠体4
aとヒンジ結合させるための軸部14aが、やや下方に
向けて傾斜して突出した状態で一体的に形成してあり、
この軸部は、図5に示すように、その長手方向に外形が
円柱状に拡径したものである。そして、枠体4aの下端
部には、軸部14aに係脱可能に嵌合可能な内面形状の
軸受部43が形成してある。さらに、取付板14の上部
には、係止爪部14bが後方に向けて突出した状態で一
体的に形成してあり、枠体4aの方には、この係止爪部
に係脱可能に係合する係合部が形成してある。この係合
部は、枠体4aの上部と仕切壁44との各先端部とから
なり、この仕切壁は、図5に示すように、この枠体4a
の長手方向に沿って形成してあるもので、この仕切壁の
先端には、係止爪部14bの下面に係合する爪部が形成
してある。
【0012】このため、挿通室3の枠体4aは、係止爪
部14bと仕切壁44を具備する係合部との係合を離す
と、図5に示すように、軸部14aを中心として時計方
向に回転し、開閉可能である。
【0013】また、枠体4aの下面と仕切壁44にも、
ケーブル2を引き出すための開口41a,44aが、上
面の開口41と対向する位置関係で設けてある。
【0014】図4,5は、ケーブル2を挿入するための
開口部16aを開閉する蓋17の構造を示すものであっ
て、側板16の後端部には、この蓋が摺動的に嵌合する
開口部16aが形成してあり、その具体的な構造は、こ
の開口部の上下両内面には、ガイド16bが突設してあ
り、蓋17の上下両面には、このガイドに嵌合する内面
形状のガイド溝17aが形成してある。このため、蓋1
7は、側板16の後端部の開口部16aに挿入自在であ
る。なお、側板16は、図6に示してあるように、天板
本体11の両側の開口端内には、天板端板18が圧入し
固定してあり、この端板の中心部の嵌合孔に、側板16
の内面中心部から内方に突出している取付筒部16cが
圧入してある。
【0015】次に、本考案の作用について説明する。図
4に示すように、側板16の開口部16aには蓋17が
嵌合しているが、この開口部からケーブル2を挿入する
場合には、図5に示すように、この蓋を取り外す。蓋1
7を取り外した後、図5に示すように、挿通室3の各枠
体4,4a,4b・・・を、その軸部14aを中心とし
て時計方向に回転させて開き、ケーブル2をこの枠体の
上方からこの枠体内に挿置し、この場合、仕切壁44の
下方の大きな中空部を使用する場合には、このケーブル
は、図3に示している仕切壁44の開口44aと上面の
開口41を通過させて枠体4・・・から外方に引き出
し、このケーブルの先端に取り付けてあるコンセント
を、図1に示すように所定のコンピュータCに連結す
る。また、電話線のケーブルのような細い径のケーブル
は、仕切壁44の上方の中空部を利用し、開口41から
外方に引き出す。また、ケーブル2を挿置する作業中に
おいて、最初は全部の枠体を開いておき、ケーブルの敷
設の進捗状況に合わせて、この枠体を閉じていくと、こ
のケーブルの位置決めができ、敷設作業も容易になる。
【0016】図7〜9は、他の実施例を示すもので、側
板161の後端部には、蓋171が取り付けてあるが、
この蓋の構造は、図8に示すように、取付片171aが
突設してあり、この取付片の中心部のねじ孔にねじ18
を螺入することにより、図9に示すように、この蓋を取
付板14に固定するものである。その他の構成は、図3
に示す実施例と実質的に同一であり、同一の符号を付し
てある。
【0017】図10,11は、天板1の構造を示すもの
で、この天板の裏面には複数の補強板13・・・が設け
てあり、図1に示すように、天板には脚部5が設けてあ
る。
【0018】
【考案の効果】本考案は、天板と枠体とのいずれか一方
の下端部には、ヒンジ用の軸部が、他方には、上記軸部
に係脱可能に嵌合する軸受部がそれぞれ一体的に形成し
てあり、上記天板と上記枠体とのいずれか一方には係止
爪部、他方には、この係止爪部に係脱可能に係合する係
合部がそれぞれ形成してあり、上記ヒンジ用軸部と上記
軸受部とが嵌合することにより、上記挿通室の上記枠体
はこの軸部を中心として回転し、上記挿通室は上記天板
の後端面で開閉可能であり、上記係合部は上記枠体の上
部この枠体内に長手方向に沿って形成してある仕切壁の
先端部とからなるため、ケーブルの敷設作業が容易であ
り、ケーブルはその径に応じて整理して敷設することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】机の全体構造を示す斜視図である。
【図2】挿通室の枠体の平面図である。
【図3】図2のa−a線拡大断面図である。
【図4】蓋が側板の開口部を閉じている状態を示す一部
切欠斜視図である。
【図5】蓋が開口部を開き1つの枠体が開いた状態を示
す斜視図である。
【図6】側板の取付状態を示す図2のc−c線断面図で
ある。
【図7】蓋の他の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図8】図7の実施例において、蓋と1つの枠体が開い
た状態を示す斜視図である。
【図9】枠体を示す断面図である。
【図10】天板の断面図である。
【図11】天板の裏面図である。
【符号の説明】
1 天板 11 天板の本体 14 取付板 14a ヒンジ用の軸部 14b 係止爪部 2 ケーブル 3 挿通室 4 枠体 4a 枠体 4b 枠体 4c 枠体 4d 枠体 41 開口 41a 開口 42 開口 44a 開口 43 軸受部 44 係合部、仕切壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(1) と配線ケーブル(2) 用の挿通室
    (3) とよりなり、上記天板の本体(11)の後方端面には、取付板(14)が取付
    けてあり、 上記取付板の上部には、係止爪部(14b) が突出状態で一
    体的に形成してあり、 上記挿通室の 枠体(4,4a,4b,4c,4d) は、その幅方向に複
    数個に分割してあり、 上記枠体の上面または下面の少なくとも一方には、ケー
    ブル引き出し用の開口(41,41a,42) が形成してあり、 上記天板と上記枠体とのいずれか一方の下端部には、そ
    の長手方向に外形が円柱状に拡径したヒンジ用の軸部(1
    4a) が、他方には、上記軸部に係脱可能に嵌合する軸受
    (43)それぞれ一体的に形成してあり、 上記天板と上記枠体とのいずれか一方には、係止爪部(1
    4b) 突出した状態で、他方には、この係止爪部に係脱
    可能に係合する係合部がそれぞれ形成してあり、上記ヒンジ用軸部と上記軸受部とが嵌合することによ
    り、上記挿通室の上記枠体はこの軸部を中心として回転
    し、 上記挿通室は上記天板の後端面で開閉可能であり、 上記係合部は上記枠体の上部とこの 枠体内長手方向に
    沿って形成してある仕切壁(44)の先端部とからなること
    を特徴とする事務用机。
JP1993029930U 1993-05-13 1993-05-13 事務用机 Expired - Lifetime JP2572270Y2 (ja)

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JPH0682934U JPH0682934U (ja) 1994-11-29
JP2572270Y2 true JP2572270Y2 (ja) 1998-05-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318346Y2 (ja) * 1984-12-12 1988-05-24
JPS61240912A (ja) * 1985-04-17 1986-10-27 株式会社イトーキクレビオ 机等におけるコ−ドの収納装置

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