JPH0739291Y2 - コード通し具 - Google Patents

コード通し具

Info

Publication number
JPH0739291Y2
JPH0739291Y2 JP9510890U JP9510890U JPH0739291Y2 JP H0739291 Y2 JPH0739291 Y2 JP H0739291Y2 JP 9510890 U JP9510890 U JP 9510890U JP 9510890 U JP9510890 U JP 9510890U JP H0739291 Y2 JPH0739291 Y2 JP H0739291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
sleeve
threading tool
tool body
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9510890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0454408U (ja
Inventor
悦男 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Kohden Corp filed Critical Nihon Kohden Corp
Priority to JP9510890U priority Critical patent/JPH0739291Y2/ja
Publication of JPH0454408U publication Critical patent/JPH0454408U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0739291Y2 publication Critical patent/JPH0739291Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はゴムなどの弾性部材で形成されたスリーブの中
心孔に電線コードを挿通するときに用いるコード通し具
に関する。
(従来の技術) 例えば第3図(a)に示すようなゴムコードスリーブ1
の中心孔1a内に電線コード2を挿通する場合、従来はコ
ード2の外周にシリコンオイルなどの潤滑剤を塗布し、
コード2の一端から突出している芯線3を中心孔1a内に
挿入して、その端部を強い力で引張って第3図(b)に
示すようにコード2をスリーブ1に挿通していた。
しかしながらこの方法によると、スリーブ1の中心孔1a
の内径とコード2の外径との関係が適切でないと挿通が
困難であったり、挿通後のスリーブ1によるコード2の
保持力が不十分になるという問題があった。また挿通後
の外部に出ているコード2の外周に残る潤滑剤の除去が
面倒であり、逆にスリーブ1内のコード2の外周に残る
潤滑油のため、スリーブ1によるコード2の保持力が弱
くなるという欠点があった。しかもコード2をスリーブ
1に挿通するため芯線3やコード2の把持して強い力で
引張るため、芯線3やコード2が損傷しやすい問題もあ
った。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように従来のスリーブの中心孔にコードを挿通
する方法によると、中心孔内径とコード外径との関係が
適切でないと、挿通が困難であったりスリーブによるコ
ードの保持力が不十分になるという問題があった。また
コード外周に潤滑剤を塗ると、挿通後の潤滑剤の除去が
面倒であり、前記保持力が弱くなる欠点があった。しか
もコード挿通時に芯線やコードが損傷しやすい問題もあ
った。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、コードを損
傷することなく容易にスリーブに挿通することができ、
しかもコードをスリーブに強固に保持することができる
コード通し具を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、弾性を有するス
リーブの中心孔にコードを挿通するコード通し具であっ
て、中心に前記コードが挿入されるめくら孔が形成され
外径が前記スリーブの中心孔の内径より大きい通し具本
体と、該通し具本体の前記めくら孔開口部に対し反対側
の端部に延設され、前記通し具本体より小さい外径を有
する案内部材と、前記通し具本体の外径より大きく前記
スリーブの外径より小さい内径の孔部が形成され、該ス
リーブを前記通し具本体に挿通押圧する押圧部材とから
なることを特徴としている。
(作用) 上記の構成によると、案内部材にスリーブ及び押圧部材
を挿通し、通し具本体のめくら孔内にコードの先端を挿
入して案内部材の先端を固定した後、押圧部材によりス
リーブを通し具本体に押し込む。このとき通し具本体は
スリーブにより径方向に圧縮されるためコードをを強固
に保持している。スリーブが通し具本体を通過するとコ
ードの外周に圧入され、コードがスリーブに固定され
る。その後コードから通し具本体及び押圧部材を抜き去
ることにより、コードのスリーブへの挿通固定が完了す
る。このとき通し具本体のめくら孔へのコードの挿入長
さを一定にすることにより、スリーブから突出するコー
ドの長さを一定にすることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例によるコード通し具を示す分
解断面図である。図において、第3図に示す従来例の部
分と対応する部分には同一符号を付して示す。
通し具本体11は例えばテフロンのような摩擦係数の小さ
い材料で円柱状に形成されており、中心には一端に開口
部12を有するめくら孔13が軸方向に形成されている。め
くら孔13の内径はコード2の外径に等しくなっており、
めくら孔13内にコード2の先端が挿入可能となってい
る。まためくら孔13の底部にはスペーサ14が装着されて
いて、スペーサ14の軸方向の長さを調整することによ
り、めくら孔13内に挿入されるコード2の長さを決める
ことができるようになっている。さらに通し具本体11の
外径はスリーブ1の中心孔1aの内径より僅かに大きくな
っている。
一方、通し具本体11の開口部12が形成された一端に対し
反対側の端部には、金属で丸棒状に形成された案内部材
15が同心上に一体に突出して設けられている。そして案
内部材15の外径は通し具本体11の外径より小さくなって
おり、先端にはピン孔15aが形成されている。また押圧
部材16は金属などで矩形板状に形成されており、長手方
向の中心には案内孔16aが設けられている。そして案内
孔16aの内径はスリーブ1の外径より小さく通し具本体1
1の外径より大きくなっている。
次に本実施例によるコード通し具を用いてスリーブ1に
コード2を挿通する手順について、第2図を参照して説
明する。まず(a)に示すようにコード通し具の案内部
材15をスリーブ1の中心孔1aに挿入し、さらに押圧部材
16の案内孔16aに挿入して、押圧部材16を矢印Aで示す
方向に引く。ここで通し具本体11の上端部がスリーブ1
の中心孔1a内に僅かに入り込む。
次に(b)に示すようにコード2を通し具本体11の開口
部12からめくら孔13内に挿入し、コード2の先端をスペ
ーサ14に当接させる。この状態でめくら孔13内に挿入さ
れたコード2の長さBは一定となる。
次に(c)に示すように案内部材15の先端に形成された
ピン孔15aにピン17を挿入し、図示しない作業台などに
案内部材15を固定する。その後押圧部材16をさらに矢印
A方向に押し下げ、スリーブ1を同方向に押してスリー
ブ1の中心孔1aを通し具本体11の外周面に沿って摺動さ
せ、スリーブ1を通し具本体11の開口部12から離脱させ
る。スリーブ1が通し具本体11の外周に沿って移動中は
スリーブ1の弾性によって通し具本体11が縮径し、コー
ド2を強固に保持している。そしてスリーブ1が開口部
12から離脱したときにスリーブ1はコード2の外周に直
接当接して固定される。このときスリーブ1による通し
具本体11を縮径させる力はなくなるので、通し具本体11
は押圧部材16とともに(d)に示すようにコード2から
容易に引き抜くことができる。
本実施例によれば、スリーブ1をコード2に挿通させる
ときに押圧部材16によってスリーブ1を押すだけである
ので、コード2に不必要な力が加わらずコード2が傷付
くことはない。しかもスリーブ1の中心孔1aの内径をコ
ード2の外径に対して適切に調節しても、無理なくスリ
ーブ1をコード2に挿通することができるので、スリー
ブ1がコード2を保持する力を十分に大きくすることが
できる。さらにコード2がスリーブ1から突出する端末
長さをスペーサ14によって一定に調節することができ
る。
なお、本実施例に示した各部の構造は本考案の主旨を逸
脱しない範囲で設計変更してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、通し具本体のめ
くら孔にコードを挿入し、押圧部材によりスリーブを押
圧し、通し具本体を通過させてコードに固定するように
したので、コードを損傷することなくスリーブに容易に
挿通することができ、コードをスリーブに強固に保持す
ることができる。しかもコードのスリーブから突出する
端末長さを一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す分解断面図、第
2図は同じく作用を示す縦断面図、第3図は従来のスリ
ーブをコードに挿通する方法を説明する正面図である。 1…スリーブ、1a…中心孔 2…コード、11…通し具本体 12…開口部、13…めくら孔 15…案内部材、16…押圧部材 16a…案内孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有するスリーブの中心孔にコードを
    挿通するコード通し具であって、中心に前記コードが挿
    入されるめくら孔が形成され外径が前記スリーブの中心
    孔の内径より大きい通し具本体と、該通し具本体の前記
    めくら孔開口部に対し反対側の端部に延設され、前記通
    し具本体より小さい外径を有する案内部材と、前記通し
    具本体の外径より大きく前記スリーブの外径より小さい
    内径の孔部が形成され、該スリーブを前記通し具本体に
    挿通押圧する押圧部材とからなることを特徴とするコー
    ド通し具。
JP9510890U 1990-09-12 1990-09-12 コード通し具 Expired - Lifetime JPH0739291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9510890U JPH0739291Y2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 コード通し具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9510890U JPH0739291Y2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 コード通し具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0454408U JPH0454408U (ja) 1992-05-11
JPH0739291Y2 true JPH0739291Y2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=31833575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9510890U Expired - Lifetime JPH0739291Y2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 コード通し具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739291Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080752A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Tomio Gomi 長尺グロメット挿入治具並びに長尺グロメット挿通装置およびそれらを用いたグロメット挿通方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0454408U (ja) 1992-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3210836A (en) Electrical component remover and/or inserter
CA1041808A (en) Screw grommet
JPH0739291Y2 (ja) コード通し具
EP0524600A1 (en) Container for extending a stick-shaped material
US2764746A (en) Quick detachable coupling
JPH0215045Y2 (ja)
JPS5920943Y2 (ja) ドライバ−
JP2545338Y2 (ja) 産業用ロボットのエンドエフェクタ固定装置
US4512071A (en) Tool holder
JPH0263078B2 (ja)
US4333231A (en) Wire release tool
JPS5843861Y2 (ja) 携帯時計用バネ棒
JP2569055Y2 (ja) 光ファイバ組付治具
JPS60254578A (ja) 電気コネクタ
JPH0234787Y2 (ja)
JPS631046Y2 (ja)
JPH11285208A (ja) ブラシ保持装置
JP2602784B2 (ja) 電線端末処理キャップ
JPH0425831Y2 (ja)
KR200156197Y1 (ko) 씨알티소켓의포커스와이어고정용터미널
JP2509955Y2 (ja) ボビン搬送装置及びボビンホルダ
JPH1198653A (ja) 保持具
WO1990001817A1 (en) Contact pin and method for connecting an electric wire to such a pin
JPS647575Y2 (ja)
JPS5816230Y2 (ja) 電子回路板の着脱装置