JP2569055Y2 - 光ファイバ組付治具 - Google Patents

光ファイバ組付治具

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JP2569055Y2
JP2569055Y2 JP8280592U JP8280592U JP2569055Y2 JP 2569055 Y2 JP2569055 Y2 JP 2569055Y2 JP 8280592 U JP8280592 U JP 8280592U JP 8280592 U JP8280592 U JP 8280592U JP 2569055 Y2 JP2569055 Y2 JP 2569055Y2
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optical fiber
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stopper
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利行 田中
茂則 後藤
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光ファイバ心線の端
末に取り付けられたフェルールを機器類に組付ける際に
使用する治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4において、1は光ファイバ心線で、
2は光ファイバ心線1の端末に取り付けられたセラミッ
ク製のフェルールである。5はフェルール2を機器類に
組付ける際の組付治具であって、従来は通常のピンセッ
トが用いられており、図4に示すように、フェルール2
の被挟持部21を組付治具5の先端部で挟持して、フェ
ルール2を機器側に挿入組付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図4において、フェル
ール2はセラミックを材料として作られているので、表
面が滑らかで非常に滑りやすく、例えば、機器類側に割
スリーブがあり、何回もフェルールの着脱を行なって光
ファイバ心線軸まわりの位置調整を行なうときなど、フ
ェルールを抜くときに被挟持部21を組付治具5即ちピ
ンセットで挟んで行なうが、ピンセツトが滑って光ファ
イバ心線1の端部11を挟みこんでしまい、光ファイバ
を損傷することが度々起こった。このようにして損傷を
受けた光ファイバ心線は、伝送損失が増大するだけでな
く、極端な場合には断線することもある。そのため、損
傷を受けた光ファイバは損傷部分を取り除き再度新しい
フェルールを取付け直すという厄介な作業をしなければ
ならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、以上の観点
にたってなされたもので、機器類への光ファイバ組付け
に際して光ファイバの端末に取付けられたフェルールを
把持するためのピンセット状の治具であって、該治具の
相対するアーム間にストッパーが取付けられ、アームの
先端挟持部間にフェルールの被挟持部を挟持したときに
はストッパーは接触せず離れており、かつアームが加圧
されてストッパーが接触した際にはアームの先端挟持部
間の間隔が光ファイバの径よりも大きくなるよう設けら
れている光ファイバ組付治具を提供する。
【0005】
【作用】上記のように、本考案の組付治具は、アームが
加圧されてストッパーが接触した際にはアームの先端挟
持部間の間隔が光ファイバの径よりも大きくなるよう設
けられているので、たとえ、本考案の組付治具を用いて
光ファイバのフェルール組付けを行い、フェルールから
組付治具が光ファイバ心線の上に滑ったとしても、組付
治具の先端挟持部間の間隔が光ファイバ心線の径よりも
大きいので、光ファイバ心線を損傷することはない。
【0006】
【実施例】図1は、本考案の光ファイバ組付治具の実施
例の斜視概要図、図2は同じく図4に示すフェルール2
の被挟持部21を挟持したときの側面図、図3は同じく
ストッパーが相接した状態における側面図である。これ
らの図において、3は組付治具全体、31はアーム、3
2は先端挟持部、33はスプリング、34はストッパー
である。なお、21は図4に示すフェルール2の被挟持
部21の断面である。スプリング33はアーム31の先
端挟持部32を自動的に拡げる役目をするが、アーム3
1自身に弾性が付与されて先端挟持部が自動的に拡がる
場合はスプリング33はなくともよい。
【0007】図2において、アーム31の先端挟持部3
2でフェルールの被挟持部21を挟持したときにはスト
ッパー34は接触しないような高さにしてある。なお、
図2においては、ストッパーは両アームに対向して設け
られているが、一方のアームだけに設けてもよい。
【0008】図3において、アーム31を両側から加圧
してストッパー34が相接したときのアーム31の先端
挟持部間の間隔dは、光ファイバ心線の径よりも大きく
なるように構成されているので、フェルールを挟持し
て、もし組付治具が光ファイバ心線の上に滑ったとして
も、光ファイバ心線を損傷することがない。
【0009】なお、アーム31の先端挟持部32の内面
には、滑りどめを設けてもよく、また、ストッパー34
はアーム31の長さ方向に多少スライドできるようにし
ておけば、先端挟持部32相互間の間隔dを調整するこ
とができる。
【0010】
【考案の効果】この考案の光ファイバ組付治具を用いて
光ファイバのフェルールを挟持して機器類に組付けるに
際して、たとえ組付治具が光ファイバ心線上に滑ったと
しても光ファイバ心線を損傷することがなく、従って光
ファイバ心線の損傷による伝送損失の増大もなく、また
光ファイバ心線へのフェルールの取り付け直しをするこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバ組付治具の斜視概要図である。
【図2】光ファイバのフェルールを挟持した状態におけ
る組付治具の側面図である。
【図3】ストッパーが相接した状態における組付治具の
側面図である。
【図4】従来の組付治具を用いて光ファイバのフェルー
ルを挟持した様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ心線 2 フェルール 3 組付治具 21 フェルールの被挟持部 31 アーム 32 先端挟持部 33 スプリング 34 ストツパー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器類への光ファイバ組付けに際して光
    ファイバの端末に取付けられたフェルールを把持するた
    めのピンセット状の治具であって、該治具の相対するア
    ーム間にストッパーが取付けられ、アームの先端挟持部
    間にフェルールの被挟持部を挟持したときにはストッパ
    ーは接触せず、かつアームが加圧されてストッパーが接
    触した際にはアームの先端挟持部間の間隔が光ファイバ
    の径よりも大きくなるよう設けられていることを特徴と
    する光ファイバ組付治具。
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