JPH08250257A - 電線挿入スリーブ用挿入補助具 - Google Patents

電線挿入スリーブ用挿入補助具

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JPH08250257A
JPH08250257A JP7080855A JP8085595A JPH08250257A JP H08250257 A JPH08250257 A JP H08250257A JP 7080855 A JP7080855 A JP 7080855A JP 8085595 A JP8085595 A JP 8085595A JP H08250257 A JPH08250257 A JP H08250257A
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
electric wire
semi
auxiliary tool
portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP7080855A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinaga Maruyama
佳長 丸山
Yoji Kaminaga
洋司 神永
Takenari Tokunaga
丈成 徳永
Masashi Sasaki
正志 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Kyushu Electric Power Co Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7080855A priority Critical patent/JPH08250257A/ja
Publication of JPH08250257A publication Critical patent/JPH08250257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線を挿入すべきスリーブの端部に組み付け
られる挿入補助具のスリーブへの着脱が容易であり、従
って電線挿入作業を効率よく行うことができる。 【構成】 挿入補助具10は、蝶番28によって相互に
開閉自在に枢支された2つの縦割り部分16A、16B
から成っている。各縦割り部分16A、16Bは、スリ
ーブの外周面に係合してこのスリーブに抱き止められる
半円筒形の抱き止め部20A、20Bを有し、この抱き
止め部20A、20Bがスリーブ端部を抱き止めるよう
にスリーブに係合して粘着テープ等で簡単に取り付ける
ことができる。また、スリーブに電線を挿入した後は、
この粘着テープを切り開くことによって挿入補助具10
をスリーブから簡単に取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、配電工事用の
マニュプレータ等を用いて電線の導体を圧着接続する圧
着スリーブの如き電線挿入スリーブに電線を挿入する際
に、この電線を挿入し易くするのに用いられる電線挿入
スリーブ用挿入補助具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の挿入補助具は、電線が
スリーブに挿入され易くなるようにラッパ状の開口部を
有する補助具本体から成っている。従来技術の挿入補助
具は、電線がスリーブ内に挿入された後、挿入補助具を
スリーブから取り外すことができるように縦割りされて
分割された2つの本体部分から成り、これらの本体部分
は、その基部円筒部分に止めねじ等によって着脱自在に
取り付けられたばね体によって連結されている(例えば
実開平4−2919号公報参照)。
【0003】この挿入補助具は、基部円筒部分から突出
するばね体部分をスリーブの端部外周に嵌合して取り付
けられるが、スリーブに電線を挿入した後、この挿入補
助具は、ばね体を基部円筒部分から解体して取り外して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
の挿入補助具は、スリーブに取り付けるためにばね体を
本体部分の基部円筒部分に取り付けたり、スリーブに電
線を挿入した後、ばね体を本体部分から取り外したりし
なければならないので、ばね体の着脱操作が面倒で作業
性が低く、電線挿入作業を効率よく行うことができない
欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、ス
リーブへの着脱が容易であり、従って電線挿入作業を効
率よく行うことができる電線挿入スリーブ用挿入補助具
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、電線が挿入されるべきスリーブの両端に
組み付けられこの電線の挿入を容易にするラッパ状の開
口部を有する補助具本体から成っている電線挿入スリー
ブ用挿入補助具において、補助具本体は、2つの縦割り
部分から成り、各縦割り部分は、ラッパ状の開口部を構
成する半円錐形部と、この半円錐形部に一体に設けられ
スリーブの端部外周面に係合してこのスリーブに抱き止
められる半円筒形の抱き止め部とを有し、2つの縦割り
部分は、相互に開閉自在に枢支されていることを特徴と
する電線挿入スリーブ用挿入補助具を提供することにあ
る。
【0007】
【作用】このように、補助具本体が相互に枢支された2
つの縦割り部分から成っており、且つ各縦割り部分は、
スリーブの外周面に係合してこのスリーブに抱き止めら
れる半円筒形の抱き止め部を有すると、縦割り部分の抱
き止め部がスリーブの端部を抱き止めるように閉じて粘
着テープ等で簡単に取り付けることができ、またスリー
ブに電線を挿入した後は、粘着テープ等を切り開くこと
によって挿入補助具をスリーブから簡単に取り外すこと
ができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本発明に係る挿入補助具10が取り付けら
れた電線挿入スリーブ(以下単にスリーブと称する)1
2を示し、挿入補助具10は、図示しない電線が挿入さ
れるべきスリーブ12の両端に取り付けられ電線の挿入
を容易にするラッパ状の開口部14を有する補助具本体
16から成っている。スリーブ12は、例えば、電線の
導体を圧着接続するスリーブである場合には、銅、アル
ミニウムの如き導電性金属製のスリーブであり、その両
端には内向きに内径が小さくなるようなテーパ内面12
aを有する。また、補助具本体16は、金属、プラスチ
ックその他の任意の材料から作ることができる。
【0009】補助具本体16は、図2及び図3に示すよ
うに、2つの縦割り部分16A、16Bから成り、各縦
割り部分16A、16Bは、図2に示すように、ラッパ
状の開口部14を構成する半円錐形部18A、18B
と、この半円錐形部18A、18Bに一体に設けられス
リーブ12の端部外周面に係合してスリーブ12に抱き
止められる半円筒形の抱き止め部20A、20Bとを有
する。
【0010】半円錐形部18A、18Bは、特に図1及
び図2に示すように、スリーブ12の端面に係合する肩
部18a、18bを有し、スリーブの端面に肩部18
a、18bが係合した状態では半円錐形部18A、18
Bのテーパ内面がスリーブ12のテーパ内面12aに滑
らかに連続する。また、半円筒形の抱き止め部20A、
20Bは、図1及び図2に示すように、スリーブ12の
端部外周面の外径にほぼに等しい内径の内面22a、2
2bと半円錐形部18A、18Bと反対側の端部に設け
られた小径外周部24a、24bとを有する。
【0011】2つの縦割り部分16A、16Bは、相互
に開閉自在に枢支され、図示の実施例では、枢支ピン2
6を含む蝶番28で開閉自在に枢支して連結されてい
る。また、図2及び図3から解るように、縦割り部分1
6A、16Bは、これらの縦割り部分16A、16Bを
マニュプレータのグリッパ等で把持するためのハンドル
30A、30Bをそれぞれ有する。
【0012】次に、本発明の挿入補助具10の使用状態
を図1を参照してのべると、この挿入補助具10は、図
示しないマニュプレータのグリッパでハンドル30A、
30B(図2及び図3参照)を把持しつつ、スリーブ1
2の端部に運び、2つの縦割り部分16A、16Bの半
円筒形の抱き止め部20A、20Bがスリーブ12の端
部を抱き止めるようにこれらの縦割り部分16A、16
Bを閉じる。この場合、既にのべたように、縦割り部分
16A、16Bの半円錐形部18A、18Bの肩部18
a、18bは、スリーブ12の端面に係合してこの半円
錐形部18A、18Bのテーパ内面はスリーブ12のテ
ーパ内面12aに滑らかに連続する。
【0013】その後、両縦割り部分16A、16Bの抱
き止め部20A、20Bの小径外周部24a、24bと
スリーブ12とに跨がって粘着テープ32を巻き付けて
挿入補助具10をスリーブ12に組み付ける。この粘着
テープ32の巻き付けは、マニュプレータの図示しない
テープ巻き付け部によって行われる。
【0014】スリーブ12に電線を挿入する際に、電線
は、挿入補助具10のラッパ状の開口部14を通して挿
入されるが、挿入補助具10の内面とスリーブ12の内
面とはテーパ状に滑らかに連続しているので、電線はス
リーブ12内に円滑に挿入される。
【0015】スリーブ12内に電線を挿入した後、スリ
ーブ12を所定位置に固定し、ハンドル30A、30B
を把持しつつ、粘着テープ32を切り開いて挿入補助具
10をスリーブ12から取り外すことができる。この挿
入補助具10は、他のスリーブに組み付けて繰り返し使
用することができる。スリーブ12は何らの加工、変更
を施す必要がないので、従来から使用されているものを
そのまま使用することができる。
【0016】尚、上記実施例では、挿入補助具10をス
リーブ12に組み付けるのに、粘着テープ32を用いた
が、2つの縦割り部分16A、16Bを閉じた後、これ
らの縦割り部分16A、16Bを相互に掛け合わせて解
放自在に止着する止着具を2つの縦割り部分16A、1
6Bの接合部間に設けることによって粘着テープ32を
用いることなく縦割り部分16A、16Bを閉じてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明の挿入補助具は、上記のように、
補助具本体が相互に開閉自在に枢支された2つの縦割り
部分から成っており、且つ各縦割り部分は、スリーブの
端部外周面に係合してこのスリーブに抱き止められる半
円筒形の抱き止め部を有するので、この挿入補助具は、
縦割り部分の抱き止め部がスリーブの端部を抱き止める
ようにスリーブに閉じて粘着テープ、止着具等で簡単に
取り付けることができ、またスリーブに電線を挿入した
後は、この粘着テープ、止着具等を開くことによって挿
入補助具をスリーブから簡単に取り外すことができ、従
って挿入補助具の着脱操作が簡単であり、また挿入補助
具を他のスリーブに繰り返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る挿入補助具を組み付けたスリーブ
の一部を破断して示す側面図であるが、右側の挿入補助
具は、その一方の縦割り部分が省略して示されている。
【図2】本発明に係る挿入補助具の開いた状態の側面図
である。
【図3】本発明に係る挿入補助具の開いた状態の正面図
である。
【符号の説明】
10 挿入補助具 12 電線挿入スリーブ 12a テーパ内面 14 ラッパ状の開口部 16 補助具本体 16A 縦割り部分 16B 縦割り部分 18A 半円錐形部 18a 肩部 18B 半円錐形部 18b 肩部 20A 半円筒形の抱き止め部 20B 半円筒形の抱き止め部 22a 内面 22b 内面 24a 小径外周部 24b 小径外周部 26 枢支ピン 28 蝶番 30A ハンドル 30B ハンドル 32 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 丈成 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 正志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線が挿入されるべきスリーブの両端に
    組み付けられ前記電線の挿入を容易にするラッパ状の開
    口部を有する補助具本体から成っている電線挿入スリー
    ブ用挿入補助具において、前記補助具本体は、2つの縦
    割り部分から成り、各縦割り部分は、前記ラッパ状の開
    口部を構成する半円錐形部と、前記半円錐形部に一体に
    設けられ前記スリーブの端部外周面に係合して前記スリ
    ーブに抱き止められる半円筒形の抱き止め部とを有し、
    前記2つの縦割り部分は、相互に開閉自在に枢支されて
    いることを特徴とする電線挿入スリーブ用挿入補助具。
JP7080855A 1995-03-14 1995-03-14 電線挿入スリーブ用挿入補助具 Pending JPH08250257A (ja)

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JPH08250257A true JPH08250257A (ja) 1996-09-27

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ID=13729967

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029040A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 間接活線作業用工具及び間接活線接続方法
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