JP2000253789A - スプリットリングプライヤー - Google Patents

スプリットリングプライヤー

Info

Publication number
JP2000253789A
JP2000253789A JP11109901A JP10990199A JP2000253789A JP 2000253789 A JP2000253789 A JP 2000253789A JP 11109901 A JP11109901 A JP 11109901A JP 10990199 A JP10990199 A JP 10990199A JP 2000253789 A JP2000253789 A JP 2000253789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
split ring
jaws
pliers
double
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11109901A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamitsu Masuda
忠光 升田
Shigeru Masuda
茂 升田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11109901A priority Critical patent/JP2000253789A/ja
Publication of JP2000253789A publication Critical patent/JP2000253789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリットリングを軽い力で押し開くことが
できるスプリットリングプライヤーを提供する。 【解決手段】 一対のハンドル部12と13を互いに枢
着し、両ハンドル部12と13の先端側に、それぞれ先
細になって対向状に伸延する顎部15と16を設け、両
顎部15と16の先端部に顎部15と16の閉じる方向
に尖った一対の開き爪17、18を、両顎部15と16
を閉じたとき並列する配置で突設し、両開き爪17、1
8の顎部15と16側の根元部分にスプリットリングA
を形成する巻き線の係合凹部19、20を形成し、両開
き爪17、18が巻き線間に両側から食い込むことによ
り、スプリットリングAを軽い力で押し開くことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾力性の強い鋼
線をコイル状に2重巻きしたスプリットリングを開くた
めに用いるプライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ルアー釣において、テグスと擬
似餌や擬似餌と釣り針の結合に、図23C)で示すよう
なスプリットリングAが使用されている。このスプリッ
トリングAは弾力性の強い鋼線を密着したコイル状に2
重巻きしたものであり、その直径は3mm程度から10
mmをこえるものまであり、使用する線材の線径も直径
に比例して太径のものが使用されている。
【0003】上記のようなスプリットリングAを用いて
テグスと擬似餌や擬似餌と釣り針を結合したり取り外し
を行う場合は、2重巻きされた鋼線の端部を押し広げな
ければならず、この押し広げには弾性に逆らって強い力
が必要になるため、従来より押し広げ作業に適した工具
として図2(A)、(B)に示すようなプライヤーが使
用されている。
【0004】図2(A)、(B)において、プライヤー
1は、一対のハンドル部2と3を枢軸4で結合して開閉
自在とし、両ハンドル部2と3の先端に顎部5と6をそ
れぞれ一体に設け、両顎部5と6は、ラジオペンチ状に
先細で長く対向状に伸延するように形成され、ハンドル
部2と3の開閉によって顎部5と6も開閉するようにな
っている。
【0005】一方顎部5の先端には他方顎部6側に向け
て突出する略V字状の爪7が設けられ、両顎部5と6を
閉じたときこの爪7が他方顎部6の先端面8を覆うよう
になっている。
【0006】上記プライヤー1でスプリットリングAを
開くには、プライヤー1のハンドル部2と3を一方の手
で保持し、他方の手の指先でスプリットリングaを持
ち、爪7をスプリットリングAの2重巻きの間に当て、
両顎部5と6を閉じるようにハンドル部2と3を握れ
ば、爪7が2重巻きの間に押し込まれ、傾斜面で巻き線
の端部を押し広げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プライヤー1は、一方顎部5の先端に設けた爪7で、巻
き線の端部を一方の側から押し開くので、反発弾性の強
い巻き線間を押し開くのに大きな抵抗があり、押し開き
操作に大きな力が必要になるという問題がある。
【0008】そこで、この発明の課題は、スプリットリ
ングの押し開き操作に要する力を軽減し、スプリットリ
ングに対する結合や取り外し作業が容易に安定よく行え
るスプリットリングプライヤーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、一対のハンドル部を互い
に枢着し、両ハンドル部の先端側にそれぞれ対向状に伸
延する顎部を設け、両顎部の先端部に顎部の閉じる方向
に尖った一対の開き爪を、両顎部を閉じたとき並列する
配置で突設し、両開き爪の顎部側の根元部分にスプリッ
トリングを形成する巻き線の係合凹部を形成した構成を
採用したものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、両開き爪は、顎部の閉じたときの重なり面に対して
相手開き爪側に突出し、かつ、両開き爪は、両顎部の先
端部で幅方向の相反する端部の位置に突設され、両顎部
の開き爪のない部分の先端面が係合凹部に接して顎部の
閉じる方向に下がり傾斜となる傾斜面になっている構成
を採用したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1に示す図示例と共に説明する。図1(A)のように、
スプリットリングプライヤー11は、一対のハンドル部
12と13の先端側を枢軸14で開閉自在に結合し、両
ハンドル部12と13の先端に顎部15と16をそれぞ
れ一体に設け、両顎部15と16は、ラジオペンチ状に
先細で長く対向状に伸延するように形成され、ハンドル
部12と13の開閉によって顎部15と16も開閉する
ようになっている。
【0012】図1(A)乃至(D)に示すように、両顎
部15と16の先端部には、顎部15と16の閉じる方
向に尖った一対の開き爪17、18が、両顎部15と1
6を閉じたとき並列する配置で突設され、両開き爪1
7、18の顎部15と16側の根元部分にスプリットリ
ングAを形成する巻き線の係合凹部19、20が幅方向
に形成されている。
【0013】上記両開き爪17、18は、顎部15と1
6の閉じたときの重なり面に対して相手開き爪側に略V
字状に突出し、かつ、両開き爪17、18は、両顎部1
5と16の先端部で幅方向の相反する端部の位置に前方
に向けて延長状に突設され、両顎部15と16の開き爪
17、18のない部分の先端面が係合凹部19、20に
接して顎部の閉じる方向に下がり傾斜となる傾斜面21
22になっている。
【0014】前記係合凹部19、20は、スプリットリ
ングAの巻き線の線径に見合う程度の径となる円弧状の
浅い溝であり、両開き爪17、18の前方端は略V字状
に尖っている。
【0015】図示の場合、両顎部15と16の対向面
に、しず押さえ23とテングス切り24とが設けら、図
示省略したが、ハンドル部12と13の間に常時拡開さ
せるためのスプリングを縮設するようにしてもよい。ま
た、両開き爪17、18の両顎部15と16の幅方向に
おける突設位置は、図示に限定されるものではなく、両
顎部15と16の幅方向に対して両開き爪17、18を
図示と逆に配置してもよい。
【0016】この発明のスプリットリングプライヤーは
上記のような構成であり、スプリットリングAを開くに
は、プライヤー11のハンドル部12と13を一方の手
で開き状態に保持し、他方の手の指先でスプリットリン
グAを保持し、ハンドル部12と13を軽く閉じて接近
した開き爪17と18の先端でスプリットリングAの2
重巻きの巻き線間を軽く挟み、スプリットリングAから
手を放した状態で、ハンドル部12と13を強く握りっ
て、両顎部15と16を閉じさせれば、図1(B)のよ
うに開き爪17と16が2重巻きの巻き線間に両側から
押し込まれ、2重巻きされた巻き線の間を両側から同時
に押し広げることができる。
【0017】このように、開き爪17と18を2重巻き
の巻き線間に両側から押し込ことにより、巻き線の押し
開きに要する力が両開き爪17と18に分散され、この
結果、一方からの押し開きに比べて押し開きに要する力
を半減でき、巻き線の押し開きが軽い力で行えることに
なる。
【0018】また、両顎部15と16を完全に閉じた状
態で、図1(C)のように、両開き爪17と18の食い
込みが最大で巻き線の押し開き量も最大となり、このと
き、手前側に位置する巻き線は、両開き爪17と18の
顎部側の根元部分に位置する係合凹部19、20間に収
まり、かつ、該巻き線の軸方向が傾斜面21、22に当
接し、これにより、スプリットリングAの2重巻きされ
た巻き線の内周を支持することができ、これによってス
プリットリングAは、両顎部15と16の先端部に、巻
き線が両顎部15と16と直交する姿勢で安定よく固定
保持され、スプリットリングAに対する結合や取り外し
作業が簡単に行えることになる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、両顎
部の先端部に顎部の閉じる方向に尖った一対の開き爪
を、両顎部を閉じたとき並列する配置で突設し、両開き
爪の顎部側の根元部分にスプリットリングを形成する巻
き線の係合凹部を形成したので、2重巻きされた巻き線
の端部に爪を押し込んで巻き線を押し広げるとき、巻き
線間に両側から開き爪が食い込むので、強い弾性のスプ
リットリングであっても、巻き線の押し開きが軽い力で
簡単に行えるようになる。
【0020】また、両開き爪の顎部側の根元部分にスプ
リットリングを形成する巻き線の係合凹部を形成したの
で、押し開いた巻き線の手前側を係合凹部で保持するこ
とができ、押し開いたスプリットリングの姿勢がスプリ
ットリングプライヤーの先端で安定した固定状態とな
り、スプリットリングに対する結合や取り外し作業が容
易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はスプリットリングプライヤーを示す正
面図、(B)はスプリットリングの初期の押し開き状態
を示す同上要部の拡大正面図、(C)はスプリットリン
グの完全な押し開き状態を示す同上要部の拡大正面図、
(D)はスプリットリングライヤーの先端部分の構造を
示す拡大斜視図
【図2】(A)は従来のスプリットリングプライヤーの
正面図、(B)はスプリットリングの押し開き状態を示
す同上要部の拡大正面図、(C)はスプリットリングの
斜視図
【符号の説明】
11 スプリットリングプライヤー 12、13 ハンドル部 14 枢軸 15、16 顎部 17、18 開き爪 19、20 係合凹部 21、22 傾斜面 A スプリットリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のハンドル部を互いに枢着し、両ハ
    ンドル部の先端側にそれぞれ対向状に伸延する顎部を設
    け、両顎部の先端部に顎部の閉じる方向に尖った一対の
    開き爪を、両顎部を閉じたとき並列する配置で突設し、
    両開き爪の顎部側の根元部分にスプリットリングを形成
    する巻き線の係合凹部を形成したことを特徴とするスプ
    リットリングプライヤー。
  2. 【請求項2】 両開き爪は、顎部の閉じたときの重なり
    面に対して相手開き爪側に突出し、かつ、両開き爪は、
    両顎部の先端部で幅方向の相反する端部の位置に突設さ
    れ、両顎部の開き爪のない部分の先端面が係合凹部に接
    して顎部の閉じる方向に下がり傾斜となる傾斜面になっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のスプリットリ
    ングプライヤー。
JP11109901A 1999-03-11 1999-03-11 スプリットリングプライヤー Pending JP2000253789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109901A JP2000253789A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 スプリットリングプライヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109901A JP2000253789A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 スプリットリングプライヤー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000253789A true JP2000253789A (ja) 2000-09-19

Family

ID=14522040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11109901A Pending JP2000253789A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 スプリットリングプライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000253789A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036262B2 (en) * 2003-12-31 2006-05-02 Yabusaki Kenichi K Fisherperson's tool for using slotted weights with a fishing line
KR101560139B1 (ko) 2015-06-16 2015-10-26 김일한 비틀림 방지 공구용 플라이어
JP5918893B1 (ja) * 2015-01-28 2016-05-18 ハン キム、イル 汎用プライヤ
TWI564120B (zh) * 2016-01-08 2017-01-01 Auto Skill Industrial Co Ltd Disassembly Clamp of Dust Cover for Motor Drive Shaft

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036262B2 (en) * 2003-12-31 2006-05-02 Yabusaki Kenichi K Fisherperson's tool for using slotted weights with a fishing line
JP5918893B1 (ja) * 2015-01-28 2016-05-18 ハン キム、イル 汎用プライヤ
KR101560139B1 (ko) 2015-06-16 2015-10-26 김일한 비틀림 방지 공구용 플라이어
TWI564120B (zh) * 2016-01-08 2017-01-01 Auto Skill Industrial Co Ltd Disassembly Clamp of Dust Cover for Motor Drive Shaft

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6013088A (en) Surgical clamp with removable tips
US5784830A (en) Fish hook removing devices
US4631855A (en) Multi-purpose fisherman's device
AU673334B2 (en) Ear tag applicator
KR100553021B1 (ko) 손톱깎기
US7415913B2 (en) Fish tape pliers
US5475941A (en) Pork rind pliers
JP2000253789A (ja) スプリットリングプライヤー
JP4990025B2 (ja) 万能把持スティック
US20070256349A1 (en) Apparatus for holding a fishhook and method of use
US6792835B1 (en) Multi-purpose universal socket tool
US5722284A (en) Crimping tool
JP3504534B2 (ja) 作業工具
JP2001150358A (ja) スプリットリングプライヤー
JPH11138463A (ja) スプリットリングプライヤー
JP2009034805A (ja) スプリットリング用のプライヤー
US2801877A (en) Device for use in cleaning fish
JP2002335839A (ja) 魚釣用プライヤー
JP4276495B2 (ja) プライヤー
US6167581B1 (en) Pliers-based, combination tool
JPH11285979A (ja) スプリットリングプライヤー
US20070000358A1 (en) Split ring opening tool
JP3016823U (ja) 釣用開環プライヤー
JP3040311U (ja) 釣りエサ用の保持具
JP7213542B2 (ja) 釣り用錘取り付け具

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20060313

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20061121