JP2001150358A - スプリットリングプライヤー - Google Patents
スプリットリングプライヤーInfo
- Publication number
- JP2001150358A JP2001150358A JP37074199A JP37074199A JP2001150358A JP 2001150358 A JP2001150358 A JP 2001150358A JP 37074199 A JP37074199 A JP 37074199A JP 37074199 A JP37074199 A JP 37074199A JP 2001150358 A JP2001150358 A JP 2001150358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- split ring
- jaw
- jaws
- opening
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプリットリングの押し開き部分の確認が明
確で容易となり、しかも、スプリットリングを傾きのな
い状態で押し開くことができるスプリットリングプライ
ヤーを提供する。 【解決手段】 一対のハンドル部12、13を互いに枢
着し、両ハンドル部12、13の先端側にそれぞれ対向
状に伸延した顎部15、16を設け、一方顎部15の先
端に、他方顎部側16に向けて突出し、両顎部15、1
6を閉じたとき他方顎部16の先端面を覆う開き爪17
を突設し、前記両顎部15、16の先端部を該顎部1
5、16の開閉方向に沿って開き爪17の突出側に屈曲
させ、スプリットリングの押し開き部分を見るのに何ら
の障害が生じないようにしている。
確で容易となり、しかも、スプリットリングを傾きのな
い状態で押し開くことができるスプリットリングプライ
ヤーを提供する。 【解決手段】 一対のハンドル部12、13を互いに枢
着し、両ハンドル部12、13の先端側にそれぞれ対向
状に伸延した顎部15、16を設け、一方顎部15の先
端に、他方顎部側16に向けて突出し、両顎部15、1
6を閉じたとき他方顎部16の先端面を覆う開き爪17
を突設し、前記両顎部15、16の先端部を該顎部1
5、16の開閉方向に沿って開き爪17の突出側に屈曲
させ、スプリットリングの押し開き部分を見るのに何ら
の障害が生じないようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾力性の強い鋼
線をコイル状に2重巻きしたスプリットリングを開くた
めに用いると共に、魚釣りの針外しとしても使用するス
プリットリングプライヤーに関する。
線をコイル状に2重巻きしたスプリットリングを開くた
めに用いると共に、魚釣りの針外しとしても使用するス
プリットリングプライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ルアー釣において、テグスと擬
似餌や擬似餌と釣り針の結合に、図4(B)で示すよう
なスプリットリングAが使用されている。このスプリッ
トリングAは弾力性の強い鋼線を密着したコイル状に2
重巻きしたものであり、その直径は3mm程度から10
mmをこえるものまであり、使用する線材の線径も直径
に比例して太径のものが使用されている。従って、テグ
スと擬似餌や擬似餌と釣り針を結合したり取り外しを行
う場合は、2重巻きされた鋼線の端部を押し広げなけれ
ばならず、この押し広げには弾性に逆らって強い力が必
要にな、このためには、押し広げ作業に適した工具とし
てスプリットリングプライヤーが使用されている。
似餌や擬似餌と釣り針の結合に、図4(B)で示すよう
なスプリットリングAが使用されている。このスプリッ
トリングAは弾力性の強い鋼線を密着したコイル状に2
重巻きしたものであり、その直径は3mm程度から10
mmをこえるものまであり、使用する線材の線径も直径
に比例して太径のものが使用されている。従って、テグ
スと擬似餌や擬似餌と釣り針を結合したり取り外しを行
う場合は、2重巻きされた鋼線の端部を押し広げなけれ
ばならず、この押し広げには弾性に逆らって強い力が必
要にな、このためには、押し広げ作業に適した工具とし
てスプリットリングプライヤーが使用されている。
【0003】また、魚釣りにおいて、釣り上げた魚から
釣針を外す場合、魚が釣針を飲み込んでしまって手でを
外すのが困難な状態が往々にして発生し、このため魚の
口部内にある釣針を簡単に取り外すことのできる針外し
が必要になる。
釣針を外す場合、魚が釣針を飲み込んでしまって手でを
外すのが困難な状態が往々にして発生し、このため魚の
口部内にある釣針を簡単に取り外すことのできる針外し
が必要になる。
【0004】上記のように、魚釣りにおいては、スプリ
ットリングプライヤーと針外しが必要になるが、それぞ
れが別体であると嵩張って不便であるため、針外しを兼
用させたスプリットリングプライヤーがすでに提案され
ている。
ットリングプライヤーと針外しが必要になるが、それぞ
れが別体であると嵩張って不便であるため、針外しを兼
用させたスプリットリングプライヤーがすでに提案され
ている。
【0005】図3は、針外しを兼用させた従来のスプリ
ットリングプライヤーを示しており、該プライヤー1
は、一対のハンドル部2と3を枢軸4で結合して開閉自
在とし、両ハンドル部2と3の先端に顎部5と6をそれ
ぞれ一体に設け、両顎部5と6は、ラジオペンチ状に先
細で長く対向状に伸延するように形成され、ハンドル部
2と3の開閉によって顎部5と6も開閉するようになっ
ている。
ットリングプライヤーを示しており、該プライヤー1
は、一対のハンドル部2と3を枢軸4で結合して開閉自
在とし、両ハンドル部2と3の先端に顎部5と6をそれ
ぞれ一体に設け、両顎部5と6は、ラジオペンチ状に先
細で長く対向状に伸延するように形成され、ハンドル部
2と3の開閉によって顎部5と6も開閉するようになっ
ている。
【0006】一方顎部5の先端には他方顎部6側に向け
て突出する略V字状の爪7が設けられ、両顎部5と6を
閉じたときこの爪7が他方顎部6の先端面8を覆うよう
になっている。
て突出する略V字状の爪7が設けられ、両顎部5と6を
閉じたときこの爪7が他方顎部6の先端面8を覆うよう
になっている。
【0007】また、上記プライヤー1が針外しとなるよ
う、両顎部5と6の先端部を両顎部5、6の開閉方向と
直角方向の一面側に屈曲させ、この屈曲する先端部を魚
の口内に入れて両顎部5と6の先端で釣針を挟むことに
より、該釣針を取り外すことのできような構造になって
いる。
う、両顎部5と6の先端部を両顎部5、6の開閉方向と
直角方向の一面側に屈曲させ、この屈曲する先端部を魚
の口内に入れて両顎部5と6の先端で釣針を挟むことに
より、該釣針を取り外すことのできような構造になって
いる。
【0008】上記プライヤー1でスプリットリングAを
開くには、両顎部5と6の先端部を屈曲方向が下向きと
なるようにして、図4(A)のように、プライヤー1の
ハンドル部2と3を一方の手で保持し、他方の手の指先
でスプリットリングAを持ち、爪7をスプリットリング
Aの2重巻きの間に当て、両顎部5と6を閉じるように
ハンドル部2と3を握れば、爪7が2重巻きの間に押し
込まれ、傾斜面で巻き線の端部を押し広げることができ
る。
開くには、両顎部5と6の先端部を屈曲方向が下向きと
なるようにして、図4(A)のように、プライヤー1の
ハンドル部2と3を一方の手で保持し、他方の手の指先
でスプリットリングAを持ち、爪7をスプリットリング
Aの2重巻きの間に当て、両顎部5と6を閉じるように
ハンドル部2と3を握れば、爪7が2重巻きの間に押し
込まれ、傾斜面で巻き線の端部を押し広げることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プライヤー1は、両顎部5と6の先端部がラジオペンチ
状に先細になっているが、スプリットリングAを開くと
き、図4(A)で示したように、スプリットリングAの
挟持部分は、両顎部5と6の両方が並んで見え、スプリ
ットリングAの押し広げ部分が顎部6と重なることによ
り見え難くなり、確認が困難であるという問題がある。
プライヤー1は、両顎部5と6の先端部がラジオペンチ
状に先細になっているが、スプリットリングAを開くと
き、図4(A)で示したように、スプリットリングAの
挟持部分は、両顎部5と6の両方が並んで見え、スプリ
ットリングAの押し広げ部分が顎部6と重なることによ
り見え難くなり、確認が困難であるという問題がある。
【0010】また、両顎部5と6の先端部は、開閉方向
と直角方向に屈曲しているので、スプリットリングAを
開くために水平に保持したとき、前方下がりとなり、ス
プリットリングAの挟持部分を見るためには、手首を上
方に屈曲させるようにして保持しなければならず、スプ
リットリングAの押し開きのための操作性が悪いと共
に、従来のプライヤー1は、スプリットリングAを押し
広げたとき、図4(A)で示したように、スプリットリ
ングAが他方顎部6側に傾いてしまい、スプリットリン
グAの押し広げが十分に得られない状態が発生する。
と直角方向に屈曲しているので、スプリットリングAを
開くために水平に保持したとき、前方下がりとなり、ス
プリットリングAの挟持部分を見るためには、手首を上
方に屈曲させるようにして保持しなければならず、スプ
リットリングAの押し開きのための操作性が悪いと共
に、従来のプライヤー1は、スプリットリングAを押し
広げたとき、図4(A)で示したように、スプリットリ
ングAが他方顎部6側に傾いてしまい、スプリットリン
グAの押し広げが十分に得られない状態が発生する。
【0011】そこで、この発明の課題は、スプリットリ
ングの押し開きのための操作が円滑に行え、かつ、スプ
リットリングの押し開き部分の確認が明確で容易とな
り、しかも、スプリットリングを傾きのない状態で押し
開くことができるスプリットリングプライヤーを提供す
ることにある。
ングの押し開きのための操作が円滑に行え、かつ、スプ
リットリングの押し開き部分の確認が明確で容易とな
り、しかも、スプリットリングを傾きのない状態で押し
開くことができるスプリットリングプライヤーを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、一対のハンドル部を互い
に枢着し、両ハンドル部の先端側にそれぞれ対向状に伸
延し、ハンドル部に同調して開閉する顎部を設け、一方
顎部の先端に、他方顎部側に向けて突出し、両顎部を閉
じたとき他方顎部の先端面を覆う開き爪を突設し、前記
両顎部の先端部を該顎部の開閉方向に沿って開き爪の突
出側に屈曲させた構成を採用したものである。
するため、請求項1の発明は、一対のハンドル部を互い
に枢着し、両ハンドル部の先端側にそれぞれ対向状に伸
延し、ハンドル部に同調して開閉する顎部を設け、一方
顎部の先端に、他方顎部側に向けて突出し、両顎部を閉
じたとき他方顎部の先端面を覆う開き爪を突設し、前記
両顎部の先端部を該顎部の開閉方向に沿って開き爪の突
出側に屈曲させた構成を採用したものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記開き爪を突設した一方顎部の他方顎部との重な
り面で開き爪の根元に近接する位置に凹部を設けた構成
を採用したものである。
て、前記開き爪を突設した一方顎部の他方顎部との重な
り面で開き爪の根元に近接する位置に凹部を設けた構成
を採用したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1と図2に示す図示例と共に説明する。図1(A)乃至
(C)のように、スプリットリングプライヤー11は、
一対のハンドル部12と13の先端側を枢軸14で開閉
自在に結合し、両ハンドル部12と13の先端に顎部1
5と16をそれぞれ一体に設け、両顎部15と16は、
ラジオペンチ状に先細で長く対向状に伸延するように形
成され、ハンドル部12と13の開閉によって顎部15
と16も同時に開閉するようになっている。
1と図2に示す図示例と共に説明する。図1(A)乃至
(C)のように、スプリットリングプライヤー11は、
一対のハンドル部12と13の先端側を枢軸14で開閉
自在に結合し、両ハンドル部12と13の先端に顎部1
5と16をそれぞれ一体に設け、両顎部15と16は、
ラジオペンチ状に先細で長く対向状に伸延するように形
成され、ハンドル部12と13の開閉によって顎部15
と16も同時に開閉するようになっている。
【0015】上記した一方の顎部15の先端部には、他
方顎部16側に向けて略V字状に突出し、両顎部15と
16を閉じたとき他方顎部16の先端面を覆う開き爪1
7を突設し、前記両顎部15と16の先端部を該顎部1
5と16の開閉方向に沿って開き爪17の突出側に所定
角度だけ屈曲させている。
方顎部16側に向けて略V字状に突出し、両顎部15と
16を閉じたとき他方顎部16の先端面を覆う開き爪1
7を突設し、前記両顎部15と16の先端部を該顎部1
5と16の開閉方向に沿って開き爪17の突出側に所定
角度だけ屈曲させている。
【0016】図1(A)は、スプリットリングプライヤ
ー11のハンドル部12と13の開閉方向を平面にした
平面図であり、同図において両顎部15と16の屈曲方
向は平面的になっていると共に、他方顎部16の先端面
は、スプリットリングプライヤー11の前後方向に対し
て直角の平坦面18になり、両顎部15と16を閉じた
とき開き爪17の内側面がこの平坦面18と近接して平
行している。
ー11のハンドル部12と13の開閉方向を平面にした
平面図であり、同図において両顎部15と16の屈曲方
向は平面的になっていると共に、他方顎部16の先端面
は、スプリットリングプライヤー11の前後方向に対し
て直角の平坦面18になり、両顎部15と16を閉じた
とき開き爪17の内側面がこの平坦面18と近接して平
行している。
【0017】図2(B)は、両顎部15と16の屈曲加
工前の先端構造を示し、両顎部15と16は直線状とな
り、一方の顎部15の先端に開き爪17を突設すると共
に、他方顎部の先端面は、スプリットリングプライヤー
11の前後方向に対して傾斜状にカットされ、一方の顎
部15の先端に突設した開き爪17の内側面が傾斜状の
カット面に平行している。
工前の先端構造を示し、両顎部15と16は直線状とな
り、一方の顎部15の先端に開き爪17を突設すると共
に、他方顎部の先端面は、スプリットリングプライヤー
11の前後方向に対して傾斜状にカットされ、一方の顎
部15の先端に突設した開き爪17の内側面が傾斜状の
カット面に平行している。
【0018】この状態の両顎部15と16の先端部を、
開き爪17の突出方向へ上記傾斜状のカット面がスプリ
ットリングプライヤー11の前後方向に対して直角の平
坦面18になるよう屈曲させるものである。
開き爪17の突出方向へ上記傾斜状のカット面がスプリ
ットリングプライヤー11の前後方向に対して直角の平
坦面18になるよう屈曲させるものである。
【0019】このような加工工程を採用することによ
り、両顎部15と16の先端部を開き爪17の突出方向
へ屈曲させても、開き爪17の内側の面と他方顎部16
の平坦面18は、両顎部15と16の開閉に対して干渉
を生じることがない。
り、両顎部15と16の先端部を開き爪17の突出方向
へ屈曲させても、開き爪17の内側の面と他方顎部16
の平坦面18は、両顎部15と16の開閉に対して干渉
を生じることがない。
【0020】上記開き爪17を設けた一方顎部15の他
方顎部との重なり面で開き爪17の根元で内側の面に近
接する位置に弧状の凹部19が設けられている。
方顎部との重なり面で開き爪17の根元で内側の面に近
接する位置に弧状の凹部19が設けられている。
【0021】図示の場合、スプリットリングプライヤー
11には、顎部15と16の対向面に、弧状に凹入する
しず押さえ20と、一方がV字状の突部と他方がV字状
の凹部からなるしず外し21及びテングス切り22とが
並べて設けら、図示省略したが、ハンドル部12と13
の間に常時拡開させるためのスプリングを縮設するよう
にしてもよい。
11には、顎部15と16の対向面に、弧状に凹入する
しず押さえ20と、一方がV字状の突部と他方がV字状
の凹部からなるしず外し21及びテングス切り22とが
並べて設けら、図示省略したが、ハンドル部12と13
の間に常時拡開させるためのスプリングを縮設するよう
にしてもよい。
【0022】この発明のスプリットリングプライヤーは
上記のような構成であり、スプリットリングAを開くに
は、プライヤー11のハンドル部12と13を一方の手
で、開き爪17を設けた一方顎部15が上位で他方顎部
が下位に位置するよう垂直の開き状態に保持し、他方の
手の指先でスプリットリングAを保持し、ハンドル部1
2と13を軽く閉じ、例えば、他方顎部16の先端部内
面でスプリットリングAの外周を受け、開き爪17の先
端でスプリットリングAの2重巻きの巻き線間を内側か
ら軽く挟み、スプリットリングAから手を放した状態
で、ハンドル部12と13を強く握りって、両顎部15
と16を閉じさせれば、図2(A)のように開き爪17
が2重巻きの巻き線間に押し込まれ、2重巻きされた巻
き線の間を押し広げることができる。
上記のような構成であり、スプリットリングAを開くに
は、プライヤー11のハンドル部12と13を一方の手
で、開き爪17を設けた一方顎部15が上位で他方顎部
が下位に位置するよう垂直の開き状態に保持し、他方の
手の指先でスプリットリングAを保持し、ハンドル部1
2と13を軽く閉じ、例えば、他方顎部16の先端部内
面でスプリットリングAの外周を受け、開き爪17の先
端でスプリットリングAの2重巻きの巻き線間を内側か
ら軽く挟み、スプリットリングAから手を放した状態
で、ハンドル部12と13を強く握りって、両顎部15
と16を閉じさせれば、図2(A)のように開き爪17
が2重巻きの巻き線間に押し込まれ、2重巻きされた巻
き線の間を押し広げることができる。
【0023】このとき、両顎部15と16は上下に位置
し、スプリットリングAを上から見た場合、上部に位置
する顎部15のみが見え、この顎部15の先端は細くな
っているので、スプリットリングAの押し開き部分を見
るのに何らの障害にならず、スプリットリングAの押し
開き部分の確認が明確で容易になる。
し、スプリットリングAを上から見た場合、上部に位置
する顎部15のみが見え、この顎部15の先端は細くな
っているので、スプリットリングAの押し開き部分を見
るのに何らの障害にならず、スプリットリングAの押し
開き部分の確認が明確で容易になる。
【0024】また、図2(A)のように、両顎部15と
16を完全に閉じた状態で、開き爪17の食い込みが最
大で巻き線の押し開き量も最大となり、このとき、手前
側に位置する巻き線は、開き爪17の顎部側の根元部分
に位置する凹部19に収まり、他方顎部16の先端部と
で挟持することができ、また、押し開かれた巻き線が他
方顎部16の平坦面18に当接することにより、スプリ
ットリングAは、両顎部15と16の先端部に、巻き線
が両顎部15と16と略直交する姿勢で安定よく固定保
持され、スプリットリングAに対する結合や取り外し作
業が簡単に行えることになる。
16を完全に閉じた状態で、開き爪17の食い込みが最
大で巻き線の押し開き量も最大となり、このとき、手前
側に位置する巻き線は、開き爪17の顎部側の根元部分
に位置する凹部19に収まり、他方顎部16の先端部と
で挟持することができ、また、押し開かれた巻き線が他
方顎部16の平坦面18に当接することにより、スプリ
ットリングAは、両顎部15と16の先端部に、巻き線
が両顎部15と16と略直交する姿勢で安定よく固定保
持され、スプリットリングAに対する結合や取り外し作
業が簡単に行えることになる。
【0025】更に、魚釣りにおいて、釣り上げた魚から
釣針を外す場合、魚の口部内に両顎部15と16の先端
を挿入し、両顎部15と16の先端で釣針を挟んで簡単
に取り外すことができる。
釣針を外す場合、魚の口部内に両顎部15と16の先端
を挿入し、両顎部15と16の先端で釣針を挟んで簡単
に取り外すことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、一方
顎部の先端部に顎部の閉じる方向に尖った開き爪を突設
し、前記両顎部の先端部を該顎部の開閉方向に沿って開
き爪の突出側に屈曲させたので、スプリットリングの押
し開き時に、両顎部15と16は上下に位置することに
なるので、スプリットリングを上から見た場合、上部に
位置する顎部のみが見え、この顎部の先端は細くなって
いるので、スプリットリングAの押し開き部分を見るの
に何らの障害にならず、スプリットリングの押し開き部
分の確認が明確で容易になり、スプリットリングに対す
る結合や取り外し作業が簡単に行える。
顎部の先端部に顎部の閉じる方向に尖った開き爪を突設
し、前記両顎部の先端部を該顎部の開閉方向に沿って開
き爪の突出側に屈曲させたので、スプリットリングの押
し開き時に、両顎部15と16は上下に位置することに
なるので、スプリットリングを上から見た場合、上部に
位置する顎部のみが見え、この顎部の先端は細くなって
いるので、スプリットリングAの押し開き部分を見るの
に何らの障害にならず、スプリットリングの押し開き部
分の確認が明確で容易になり、スプリットリングに対す
る結合や取り外し作業が簡単に行える。
【0027】また、開き爪の顎部側の根元部分にスプリ
ットリングを形成する巻き線の係合する凹部を形成した
ので、押し開いた巻き線の手前側を凹部で保持すること
ができ、押し開いたスプリットリングの姿勢がスプリッ
トリングプライヤーの先端で安定した固定状態となり、
スプリットリングに対する結合や取り外し作業が容易に
行えるようになる。
ットリングを形成する巻き線の係合する凹部を形成した
ので、押し開いた巻き線の手前側を凹部で保持すること
ができ、押し開いたスプリットリングの姿勢がスプリッ
トリングプライヤーの先端で安定した固定状態となり、
スプリットリングに対する結合や取り外し作業が容易に
行えるようになる。
【図1】(A)はこの発明に係るスプリットリングプラ
イヤーを示す平面図、(B)は同正面図、(C)はスプ
リットリングプライヤーの顎部の先端構造を示す拡大斜
視図
イヤーを示す平面図、(B)は同正面図、(C)はスプ
リットリングプライヤーの顎部の先端構造を示す拡大斜
視図
【図2】(A)はスプリットリングプライヤーの顎部で
スプリットリングを押し開いた状態を示す拡大正面図、
(B)はスプリットリングプライヤーの顎部の屈曲加工
前の状態を示す平面図
スプリットリングを押し開いた状態を示す拡大正面図、
(B)はスプリットリングプライヤーの顎部の屈曲加工
前の状態を示す平面図
【図3】(A)は従来のスプリットリングプライヤーを
示す平面図、(B)は同正面図、(C)は同スプリット
リングプライヤーの顎部の先端構造を示す拡大斜視図
示す平面図、(B)は同正面図、(C)は同スプリット
リングプライヤーの顎部の先端構造を示す拡大斜視図
【図4】(A)は従来のスプリットリングプライヤーに
おけるスプリットリングの押し開き状態を示す正面図、
(B)はスプリットリングの斜視図
おけるスプリットリングの押し開き状態を示す正面図、
(B)はスプリットリングの斜視図
11 スプリットリングプライヤー 12、13 ハンドル部 14 枢軸 15、16 顎部 17 開き爪 18 平坦面 19 凹部 A スプリットリング
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のハンドル部を互いに枢着し、両ハ
ンドル部の先端側にそれぞれ対向状に伸延し、ハンドル
部に同調して開閉する顎部を設け、一方顎部の先端に、
他方顎部側に向けて突出し、両顎部を閉じたとき他方顎
部の先端面を覆う開き爪を突設し、前記両顎部の先端部
を該顎部の開閉方向に沿って開き爪の突出側に屈曲させ
たことを特徴とするスプリットリングプライヤー。 - 【請求項2】 前記開き爪を突設した一方顎部の他方顎
部との重なり面で開き爪の根元に近接する位置に凹部を
設けたことを特徴とする請求項1に記載のスプリットリ
ングプライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37074199A JP2001150358A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | スプリットリングプライヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37074199A JP2001150358A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | スプリットリングプライヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001150358A true JP2001150358A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18497519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37074199A Pending JP2001150358A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | スプリットリングプライヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001150358A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7036262B2 (en) * | 2003-12-31 | 2006-05-02 | Yabusaki Kenichi K | Fisherperson's tool for using slotted weights with a fishing line |
AU2003205042B2 (en) * | 2002-07-03 | 2007-12-20 | Halco Pty Ltd | Hand tool |
JP5918893B1 (ja) * | 2015-01-28 | 2016-05-18 | ハン キム、イル | 汎用プライヤ |
JP2017007081A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | ハン キム、イル | 捩れ防止工具用プライヤ |
-
1999
- 1999-11-19 JP JP37074199A patent/JP2001150358A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003205042B2 (en) * | 2002-07-03 | 2007-12-20 | Halco Pty Ltd | Hand tool |
US7036262B2 (en) * | 2003-12-31 | 2006-05-02 | Yabusaki Kenichi K | Fisherperson's tool for using slotted weights with a fishing line |
JP5918893B1 (ja) * | 2015-01-28 | 2016-05-18 | ハン キム、イル | 汎用プライヤ |
JP2016153162A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-25 | ハン キム、イル | 汎用プライヤ |
JP2017007081A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | ハン キム、イル | 捩れ防止工具用プライヤ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5462554A (en) | Ear tag applicator | |
US7395740B2 (en) | Fish tape and pliers construction | |
US5784830A (en) | Fish hook removing devices | |
US5010648A (en) | Gray hair cutter | |
JP2001150358A (ja) | スプリットリングプライヤー | |
JP4256358B2 (ja) | チェーンクリップの着脱工具 | |
JPH07177915A (ja) | 指輪切断除去装置 | |
US5626513A (en) | Clamping device during skinning of a fish | |
JP2000253789A (ja) | スプリットリングプライヤー | |
JPH11138463A (ja) | スプリットリングプライヤー | |
JP3504534B2 (ja) | 作業工具 | |
JP2008211986A (ja) | 挟持具 | |
JP2564325Y2 (ja) | グリッパ装置 | |
JP2009034805A (ja) | スプリットリング用のプライヤー | |
JP2002335839A (ja) | 魚釣用プライヤー | |
JP3016823U (ja) | 釣用開環プライヤー | |
JP2003200358A (ja) | 挟持用工具 | |
US20070000358A1 (en) | Split ring opening tool | |
JPH11285979A (ja) | スプリットリングプライヤー | |
JP2002346940A (ja) | ロープストランド曲げ治具 | |
JPS5941970Y2 (ja) | 釣針はずし器 | |
JPH0578U (ja) | 魚釣道具 | |
JP2000245320A (ja) | プライヤー | |
JP2001346491A (ja) | 釣り用プライヤー | |
JP2000218555A (ja) | プライヤー |