JPH0140152Y2 - - Google Patents

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JPH0140152Y2
JPH0140152Y2 JP11459887U JP11459887U JPH0140152Y2 JP H0140152 Y2 JPH0140152 Y2 JP H0140152Y2 JP 11459887 U JP11459887 U JP 11459887U JP 11459887 U JP11459887 U JP 11459887U JP H0140152 Y2 JPH0140152 Y2 JP H0140152Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
insulator
outer conductor
conductor
cutting blade
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JP11459887U
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はJIS規格に基く7C,5Cタイプのい
わゆるアルミニウムラミネート絶縁体を有する同
軸ケーブルの端末を簡単かつ確実に処理できる同
軸ケーブル用端末処理工具に関する。
〈従来の技術〉 従来、アルミニウムラミネートの外部導体を有
する同軸ケーブルの端末を処理するに当たつて
は、該ケーブルの先端から測つて2箇所の位置に
それぞれ目盛りをつけた後に、ナイフで外被・外
部導体を切断するとともに外被・外部導体・絶縁
体を切断していた。そして、切断後、別の拡開工
具を用いて同軸ケーブルの絶縁体と外部導体間を
拡開し、該拡開部分にコネクターのフエルールを
挿入するか、または拡開せずに直接、同軸ケーブ
ルの絶縁体と外部導体間にコネクターのフエルー
ルを挿入していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように、同軸ケーブルの端末処理をする
場合、該ケーブルに目盛りをつけてから、ナイフ
で切断していたのでは仕上げにバラツキがあるば
かりでなく、作業に時間を要するなどの難点があ
つた。また、ナイフで切断した場合、同軸ケーブ
ルの絶縁体や内部導体に傷をつけたりするため
に、電気特性を劣化させる結果となり、作業上神
経を使うこととなり非常に熟練を要し、面倒であ
るなどの欠点があつた。また、端末処理した後の
同軸ケーブルの絶縁体と外部導体との間にコネク
ターのフエルールを直接挿入した場合は、両者が
密着しているためにフエルールを入れずらいばか
りでなく絶縁体や外部導体に傷をつけたりするな
どの難点があつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
同軸ケーブルに目盛りをつけたり、ナイフで切断
したりすることなく、また同軸ケーブルに傷をつ
けたりすることなく、素人でも簡単、かつ迅速に
しかも確実に端末処理することができ、端末処理
後の該ケーブルにフエルールを挿入し易くした同
軸ケーブル用端末処理工具を提供することを目的
とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係る同軸ケーブル用端末処理工具は同
軸ケーブルを弾圧状にはさむ溝を有する相対する
2つのはさみ部材の一方に、同軸ケーブルの挿入
長を決めるストツパーを設け、かつ同軸ケーブル
の外被・外部導体切断刃及び外被・外部導体・絶
縁体切断刃を所定間隔をおいて、交換自在な他方
のはさみ部材の溝に設け、さらに工具本体の適所
に、同軸ケーブルの絶縁体の外径を規制するしご
き穴を設けるとともに同軸ケーブルの絶縁体と外
部導体間を拡開する外周面テーパー状の円筒金具
を設けたものである。
〈作用〉 相対する2つのはさみ部材をスプリングに抗し
て開放し、該はさみ部材の一方の溝に沿つて、同
軸ケーブルを挿し込み、該ケーブルの先端がスト
ツパーに当たるまで挿入する。次いで、はさみ部
材をスプリングのバネ力を利用して閉じ、両溝に
同軸ケーブルを弾圧状にはさんだ状態で工具を数
回転させると、外被・外部導体・絶縁体切断刃に
よつて、先端から所定長の内部導体を除いて切り
落とされ、また外被・外部導体切断刃によつて、
外被及び外部導体が所定長だけ切り落とされる。
次に、外部に露出した同軸ケーブルの絶縁体を
しごき穴に強く押し込んで絶縁体の外表面を数回
しごき、外径寸法を一定にさせる。
次いで、外径を一定にさせた同軸ケーブルの絶
縁体と外部導体との間を円筒金具に挿し込んで、
該絶縁体と外部導体間に隙間を設け、この間にコ
ネクターのフエルールを挿入し易くするように拡
開する。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面により説明する。
1は略ペンチ状をした工具本体で、先端側に相
対する2つのはさみ部材2a,2bを有し、後部
に把持部3を有している。そして把持部3の一方
の端部には、工具本体1を数回転させるときに指
を掛けて回し易いようにするために指掛け湾曲部
3aを形成する。工具本体1にはスプリング4が
設けられており、通常はこのスプリング4のバネ
力によつてはさみ部材2a,2bが閉じており、
把持部3を手に持つてスプリング4のバネ力に抗
して握るとはさみ部材2a,2bが開放される。
ブロツク状のはさみ部材2a,2bには7C用、
5C用の同軸ケーブルAをはさむための断面V字
型の溝5aと断面半円状の溝5bがそれぞれ形成
されておりこのうちはさみ部材2aは工具本体1
と一体に形成されている。そして、他方のはさみ
部材2bは工具本体1に対し、カートリツジ方式
またはネジ止等により交換自在な着脱自在構造と
なつている(本例では、ネジ止の場合を示す)。
また、はさみ部材2bの溝5bには、該溝5bを
直立状態で横断する如くして所定間隔をおいて同
軸ケーブルAの外被・外部導体切断刃6と外被・
外部導体・絶縁体切断刃7を設ける。他方、断面
V字型の溝5aの端部には同軸ケーブルAの挿入
長を決めるストツパー8を設ける。そして工具本
体1の把持部3の適所に、7C用、5C用の同軸
ケーブルAの絶縁体Dの外径を規制するしごき穴
10を設ける。このしごき穴10の表面は絶縁体
Dを挿入し易くするためにテーパー状の面取りが
されている。9は工具本体1の上面に設けた7C
用、5C用の円筒金具で、端末を所定長に切断し
た後の同軸ケーブルAの絶縁体Dと外部導体Cの
間を該円筒金具9によつて、拡開してコネクター
(図示せず)のフエルールを挿入し易くするため
のものである。円筒金具9の先端は尖つており、
外周面はテーパー状となつている。
次に使用法について説明する。
工具本体1の把持部3を手に持つてスプリング
4のバネ力に抗して、はさみ部材2a,2bを開
放させる。開放したはさみ部材2a,2bのうち
溝5aに沿つて同軸ケーブルAの先端をストツパ
ー8に当たるまで挿入する。同軸ケーブルAのス
トツパー8に当たつた状態で、はさみ部材2a,
2bを閉じる。同軸ケーブルAをはさみ部材2
a,2bの両溝5a,5bで挟み、スプリング4
のバネ力を利用して弾圧状に固定する。そして、
把持部3の端部の指掛け湾曲部3aに指を掛けて
工具本体1を数回転させると、外被・外部導体切
断刃6と外被・外部導体・絶縁体切断刃7によつ
て、同軸ケーブルAの端末が切断、処理される。
次いで、外部に露出した同軸ケーブルAの絶縁体
Dをしごき穴10に強く押し込む。そして絶縁体
Dの外表面をしごき穴10で数回しごき、外径寸
法を一定にさせる。次いで、端末処理後の同軸ケ
ーブルAの絶縁体Dと外部導体Cとの間を円筒金
具9に挿し込んで広げ、コネクターのフエルール
を挿入し易くする。
〈考案の効果〉 本考案は上記の説明から判るように、同軸ケー
ブルを弾圧状にはさむ溝を有する相対する2つの
はさみ部材の一方に、同軸ケーブルの挿入長を決
めるストツパーを設け、かつ同軸ケーブルの外
被・外部導体切断刃及び外被・外部導体・絶縁体
切断刃を所定間隔をおいて、交換自在な他方のは
さみ部材の溝に設け、さらに工具本体の適所に、
同軸ケーブルの絶縁体の外径を規制するしごき穴
を設けるとともに同軸ケーブルの絶縁体と外部導
体間を拡開する外周面テーパー状の円筒金具を設
けたので、従来のように、同軸ケーブルに目盛り
をつけたりする面倒もなく、またナイフを使用し
て切断したり、あるいは同軸ケーブルの絶縁体と
外部導体間を拡げる拡開工具を使用したりするこ
ともなくなる結果、同軸ケーブルに傷をつけたり
することがなくなり、電気特性及び機械的強度を
損なうことがなくなるという優れた効果を奏す
る。
従つて、一般の素人でも簡単、かつ迅速にしか
も確実に端末処理することができる。
また、本案工具を一つ用意するだけで同軸ケー
ブルの絶縁体と外部導体との間の拡開作業も簡単
にできる。
しかも円筒金具に差し込む前に、同軸ケーブル
の露出した絶縁体をしごき穴に通すことによつ
て、同軸ケーブルの絶縁体に外径寸法の寸法公差
があろうとも該公差に関係なく前記絶縁体の外径
寸法を一定にさせることができる結果、該拡開部
分へのコネクターのフエルールの挿入が一層容易
になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は切断刃を有するはさみ部材の斜視図、第3図
は切断刃を有するはさみ部材に同軸ケーブルを挿
入した状態を示す断面図、第4図は切断処理後の
同軸ケーブルを円筒金具で拡開する状態を示す断
面図、第5図は拡開、切断処理後の同軸ケーブル
の斜視図である。 1……工具本体、2a,2b……はさみ部材、
4……スプリング、5a,5b……溝、6……外
被・外部導体切断刃、7……外被・外部導体・絶
縁体切断刃、8……ストツパー、9……円筒金
具、10……しごき穴、A……同軸ケーブル、B
……外被、C……外部導体、D……絶縁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸ケーブルを弾圧状にはさむ溝を有する相対
    する2つのはさみ部材の一方に、同軸ケーブルの
    挿入長を決めるストツパーを設け、かつ同軸ケー
    ブルの外被・外部導体切断刃及び外被・外部導
    体・絶縁体切断刃を所定間隔をおいて、交換自在
    な他方のはさみ部材の溝に設け、さらに工具本体
    の適所に、同軸ケーブルの絶縁体の外径を規制す
    るしごき穴を設けるとともに同軸ケーブルの絶縁
    体と外部導体間を拡開する外周面テーパー状の円
    筒金具を設けたことを特徴とする同軸ケーブル用
    端末処理工具。
JP11459887U 1987-07-28 1987-07-28 Expired JPH0140152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11459887U JPH0140152Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11459887U JPH0140152Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420694U JPS6420694U (ja) 1989-02-01
JPH0140152Y2 true JPH0140152Y2 (ja) 1989-12-01

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JP11459887U Expired JPH0140152Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JPS6420694U (ja) 1989-02-01

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