JPH0560121U - グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 - Google Patents
グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具Info
- Publication number
- JPH0560121U JPH0560121U JP135792U JP135792U JPH0560121U JP H0560121 U JPH0560121 U JP H0560121U JP 135792 U JP135792 U JP 135792U JP 135792 U JP135792 U JP 135792U JP H0560121 U JPH0560121 U JP H0560121U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- grommet
- insertion jig
- tubular body
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤーハーネスをグロメットに容易に挿通
し得るグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具を提供す
る。 【構成】 本考案の挿通治具11は、先端部が球面状に
形成されると共に後端部からワイヤーハーネスの先端部
が挿入される筒状体13と、この筒状体13の後端部に
連結されて筒状体13に挿入されたワイヤーハーネスW
の先端部の首部を保持する保持手段15とからなること
を特徴としている。
し得るグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具を提供す
る。 【構成】 本考案の挿通治具11は、先端部が球面状に
形成されると共に後端部からワイヤーハーネスの先端部
が挿入される筒状体13と、この筒状体13の後端部に
連結されて筒状体13に挿入されたワイヤーハーネスW
の先端部の首部を保持する保持手段15とからなること
を特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、グロメット内にワイヤーハーネスを挿通させるためのグロメット用 ワイヤーハーネス挿通治具に関する。
【0002】
車両本体側から引き出されたワイヤーハーネスは、保護用のグロメットに挿通 された後にドア内部に配索される。図3(a)は、ワイヤーハーネスWが挿通さ れる実開平1−131227号公報等に記載されたグロメット1を示す。グロメ ット1は、ワイヤーハーネスWを挿入する挿入口3とワイヤーハーネスが引き出 される引出口5との間に蛇腹状の挿通部7が設けられ、挿入口3、引出口5、挿 通部7はゴムで一体に成形されている。なお、挿入口3及び引出口5が車両のボ ディーパネルとドアパネルに設けられた取付孔の内周縁部にそれぞれ係止されて 、グロメット1が固定される。
【0003】 このようなグロメット1にワイヤーハーネスWを挿通する場合には、図3(b )に示すように、ワイヤーハーネスWの先端部に加締め接続された端子金具9を 揃えて挿入口3内に押し込み、挿通部7内を挿通させた後に、引出口5から引き 出す。
【0004】 ところが、このワイヤーハーネスWの挿通作業では、ワイヤーハーネスWの先 端部の端子金具9が蛇腹状の挿通部7の内壁に引っ掛かり、スムーズに挿通する ことができない。また、無理にワイヤーハーネスWを挿通部7内に押し込むと、 端子金具が変形したり、挿通部7の内壁を傷付けたりする。
【0005】 また、図3に示すように、挿入口3と引出口5が挿通部7に対して直角にずれ ている場合には、挿入口3から挿入したワイヤーハーネスWの先端部分を挿通部 7に向けて屈曲させながら挿通部7内に押し込むので、さらに挿通しにくい。
【0006】 そこで、ワイヤーハーネスW先端部の端子金具9を結束テープにより結束して 、グロメット1内を挿通させる場合もあるが、ワイヤーハーネスWをグロメット 1内に挿通した後に、結束テープを端子金具9から取り除くのが非常に面倒であ った。
【0007】
上述したように、従来、グロメット1にワイヤーハーネスWを挿通する作業は 時間がかかり、面倒な作業であった。
【0008】 本考案は、上記事情を考慮し、ワイヤーハーネスをグロメットに容易に挿通し 得るグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具を提供することを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するため本考案は、先端部が球面状に形成されると共に後端部 からワイヤーハーネスの先端部が挿入される筒状体と、この筒状体の後端部に連 結されて筒状体に挿入されたワイヤーハーネス先端部の首部を保持する保持手段 とからなることを特徴としている。
【0010】
本考案によれば、ワイヤーハーネスの先端部を筒状体内に挿入した後に、保持 手段によってワイヤーハーネス先端部の首部を保持する。この状態から、グロメ ットの挿入口に筒状体を挿入し、グロメット内を挿通させた後にグロメットの引 出口から筒状体を引き出す。そして、保持手段を解除してワイヤーハーネス先端 部から筒状体を取り外す。
【0011】 この場合、筒状体の先端部が球面状に形成されているので、グロメットの内壁 に筒状体が引っ掛かることがなく、ワイヤーハーネスをグロメットに容易に挿通 させることが出来る。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0013】 図1は実施例のグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具11(以下「挿通治具 」という)を示す。この挿通治具11は、筒状体13と、この筒状体13に連結 された保持手段15と、保持手段15を筒状体13に連結する止め部材17とか らなっている。筒状体13は、硬質材料で形成された先端部が球面状に形成され ると共に後端部が開口されてワイヤーハーネスWの先端部が挿入される収容部1 9が形成されている。また、後端部の開口周縁には、段部21が形成されている 。
【0014】 保持手段15は、軟質材料で形成された筒体で、両側が開口され、小径の開口 部25側は、筒状体13の段部21が挿通され、大径の開口部27側は紐体23 が縫い込まれている。この紐体23を引くことにより、大径の開口部27が絞ら れるようになっている。
【0015】 止め部材17は、弾性を有する環状体で、外周の一部が切断されており、その 内径は、段部21の外径寸法に略等しく形成されている。
【0016】 上記挿通治具11を用いてグロメット1内にワイヤーハーネスWを挿通させる 場合には、筒状体13内にワイヤーハーネスWの先端部の端子金具9と共に筒体 を挿通させた後に挿入する。そして、筒体の紐体23を引くことにより、大径の 開口部27を絞り、ワイヤーハーネスWの首部を締め付ける。これにより、ワイ ヤーハーネスWの先端部に挿通治具11を装着することが出来る。
【0017】 ワイヤーハーネスWの先端部に挿通治具11を装着した状態で、グロメット1 の挿入口3からグロメット1内に挿入し、引出口5から挿通治具11を引き出す 。そして、紐体23を緩めて大径の開口部27を広く開けた後に、ワイヤーハー ネスWを筒状体13から引き出す。
【0018】 この場合、ワイヤーハーネスWの先端部に装着した挿通治具11の先端部が球 面状に形成されているので、グロメット1の内壁に引っ掛かることがなく、滑ら かにグロメット1内を挿通させることが出来、ワイヤーハーネスWをグロメット 1に容易に挿通することが出来る。
【0019】
以上説明したように本考案に係るグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具11 によれば、先端が球面状の筒状体をワイヤーハーネスの先端部に装着してグロメ ット内を挿通させるので、ワイヤーハーネスをグロメットに容易に挿通すること が出来る。
【図1】本考案に係るグロメット用ワイヤーハーネス挿
通治具11の実施例を示し、(a)は組み付け状態を示
す側面図、(b)は分解した状態を示す側面図である。
通治具11の実施例を示し、(a)は組み付け状態を示
す側面図、(b)は分解した状態を示す側面図である。
【図2】グロメットの挿入口に筒状体を挿入した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】グロメットにワイヤーハーネスを挿通する従来
の方法を示し、(a)は側面図であり、(b)は一部を
破断した説明図である。
の方法を示し、(a)は側面図であり、(b)は一部を
破断した説明図である。
1 グロメット 11 グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具(挿通治
具) 13 筒状体 15 保持手段 W ワイヤーハーネス
具) 13 筒状体 15 保持手段 W ワイヤーハーネス
Claims (1)
- 【請求項1】 グロメット内にワイヤーハーネスを挿通
させるためのグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具で
あって、先端部が球面状に形成されると共に後端部から
ワイヤーハーネスの先端部が挿入される筒状体と、この
筒状体の後端部に連結されて筒状体に挿入されたワイヤ
ーハーネス先端部の首部を保持する保持手段とからなる
ことを特徴とするグロメット用ワイヤーハーネス挿通治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP135792U JPH0560121U (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP135792U JPH0560121U (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560121U true JPH0560121U (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11499252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP135792U Pending JPH0560121U (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560121U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147293A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 通線器 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP135792U patent/JPH0560121U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147293A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 通線器 |
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