JPH05161229A - グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 - Google Patents
グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具Info
- Publication number
- JPH05161229A JPH05161229A JP31677791A JP31677791A JPH05161229A JP H05161229 A JPH05161229 A JP H05161229A JP 31677791 A JP31677791 A JP 31677791A JP 31677791 A JP31677791 A JP 31677791A JP H05161229 A JPH05161229 A JP H05161229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- grommet
- jig
- insertion portion
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulating Bodies (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤーハーネスをグロメットに容易に挿通
させることが出来るグロメット用ワイヤーハーネス挿通
治具を提供する。 【構成】 本発明のグロメット用ワイヤーハーネス挿通
治具11は、中空円筒状で内部にワイヤーハーネスWが
挿通される治具本体13と、この治具本体13の一端部
に形成された球面状の先端挿入部15と、先端挿入部1
5から後端側まで形成されたスリット17とからなるこ
とを特徴としている。
させることが出来るグロメット用ワイヤーハーネス挿通
治具を提供する。 【構成】 本発明のグロメット用ワイヤーハーネス挿通
治具11は、中空円筒状で内部にワイヤーハーネスWが
挿通される治具本体13と、この治具本体13の一端部
に形成された球面状の先端挿入部15と、先端挿入部1
5から後端側まで形成されたスリット17とからなるこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グロメット内にワイヤ
ーハーネスを挿通させるためのグロメット用ワイヤーハ
ーネス挿通治具に関する。
ーハーネスを挿通させるためのグロメット用ワイヤーハ
ーネス挿通治具に関する。
【0002】
【従来の技術】車両本体側から引き出されたワイヤーハ
ーネスは、保護用のグロメットに挿通された後にドア内
部に配索される。図3(a)は、ワイヤーハーネスWが
挿通される実開平1−131227号公報等に記載され
たグロメット1を示す。グロメット1は、ワイヤーハー
ネスWを挿入する挿入口3とワイヤーハーネスが引き出
される引出口5との間に蛇腹状の挿通部7が設けられ、
挿入口3、引出口5、挿通部7はゴムで一体に成形され
ている。なお、挿入口3及び引出口5が車両のボディー
パネルとドアパネルに設けられた取付孔の内周縁部にそ
れぞれ係止されて、グロメット1が固定される。
ーネスは、保護用のグロメットに挿通された後にドア内
部に配索される。図3(a)は、ワイヤーハーネスWが
挿通される実開平1−131227号公報等に記載され
たグロメット1を示す。グロメット1は、ワイヤーハー
ネスWを挿入する挿入口3とワイヤーハーネスが引き出
される引出口5との間に蛇腹状の挿通部7が設けられ、
挿入口3、引出口5、挿通部7はゴムで一体に成形され
ている。なお、挿入口3及び引出口5が車両のボディー
パネルとドアパネルに設けられた取付孔の内周縁部にそ
れぞれ係止されて、グロメット1が固定される。
【0003】このようなグロメット1にワイヤーハーネ
スWを挿通する場合には、図3(b)に示すように、ワ
イヤーハーネスWの先端部に加締め接続された端子金具
9を揃えて挿入口3内に押し込み、挿通部7内を挿通さ
せた後に、引出口5から引き出す。
スWを挿通する場合には、図3(b)に示すように、ワ
イヤーハーネスWの先端部に加締め接続された端子金具
9を揃えて挿入口3内に押し込み、挿通部7内を挿通さ
せた後に、引出口5から引き出す。
【0004】ところが、このワイヤーハーネスWの挿通
作業では、ワイヤーハーネスWの先端部の端子金具9が
蛇腹状の挿通部7の内壁に引っ掛かり、スムーズに挿通
することができない。また、無理にワイヤーハーネスW
を挿通部7内に押し込むと、端子金具が変形したり、挿
通部7の内壁を傷付けたりする。
作業では、ワイヤーハーネスWの先端部の端子金具9が
蛇腹状の挿通部7の内壁に引っ掛かり、スムーズに挿通
することができない。また、無理にワイヤーハーネスW
を挿通部7内に押し込むと、端子金具が変形したり、挿
通部7の内壁を傷付けたりする。
【0005】また、図3に示すように、挿入口3と引出
口5が挿通部7に対して直角にずれている場合には、挿
入口3から挿入したワイヤーハーネスWの先端部分を挿
通部7に向けて屈曲させながら挿通部7内に押し込むの
で、さらに挿通しにくい。
口5が挿通部7に対して直角にずれている場合には、挿
入口3から挿入したワイヤーハーネスWの先端部分を挿
通部7に向けて屈曲させながら挿通部7内に押し込むの
で、さらに挿通しにくい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、グロメット1にワイヤーハーネスWを挿通する作業
は時間がかかり、面倒な作業であった。
来、グロメット1にワイヤーハーネスWを挿通する作業
は時間がかかり、面倒な作業であった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、ワイヤーハ
ーネスをグロメットに容易に挿通し得るグロメット用ワ
イヤーハーネス挿通治具を提供することを目的とする。
ーネスをグロメットに容易に挿通し得るグロメット用ワ
イヤーハーネス挿通治具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のグロメット用ワ
イヤーハーネス挿通治具は、ワイヤーハーネスが挿通さ
れる筒状の治具本体と、この治具本体の一端部に形成さ
れた球面状の先端挿入部と、先端挿入部から後端側まで
形成されたスリットとからなることを特徴としている。
イヤーハーネス挿通治具は、ワイヤーハーネスが挿通さ
れる筒状の治具本体と、この治具本体の一端部に形成さ
れた球面状の先端挿入部と、先端挿入部から後端側まで
形成されたスリットとからなることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明のグロメット用ワイヤーハーネス挿通治
具によれば、ワイヤーハーネスの端部を治具本体の内部
に挿通し、引出口から先端挿入部を引き出す。この状態
から、治具本体内に挿入されているワイヤーハーネスの
先端部をスリットが取り出しながら、治具本体をグロメ
ットから引き出す。これにより、ワイヤーハーネスをグ
ロメットに容易に挿通することが出来る。本発明によれ
ば、先端挿入部が球面状に形成されているので、治具本
体をグロメット内に挿通させる際に、グロメットの内壁
に治具本体が引っ掛かることなくスムーズに挿入するこ
とが出来る。
具によれば、ワイヤーハーネスの端部を治具本体の内部
に挿通し、引出口から先端挿入部を引き出す。この状態
から、治具本体内に挿入されているワイヤーハーネスの
先端部をスリットが取り出しながら、治具本体をグロメ
ットから引き出す。これにより、ワイヤーハーネスをグ
ロメットに容易に挿通することが出来る。本発明によれ
ば、先端挿入部が球面状に形成されているので、治具本
体をグロメット内に挿通させる際に、グロメットの内壁
に治具本体が引っ掛かることなくスムーズに挿入するこ
とが出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0011】図1は実施例のグロメット用ワイヤーハー
ネス挿通治具(以下単に「挿通治具」という)11を示
す。挿通治具11は、中空円筒状で内部にワイヤーハー
ネスが挿通される治具本体13と、この治具本体13の
一方の端部に形成された球面状の先端挿入部15と、先
端挿入部15から後端側まで形成されたスリット17と
からなり、スリット17の先端挿入部15側には、穴1
9が設けられている。
ネス挿通治具(以下単に「挿通治具」という)11を示
す。挿通治具11は、中空円筒状で内部にワイヤーハー
ネスが挿通される治具本体13と、この治具本体13の
一方の端部に形成された球面状の先端挿入部15と、先
端挿入部15から後端側まで形成されたスリット17と
からなり、スリット17の先端挿入部15側には、穴1
9が設けられている。
【0012】上記挿通治具11を用いてグロメット1に
ワイヤーハーネスWを挿通するには、先ず治具本体13
内に、端子金具9が先端挿入部15の内部に位置するよ
うにワイヤーハーネスWの先端部分を挿入する。次ぎに
ワイヤーハーネスWが挿入された状態の治具本体13を
図2(a)に示すように、グロメット1の挿入口3に挿
入し、挿入口3が挿通部7と同方向に向くように強制的
に押し込む。そして、挿通部7を挿通した後に引出口5
から先端挿入部15を突出させる。この場合、先端挿入
部が球面状に形成されているので、挿通部7の内壁に引
っ掛かることなくスムーズに挿通させることが出来る。
ワイヤーハーネスWを挿通するには、先ず治具本体13
内に、端子金具9が先端挿入部15の内部に位置するよ
うにワイヤーハーネスWの先端部分を挿入する。次ぎに
ワイヤーハーネスWが挿入された状態の治具本体13を
図2(a)に示すように、グロメット1の挿入口3に挿
入し、挿入口3が挿通部7と同方向に向くように強制的
に押し込む。そして、挿通部7を挿通した後に引出口5
から先端挿入部15を突出させる。この場合、先端挿入
部が球面状に形成されているので、挿通部7の内壁に引
っ掛かることなくスムーズに挿通させることが出来る。
【0013】そして、図2(b)に示すように、先端挿
入部15を引出口5から引き出した後に、ワイヤーハー
ネスWをスリット17から引き出しながら、治具本体1
3をグロメット1から引き出す。このようにして、ワイ
ヤーハーネスWをグロメット1内に挿通することが出来
る。そして、グロメット1内をワイヤーハーネスWを移
動させて、所望の位置にグロメット1を配置する。
入部15を引出口5から引き出した後に、ワイヤーハー
ネスWをスリット17から引き出しながら、治具本体1
3をグロメット1から引き出す。このようにして、ワイ
ヤーハーネスWをグロメット1内に挿通することが出来
る。そして、グロメット1内をワイヤーハーネスWを移
動させて、所望の位置にグロメット1を配置する。
【0014】このように本実施例の挿通治具11によれ
ば、グロメット1の内壁にワイヤーハーネスWが引っ掛
かることがなくスムーズに挿通させることが出来るの
で、挿通部7の内壁を傷付けることがなく、ワイヤーハ
ーネスWをグロメット1に容易に挿通させることが出来
る。
ば、グロメット1の内壁にワイヤーハーネスWが引っ掛
かることがなくスムーズに挿通させることが出来るの
で、挿通部7の内壁を傷付けることがなく、ワイヤーハ
ーネスWをグロメット1に容易に挿通させることが出来
る。
【0015】さらに、挿通部7の内壁に引っ掛かった端
子金具を外す作業が不要になるので、作業工数が低減さ
れて、挿通作業の効率が向上する。
子金具を外す作業が不要になるので、作業工数が低減さ
れて、挿通作業の効率が向上する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るグロ
メット用ワイヤーハーネス挿通治具によれば、グロメッ
トの内壁にワイヤーハーネスWが引っ掛かることがなく
スムーズに挿通させることが出来るので、ワイヤーハー
ネスをグロメットに容易に挿通させることが出来る。
メット用ワイヤーハーネス挿通治具によれば、グロメッ
トの内壁にワイヤーハーネスWが引っ掛かることがなく
スムーズに挿通させることが出来るので、ワイヤーハー
ネスをグロメットに容易に挿通させることが出来る。
【図1】本発明に係る挿通治具を示し(a)は正面図、
(b)は(a)のb−b線に沿って切断した断面図であ
る。
(b)は(a)のb−b線に沿って切断した断面図であ
る。
【図2】挿通治具によりグロメット内にワイヤーハーネ
スを挿通した状態を示す説明図である。
スを挿通した状態を示す説明図である。
【図3】グロメットにワイヤーハーネスを挿通する従来
の方法を示す説明図である。
の方法を示す説明図である。
11 グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具(挿通治
具) 13 治具本体 15 先端挿入部 17 スリット
具) 13 治具本体 15 先端挿入部 17 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 グロメット内にワイヤーハーネスを挿通
させるためのグロメット用ワイヤーハーネス挿通治具で
あって、ワイヤーハーネスが挿通される筒状の治具本体
と、この治具本体の一端部に形成された球面状の先端挿
入部と、先端挿入部から後端側まで形成されたスリット
とからなることを特徴とするグロメット用ワイヤーハー
ネス挿通治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677791A JPH05161229A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677791A JPH05161229A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161229A true JPH05161229A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18080797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31677791A Pending JPH05161229A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | グロメット用ワイヤーハーネス挿通治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05161229A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297449B1 (en) * | 1998-10-22 | 2001-10-02 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Sleeve for a cable bundle and method of making same |
CN105186389A (zh) * | 2015-08-26 | 2015-12-23 | 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 | 汽车线束装配辅助装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257215B2 (ja) * | 1984-12-26 | 1990-12-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31677791A patent/JPH05161229A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257215B2 (ja) * | 1984-12-26 | 1990-12-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297449B1 (en) * | 1998-10-22 | 2001-10-02 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Sleeve for a cable bundle and method of making same |
CN105186389A (zh) * | 2015-08-26 | 2015-12-23 | 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 | 汽车线束装配辅助装置 |
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