JPH055522Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055522Y2
JPH055522Y2 JP1984039456U JP3945684U JPH055522Y2 JP H055522 Y2 JPH055522 Y2 JP H055522Y2 JP 1984039456 U JP1984039456 U JP 1984039456U JP 3945684 U JP3945684 U JP 3945684U JP H055522 Y2 JPH055522 Y2 JP H055522Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fastening member
connector
fiber cord
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984039456U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60152110U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3945684U priority Critical patent/JPS60152110U/ja
Publication of JPS60152110U publication Critical patent/JPS60152110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055522Y2 publication Critical patent/JPH055522Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は光コネクタのプラグに係り、特に光フ
アイバコードに締着する締着機構に関する。
(b) 技術の背景 光通信システムにおいて従来の高価なガラス光
フアイバに代わつて安価でしかも軽いプラスチツ
ク光フアイバが用いられている。特にプラスチツ
ク光フアイバ(以後光フアイバと略称する)の場
合はガラス光フアイバに比べて芯線の直径が太く
1mm程度のものまで実用に供されている。かかる
光フアイバコードの端末は一般に光コネクタ(以
後コネクタと略称する)を介して接続されるが、
光フアイバコードにコネクタを装着する方法はガ
ラス光フアイバや、極細いプラスチツク光フアイ
バに比べて簡略化が可能で、通常は光フアイバコ
ードの先端の被覆体を除去し、それをコネクタに
装着した後コネクタの後端に設けた圧着リングを
締着すれば、光フアイバコードにコネクタを装着
することができる。
しかし接続時の光フアイバコードの端末におけ
る損失を小さくするには、常にコネクタ先端の端
面と光フアイバ先端の端面が一致していることが
要求され、コネクタは光フアイバコードに外力が
加わつてもコネクタ先端の端面と光フアイバ先端
の端面がずれることのない、確実に締着できる締
着機構をそなえていることが望まれる。
(c) 従来技術と問題点 第1図は光フアイバコードにコネクタを装着し
た状態を示す斜視図、第2図はコネクタの装着方
法を示す断面図で、第2図aはコネクタ、第2図
bは光フアイバコード、第2図cはコネクタに光
フアイバコードを嵌挿し締着した状態を示す。ま
た第3図は従来のコネクタに設けられた締着機構
で、第3図aは締め代のない締着機構、第3図b
は締め代のある締着機構を表す。
第1図に示す如く光フアイバコード1の先端の
光フアイバ芯線を露出させてコネクタ2に嵌挿
し、圧着リング3を締着することで、コネクタを
光フアイバコードに装着することができる。更に
詳細に述べればモールド樹脂を成形してなるコネ
クタ2には第2図aに示す如く、光フアイバコー
ド1に締着する締着機構6と、光フアイバコード
1を装着する孔7と、コネクタ2の先端と孔7の
間を貫通し、光フアイバ芯線5を挿入するフエル
ール孔8が設けられており、締着機構6の外側に
は金属よりなる圧着リング3が付属している。一
方光フアイバコード1は第2図bに示す如く、先
端からフエルール孔8の長さに相当する長さだけ
被覆体4が除去されて光フアイバ芯線5が露出し
ている。第2図cに示す如くかかるコネクタ2に
光フアイバコード1の先端を嵌挿し、圧着リング
3を締着することで締着機構6は光フアイバコー
ド1の被覆体4に食い込み、光フアイバコード1
にコネクタ2が装着される。
第3図はかかるコネクタに設けられていた従来
の締着機構で、第3図aに示す締着機構6は締め
代がなく、矢印10の方向に力を加えて圧着リン
グ3を締着すると締着機構6が変形し、力の加わ
つた部分、特に先端部で締着機構6が光フアイバ
コード1に強く圧着される。しかし矢印10の部
分で締着機構6が内側に向かつて変形した分だけ
矢印11の部分で締着機構6が外側に向かつて変
形し、この部分においては締着機構6による締着
は全く行われない。したがつてかかる締着機構は
部分的な締着になるために強度が弱く、コネクタ
と光フアイバコードを確実に結合することはでき
ない。また第3図bに示す締着機構6は締め代9
を設けているために、矢印10の方向に力を加え
て圧着リング3を締着することで締着機構6が変
形し、光フアイバコード1の被覆体4に食い込み
光フアイバコード1にコネクタ2が装着される。
しかし被覆体4に食い込むのは締着機構6の後端
のエツジ部を含む一部であり、前記締め代のない
締着機構6に比べて強度は増すがまだ十分ではな
い。
(d) 考案の目的 本考案の目的は光フアイバコードに確実に締着
できる締着機構を有するコネクタを提供すること
にある。
(e) 考案の構成 そしてこの目的はモールド樹脂を用いてコネク
タ本体と一体成形された半円筒形の第1の締着部
材、同じくモールド樹脂を用いてコネクタ本体と
は別体で成形され、締着される光フアイバコード
を介して第1の締着部材と対向する半円筒形の第
2の締着部材、および第1の締着部材と第2の締
着部材の外側に嵌挿する円筒形の金属圧着リング
よりなり、 少なくとも光フアイバコードに締着する前は第
1の締着部材と第2の締着部材の対向端面間に締
め代が介在し、 該対向端面のそれぞれに、前記光フアイバコー
ドの長手方向と、直交する方向には移動可能であ
り、平行する方向には移動不能であるように、第
2の締着部材を第1の締着部材に対して案内する
突起と孔よりなるガイド手段を有し、 前記圧着リングを嵌挿した際に該第1の締着部
材と第2の締着部材とが前記ガイド手段に案内さ
れ平行状態を保ちながら前記光フアイバコードを
締着するように構成した光コネクタによつて達成
される。
(f) 考案の実施例 以下添付図により本考案の実施例を説明する。
なお第1図乃至第3図と同じ対象物は同一符号で
表している。第4図は本考案の一実施例を示す斜
視図である。図において12はコネクタ本体、1
3はコネクタ本体と一体成形された第1の締着部
材、14は第2の締着部材、15は金属性圧着リ
ング、16はガイドピン、17はガイドピンに嵌
挿する孔を示す。
本考案になるコネクタは第4図に示す如く、モ
ールド樹脂を用いてコネクタ本体12(図では後
端部のみ図示して前端部は省略している)と一体
成形された半円筒形の第1の締着部材13、同じ
くモールド樹脂を用いてコネクタ本体とは別体で
形成され、締着される光フアイバコード1を介し
て第1の締着部材13と対向する半円筒形の第2
の締着部材14、および第1の締着部材13と第
2の締着部材14の外側に嵌挿する円筒形の金属
性圧着リング15によりなり、少なくとも光フア
イバコード1をコネクタ本体12に嵌挿し第1の
締着部材13と第2の締着部材14を平行な状態
で対向せしめ、第1の締着部材13と第2の締着
部材14の外側に圧着リング15を嵌挿した状
態、即ちコネクタを光フアイバコードに締着する
前は対向する第1の締着部材13と第2の締着部
材14の間に締め代が介在するように構成してい
る。なお第1の締着部材13に設けたガイドピン
16は第2の締着部材14に設けたガイドピンを
挿着する孔17に嵌合して、第1の締着部材13
と第2の締着部材14の位置合わせを容易にする
と共に、圧着リングの嵌挿時に第1、第2の締着
部材を平行に保つたまま締着されていき、且つコ
ネクタを光フアイバコードに締着した後、第2の
締着部材14が光フアイバコードと一緒にコネク
タから抜けるのを防止するためにある。
かかる締着機構をそなえることで圧着リング1
5を締め付けると第2の締着部材14の後端部の
エツジは勿論、前端部のエツジも光フアイバコー
ド1の被覆体4に食い込み、光フアイバコードに
コネクタが確実に装着される。
第5図は本考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。図において12はコネクタ本体、15は金属
性圧着リング、16はガイドピン、17はガイド
ピンに嵌挿する孔、18はコネクタ本体と一体成
形された第1の締着部材、19は第2の締着部
材、20は締着部材18および19に設けたリブ
を示す。
本考案になるコネクタは第5図に示す如く、モ
ールド樹脂を用いてコネクタ本体12(図では後
端部のみ図示して前端部は省略している)と一体
成形された半円筒形の第1の締着部材18、同じ
くモールド樹脂を用いて成形され、締着される光
フアイバコード1を介して第1の締着部材18と
対向するコネクタ本体とは別体の半円筒形の第2
の締着部材19、および第1の締着部材18と第
2の締着部材19の外側に嵌挿する円筒形の金属
性圧着リング15よりなり、前記実施例と同様に
少なくともコネクタを光フアイバコードに締着す
る前は、対向する第1の締着部材18と第2の締
着部材19の間に締め代が介在するように構成し
ている。前記実施例と異なる点は第1の締着部材
18と第2の締着部材19の内部にリブ20をそ
なえており、圧着リング15を締め付けると光フ
アイバコード1の全周にわたつてリブ20が被覆
体4に食い込み、光フアイバコードにコネクタが
一層確実に装着される点にある。
(g) 考案の効果 以上述べたように本考案によれば、光フアイバ
コードに確実に締着できる締着機構を有するコネ
クタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバコードにコネクタを装着し
た状態を示す斜視図、第2図はコネクタの装着方
法を示す断面図で第2図aはコネクタ、第2図b
は光フアイバコード、第2図cはコネクタに光フ
アイバコードを嵌挿し締着した状態、第3図は従
来の締着機構で第3図aは締め代のない締着機
構、第3図bは締め代のある締着機構、第4図は
本考案の一実施例を示す斜視図、第5図は本考案
の他の実施例を示す斜視図である。 図において12はコネクタ本体、13および1
8は第1の締着部材、14および19は第2の締
着部材、15は金属性圧着リング、16はガイド
ピン、17はガイドピンに嵌挿する孔、20はリ
ブを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プラグ本体の後端部に光フアイバコードに締着
    する締着機構を有する光コネクタにおいて、 モールド樹脂を用いてコネクタ本体と一体成形
    された半円筒形の第1の締着部材、同じくモール
    ド樹脂を用いてコネクタ本体とは別体で成形さ
    れ、締着される光フアイバコードを介して第1の
    締着部材と対向する半円筒形の第2の締着部材、
    および第1の締着部材と第2の締着部材の外側に
    嵌挿する円筒形の金属圧着リングよりなり、 少なくとも光フアイバコードに締着する前は第
    1の締着部材と第2の締着部材の対向端面間に締
    め代が介在し、 該対向端面のそれぞれに、前記光フアイバコー
    ドの長手方向と、直交する方向には移動可能であ
    り、平行する方向には移動不能であるように、第
    2の締着部材を第1の締着部材に対して案内する
    ガイドピンと孔よりなるガイド手段を有し、 前記圧着リングを嵌挿した際に該第1の締着部
    材と第2の締着部材とが前記ガイド手段に案内さ
    れ平行状態を保ちながら前記光フアイバコードを
    締着するように構成したことを特徴とする光コネ
    クタ。
JP3945684U 1984-03-19 1984-03-19 光コネクタ Granted JPS60152110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945684U JPS60152110U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945684U JPS60152110U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152110U JPS60152110U (ja) 1985-10-09
JPH055522Y2 true JPH055522Y2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=30547415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3945684U Granted JPS60152110U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60152110U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640510B2 (ja) * 1974-03-07 1981-09-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918408Y2 (ja) * 1978-10-24 1984-05-28 日本電気株式会社 光リセプタクル
JPS5640510U (ja) * 1979-09-06 1981-04-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640510B2 (ja) * 1974-03-07 1981-09-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60152110U (ja) 1985-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5202942A (en) Cable termination member for fiber optic connectors having improved strain relief
US6178283B1 (en) End piece for a fiber-optic cable
US20020164130A1 (en) Fiber optic module attachment including a fiber locating connector
US4447120A (en) Fiber optic cable clamp
US20010038770A1 (en) Optical fiber connecting structure and connecting member for connecting an optical fiber cable to a ferrule
JPS5848082B2 (ja) 光学繊維コネクタ組立体
JPH0473125B2 (ja)
GB2032130A (en) Fibre optic connectors
US6485196B2 (en) Optical fiber cord fixing component
JPH055522Y2 (ja)
US4398793A (en) Fiber optic cable connector
JP3403135B2 (ja) ケーブル用コネクタ及びシールリング付きの止めネジ
JPS6128172Y2 (ja)
CN218585047U (zh) 一种光纤快速连接头的内芯结构
JPH08179163A (ja) 光コネクタ
JPH0894877A (ja) 光ファイバ・コネクタ及びその組立方法
JP3157558B2 (ja) 光コネクタ用フェルール
JP3100379B1 (ja) 同軸ケーブル用コネクター
JPH0453609Y2 (ja)
JP2520366B2 (ja) 光ケ―ブル端末におけるケブラ―端末の固定構造
JPS63118109A (ja) 光コネクタ
JP3471193B2 (ja) 光ケーブル端末固定具
JPS5934887Y2 (ja) 光ファイバコネクタ
JPH05181038A (ja) 光コネクタ及びその組立方法
JPS5936208A (ja) 光コネクタプラグ