JP2520366B2 - 光ケ―ブル端末におけるケブラ―端末の固定構造 - Google Patents

光ケ―ブル端末におけるケブラ―端末の固定構造

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JP2520366B2
JP2520366B2 JP5176013A JP17601393A JP2520366B2 JP 2520366 B2 JP2520366 B2 JP 2520366B2 JP 5176013 A JP5176013 A JP 5176013A JP 17601393 A JP17601393 A JP 17601393A JP 2520366 B2 JP2520366 B2 JP 2520366B2
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末治 柴田
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ケーブル端末に光プ
ラグを取付ける際のケブラー端末の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−31923号公報において
は、整列部と称するスリーブ本体部を心線とケブラー間
に圧入し、該スリーブ端部に設けた鍔部をケーブル外被
端面に突き当て鍔部とケーブル外被端面間において挟持
し、ケブラー端末を該挟持部より円盤形に拡開しプラグ
取付けに供するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記従
来例においてはスリーブ鍔部を外被端面に突き当ててケ
ブラー端末の基部を挟持するため充分な保持力を得るこ
とができず、爾後的にケブラー端末に加わる外力により
挟持部における位置ずれを生じ、初期の整列目的を達成
し難い問題を有している。
【0004】敷衍するとケーブル外被端面の切り口が常
に真円に切断されているとは限らず、屡々斜めに切断さ
れているためにスリーブ鍔部との当たり面に間隙を生
じ、その部分におけるケブラー挟持力を喪失する問題を
有している。
【0005】又ケーブル外被に外挿した連結筒をスリー
ブへかしめ付けて固定する場合、心線にストレスを加え
て破損する問題を有している。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記問題点
を適切に解決することができる光ケーブル端末における
ケブラー端末の固定構造を提供するものであって、その
手段としてスリーブをケーブル端末部の心線とケブラー
間に圧入する際に、該スリーブに設けたフランジ部をケ
ーブル端末部終端の心線とケブラー間に圧入し、該フラ
ンジ部の圧入によりケーブル外被及びケブラーを拡径
し、該拡径に伴なうケーブル外被の緊縮力にてフランジ
部外周面と外被内周面との間に上記ケブラーを咬持し、
ケブラー端末を該咬持部より筒形にして外方へ突出する
構成としたものである。
【0007】
【作用】この発明によれば上記スリーブのフランジ部の
圧入に伴なう外被の緊縮力によりケブラー端末部の基部
をフランジ部外周面と外被内周面間に確固に咬持するこ
とができるので、該咬持部より外方へ筒形に突出された
ケブラーに爾後的に外力が加わっても位置ずれや片寄り
を生ずる恐れがなく、又フランジ部をケーブル内に圧入
することによって前記連結筒を強度の大なるフランジ部
外周面へかしめ付けることができるので、かしめ付けに
よるストレスを心線に加えることがなくかしめ付けに伴
なう心線の破損の問題を有効に解消できる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1乃至図5に基いて説
明する。
【0009】光ケーブル1は既知のように心線2と弾性
を有する外被3との間に心線2を包囲するケブラー4
(高張力繊維)を有しており、光コネクタプラグ6の取
付けに供するためケーブル端末部において外被3を切除
し、ケブラー4と心線2とを露出している。
【0010】上記ケーブル端末部1aより露出するケブ
ラー端末部4aを拡径し固定する手段としてスリーブ5
を構成する。このスリーブ5は小径のスリーブ本体5a
と該スリーブ本体5aから同芯に張り出す大径のフラン
ジ部5bとを有する。このスリーブ5は図1に示すよう
にスリーブ本体5aの一端に配設するか、又は図5に示
すようにスリーブ本体5aの途中に配設する。換言する
と、フランジ部5bの一端側にスリーブ本体5aを延設
するか、又はフランジ部5bの両端に上記スリーブ本体
5aを突設する。
【0011】然して上記スリーブ5の中心孔7に上記心
線2を貫挿しつつ、該スリーブ5をケーブル端末部1a
のケブラー4と心線2間に圧入し、フランジ部5bをケ
ーブル端末部1aの終端1bに圧入する。ケーブル端末
部終端1bとはケーブル外被3端面付近のケーブル端末
部分を意味する。
【0012】図1に示すようにスリーブ本体5aの一端
にフランジ部5bを形成する場合には、スリーブ本体5
aを先行して圧入し、フランジ部5bを後行して上記位
置に圧入し、又スリーブ本体5aの途中にフランジ部5
bを設けた場合には、フランジ部5bから一方に突設し
たスリーブ本体5aを先行して圧入し、後行してフラン
ジ部5bを上記位置に圧入する。
【0013】図4、図5は上記フランジ部5bとスリー
ブ本体5aの連設部に上記圧入を案内する傾斜導入部5
cを形成した場合を示している。
【0014】上記フランジ部5bの圧入によりケーブル
端末部終端1bにおけるケーブル外被3及びケブラー4
を拡径し、該拡径に伴なうケーブル外被3の緊縮力にて
フランジ部5bの外周面と外被3の内周面との間に上記
ケブラー4を確固に咬持する。ケブラー端末4aはこの
フランジ部5bの外周面と外被3の内周面間に咬持され
た結果、必然的に筒形に賦形されて上記咬持部8より外
方へ突出する。
【0015】ケブラー端末4aは上記フランジ部5bの
圧入に伴なう外被3の緊縮力によってフランジ部5bの
外周面において強く把束されているため、例えケブラー
端末4aに外力が働いて一時的にバラケても上記咬持部
8における位置ずれを来すことがなく、同咬持部8を支
点として直ちに復原する。又、ケブラー端末部4aを筒
形に拡径して突出し過度に拡開しないため、整列の乱れ
の懸念が一層少なくなる。
【0016】斯くして筒形に外方へ突出したケブラー端
末部4aを光コネクタプラグ6の心線保持用フェルール
9の外周面に収束し、接着剤を用いて同外周面に添着す
る。又上記スリーブ5を貫挿した心線端末は、光コネク
タプラグ6の上記心線保持用フェルール9の中心孔10
に挿入し、更に該心線保持用フェルール9の出口側に連
設した素線保持用フェルール11の中心孔12に上記心
線2の素線2aを挿入し、該素線端面を素線保持用フェ
ルール11の端面に一致し露出せしめる。因みに心線2
はコアとクラッド(反射層)と保護被覆層とから成り、
素線2aは上記保護被覆層を除去したコアとクラッド部
分を意味する。
【0017】上記の如くして光ケーブル端末に光コネク
タプラグ6を取付けた後、ケーブル1に予め外挿してお
いた金属製の連結筒14を心線保持用フェルール9と圧
入スリーブ5に亘るように移動し、即ち連結筒14を両
者9、5の領域に亘るように外挿し、図3に示すように
この連結筒14をフェルール9の延在部においてかしめ
付けすると共に、同スリーブ5の延在部においてかしめ
付けする。15、16はこのかしめ付け部を示す。
【0018】而してこの発明においては、上記フランジ
部5bをケーブル1内に圧入する構造としているので、
図3に示すようにフランジ部5bの軸線方向の寸法を長
くする等、その寸法を適宜設定してこのフランジ部5b
において上記かしめ付けを行なう。
【0019】13は光コネクタプラグ6に外挿されたカ
ップリングであり、光コネクタプラグ6はこのカップリ
ング13を以って相手方光コネクタプラグと結合され、
上記フェルール11の端面を突合せ、素線2a相互を突
合せる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば上記スリーブフランジ
部の圧入によりケブラー端末部を光ケーブル内において
拡径しつつ外被を拡径し、この外被拡径の反作用として
生ずる緊縮力によりケブラー端末部の基部をフランジ部
外周面において確固に咬持することができりと共に、ケ
ブラー端末部を過度に拡開して乱れを誘起することなく
上記咬持部より外方へ筒形にして突出させることがで
き、ケブラー端末部基部をケーブル外被の緊縮力でフラ
ンジ部外周面へ強固に把束できるので、ケブラー端末に
プラグ組立て時等において爾後的に外力が加わっても位
置ずれや片寄りを生ずる問題を確実に解消できる。
【0021】又フランジ部をケーブル内に圧入すること
によって前記連結筒を強度の大なるフランジ部外周面へ
かしめ付けることができるので、かしめ付けによる心線
の破損の問題を有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す光ケーブル端末にお
けるケブラー端末の固定構造の断面図である。
【図2】図1の状態において光コネクタプラグを取付け
た状態を示す断面図である。
【図3】図2において連結筒をかしめ付けした状態を示
す断面図である。
【図4】スリーブの一例を示す側面図である。
【図5】スリーブの他例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光ケーブル 1a ケーブル端末部 1b ケーブル端末部終端 2 心線 3 外被 4 ケブラー 4a ケブラー端末部 5 スリーブ 5a スリーブ本体 5b フランジ部 6 光コネクタプラグ 8 ケブラー咬持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブの中心孔にケーブル端末部より露
    出した心線を貫挿し、該スリーブをケーブル端末部の心
    線とケブラー間に圧入すると共に、該スリーブに設けた
    フランジ部をケーブル端末部終端の心線とケブラー間に
    圧入し、該フランジ部の圧入によりケーブル外被及びケ
    ブラーを拡径し、該拡径に伴なうケーブル外被の緊縮力
    にてフランジ部外周面と外被内周面との間に上記ケブラ
    ーを咬持し、ケブラー端末を該咬持部より筒形にして外
    方へ突出する構成としたことを特徴とする光ケーブル端
    末におけるケブラー端末の固定構造。
JP5176013A 1993-06-23 1993-06-23 光ケ―ブル端末におけるケブラ―端末の固定構造 Expired - Lifetime JP2520366B2 (ja)

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