JPS6128175Y2 - - Google Patents

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JPS6128175Y2
JPS6128175Y2 JP17283881U JP17283881U JPS6128175Y2 JP S6128175 Y2 JPS6128175 Y2 JP S6128175Y2 JP 17283881 U JP17283881 U JP 17283881U JP 17283881 U JP17283881 U JP 17283881U JP S6128175 Y2 JPS6128175 Y2 JP S6128175Y2
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cable
plastic tube
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clamp
flange
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JP17283881U
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として車輛に使用される光複合ケ
ーブルに該ケーブル内部の光フアイバコードに曲
げ変形や損傷を生じさせることなくコネクタを固
定させるための構造に関する。
信号伝送用の光フアイバコードと電気用のコー
ドとを一括して1本に構成した光複合ケーブルを
ケーブル同士又は装置に接続するには、従来の電
気コネクタと類以した外観及び構造を有し光フア
イバ用と電気用の各コンタクトを備えたコネクタ
が使用される。上記の光複合ケーブルのうち車輛
に用いられるものは例えば第1図に示す如く、光
複合ケーブル(以下ケーブルという)10の中心
部に耐張力性のテンシヨンメンバ11を置き、そ
の周囲に複数本の光フアイバコード12を配置
し、光フアイバコード12を囲繞して可撓性のあ
るプラスチツクチユーブ13を延設し、該チユー
ブ13の外側に複数の電気コード14を配置して
全周を弾性絶縁物製の外被15により被覆し、更
に各コード間の隙間には適宜可撓性の絶縁物を充
填した構成となつている。上記ケーブルをコネク
タに接着し結線する場合の組立手順は通常の電気
ケーブルと電気コネクタの場合とほぼ同様であつ
て第2図にその組立状態を一部断面にて示す。即
ち、ケーブル10は接続する側の端部の外被15
及びプラスチツクチユーブ13等を必要長のみ切
断して取除き、光フアイバコード12及び電気コ
ード14を露出させる。一方、コネクタ20のシ
エル21は円筒形であつてその内部前端(図の左
右)側にはインシユレータ22と、該インシユレ
ータ内部に配列された光フアイバコンタクト23
及び電気コンタクト24があり、またシエル21
の後端には円筒形部分及び一対のサドル取付脚2
6とからなるケーブルクランプ25がねじ込みに
より取付けられ、更に上記のサドル取付脚26に
は2対計4個のクランプサドル27が4本の止め
ねじ28により取付けられる。各クランプサドル
27は弧状の挾圧部29を中間に設け、各1対が
2本の止めねじ28によりその対向する間隔を自
在に調整できるようになつている。そして上記の
ごとく各コードを露出させたケーブル10を、ク
ランプサドル27を含むケーブルクランプ25及
びシエル21内を通過させてから上記各コンタク
トに光フアイバコード12及び電気コード14を
それぞれ所定の方法にて接続したのち、ケーブル
クランプ25部において止めねじ28を交互に廻
して対向する各1対のクランプサドル27を接近
させつつその挾圧部29にてケーブル外被15を
両側より締めることにより、ケーブル10はケー
ブルクランプ25部に固定されコネクタ10への
ケーブル装着がなされたことになる。然るに上記
の如く固定されたケーブル10とケーブルクラン
プ25部の状態は第2図A−A′断面図である。
第3図にて示すごとく、先ず外被15がクランプ
サドル27で圧迫されて変形し内部の電気コード
14及び電気コードに隣接するプラスチツクチユ
ーブ13も変形するから、光フアイバコード12
はプラスチツクチユーブ13に押されてケーブル
の中心方向に変形し極端な曲がり箇所が生ずる。
特にクランプサドル27はねじで締められるため
過大な押圧力が加わり易く一層この傾向を生じ易
い。そして電気コードは曲がりによつて特にその
特性に影響を受けることはないが、光フアイバコ
ードは曲げり方が急であるとその部分で光の伝送
損失が生じ、そのためコネクタ全体としての光信
号の接続損失が大きなものとなつて実用上極めて
具合が悪い。そしてこの変形が生じないようにク
ランプサドルの締めつけを少なくすれば、ケーブ
ル自体のコネクタへの固定が不十分となりケーブ
ルに加わる各種の外力、特に車輛用ジヤンパ線に
使用される場合には複雑な振動等がそのままコー
ドとコンタクトとの接続個所に加わつて断線等の
事故の原因となる。その他クランプサドル27に
よる締め付けが不十分であると、ケーブル10が
屈曲されたり或いは振動したような場合ケーブル
内部にてもプラスチツクチユーブ13がほぼ同様
に曲げられたり振動したりするが、プラスチツク
は摩擦係数が小さいため上記の曲げによる応力に
よつてその軸方向に摺動運動をする。そして第2
図に示すシエル21内部でのケーブル10の切断
端面からプラスチツクチユーブ13の端面が上記
摺動のために僅かに突出したり逆に陥入したりす
る動きを生じ、その結果端面が突出したときに該
端面の切断部の鋭い角が隣接する光フアイバコー
ド12に当たつてこれを傷つけることがあり、そ
れが繰返されるとその箇所から光フアイバコード
が切断されるおそれがある。特に上記のごとくケ
ーブルが車輛用に使用される場合には、当然ケー
ブルに加わる外力は長期にわたりかつ甚だしく大
きくなるから上記の各問題点の解決が特に必要で
ある。
本考案は上述の事態に鑑みてなされたものであ
つてその目的とするところは、光複合ケーブルに
コネクタを装着する場合にケーブルが確実に固定
されるようにクランプサドルを十分締めても内部
の光フアイバコードが変形してそれによる伝送損
失を生ずることがなく、更にケーブルの振動等で
内部のプラスチツクチユーブが摺動して光フアイ
バコードを傷つける事故も防止しうる光複合ケー
ブルへのコネクタ固定構造を提供することにあ
る。
以下本考案の一実施例について図面を参照しつ
つ説明する。
第4図は本考案にかかる光複合ケーブル保護構
造に使用される補強用スリーブ30の外観であつ
て同図aは正面図を、同図bは側面図を示す。ス
リーブ30は金属製の中空円筒であつて一端には
円筒部31よりも径の大きいフランジ32が形成
され、円筒部31の外径は適用される光複合ケー
ブル10(第1図参照)のプラスチツクチユーブ
13の内径とほぼ等しいがこれは該スリーブ30
が上記プラスチツクチユーブ13内に挿入されう
るために必要である。またフランジ32の外径は
上記チユーブ13の外径寸法よりもやや大きい程
度とする。スリーブ30の内周面とフランジ32
の端面33との連続部及びフランジの端面33と
外周面34との連続部並びに外周面34と後端面
35との連続部はそれぞれ十分面取りされるが後
端面35と円筒部31の外周面との連続部はほぼ
直角のままとする。更に後端面35からスリーブ
30のフランジと反対側の端面36までの長さ
は、ケーブルにコネクタを装着したときにケーブ
ル10の切断されたプラスチツクチユーブ13の
端面から測つてケーブルクランプ25の後端縁よ
り更にやや突出する程度の寸法とする。(第5図
参照)この補強スリーブ30を使用して光複合ケ
ーブルをコネクタに装着する手順は次のとおりで
ある。先ずケーブル10の端部の外被15及びプ
ラスチツクチユーブ13等を必要長取除いて光フ
アイバコード12及び電気コード14を露出させ
た後、該ケーブルをコネクタ20のケーブルクラ
ンプ25及びシエル21内を通過させる迄は従来
の手順と全く同じである。次に前記の補強スリー
ブ30を、その円筒部31の端面36側を先にし
て上記の光フアイバコード12を該スリーブ内部
に挿通させつつ上記チユーブ13内に挿入する。
前記のように円筒部31の外径はチユーブ13に
挿入しうる寸法となつているからスリーブ30は
容易にチユーブ13内に挿入されてゆくが、フラ
ンジ32の後端面35がチユーブ13の端面に当
接した位置で停止する。こ状態が第5図である。
その後は再び従来の手順と同様に各コードと各コ
ンタクトとを接続し、次にクランプサドル27に
てケーブル10を挾み止めねじ28を廻してケー
ブル10を締付ける。それにより第6図に断面図
で示すように各クランプサドル27は外被15を
圧迫しこれを変形させるが、しかし内部には補強
スリーブ30が存在するため変形は外被15のみ
に止まりプラスチツクチユーブ13は殆んど変形
せず従つて光フアイバコード12も変形すること
はない。止めねじ28を廻してクランプサドル2
7同士を締めてもケーブルの変形は外被15のみ
であるからある限界があり、従つて止めねじをそ
の限界まで十分廻すことによりケーブルをその内
部まで変形させることなく完全にコネクタに固定
することができる。更にケーブルが曲げられたり
振動したりすることによつて内部のプラスチツク
チユーブ13が摺動運動を生じ、チユーブ13の
切断端面がケーブルの端面より外方に突出しよう
としても、補強スリーブ30が予めチユーブ13
の端面にそのフランジ32の後端面35が当接す
る迄挿入されており、しかもクランプサドル27
の締付けによりスリーブ30もケーブル内で十分
保持されて容易に動かないから、チユーブ13が
ケーブル10の切断端面よりも外方に突出するこ
とはない。そしてスリーブ30のフランジ32部
分の各角部は十分に面取りされているのでコネク
タ内で露出された光フアイバコード12や電気コ
ード14が動いてスリーブ30のフランジ部と摺
接するようなことがあつても傷つくことはない。
なお本実施例においてはコネクタのクランプサド
ルを2対計4個使用する構造について説明した
が、これは1対計2個の場合でもまたはクランプ
サドルが片側1個のみの構造であつても差支えな
いことは云う迄もない。
以上述べたように本考案によれば光複合ケーブ
ルにコネクタを装着する場合に、光複合ケーブル
のプラスチツクチユーブと光フアイバコードとの
間に金属製のスリーブを挿入したことにより、上
記ケーブルを上記コネクタに確実に固定するため
にケーブルクランプ部でクランプサドルを十分ね
じ締めしてもその部分のケーブル内部の光フアイ
バコードを曲げ変形させて伝送損失を生ずるおそ
れがなく、またケーブルの屈曲や振動等で内部の
プラスチツクチユーブが軸方向に摺動することに
よりケーブル端面からその端部が突出して光フア
イバコードを傷つけてしまう事故を防止できるの
でその実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は光複合ケーブルの断面図、第2図は光
複合ケーブルへのコネクタの従来の装着状態を示
す一部断面図、第3図は第2図のケーブルクラン
プ部まわりの断面図、第4図は本考案に用いられ
る補強スリーブの外観図、第5図は本考案にかか
る光複合ケーブルへのコネクタの装着状態を示す
一部断面図、第6図は第5図のケーブルクランプ
部まわりの断面図である。 10……光複合ケーブル、13……プラスチツ
クチユーブ、20……コネクタ、25……ケーブ
ルクランプ、30……補強スリーブ、32……フ
ランジ、35……後端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光複合ケーブルに装着されるコネクタにおい
    て、上記ケーブルの内部に延設されたプラスチツ
    クチユーブの内径とほぼ等しい外径を有しかつ一
    端には上記プラスチツクチユーブの外径よりもや
    や大きい外径のフランジを設けると共に該フラン
    ジの後端面から他端までの長さが上記プラスチツ
    クチユーブの端面から上記コネクタのケーブルク
    ランプの後端縁までの距離よりも長い補強スリー
    ブを、ケーブルの端面より上記プラスチツクチユ
    ーブの内部に挿入し、上記フランジの後端面を上
    記プラスチツクチユーブの端面と当接させたこと
    を特徴とする光複合ケーブルへのコネクタ固定構
    造。
JP17283881U 1981-11-20 1981-11-20 光複合ケ−ブルへのコネクタ固定構造 Granted JPS5877312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17283881U JPS5877312U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 光複合ケ−ブルへのコネクタ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17283881U JPS5877312U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 光複合ケ−ブルへのコネクタ固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5877312U JPS5877312U (ja) 1983-05-25
JPS6128175Y2 true JPS6128175Y2 (ja) 1986-08-21

Family

ID=29964717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17283881U Granted JPS5877312U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 光複合ケ−ブルへのコネクタ固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725764Y2 (ja) * 1988-03-31 1995-06-07 昭和電線電纜株式会社 光ケーブルのコネクタ取付け部

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JPS5877312U (ja) 1983-05-25

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