JPH0442804Y2 - - Google Patents

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JPH0442804Y2
JPH0442804Y2 JP1986146929U JP14692986U JPH0442804Y2 JP H0442804 Y2 JPH0442804 Y2 JP H0442804Y2 JP 1986146929 U JP1986146929 U JP 1986146929U JP 14692986 U JP14692986 U JP 14692986U JP H0442804 Y2 JPH0442804 Y2 JP H0442804Y2
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JP
Japan
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ferrule
optical fiber
guide pipe
tip
sleeve
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JP1986146929U
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JPS6354108U (ja
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は光フアイバケーブルのコネクタプラグ
に係り、主として、応急復旧用の光フアイバを既
設の光フアイバに接続するための簡易コネクタに
使用されるコネクタプラグに関する。
「従来の技術」 光フアイバケーブル線路の設備に故障が生じた
場合、故障箇所の前後で線路を切り替えるように
別の光フアイバケーブルを既設の光フアイバに接
続して応急復旧させることが行なわれる。この場
合、既設の光フアイバと応急用の光フアイバとを
接続するために、複数のコネクタプラグをハウジ
ングに収納した簡易コネクタと称される特殊な光
コネクタが使用される。
従来、このような簡易コネクタに使用されるコ
ネクタプラグは、第2図例に示すような構造とさ
れている。すなわち、このコネクタプラグ21
は、光フアイバコード2を引留める引留め金具2
2と、光フアイバコード2から露出された光フア
イバ3の端末を挿入状態に保持するフエルール2
3と、これら引留め金具22とフエルール23と
の間の光フアイバ3を覆うガイドパイプ24とか
ら構成されて、鎖線で示すようにハウジング25
に収納されることにより、簡易コネクタを構成す
るようになつている。また、前記ガイドパイプ2
4は、フエルール23の後端部23aに形成され
た孔26に挿入されて、接着剤27によつて一体
に固着されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、前記フエルール23は、アダプタに
嵌合されて他のフエルール(共に図示略)と突き
合わせられることにより、両フエルールが保持し
ている光フアイバ3の端面相互を接触させて接続
するものであり、μmオーダの高い寸法精度が要
求されるものである。そこで、通常の光コネクタ
に使用されているフエルールの規格を前記コネク
タプラグ21にも適用すれば、高精度のフエルー
ルを既製品として得ることができると考えられ
る。この場合、フエルールの通常規格としては、
光フアイバ3を一本挿入し得る小径の孔が設けら
れるとともに、先端部の外径が例えば2.5mm、
後端部の外径が2mm〜2.5mmとされている。
しかしながら、前記第2図の構造であると、フ
エルール23にガイドパイプ24を挿入するため
に、該フエルール23の孔26を光フアイバ3を
挿入させる孔28より拡径しておく必要がある。
したがって、前記フエルール23は、その後端部
23aが既製品よりも大径になつて、該既製品を
適用することができず、簡易コネクタ用のフエル
ールとして特別に製作する必要が生じ、コスト高
を招き易い。
本考案は前記問題点を有効に解決するもので、通
常規格のフエルール既製品の使用を可能にして、
コスト低下を図るとともに、該フエルールを簡単
かつ確実に固定することができるコネクタプラグ
を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、1本の光フアイバを覆うガイドパイ
プの先端部と、該ガイドパイプの先端から引き出
された光フアイバの端末を挿入状態に保持するフ
エルールの後端部とを突き合わせ、これらの外側
に、これらを連結状態に保持する筒状の固定スリ
ーブを外嵌状態に固着したことを特徴とするもの
である。
「作用」 本考案のコネクタプラグは、光フアイバを覆う
ガイドパイプの先端部と端末を保持するフエルー
ルの後端部とに一体に固定スリーブを被せて、こ
れらを固着することにより組み立てることができ
る。したがつて、フエルールは、その後端部外周
面が固着部とされるとともに、その中の孔には光
フアイバのみが挿入された状態であり、通常規格
の既製品を何ら加工することなく使用することが
できる。また、ガイドパイプも単にフエルールの
後端部に突き合わせられているだけであるから、
1本の光フアイバのみを挿通させ得る小径のもの
で済む。
「実施例」 以下、本考案のコネクタプラグの一実施例を第
1図に基づいて説明する。
このコネクタプラグ1は、光フアイバコード2
から光フアイバ3が露出されるとともに、その露
出部分を挿通させた状態で光フアイバコード2の
外被4とその中の光フアイバ3との間の補強繊維
層5を挾持する引留め金具6が設けられ、該引留
め金具6に、露出された光フアイバ3を覆うガイ
ドパイプ7の端部が固着され、該ガイドパイプ7
の先端から引き出された光フアイバ3の端末がフ
エルール8に挿入状態に保持されて、該フエルー
ル8の後端部8aとガイドパイプ7の先端部とを
一体に外嵌した状態で固定スリーブ9が固着され
ている。
前記引留め金具6は、外被4に外嵌されるかし
めスリーブ10と、該かしめスリーブ10内に嵌
着されてその間に前記補強繊維層5を挾持する圧
入スリーブ11とからなり、該圧入スリーブ11
に、前記ガイドパイプ7の端部が挿入状態に固着
されている。
前記フエルール8は、光フアイバ3の端末を挿
入させる孔12を有していて、該孔12から挿入
させた光フアイバ3の裸線3aを開口に臨ませた
状態で接着剤により一体に固定するもので、長さ
方向の中央部につば部8bが設けられ、先端部8
cがアダプタに嵌合されて他のフエルール(共に
図示略)と接続されるようになつている。また、
該フエルール8は、光フアイバ3を挿入保持した
後、先端面を光フアイバ3とともに鏡面仕上げさ
れる。
前記固定スリーブ9は、ガイドパイプ7の先端
部とフエルール8の後端部8aとを突き合わせ状
態に挿入する二段構造の孔13を有する筒状に形
成されたもので、該孔13とフエルール8との間
等には接着剤14が設けられる。
このような構造を有するコネクタプラグ1を組
み立てる場合、光フアイバコード2の外被4を剥
いで、光フアイバ3および補強繊維層5を露出さ
せ、前記引留め金具6のかしめスリーブ10を外
被4に被せるとともに、該かしめスリーブ10
に、その内周面との間に補強繊維層5を挾持した
状態に圧入スリーブ11を嵌着して一体化する。
次いで、引留め金具6から露出されている光フア
イバ3にガイドパイプ7を被せて、その端部を圧
入スリーブ11に嵌着する。そして、このガイド
パイプ7には固定スリーブ9を外挿させた状態と
しておき、該ガイドパイプ7から引き出されてい
る光フアイバ3の端末をフエルール8の孔12に
挿入し、該フエルール8の後端部8aとガイドパ
イプ7先端部とを突き合わせるとともに、フエル
ール8と光フアイバ3とを接着剤により一体化す
る。また、このフエルール8の後端部8a表面に
は接着剤14を塗布しておき、該後端部8aとガ
イドパイプ7の先端部とを一体に覆うように前記
固定スリーブ9を被せた状態とし、ガイドパイプ
7と固定スリーブ9との間等にも接着剤14を塗
布して一体化することにより、第1図に示すよう
にコネクタプラグ1が構成されるものである。
したがつて、このコネクタプラグ1において
は、突き合わせ状態としたフエルール8とガイド
パイプ7とに固定スリーブ9が外嵌されて、フエ
ルール8の外周面が固着部とされているととも
に、該フエルール8の孔12には一本の光フアイ
バ3のみが挿入された状態であるから、このフエ
ルール8としては通常規格の既製品を何ら加工す
ることなく適用することができるものである。ま
た、前記固定スリーブ9は、フエルール8程の高
い精度が要求されるものではないので、その孔1
3とフエルール8およびガイドパイプ7との間に
十分なクリアランスを設けておくことができ、そ
の取り付けを容易にするとともに、そのクリアラ
ンス部分に接着剤14を緊密に充填し得て、これ
らを強固に固定することができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案のコネクタプラグ
によれば、次のような効果を奏することができ
る。
() フエルールの後端部とガイドパイプの先
端部とを突き合わせて、これらを連結状態に固
定する筒状の固定スリーブを外嵌状態に固着し
たから、フエルールとしては、その後端部外周
面が固着部とされるとともに、その孔の中には
一本の光フアイバのみが挿入されるので、通常
規格の既製品を何ら加工することなく適用する
ことができ、全体のコスト低下を図ることがで
きる。
() フエルールとガイドパイプとを連結する
固定スリーブは、フエルール程の高い精度が要
求されるものではないから、フエルールおよび
ガイドパイプとの間に十分なクリアランスを設
けておくことができ、その取り付けを容易にす
るとともに、接着剤による固着を強固に行なわ
せることができる。
() ガイドパイプとフエルールとは、固定ス
リーブの中で単に突き合わせられているだけで
あるから、フエルールは前記したように通常の
単心用の小型のフエルールをそのまま適用し得
るし、ガイドパイプも1本の光フアイバのみを
挿通させ得る小径のもので済み、何ら径を拡大
させる必要がなく、単心用コネクタとしての小
型の機能を有効に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタプラグの一実施例を
示す正断面図、第2図はその従来例を示す一部を
断面にした正面図である。 1……コネクタプラグ、2……光フアイバコー
ド、3……光フアイバ、4……外被、5……補強
繊維層、6……引留め金具、7……ガイドパイ
プ、8……フエルール、8a……後端部、8b…
…つば部、8c……先端部、9……固定スリー
ブ、10……かしめスリーブ、11……圧入スリ
ーブ、12……孔、13……孔、14……接着
剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1本の光フアイバ3を覆うガイドパイプ7の先
    端部と、該ガイドパイプ7の先端から引き出され
    た光フアイバ3の端末を挿入状態に保持するフエ
    ルール8の後端部8aとを突き合わせ、これらの
    外側に、これらを連結状態に保持する筒状の固定
    スリーブ9を外嵌状態に固着してなる単心光フア
    イバケーブルのコネクタプラグ。
JP1986146929U 1986-09-25 1986-09-25 Expired JPH0442804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986146929U JPH0442804Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JP1986146929U JPH0442804Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6354108U JPS6354108U (ja) 1988-04-12
JPH0442804Y2 true JPH0442804Y2 (ja) 1992-10-09

Family

ID=31059833

Family Applications (1)

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JP1986146929U Expired JPH0442804Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312617U (ja) * 1976-07-15 1978-02-02
JPS54157635A (en) * 1978-06-01 1979-12-12 Sumitomo Electric Ind Ltd Optical connector

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312617U (ja) * 1976-07-15 1978-02-02
JPS54157635A (en) * 1978-06-01 1979-12-12 Sumitomo Electric Ind Ltd Optical connector

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JPS6354108U (ja) 1988-04-12

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