JP2502333B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2502333B2
JP2502333B2 JP280288A JP280288A JP2502333B2 JP 2502333 B2 JP2502333 B2 JP 2502333B2 JP 280288 A JP280288 A JP 280288A JP 280288 A JP280288 A JP 280288A JP 2502333 B2 JP2502333 B2 JP 2502333B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光通信において、光ファイバの接続を発現す
る光コネクタにして、特に光ファイバコードに光コネク
タを取付ける際の光ファイバの抗張力体の固定部に関す
るものである。
(従来技術) 第8図は光ファイバコードの一例の横断面図である。
図面に示すように、光ファイバコード(1)は、保護パ
イプ(5)内に複数の光ファイバを並行に配列したテー
プファイバ(2)が収納されており、上記保護パイプ
(5)の外周にはケブラ等の抗張力体(4)が位置し、
その外側にはポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のシース
(6)を設けて構成されている。
光ファイバの接続を光コネクタを用いて実現するため
には、光ファイバコードの端末に光コネクタを取付ける
必要がある。この場合、結合の着脱を容易にするためプ
ッシュ・オンタイプのコネクタが使用されることが多
い。光ファイバコードにプッシュ・オンタイプの光コネ
クタを取付ける際には、配線作業、場所及び環境によっ
て、光ファイバコードに引張りや曲げの力が加わった場
合でも光通信の途絶が生じないように取付けることが重
要である。
一般に、プッシュ・オンタイプの光コネクタでは光フ
ァイバを位置決め固定している光コネクタフェルールが
スプリング等の加圧部材で軸方向に押圧されており、光
ファイバに加圧部材の押し圧力以上の力が働くと、光コ
ネクタフェルールの接合端面が離れて光通信の途絶が生
じるので、光ファイバに力が加わった場合に、光ファイ
バに加圧部材の押し圧力以上の力が加わらないようにす
ることが最重要であり、そのためには光ファイバコード
の中の抗張力体を光コネクタに固定する必要がある。
第5図〜第7図はいずれも、光ファイバコードの中の
抗張力体の固定構造例の説明図である。
第5図は光ファイバコード(1)の外側に溝(41)を
有する固定部材(40)を配設し、上記溝(41)を介して
接着剤を用いて、抗張力体(4)を巻付け、その端部を
光ファイバコード(1)の外周上に巻付けて固定したも
のである。
第6図は光ファイバコード(1)の端部外周上に内パ
イプ(50)を挿通し、その外側に抗張力体(4)を沿わ
せ、さらに、その上に外パイプ(51)を挿通して、抗張
力体(4)を上記内外パイプ(50)(51)の間に挟み込
み接着剤で固定したものである。
第7図は内周面にネジを有する外リング(60)と外周
面にネジを有する内リング(61)の上記ネジ部を螺合
し、その間に抗張力体(4)を位置せしめ、ネジにより
固定したものである。
(解決しようとする問題点) 上述した第5図〜第7図に示す抗張力体の固定構造で
は、部材の大きさ、組立作業性及び信頼性のいずれかに
おいて問題があった。
即ち、第5図の固定構造では、抗張力体に接着剤を塗
布しながら巻付けるので、作業者の手に接着剤が付着し
易く、組立作業性に問題があった。又第6図の二重パイ
プによる固定構造では、二重パイプと抗張力体の固定は
接着剤によるのみで、機械的な固定が全くないため、耐
環境試験の信頼性が低い他、光ファイバ近傍で接着作業
をする必要があり、光ファイバに接着剤が付着する危険
性がある。
さらに、第7図に示すネジ止めによる固定構造では、
簡単で、かつ確実ではあるが、光ファイバが多心化され
る程、ネジの径が大きくなり、その結果、光コネクタが
大型化し、高密度実装が著しく困難になるという問題点
がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、光コネクタの大型化
を招かないような機械的固定手段を積極的に使用した抗
張力体の固定構造を具えた光コネクタを提供するもの
で、その特徴は、光ファイバコード端末部のシースを除
去して露出された抗張力体が、光コネクタ押し棒本体と
押し棒蓋の間に挟み込まれてその先端部分が上記部材の
外側に折り返されており、さらに上記部材を固定するク
リップにより折り返された抗張力体が部材の外側に固定
されていることにある。
第1図は押し棒蓋を除去した状態の本発明の光コネク
タの具体例の上面図である。
図面に示すように、光ファイバコード(1)の端末部
のシースが除去され、露出されたテープファイバ(2)
の端部には光コネクタフェルール(3)が取付けられて
いる。これら光ファイバコード(1)、テープファイバ
(2)及び光コネクタフェルール(3)の外側には押し
棒本体(10)と押し棒蓋(15)(第3図参照)が嵌合し
た押し棒とインサーションガイド(20)が、インサーシ
ョンガイド(20)を先端部に位置せしめて組合されてお
り、押し棒と光コネクタフェルール(3)のツバ部の間
にはスプリング(3a)があり、光コネクタフェルール
(3)を軸方向に押圧している。光ファイバコード
(1)端部から露出された抗張力体(4)は後述するよ
うに、押し棒本体(10)と押し棒蓋(15)の間に挟み込
まれてその先端部分がこれら部材の外側に折り返されて
おり、さらに上記部材を固定するクリップ(30)により
折り返された抗張力体(4)が部材の外側に固定されて
いる。
第2図は押し棒本体、第3図は押し棒蓋の説明図で、
それぞれ、(イ)図は上面図、(ロ)図は側面図であ
る。
押し棒本体(10)には光ファイバコード(1)を受入
れる溝(13)を有し、その側壁には押し棒蓋(15)と嵌
合するための2つの嵌合溝(11)(12)を有している。
又押し棒蓋(15)には上記溝(13)と共に光ファイバを
保持する溝(18)を有し、その側壁には押し棒本体(1
0)と嵌合するための突起(16)(17)を具えている。
しかして、上記押し棒本体(10)の2つの嵌合溝(11)
(12)に押し棒蓋(15)の突起(16)(17)を嵌合する
ことにより両者は一体となり押し棒を形成する。
第4図(イ)〜(ハ)は上述した押し棒本体(10)と
押し棒蓋(15)による抗張力体(4)の固定部形成の手
順の説明図である。
まず、第4図(イ)に示すように、抗張力体(4)
を、押し棒本体(10)に形成されている2つの嵌合溝
(11)(12)の後方の溝(11)にたるみのないように通
す。ついで同図(ロ)のように、2つの嵌合溝(11)
(12)に押し棒蓋(15)の突起(16)(17)を嵌合して
蓋をする。これにより抗張力体(4)には第1の固定力
が作用する。さらに、抗張力体(4)の先端部分を上記
部材の外側に折り返すことにより、角部の摩擦力により
第2の固定力が作用する。しかる後、第4図(ハ)のよ
うに押し棒本体(10)と押し棒蓋(15)の嵌合を固定す
るためのクリップ(30)を、折り返された抗張力体
(4)の外側から装着する。これにより抗張力体(4)
はクリップ(30)と上記嵌合部材(10)(15)の間に挟
み込まれることになり、この際クリップ(30)の内面に
ギザギザを形成しておくことにより、抗張力体(4)に
は第3の固定力が作用することになると共に、前記第1
の固定力も一層強固なものとなる。
なお、組立作業上からは、クリップ(30)を前方から
押し込むことにより、抗張力体(4)のたるみを完全に
除去することが容易に行える。又上記の固定部には接着
剤を使用することにより、固定力は一層強固なものとな
る。そしてこれらの作業は光ファイバから離れた位置で
行なうので、光ファイバに接着剤の付着する危険性がな
く、組立作業性も良好である。しかも、上記のすべての
作業はインサーションガイド(20)と押し棒本体(10)
を組合せた後に実施できるため、抗張力体(4)の処理
は正確に行なえる。
(実施例) 第1図に示すような、多心プッシュ・オンタイプの光
コネクタを製作し、評価した。
押し棒本体及び押し棒蓋はプラスチックで作成し、ク
リップは金属で作成した。大きさは従来と同一であり、
組立作業時間は約2割短縮された。
基本特性としては接続損失が平均0.2dB(GIファイバ
使用)であり、1000回の繰り返し着脱、1mの落下、振
動、温度特性(−30℃〜60℃,3日)、濕熱(60℃,90%,
3日)、高温(180℃,3日)、低温(−30℃,3日)の各試
験において、損失の変動幅は0.1dB以下であった。
又、引張り試験では、本発明の光コネクタ同志を結合
させて行なった場合、10kgまで0.1dB以下の損失増加で
あり、温度特性、濕熱、高温、低温の各試験実施後の引
張り試験の結果も前記同様であった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光コネクタによれば、
抗張力体の強固な固定が実現され、光コネクタの小型
化、信頼性及び組立作業性の向上に効果的である。
従って、今後光通信網の普及が進み光コネクタが広く
使用されることが予想され、特に一瞬の停止又は抜けも
許されないコンピュータのデータの送受信用の光コネク
タに使用するとき、その工業的価値は大きいものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は押し棒蓋を除去した状態の本発明の光コネクタ
の具体例の上面図である。 第2図は押し棒本体、第3図は押し棒蓋の説明図で、そ
れぞれ(イ)図は上面図、(ロ)図は側面図である。 第4図(イ)〜(ハ)は押し棒本体と押し棒蓋による抗
張力体の固定部形成の説明図である。 第5図〜第7図はいずれも従来の光コネクタにおける抗
張力体の固定構造の説明図である。 第8図は光ファイバコードの構造例の横断面図である。 1……光ファイバコード、2……テープファイバ、3…
…光コネクタフェルール、4……抗張力体、10……押し
棒本体、11,12……嵌合溝、13……光ファイバコード受
入れ溝、15……押し棒蓋、16,17……嵌合突起、18……
光ファイバコード受入れ溝、20……インサーションガイ
ド、30……クリップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバコード端末部のシースを除去し
    て露出された抗張力体が、光コネクタの押し棒本体と押
    し棒蓋の間に挟み込まれてその先端部が上記部材の外側
    に折り返されており、さらに上記部材を固定するクリッ
    プにより折り返された抗張力体が部材の外側に固定され
    ていることを特徴とする光コネクタ。
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