JPH054419Y2 - - Google Patents

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JPH054419Y2
JPH054419Y2 JP1987119608U JP11960887U JPH054419Y2 JP H054419 Y2 JPH054419 Y2 JP H054419Y2 JP 1987119608 U JP1987119608 U JP 1987119608U JP 11960887 U JP11960887 U JP 11960887U JP H054419 Y2 JPH054419 Y2 JP H054419Y2
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panel
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、樹脂製ボデーの構造に関し、詳し
くは、パネルの連結部にできる隙間に溜まる雨水
のための排水路を設けうるように構成されたもの
に関する。
【従来の技術】
オフ・ロード走行用の自動車の中には、ロール
バーの後方の荷室を樹脂製ボデーで覆つて上記荷
室を乗員室として利用できるように構成されるも
のがある。 この種の自動車に搭載される樹脂製ボデーは、
その製造の都合上、それぞれ別個に形成されたル
ーフパネルと両サイドパネルを互いに連結して構
成されており、そのルーフパネルとサイドパネル
の連結は、ルーフパネルの側縁部に設けた段落連
結部に、サイドパネルの上縁部を重ね合わせ、こ
の重合部を前後方向所定間隔毎にボルト止めする
ことにより行われている。そして、上記ルーフパ
ネルおよび両サイドパネルの前縁部内面に一体延
出形成したリブを、ロールバーの後面部にボルト
止めして固定し、両サイドパネルの下部を荷室の
車体側枠のトツプレールにボルト止めして固定す
ることにより車体に取付けられている。 また、ルーフパネルとサイドパネルの連結部に
おいては、パネル成形時の公差の関係上、組付け
た際に、本願の第5図に示すように、サイドパネ
ル4の上縁部の端縁とルーフパネル3におけるそ
の一般部外面から段落連結部11にいたる外向き
端面23との間に隙間Sがどうしてもできるた
め、この連結部において次のようなシール構造を
構成することにより、上記隙間Sによつて派生す
る水蜜性の問題に対処している。すなわち、上記
段落連結部11とサイドパネル4との間に前後方
向に延びるパツキン24を介装することにより、
上記隙間Sに入り込む雨水が樹脂製ボデーで構成
される車室内に侵入しないようにしている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、上述のような構造を一般にとる樹脂
製ボデーでは、従来から、上記段落連結部11
を、その前端がロールバーのドレーン溝上に達す
るように前方に延長して、パツキン24をドレー
ン溝上に達する段落連結部11の前端にまで連続
して配設することにより、パツキン24と上記外
向き端面23との間に形成される雨水流入溝Rを
上記ドレーン溝上にまで延ばしたいという要望が
ある。これにより、上記隙間Sから入り込んでパ
ツキン24によつて堰き止められる雨水を、ドレ
ーン溝に排水できるからである。 しかしながら、ロールバーの外周部における上
記ドレーン溝の後方部には、上記ドレーン溝の後
方側の堰壁となるとともに、樹脂製ボデーのルー
フパネル3ないしサイドパネル4の前縁部内面に
当接して樹脂製ボデーとロールバーとの間の隙間
をシールするためのウエザストリツプが配設され
るため、上記段落連結部11をドレーン溝上にま
で延長させることはできないのである。すなわ
ち、段落連結部11をドレーン溝上にまで延長さ
せるためには、段落連結部11はウエザストリツ
プ上を通過することになるが、パネル外面に段落
部を形成した場合には、そのパネル内面に段差部
がどうしてもでき、この段差部のために、ウエザ
ストリツプは、段落連結部周辺においてルーフパ
ネル内面に連続的に当接することができなくなつ
て、樹脂製ボデーと車体との間のシール性が著し
く損なわれるからである。したがつて、樹脂製ボ
デーでは、通常、段落連結部11は、ロールバー
の後面部に固定される上記リブより前方に形成さ
れることがなく、その前端が上記リブの後面に突
き当たるように形成されている。このため、リブ
後面が前端堰壁となる上記雨水流入溝Rには、常
に雨水が溜まりがちであるという好ましくない問
題があつた。 このような問題は、ロールバーとは反対側の樹
脂製ボデーの後部における、ルーフパネルとサイ
ドパネルの連結部に、上記雨水流入溝Rに連通す
る排水路を設けることにより、上記雨溜まりを多
少は無くすことができるから、ある程度は解決で
きるかもしれない。しかしながら、樹脂製ボデー
の構造上、たとえば、ルーフパネルおよび両サイ
ドパネルの後縁にさらにバツクパネルが連結され
るような構造をとる場合には、樹脂製ボデーの後
部に、上記排水路を設けることは非常に困難であ
り、たとえ、排水路を設けることができても、パ
ネル連結部の構造に大幅な設計変更を強いられる
ことは確実である。 本考案は、以上のような事情のもとで考え出さ
れたものであつて、樹脂製ボデーと車体との間の
シール性を悪化させることなく、樹脂製ボデーを
構成するルーフパネルとサイドパネルとの連結部
の隙間に溜まる雨水の排出処理を可能にしうるよ
うに構成された樹脂製ボデーの構造を提供するこ
とをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案では次の技
術的手段を講じている。 すなわち、ルーフパネルと、このルーフパネル
の両側縁部に設けられたサイドパネル連結用段落
部の外面に上縁部がシール部材を介して重ね合わ
された状態で上記ルーフパネルに連結される両サ
イドパネルとを備えるとともに、上記ルーフパネ
ルおよび両サイドパネルの前縁部内面がロールバ
ーの外周部に接着されたウエザストリツプに当接
させられた状態で上記ロールバーの後方の荷室を
覆うように車体に装着される樹脂製ボデーにおい
て、 上記ルーフパネルの、少なくとも上記ロールバ
ーのウエザストリツプに対する当接部における上
記段落部より車幅方向内方の部位を、一般断面部
から滑らかに厚肉化するとともに、上記ルーフパ
ネルの側縁部に、上記段落部と連続して前方に延
びて前端が上記ロールバーのウエザストリツプの
前方に隣接するドレーン溝上に達する段部を設け
ることにより、上記段落部ないし上記段部外面と
上記サイドパネルの上縁部との間に上記シール部
材を連続して配設しうるように構成したことを特
徴としている。
【作用および効果】
本考案では、ルーフパネルの側縁部に、サイド
パネル連結用段落部から連結して前方に延びてロ
ールバーのウエザストリツプの前方に隣接するド
レーン溝上に達する段部が設けられるとともに、
段落部とサイドパネルの上縁部との間に介装され
るシール部材が、上記段部とサイドパネルの上縁
部との間にも連続して介装されるように構成され
る。このシール部材は、パネル成形時の公差の関
係から組付け時にルーフパネルとサイドパネルと
の連結部にどうしてもできる隙間に入り込む雨水
を堰き止めて車室内への侵入を防止するシール機
能を為すものである。したがつて、上述のよう
に、シール部材をロールバーのドレーン溝上にま
で延びる段部とサイドパネルの上縁部との間に介
装することにより、上記隙間に入り込む雨水をド
レーン溝にまで誘導して上記隙間の前端開口から
ドレーン溝に排出することができる。すなわち、
ルーフパネルとサイドパネルとの連結部の隙間に
溜まる雨水の排水路が設けられることになり、上
記隙間に雨水が溜まる不都合が解消される。 ところで、本考案では、上記段部を形成するに
あたり、ルーフパネルのウエザストリツプ当接部
における段落部より車幅方向内方の部位を、一般
断面部から滑らかに厚肉化させている。これによ
り、段部を形成することによつてできるルーフパ
ネル内面の段差部を、少なくともウエザストリツ
プ当接部においては無くすことができるととも
に、その厚肉部の板厚増加量を段部の段差と対応
させることにより段部形成部からこれより車幅方
向内方にかけて、その内面を面一状に形成するこ
とができるようにしている。そして、これと併せ
て、厚肉部を一般断面部から板厚を滑らかに変化
させて形成することにより、厚肉化によるルーフ
パネル内面の高さ位置の変化を、ウエザストリツ
プの弾性変形量をもつて吸収できるようにしてい
る。したがつて、ウエザストリツプを、段部周辺
においいても連続的に樹脂製ボデー内面に当接さ
せることができるから、段部を設けることによつ
ても、樹脂製ボデーとロールバーとの間のシール
性が阻害される問題は起こらない。 以上のように、本考案においては、ロールバー
と樹脂製ボデーとの間のシール性を悪化させるこ
となく、ルーフパネルとサイドパネルの連結部に
その構造上どうしてもできる隙間に溜まる雨水の
排水処理を可能にしている。
【実施例の説明】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。 第6図は、本考案に係る樹脂製ボデー1が取付
けられる車体2が示されている。 樹脂製ボデー2は、ルーフパネル3と、両サイ
ドパネル4,4とを備え、第4図に示すように、
ルーフパネル3および両サイドパネル4,4の前
縁部内面に一体延出形成されたリブ3a,4aを
ロールバー5の後面部にボルト止めし、両サイド
パネル4,4の下縁部内面に一体延出形成された
内向きフランジ(図示略)を荷室の車体側枠6の
トツプレール(図示略)にボルト止めすることに
より車体2に装着されている。上記サイドパネル
4には、所定形状のクオータウインド開口部7が
開設されているとともに、上縁部がルーフ側にま
で回り込むクオータウインドガラス8がクオータ
ウインド開口部7に対し開閉可能に装着されてい
る。また、樹脂製ボデー2の後部には、運転者の
後方視界を確保するために、バツクウインド10
が設けられている。なお、上記ロールバー5の外
周部には、樹脂製ボデー1の前縁部内面に当接し
て両者間をシールするためのウエザストリツプ1
5が装着されているとともに、上記ウエザストリ
ツプ15を後方側の堰壁とするドレーン溝5aが
形成されている。 ところで、樹脂製ボデー2は、通常、それぞれ
別体成形された上記ルーフパネル3とサイドパネ
ル4とを連結することにより構成されるが、本例
では、次のようなルーフパネル3とサイドパネル
4との連結構造を採つている。 すなわち、第1図、第2図および第5図に示す
ように、ルーフパネル3の側縁部の上面には、サ
イドパネル連結用段落部11が形成されている。
本実施例においてこの段落部11は、ルーフパネ
ル3の一般部上面から段落したパツキン介装段部
12と、このパツキン介装段部12からさらに段
落し、かつ前端が上記リブ3aの後面に突き当た
る連結部13からなり、また、上記連結部13に
は、前後方向に所定間隔をあけて複数個の六角穴
形状のボルト通孔14が形成されている。そし
て、ルーフパネル3の側縁部における上記リブ3
aから前方にかけては、上記パツキン介装段部1
2から連続して前方に延びる段部17を内側に有
し、前端が上記ロールバー5のドレーン溝5a上
に達する延長部16が形成されている。 一方、サイドパネル4には、その上縁部に、外
面がルーフパネル3の外面と略面一に連なるよう
に、上記パツキン介装段部12および段部17に
後述するパツキン24を介して重ね合わされるパ
ツキン挟持部18と、このパツキン挟持部18か
ら段落し、かつ上記連結部13の上面に重ね合わ
されてこれに固定される重合連結部19が設けら
れている。本例では、上部がルーフ側に回り込む
ように形成された上記クオータウインド開口部7
の開口フランジ部9の開口上縁部を、上記重合連
結部19に設定しているとともに、この重合連結
部19には、通孔20が、上記ボルト通孔14…
と対応する位置に複数個形成されている。 そうして、第5図に示すように、ルーフパネル
3の上記連結部13にサイドパネル4の上記重合
連結部19を重ね合わせ、上記ボルト通孔14な
いし通孔20に重合連結部外面側から挿入したナ
ツトキヤツプ21に、連結部内面側からボルト2
2を螺締することにより、ルーフパネル3とサイ
ドパネル4とを連結している。なお、本例では、
上記ナツトキヤツプ21の上記ボルト通孔14に
入り込むその先端部の外周を、ボルト通孔14と
対応した六角形状に形成することにより、ボルト
締結時にナツトキヤツプ21が回転しないように
して、パネル連結作業の簡易性を向上させてい
る。 また、ルーフパネル3とサイドパネル4との連
結部には、ルーフパネル3における一般部外面か
ら上記段落部11(パツキン介装段部12)に到
る外向き端面23とサイドパネル4の上縁部端縁
との間に、第1図、第3図および第5図に示すよ
うに、パネル成形時の公差の関係からどうしても
隙間Sができる。このため、樹脂製ボデーでは、
通常、両パネル間にシール部材を介装してシール
構造を構成することにより、上記隙間Sに入り込
む雨水が車室内に侵入しないようにしているが、
本例においても、同様に上記シール構造を構成し
ている。 すなわち、第1図および第5図に示すように、
ルーフパネル3の上記パツキン介装段部12とサ
イドパネル4の上記パツキン挟持部18との間
に、シール部材として、前後方向に延びる角棒形
状のパツキン24を介装している。上記パツキン
24は、パツキン挟持部18の下面および上記パ
ツキン介装段部12の上面に、上下面を両面テー
プによつて貼着することにより、ルーフパネル3
およびサイドパネル4に固定されている。また、
上記パツキン介装段部12の内側部には、パツキ
ン介装段部12に沿つて前後方向に延び、パツキ
ン24の位置決め当たり部となる隆起段部25が
形成されている。 さて、上述したように、ルーフパネル3の側縁
部には、その前端部において、上記パツキン介装
段部12と連続して前方に延びる段部17を備え
た延長部16が設けられている。したがつて、上
記パツキン介装段部12とパツキン挟持部18と
の間に介装される上記パツキン24を、さらに連
続して、上記段部17とサイドパネル4の上記パ
ツキン挟持部18から前方に延出するその前縁部
との間に介装することができるから、本例では、
第1図および第4図に良く表れているように、パ
ツキン24は、上記延長部16の前縁まで延びる
前後長さをもつものを使用している。なお、延長
部16の段部17にも、パツキン介装段部12に
形成される上記隆起段部25を同様に設けてい
る。 このように、パツキン24は、ルーフパネル3
とサイドパネル4との間に、パツキン介装段部1
2から連続して、ロールバー5のドレーン溝5a
上に達する上記段部17の前縁にまで配設される
から、第3図および第5図に示すような、上記外
向き端面23、隆起段部25の上面およびパツキ
ン24の内側面に囲まれて形成される雨水流入溝
Rは、ロールバー5のドレーン溝上にまで延びる
ことになり、また、言うまでもなく、上記雨水流
入溝Rの前端は開口している。したがつて、上記
隙間Sに入り込んでパツキン24に堰き止められ
る雨水は、雨水流入溝Rの前端からロールバー5
のドレーン溝5aに排水でき、従来から懸念され
ていたパネル連結部の隙間に溜まる雨水の排水処
理問題が解決される。 また、本例では、上記段部17ないし延長部1
6を形成するにあたつては、第3図に良く表れて
いるように、ルーフパネル3における上記パツキ
ン介装段部12および段部17よりも車幅方向内
方の部位を、上記リブ形成部から上記延長部16
の前端までの前後範囲において厚肉化している。
厚肉部26の板厚は、上記延長部16とこれより
車幅方向内方側の部位との内面を面一化させるた
め、上記段部17の段差量と対応させており、ま
た、一般断面部から厚肉部26にかけては、滑ら
かに板厚を増加させるようにしている。一方、サ
イドパネル側においても、上記パツキン挟持部1
8よりも車幅方向外方側の部位を、上記リブ形成
部からルーフパネル3の上記厚肉部26と対応す
る前後範囲をもつて、一般断面部から滑らかに厚
肉化することにより、上記ウエザストリツプ15
に対するシール面となる前縁部内面が、上記延長
部16の内面と略面一に連なるようにしている。 したがつて、第3図に示すように、ルーフパネ
ル3および両サイドパネル4,4の前縁部内面に
当接して車室内への雨水の侵入を防止する上記ウ
エザストリツプ15は、上記段部17の周辺、ル
ーフパネル3とサイドパネル4との連なり部にお
いても、連続的にパネル内面に当接することがで
きる。また、ルーフパネル側の厚肉部26および
サイドパネル側の厚肉部27を設けるにあたつて
は、一般断面部から板厚を滑らかに変化させて形
成するようにしているから、ルーフパネル側にお
ける厚肉部26と一般断面部との間、および、サ
イドパネル側における厚肉部27と一般断面部と
の間の、板厚変化に伴うパネル内面の高さ位置の
変動も、ウエザストリツプ15の弾性変形量をも
つて吸収できる。すなわち、一般断面部から厚肉
部26,27にかけても、ウエザストリツプ15
は、連続的にパネル内面に当接することができ、
樹脂製ボデー1とロールバー5との間の隙間は、
確実にシールされることになる。なお、図におい
て、符号29は、ルーフパネル3の延長部16と
サイドパネル4との間に充填されるシーラを示し
ている。 以上のように、本例では、樹脂製ボデー1と、
ロールバー5ないし車体1との間に、良好なシー
ル性を維持しながら、従来から懸案となつていた
パネル連結部の隙間に溜まる雨水の排水処理を可
能にしている。また、本例では、ルーフパネル3
とサイドパネル4との連結部は、クオータウイン
ドガラス8の上縁部に覆われるクオータウインド
開口部7の上縁側の開口フランジ部9に設定して
いるが、このようなクオータウインドガラス8の
外縁部内面には、通常、第5図に示すようなマス
キング処理のためのセラミツク塗装が施されるこ
とが多い。したがつて、上記連結部は、セラミツ
ク塗装部28によつて覆い隠すことができるか
ら、ボルト締結部が外部に露呈する不体裁を解消
でき、樹脂製ボデー1の見栄えの向上が図れる。 なお、以上の説明において参照した図には、ル
ーフパネル3と左側方のサイドパネル4との連結
構造しか表されていないが、ルーフパネル3と右
側方のサイドパネル4との連結構造も同様に構成
されることは言うまでもない。 また、本考案の範囲は、上述した実施例に限定
されるものではなく、たとえば、ルーフパネルと
サイドパネルとの連結構造は、上記実施例以外に
も種々設計変更可能であるとともに、厚肉部の形
成範囲やその形状においても上記実施例に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るルーフパネルと
サイドパネルとの連結部の特徴部分を示す斜視図
であり、第6図において符号Iで指示する部分の
斜視図、第2図は実施例に係るルーフパネルの特
徴部分を示す斜視図、第3図は第4図の−線
断面図、第4図は第6図の−線拡大断面図、
第5図は第6図の−線拡大断面図、第6図は
本考案の実施例に係る樹脂製ボデーが搭載された
自動車の後方斜視図である。 1……樹脂製ボデー、3……ルーフパネル、4
……サイドパネル、5……ロールバー、5a……
ドレーン溝、11……段落部、15……ウエザス
トリツプ、17……段部、24……シール部材
(パツキン)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルと、このルーフパネルの両側縁部
    に設けられたサイドパネル連結用段落部の外面に
    上縁部がシール部材を介して重ね合わされた状態
    で上記ルーフパネルに連結される両サイドパネル
    とを備えるとともに、上記ルーフパネルおよび両
    サイドパネルの前縁部内面がロールバーの外周部
    に装着されたウエザストリツプに当接させられた
    状態で上記ロールバーの後方の荷室を覆うように
    車体に装着される樹脂製ボデーにおいて、 上記ルーフパネルの、少なくとも上記ロールバ
    ーのウエザストリツプに対する当接部における上
    記段落部より車幅方向内方の部位を、一般断面部
    から滑らかに厚肉化するとともに、上記ルーフパ
    ネルの側縁部に、上記段落部と連続して前方に延
    びて前端が上記ロールバーのウエザストリツプの
    前方に隣接するドレーン溝上に達する段部を設け
    ることにより、上記段落部ないし上記段部外面と
    上記サイドパネルの上縁部との間に上記シール部
    材を連続して配設しうるように構成したことを特
    徴とする、樹脂製ボデーの構造。
JP1987119608U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH054419Y2 (ja)

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