JPH0542843U - ガスコツク - Google Patents
ガスコツクInfo
- Publication number
- JPH0542843U JPH0542843U JP9172891U JP9172891U JPH0542843U JP H0542843 U JPH0542843 U JP H0542843U JP 9172891 U JP9172891 U JP 9172891U JP 9172891 U JP9172891 U JP 9172891U JP H0542843 U JPH0542843 U JP H0542843U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cock
- central axis
- pipe
- passage hole
- fluid passage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ガスコックを管にねじ込むとき、管周囲に最小
限のスペースがあれば可能なように接続部ねじの中心軸
に対してコックの外形の突出をできるだけ近似化する。 【構成】コックの栓20の流体通過孔21の上下方向中
心2を接続部ねじの中心軸1に対して下方に下げる。
限のスペースがあれば可能なように接続部ねじの中心軸
に対してコックの外形の突出をできるだけ近似化する。 【構成】コックの栓20の流体通過孔21の上下方向中
心2を接続部ねじの中心軸1に対して下方に下げる。
Description
【0001】
本考案はガスコックに関する。
【0002】
図3に従来のガスコックの(a)正面断面図、及び(b)側面図を示した。従 来のガスコックは管にねじ込む接続部ねじ11の中心軸1と、コックの栓20の 流体通過孔21の上下方向の中心線とが一致していた。 ガスコックは、テーパ状の栓20を本体10に嵌合し、栓20の上部係合部2 2に係合してこれを回動させる駒34やハンドル32を一体化した上部部材30 を上側に備え、また栓20を押すばねやロック機構も上側に設けられている。し たがってねじ11の中心軸を中心として上方に多くの部材が突出しており、下方 はコック栓20の下端が嵌合するケーシングのみで突出物がない。
【0003】 このようなガスコックを配管に取付ける場合、接続部ねじの中心軸からの寸法 が大きい上側の部分が回るだけの半径方向の余裕空間を必要とし、コック取付施 工のための余分のスペースを管周囲に必要とする。配管は通常、壁際、床際、ダ クト内等、管周囲に余裕のない状態に敷設されることが多く、コックを取付ける 必要があるとき、コックの取付位置は著しい制約を受ける。
【0004】
本考案はこのような問題点を解消し、管周囲に余裕が少ないときでも取付が容 易なガスコックを提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案はガスコックにおいて、栓の流体通過孔の上下方向中心が接続部ねじの 中心軸に対して偏倚していることを特徴とするガスコックである。
【0006】
本考案のガスコックは次の作用をなす。 (1)接続部ねじの中心軸より、栓の流体通過孔の上下方向中心を栓の底部側に 偏倚させることによって、接続部ねじの中心軸に対するコックの半径方向の外形 寸法を近似化することができる。 (2)この場合に余り偏倚量が大になると、コックの流体抵抗が大となりコック 内を通過する流体の圧力損失が増大するので、不可となる。そこでコックの上方 への突出物に工夫を加えて突出量を小さくする方策を併せて採用することにより 、偏倚量を大幅に増加することなく外径寸法を近似化させるようにすることが好 ましい。
【0007】
図1は本考案の実施例の一部切欠正面図を示すものである。図2はその一部切 欠側面図である。本考案のコックは本体10の接続部ねじ11の中心軸1に対し て栓20の流体通過孔21の上下方向中心2は偏倚量3だけ下方に下がっている 。したがって、栓20の上方シール部23、下方シール部24の当接部も接続部 ねじの中心軸に対して偏倚している。また、コックの上部部材30も突出高さが 低くなるように、栓20の上部係合部22、コック係合部34、上部ケーシング 13、蓋31を高さの低い形状とし、コックの底側ケーシング12と同等の取付 回転半径4内に収まるようにしている。この例では、収納式ハンドル32、その ピン33は任意である。
【0008】 実施例のガスコックでは、接続部ねじの中心軸1まわりのコックの外形寸法は 、図2に示すように、上下均等に半径4の範囲内に入っており、このコックを管 にねじ込むとき、管の周囲に必要最小限のスペース以外に余分のスペースを全く 必要としない。また、本実施例のコックは頭部側の部材に工夫をしたので、栓の 流体通過孔の上下方向中心と接続部ねじの中心軸との偏倚を最小限に止めること ができ、流体抵抗の増加を許容範囲内に止め流動損失が増加しない。
【0009】
本考案のガスコックは、栓の流体通過孔の上下方向中心を接続部ねじの中心軸 に対して下げるように偏倚させ、接続部ねじの中心軸に対してコックの外形の取 付回転半径方向寸法差を小さくするようにしたのでコックを管にねじ込むとき、 管周囲に必要なスペースを減少させることができ、配管位置の制約を大きく改善 することができる。
【図1】本考案の実施例の一部切欠正面図である。
【図2】本考案の実施例の一部切欠側面図である。
【図3】従来のコックの(a)正面断面図、(b)側面
図である。
図である。
1 接続部ねじの中心軸 2 コックの流体通過孔の上下方向中心 3 偏倚 4 取付回転半径 10 本体 11 接続部ねじ 12 下部ケーシング 13 上部ケーシング 20 栓 21 流体通過孔 22 上部係合部 23 上方シール部 24 下方シール部 30 上部部材 31 蓋 32 ハンドル 33 ピン継手 34 係合部材
フロントページの続き (72)考案者 扇 秀樹 名古屋市中川区笈瀬町1の35 アサヒ精機 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスコックにおいて、栓の流体通過孔の
上下方向中心が接続部ねじの中心軸に対して偏倚してい
ることを特徴とするガスコック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091728U JP2551742Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ガスコック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091728U JP2551742Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ガスコック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542843U true JPH0542843U (ja) | 1993-06-11 |
JP2551742Y2 JP2551742Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=14034573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091728U Expired - Lifetime JP2551742Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | ガスコック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551742Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223607A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 株式会社ケイヴイシー | 四方弁プラグバルブ構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881257A (ja) * | 1972-02-01 | 1973-10-31 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP1991091728U patent/JP2551742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881257A (ja) * | 1972-02-01 | 1973-10-31 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223607A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 株式会社ケイヴイシー | 四方弁プラグバルブ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551742Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970527 |